阪神ファンでも野球ファンでもありませんが、小学生の頃に住んでいた社宅の下の階の住人が熱狂的な阪神ファンだったせいか、今でもこのタイトルのフレーズが頭に残ってしまっているんですよね…
そんな訳で妙な親近感を持ってしまっている「六甲山」。
山を嗜み始めた頃からいつかは登りに行こうを思っていましたが、家近くの茨城空港から金曜夜の神戸便を使えば仕事休みを取らずに土日フルで遊べる事がわかり、さくっと行って来たので今回はその山旅を紹介します。
六甲山だけだとちょっとボリューム不足なので、合わせて行った大阪・神戸観光もちょこっと紹介します。
「六甲山」(931m)
*神戸空港から望む六甲山
2023/3/19
コース:芦屋川駅→(ロックガーデン)→東おたふく山→六甲山頂→有馬温泉駅
道頓堀!通天閣!串カツ!
大阪最高ーーー!
って山旅レポなのに大阪観光から始まってすみません。
本当は土曜日に早朝から1日掛けて新神戸駅~宝塚までの半山縦走する予定だったのですが、その日は雨模様…
その腹いせに昼前からベロベロになって大阪観光。
でも大阪は初めてだったのでめっちゃ楽しかったですけどね!笑
うえーい!
では、気を取り直して六甲山山旅レポ始めます。
入山した日曜日は夕方便で茨城に戻るので実質山を歩けるのは半日程度。なので予備として考えていた芦屋川駅から有馬温泉に抜けるお手軽コースとしました。
芦屋川駅から住宅街を抜けロックガーデン入口の高座の滝がある「滝の茶屋」までやってきました。住宅街に近いのでここまでは登山客よりは散歩に来る地元の方が多い感じです。
高座の滝を過ぎるとロックガーデンと名の通り岩場の登りが続きます。
岩場と行っても登りやすい段差で足元はしっかりしていて危ない所は少なく気楽に楽しめる感じです。
さくさく標高を上げて風吹岩に到着。
後ろを振り返ると神戸と大阪の都市部の景色が広がります。
この日はちょっと霞みがかっており遠望はイマイチでしたが、朝日に照らされキラキラしている街並みは宝石みたいで綺麗でした。
途中ゴルフ場を横断して雨ヶ峠に到着。
時間に余裕があるので地図に展望良しと書いてあった「東おたふく山」に寄り道する事にします。
ピークっぽさは皆無ですが(笑)東おたふく山の山頂です。
北側は開けており大阪のビル群が望めました。もうちょっとスッキリ晴れていれば奥の紀伊半島の山々もはっきり望めていたかも。
この後は山頂に向かって最後の登り。
登りと行っても傾斜も緩く整備もしっかりされているので登山というよりハイキング気分です。
六甲山稜線を通る車道まで上がってきました。
って、なんかずいぶんと賑やか…っていうか全体的にやかましい感じ。汗
後で調べてみたら、この日は六甲キャノンボールっていう非公式のトレラン(?)大会があったようです。どうりでノリが軽い人達が多かった訳だ…笑
ここからちょこっと車道を登って六甲山山頂へ。
空気は霞んでいましたが絶好の晴天!ありがとう御座いました!
とりま山頂や近くの休憩所は人が多くて落ち着けなかったので、さっさと魚屋道に入って有馬温泉に向かって下山開始。
魚屋道は傾斜の緩い広い路が続きます。
木漏れ日が良い感じの道で森林浴には良いかもですね。
とは言え、特に見所も無いので無心で歩いていたら、あっと言う間に有馬温泉に下山。笑
お疲れ様でしたー!
有馬温泉と言えば関西が誇る一大温泉地!
山と同じく温泉巡りを生業としている自分としては、今回の旅はこの有馬温泉に来るのも大きな目的だったのでゆっくり散策する事に。
良い天気だけあって凄い人です。
都市部から近い温泉観光地だけあって老若男女多くの人が集まってきてますね。
街中は昔ながらの、ってよりは流行に合わせたお店が並んでおり、どちらかと言えば若者に合わせているように感じました。
街歩きより温泉がメインな自分はもちろん「銀の湯」「金の湯」へ。
どちらも昔から名湯なのでしょうが…うーん…
あきらかに温泉の規模に対して入りに来る人が多く、加水循環塩素消毒を加えて名湯を台無しにしており温泉の質としては及第点以下。
色々言いたい事はありますが、観光地としては成功しているようですが温泉地としてはもう終わってる感じですね。
今の状態では再訪は無さそうです。
有馬温泉を後にして電車で新神戸駅まで戻ってきました。
飛行機までまだ余裕があったので時間が許す限り異人館街を散策。
こちらも有馬温泉に負けず多くの人で賑わっていましたが解放感があるので気持ち良く散策できました。
その後は荷物を預けておいたホテルに戻り着替えて帰路へ。
六甲山は予定変更で短縮コースとなりましたが、合わせての目的としていた大阪・神戸・有馬温泉観光も出来て概ね満足の関西旅になりました。
自分にとっては関西の都市部にちゃんと立ち寄るのは初めてだったので雰囲気そのものが新鮮でしたね。
今回は定番観光スポットを駆け足で巡っただけだったので次来る機会があればちゃんと下調べして、もうちょっと深く楽しみたいと思います!
以上です。