2015年4月22日水曜日

山行祈願!! 飯能アルプス縦走 その2 【伊豆ヶ岳 子ノ権現 浅見茶屋】

飯能アルプス縦走後半戦です!
前回辿りついた武川岳を後にして伊豆ヶ岳に向かいます。

武川岳から500mぐらい一気に標高を下げた場所にある山伏峠です。
ここを横断して再び400mくらい登り返し伊豆ヶ岳を目指します。

ここに来てこのレベルの登り返しはキツいなぁ~。
まあ、でも今回は楽しむよりは鍛える登山なので、がんばっていきましょ!

伊豆ヶ岳に到着!
この伊豆ヶ岳は芦ヶ久保駅手前の正丸駅から気軽に登れるので、一気にハイカーが増えました。
さすが久々の晴天の日曜日、狭い山頂に人がいっぱい。
あんまりのんびりできなそうなのでさっさとゴールの子ノ権現に向かいます。

途中の登山道です。
真っ直ぐ伸びた木々が印象的だったので一枚。
道も前半戦に比べて整備がいき届いており、とても歩きやすいです。
トレイルランナーもいっぱいいました。

ゴール!子ノ権現に到着!
芦ヶ久保駅を出発して7時間で辿りつきました。結構ハイスピードだったかな。

いやはや、全体を通してアップダウンが激しくかなり疲れました。
でも、久々にやりきった感が強く心地よいです。

よく写真で見るでっかいわらじです。

お守りも買いました。
今年も足腰に異常無く、楽しい山行をできますように!(-∧-)

山行祈願も無事済ませ帰路につきます。

帰りに昼飯に手打ちうどんで有名な「浅見茶屋」に寄りました。


肉汁つけうどんと、天草きなこ黒蜜アイスを頂きました。

噛み応えのあるうどんとちょっと濃いめの肉汁が絶品!お世辞抜きでホント美味かったです。
かなりオススメ!

で、実はこの浅見茶屋の御主人が自分が勤める会社の同期の親戚って事でちょっと挨拶。
とても気さくで人懐っこいおじいちゃんで、しばし雑談。
吾野駅まで歩いて帰る事を話すと、初対面にもかかわらず車で送ってくれました。
疲れていたのでホント助かります。ありがとう御座いました!

うどんも絶品だったので、また行こうと思います。

吾野駅です。
ここから車を置いた芦ヶ久保駅に戻ります。

もともと鍛える登山が目的で選んだ今回のコースでしたが、予想以上に疲れました。
久しぶりに次の日から筋肉痛にもなり、ある意味目的達成!

夏の山行前の良い訓練になりました。


おわり。

2015年4月19日日曜日

山行祈願!! 飯能アルプス縦走 その1 【二子山 焼山 武川岳】

4月に入り本格登山シーズン開幕!!
自分にとって本格的に山にハマって2年目になります。
今年はどんな風景や感動に出会えるか今から楽しみでしょうがありません。

さて、登山の事を色々調べ始めた去年の夏から一つ気になっていた場所がありました。
それは埼玉県飯能市にある「子(ね)ノ権現」です。

ここは全国でも珍しい足腰守護の神さまが祭られている場所で、スポーツ関連や登山、ハイキングの愛好家が多く参拝に訪れるということです。

自分も前々回のブログでも書いたように、2年前に椎間板ヘルニアを発症しているので、今も爆弾を抱えた状態で登山をしているようなものです。

そこで、本格夏山シーズン前に今シーズンも足腰に異常なく山々を巡れるようにと「子ノ権現」に祈願しに行く事に。「子ノ権現」自体は車で誰でも行けますが、在る場所は飯能アルプスの1ピークって事で今回は飯能アルプス縦走も兼ねて行ってみました。

飯能アルプス(二子山→焼山→武川岳→伊豆ヶ岳→子ノ権現)
*写真は焼山から見た二子山です。

標高:1052m(本コースの最高峰「武川岳」)
日付:2015/4/12
コース:芦ヶ久保駅→二子山→焼山→武川岳→伊豆ヶ岳→子ノ権現→浅見茶屋→吾野駅
時間:6:00~13:30(浅見茶屋まで)

今回は山と高原地図でのコースタイムでは9時間オーバーなので道の駅果樹公園あしがくぼの第二駐車場に車を置いて早朝6時に出発!。

写真は登山口入口の西武秩父線の線路下を抜けるトンネルです。
なんか秘境への入口って感じで良い雰囲気ですね。

二子山山頂直下の急登です。
前日の雨のせいで地面はヌルヌルで手を使わないと登れませんでした。低山ですがハードですね。

二子山山頂です。
山頂自体は樹林帯で展望はありませんでしたが、ちょっと進むと一部展望が開けています。


ヤッホーーーー!
武甲山と雲海がかかる秩父市街が広がります。秩父市街の後ろには両神山、更に後方に浅間山が見えます。
早朝の澄んだ空気と青空が最高ですね!

で、ここからちょっと注意点。
地図には二子山の雄岳から焼山に向かう道のみ書かれていますが、実際には東側の甲仁田山に向かう道もあります。
どちらの登山道にもマーキングがあり、マーキングだけを見て進むと間違えてしまうので注意しましょう。

自分も少し進んだ所で違和感を感じ、方向を確認すると逆に行っていることに気付きました。
樹林帯の低山だと展望が少ないので道迷いし易いって事を身をもって体験できました。

二子山の次のピークの焼山です。

ここからは半分削られた武甲山の痛々しい姿が見えます。
1940年から秩父石灰工業によって進められた石灰岩採掘によって山の北側は崩壊が進み、山頂も位置も変わってしまっています。

数千万年かけて海底が隆起してできた山をたかだか70年で壊してしまう人間ってやっぱり恐い生き物なんだなって感じました。

本日コースの最高峰「武川岳」に到着しました。
残念ながらここはほとんど展望はありませんでした。

ここまででもアップダウンが激しく累積標高差は結構ありそう。
とりあずここで小休止しました。

色々書いていたら結構長くなったんで、今回はここまで。
次回につづく!

2015年4月14日火曜日

日本温泉巡り その8 【福島県 岳温泉 鏡が池「碧山亭」】

日本温泉巡り、その8!
今回紹介するのは福島県の安達太良山の山麓にある「岳温泉」です。

前のブログでも紹介した3/21の安達太良山登山の帰りにお邪魔しました。

安達太良山は未だに火山性ガスの為、立ち入り禁止区域もある火山なので、その山麓にある岳温泉には期待がつのります!


多数の温泉宿がある中から今回選んだのは鏡ヶ池のほとりにある「碧山亭」さんです。
さすがに人が多かったので浴槽の写真はありません。

では、いただきまーす!

肌にピリっとくる感じと湯船に浮かぶ湯の花はさすが良質の酸性泉といったところでしょうか。
登山の疲れた身体に沁みる~。

安達太良山を望める露天が良い感じでした。
ついさっきまで登っていた山を見ながらの温泉は至福ですね!

泉質としては酸性泉の良い所はしっかりと押さえていて十分人に勧められるレベルだと思います。

ただ、個人的には少しインパクトが弱く、北海道の川湯温泉の5割、草津温泉だと3割程度、加水したような印象を受けました。
なので、全国屈指の名湯かと言われるとNoですが、十分名湯と言えるので安達太良山登山と一緒に如何でしょうか。

さて、季節も夏に向かうにつれ温泉に行く頻度も減ると思いますが、冬は雪に埋まり夏にしかいけない温泉もあるので夏も引き続き名湯秘湯を巡りたいと思います!!

2015年4月9日木曜日

続 足の故障 【まだ走れない~】


さて、久々にマラソンネタです。

定期的にブログ(近況)を見てくれている人たちは知っていると思いますが、2012年末の「つくばマラソン」を完走した後、走ると足に神経痛が生じ走れなくなってしまいました。

その症状が、2年たった今現在どうなっているとかというと…、

実はほとんど治っていません!!

発症した直後は10mも走れなかった状態が、今現在は7キロ程度走れるまで回復はしていますが、フルマラソンをやっていたことを考えると「治った」とは言えない状態です。

結局、未だに本当の原因は不明。
MRI等による観察や診断でもわかりません。

でも、同時に腰痛及び坐骨神経痛による痺れも発症していた為、個人的には椎間板ヘルニアからくる神経痛の一種かと考えています。

こんだけ山登りしていてホントかよ!? って声が聞こえてきそうですが、本当です。
「走」と「歩」では身体に掛る負担はかなり違うって事なのでしょうね。


ただ、登山に関しても標高差±1500m、歩行時間9時間以上になると同様の現象が出るので、この条件以上の計画は組まないようにしています。
まあ、このレベルの山行はそうそう無いですけどね。

ここまでくるとフルマラソンを走れるレベルに回復できる可能性は低いかも知れませんが、日々の筋トレ、ストレッチを欠かさず、少しでも回復できるよう努力は積んで行こうと思います!


写真はよく走る霞ヶ浦湖畔沿いのランニングコース。
このコースを以前みたいに全力疾走できる日が来るといいなぁ~

2015年4月3日金曜日

ほんとうの空?を求めて 【福島県 安達太良山】

ここ最近は暖かい日も増えてきて、2014~2015年の冬山シーズンは終りが近づいてきました。
また、3000m級の高山ではまだまだでしょうが、初心者の自分としてが融雪が進むこの季節は厳冬期よりも恐いんで今シーズンの雪山はもうやめておこうと思います。

そんな訳で、締め括りとして福島県の安達太良山に登ってきたのでその山行をレポします!

「安達太良山」
標高:1700m
日付:2015/3/21
コース:奥岳登山口(あだたら高原スキー場)→薬師岳→山頂(乳首)→くろがね小屋→奥岳登山口
参考:http://www.adatara-resort.com/green/around.stm
時間:7:30~13:30

安達太良山は昨年の5月下旬に登って以来2回目です。
前回はマイナーな塩沢スキー場から登りましたが、今回は残雪期って事で一番メジャーな奥岳登山口からです。

では出発!!

最初はスキー場のゲレンデ脇をもくもくと登ります。
オープン前なので誰もいません。
昔はスキーもやっていたので、何故自分はゲレンデを汗だくで登っているんだ??ってちょっと虚しさを感じました。

ゲレンデを外れるとやっと雪山らしくなります。
雪の白と抜ける青空のコントラストがやっぱり綺麗ですね!

最初のピークの薬師岳に到着!
「この上の空がほんとうの空です。by二本松市」
ちょっと言い過ぎのような気がしますが、こういう空に出会えるのは山の上だけだと思います。

薬師岳からは傾斜のゆるくなり、気持ちのよい尾根歩きなります。
景色もよく危険個所も少ないのでバックカントリースキーヤーもいっぱいいました。
っていうか登っている人の半分くらいはスキー板を持っていました。


…また、スキー再開しようかな。BCに興味が出てきました。

山頂なり!晴天の土曜日だったので人がいっぱいかな~って思っていましたが、山頂にいるのは自分も含めて3人。
せっかくなんで、ちょっと早いですが山頂で絶景を拝みながら昼食をとりました。

磐梯山

那須岳方面

吾妻山方面

この日は風も弱く、山頂でのんびりできました。

二本松市街を眼下に下山します。

下山路では団体さんを含めて総勢50人くらいとすれ違いました。
さすがは人気の冬山、早めに登っておいてよかった~。

レポは以上!

さあ、これから新緑の春山シーズン!
色々計画してるので楽しみだ!!