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2020年3月22日日曜日

そこは火の国 九州霧島 番外編「桜島」【鹿児島県】

前回の高千穂峰で締める予定だった2019年11月の九州霧島ツアーのブログですが、やっぱり書かない訳にはいかないと思い、番外編として「桜島」を紹介!!

登ったとは言えないので書こうかどうか悩んでましたが、火の国九州を代表する山であり二百名山であり、山ブログとしてはやっぱり書かない訳にはいきませんよね~

「桜島」(1117m *一般人が行ける最高点は湯之平展望所(373m))
*有村溶岩展望所から望む
2019/11/17

桜島といえば鹿児島湾に浮かび、毎日のように噴煙を上げており、近隣に人たちにとっては日常の風景なんでしょうが、自分のような関東民にとっては非日常そのもの。

山を始める前であまり地理に詳しく無い頃は、海から富士山のように小規模な噴火を繰り返しながら山の形を成す成層火山かと思っていましたが、鹿児島湾自体が姶良カルデラという巨大なカルデラで桜島はそのカルデラの一角にできたニキビみたいなもんだ、って知った時は驚いた記憶が残っています。
まあ、そんな訳で「いつかは近くでみて見たい!」と思っており、今回の旅で訪れる事となりました。

当日、宿泊先だった妙見温泉を早朝出発。
この日は昼前には霧島山に戻り高千穂峰を登る予定にしたので未明に出発。

鹿児島湾沿いの道路を走っている時に日の出を迎えます。
鹿児島湾に浮かぶ朝陽に照らされた桜島は異様な迫力を感じつつも幻想的。
なんか、もう既に圧倒されてしまいました。
凄い…

そのまま車を走らせ「有村溶岩展望所」にやってきました。
ここは溶岩大地に作られた桜島随一の展望スポット。
目前に迫る桜島が大迫力!!もう卒倒しそうです(笑)

そして、展望所の遊歩道を歩いていると…

音も無く、一際大きな噴煙がバフン!と噴き出しました。
自分も含め近くにいた観光客がみんな歓声。
地元にしてみればいつもの光景なんでしょうが、自分たちにしてみれば大事件。
大地の息吹を感じられました。

有村溶岩展望所を後にして、西側にある湯之平展望所までやってきました。
実質、桜島で一般人か来れる最高点って事で、桜島踏破!
ありがとう御座います!

桜島の本峰はつい先ほど噴き出した火山灰でモックモクでしたが、


鹿児島市街地方面や、南側には薄っすらと開門岳の展望が楽しめました。

短い滞在でしたが、こんな感じに桜島を満喫。
午後の高千穂峰登山が無ければ桜島の麓の街を散策してみたかったですが、それはまたの機会に…。

ちょっとした滞在でしたが、口の中や耳の中が火山灰でじゃりじゃり。
観光として来る分には楽しいですが、やっぱり住むのはなかなか厳しそうですね…

以上です!

2020年3月19日木曜日

そこは火の国 九州霧島 その2「霧島山 高千穂峰」【鹿児島県 宮崎県】

さて、その2は前回の韓国岳に続いて霧島山ツアー2日目に登った「高千穂峰」を紹介します!

この「高千穂峰」は中央に急峻なピークの成層火山と、その東西に御鉢と二ツ゚石という寄生火山を有する独特な山容で、霧島山の一角に数えられながらも二百名山を冠する山です。
また、日本神話の中で天照大神の孫であるニニギノミコトが降臨し、青銅製の天逆鉾を突き立てたとの言い伝えや、日本初の新婚旅行とも言われる坂本龍馬が妻のお龍の旅路で訪れたとの逸話が多く残された山であり、最高峰の韓国岳よりこっちの方が霧島山の主役じゃない?って印象を持っていました。

あまり百名山に拘りが無い自分としては、天気によっては韓国岳よりも優先して考えていました。

では、どんなお山だったのか紹介!

「高千穂峰」(1574m)
*御鉢から望む高千穂峰の本峰
2019/11/17 
コース:高千穂河原からのピストン

スタートは高千穂河原の大駐車場から。
この付近の紅葉はちょうど見頃だった事もあり観光客も合わせて大賑わい。

この日は午前中に桜島観光に行っていたので出発は午後から。
桜島観光は最終日の明日に回す予定でしたが予報は雨。高千穂峰自体も半日あればどうにかなりそうだったので、やりたい事はやってしまおう!と頑張ってみました。

登山口とは別方向ですが、駐車場から少し進む霧島神社の古宮跡があります。
高千穂峰を御神体として崇めるように建っている大きな石の鳥居の神々しさに圧倒されました。

では、再び駐車場に戻り登山口から入山!

麓の紅葉は素晴らしく見渡す限りの錦の世界でした。


紅葉回廊もあっという間に過ぎ御鉢への登りへ。
御鉢への登りはかなりのザレ場。距離は短いもののなかなか体力をもっていかれます。


ああああーーー凄い!
御鉢の火口縁に立った瞬間、巨大な火口クレーターと火口壁の迫力に思わず声が出てしまいました。
韓国岳とかに比べると火山としては若く、まだまだ熱量を感じるその荒涼とした大地は火山の魅力そのもの。

しばし、正面に高千穂峰の本峰、右手には火口、後ろには霧島山の峰々を望みながらの空中散歩。
登山口からたかだか1時間程度でこの絶景を見れるなんて最高しかないじゃないですか!!

そして、火口縁を更に進んだ後に少し標高下げ、本峰への最後の登り。
前日と違って気温も高いせいか、雲も沸いてきたので少々急ぎ足で山頂を目指します。

流れる雲の中最後の登りをえんやこりゃ~。
御鉢への登り程ではありませんが、ここも結構なザレ場。
気持ちばかりに丸太が置いてありますが、あまり役には立ちません(笑)
登りは良いですが下山時はかなり足元をすくわれるので注意!

山頂到着!
ありがとう御座いました!

山頂には伝記に伝わる天逆鉾が天を突いていました。
これだけ下界とは一線を画し、大地の力強さを感じる山であれば、昔の人がこの山に神々の存在を感じるのは当然の事のように思えます。

到着は2時過ぎでしたが、山頂では多くの人が休憩してました。
高千穂河原からなら往復3時間ちょいのお手軽登山なので、軽装な人も多いようです。

休憩してた地元の方に話を聞くと、学校の遠足とかにも使われるようなので、思ったより身近な山なんですね。

山頂ではちょっと雲多めになってしまいましたが、雲の切れ間から霧島山の峰々が拝めました。
もうちょっと展望広がらないかな~、と思って1時間程度待ってみましたが、雲は濃くなる一方。
宿のチェックイン時間もあるので、下山開始。

下山も迫力の火山地形を堪能し、そのまま高千穂河原に下山完了。
お疲れ様でした!

いや~、あっと言う間の半日登山でしたが、荒涼とした火山地形が好きな自分としては大満足!たかだか3時間程度の登山で、これだけ別世界を感じられる山はそうそう無いと思います。
個人的には霧島山に登るなら韓国岳よりオススメしたいですね。

もし、霧島山に来る事があればちょっとした隙間時間に登れると思いますので、韓国岳だけでは無く高千穂峰にも是非登ってみて下さい!

やっぱり九州最高!!

以上です。

改めて今回の九州ツアーで巡ってきた温泉の紹介ブログへのリンクも貼っておきますので、参考にして下さい!(宣伝)
新湯温泉 「霧島新燃荘」
霧島温泉「湯之谷山荘」
前田温泉「カジロが湯」

2020年3月13日金曜日

そこは火の国 九州霧島 その1「霧島山 韓国岳」【鹿児島県 宮崎県】

九州…
そこは山好き&温泉好きにとっては夢のような場所です。

過去、山に興味を持ち始め日本の山々の成り立ちについても調べていたところ、九州そのものが火山みたいなもので世界的に見ても巨大な火山活動があった阿蘇カルデラや、鹿児島湾自体が姶良カルデラという巨大なカルデラだった事を知った時はロマンを感じると同時にとてもワクワクしました。

それ以来、ここ数年は毎年1・2回は九州を訪れ、毎回のように火山が織り成す風景と素晴らしい温泉に感動をもらっています。

お山で言えば屋久島・くじゅう・祖母・開門は既に登っており、メジャーどころで言えば残りは阿蘇山と霧島山になるので、今年(2019年)はどちらかに行こうと考えたところ、阿蘇は活発な火山活動で核心部へは行けないようなので、今回は霧島山としました。

温泉に関しては既に過去のブログで紹介してしまったので、今回からは霧島山の登山レポを綴っていきます!

「霧島山(韓国岳)」(1700m)
*大浪池周回コースから望む
2019/11/16
コース:えびの高原→韓国岳山頂→韓国岳避難小屋→大浪池(周回)→えびの高原

霧島山はwikiで見てもらえばわかるように多くの火山で構成される火山群の総称で、綺麗な円形の火山湖が点在する風景は日本の山々の中でも一線を画してると思います。
自分も初めて霧島山の地形図を見た時の興奮はよく覚えています(笑)

さて、今回3日間の九州遠征で韓国岳に登ったのは初日。
初日は移動日で飛行機を使うといっても鹿児島インが昼前になるので、当初の計画では山ではなく桜島観光と温泉巡りと考えていました。
しかし、約束された晴天は初日のみという事で、少々急ぎ足ですが韓国岳に登る事に。

登山口は宮崎県側のえびの高原。
鹿児島空港からも近く無事昼少し前に到着。空港から近いのは自由度が上がるのでホント助かります。

連休初日でしたが雲一つない晴天ということで広い駐車場もほぼ満車でした。


えびの高原には霧島山が望める遊歩道が整備され、登山客以外にもたくさんの観光客がいます。
紅葉も終わりに近いですが、まだまだ綺麗でゆっくり散策したい気分に駆られましたが、まずは登山!急ぎ足で登山口を目指します。

遊歩道の一角にある登山口です。
現在は多少落ち着いていますが、以前よりは火山活動が活発な霧島山。
今回も何事もなく登れますように…、と一礼していざ入山!

登山口からしばらくは単調な樹林帯ですが、場所によっては紅葉が綺麗で楽しめました。


五合目の手前くらいから森林限界を超え背後に硫黄山や御池方面の展望が広がります。
真っ白な硫黄山が印象的ですが、こちらの登山道は火山活動の為閉鎖中(2019年11月現在)。
閉鎖が解かれたら行ってみたいですね~

更に標高を上げると大浪池や鹿児島湾方面の展望も広がります!
桜島も元気一杯噴煙を上げていました。

左手には韓国岳の巨大な火口クレーターがぽっかり。
この韓国岳の噴火は数万年前と言われていますが、すぐ隣の硫黄山や新燃岳は今当に活動中なので、霧島山全体で見ればまだまだ現役って事なんでしょうね。
山の神様を怒らせないように、自然に敬意を払って登らしてもらいましょう!

そして、程なく韓国岳山頂へ!
ありがとう御座います!
えびの高原からの登山道は危険箇所も無い為、ハイキング気分の軽装の方もたくさんいました。

山頂からは現在は立ち入りが規制されている新燃岳と急峻なピークが特徴なイケメンな高千穂峰がばっちり!
霧島山で一番楽しみにしていたこの景色、最高の天気の中見れて感謝です!

それにしても、あの新燃岳の平坦な山頂から上がる噴気の多さ…、地球の熱量を感じますね。

急ぎ足できたお陰で時間も余裕ができたので、山頂を堪能した後、大浪池の方に下ってみる事にしました。

下りはなかなかの急坂!木道がありますが、所々崩れかかっている場所もあるので要注意。

韓国岳避難小屋の分岐です。
大浪池登山口から登ってきた人たちも多いようでたくさんの人が休憩してました。

ここからえびの高原への下山路もありますが、折角なので大浪池を一周してみる事に。


大浪池の周回コースは基本樹林帯ですが、時折展望が広がるスポットがあります。
空の青を湛えたコバルトブルーの大浪池と縁を彩る紅葉が最高に綺麗でした!

ちょうど韓国岳との対角までくると韓国岳と大浪池が一望できる素敵スポットがあります。
最短のえびの高原から韓国岳ピストンでは見れない景色なので、見てない人もいるかも知れませんが、この景色は一見の価値あり!寄り道して良かった!

大浪池を周回して再び韓国岳避難小屋の分岐まで戻りえびの高原までの帰路に着きます。
この路は人の入りが少ない様で、えびの高原まで誰一人会わずに静かな山が楽しめました。

下山完了~お疲れ様でした!

ちょっと時間を気にした急ぎ足の山旅でしたが、最高の天気の中、霧島山最高峰の韓国岳に登れて良かったです。
ここ何回かの遠征山旅ではあまり天気に恵まれて無かったので、今回も行く前は不安でしたが、その不安を一蹴する会心の天気で満足でした。

とは言え、今回の霧島ツアーは始まったばかり!
次の日には「高千穂峰」に登ってきたので、その2にはその模様を綴ってきたいと思います。

では、その2へつづく!

2020年3月3日火曜日

日本温泉巡り その88 前田温泉「カジロが湯」【鹿児島県霧島市】

雪見温泉がしたーーい!!と意気込んで先日(2月中旬)に東北温泉旅に行ってきましたが、記録的な暖冬のせいで雪が少なく不完全燃焼になってしまっている今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?

季節は既に3月となり暦は春突入ですが、自由に動ける休みと降雪予報が重なれば再び東北突撃も辞さぬ気分です。
とは言え、これからもこんな冬が普通になってしまうと思うと寂しい限りです…

さて、前置きはこれくらいで温泉巡り その88は前回に引き続き昨年の晩秋の九州旅で見つけてきた名湯の一つ、前田温泉「カジロが湯」を紹介します!


この「カジロが湯」が在るのは多くの温泉宿が軒を連ねる霧島温泉郷のど真ん中。
どうして、霧島温泉じゃ無くて前田温泉を冠したのか??ってちょっと気になって調べてみたら、この温泉の源泉を持って人が前田さんって事で自宅の源泉(羨ましい!!)だったのを公衆浴場にして一般に開放したようです。

外観は昭和の香ばしさが残りなかなか良い雰囲気。
温泉前の駐車場は少し小さいですが、徒歩10分くらいの場所に温泉郷の無料大駐車場もあるので、混雑時はそちらにどうぞ。

レベルの高い霧島温泉にある唯一の日帰り温泉施設、如何なものか?
では、いただきましょう!

濃い湯けむり、風呂場に響く豊富に注がれるお湯の音、そして微かな硫黄の香り!
風呂場に入った瞬間に確信する良泉の予感。

はぁぁぁぁ~、染みるわ~~

泉質は単純温泉って事ですが、わずかに白濁し硫黄も香る非常に上品なお湯。
濃厚白濁温泉が多い霧島の中では少し異彩ですが、逆に人を選ばないお湯かと思います。
源泉温度は72℃と非常に高温なので、やや熱めですが、それがなんか公衆浴場っぽくて個人的には好印象。

こちらは露天風呂。
街中なので周りは塀に囲まれていますが、広い空を望みながら温泉を堪能できます。

また、施設外では高温の源泉を利用して温泉卵や蒸かし芋を売ってます。
いずれも温泉の良い香りが染みて絶品でした。お立ち寄りの際には是非どうぞ。

いや~さすがの霧島、公衆浴場もレベルが高くて満足です!
しかもお値段は¥390と格安!
このクオリティが家近くにあれば毎日行くわ!!!と断言できる良泉でした!

以上です。

来訪日:2019/11/18
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2020.3月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・酸ヶ湯温泉 (青森県)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 ・玉川温泉(秋田県)
 ・鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
 ・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
 ・奥鬼怒温泉「手白澤温泉」(栃木県)
 ・万座温泉「豊国館」(群馬県)
 ・熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
 ・白馬鑓温泉(長野県)
 ・塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
 ・新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
 ・吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2020年1月28日火曜日

日本温泉巡り その87 霧島温泉「湯之谷山荘」【鹿児島県霧島市】

さて、もう1月も終わり。
季節は冬真っ盛りですが、今年の冬は本当にどうしてしまったのでしょうか!?

通常なら南下してくる寒気も日本の北で止まってしまい、暖冬&南岸低気圧連発という異常自体。本来あるべき日本の冬の姿にならない場所も多く寂しい限りですが、雪の多い地域の方々は過ごしやすくなり、決して悪い事だけでは無いこともわかります。
しかし、雪を当てにしたレジャーや観光はもちろん、本来雪という形で蓄積される水が無くなる訳ですから今後の農作物への影響が心配です。

ただ、最近は少なくとも自分が生きている間に日本の気候は大きな転換期を迎えてしまう気がしており、その流れはどうしようも無い所まで来ていると思っています。
古き日本が好きな自分としては悲しい事ですが、どうせ短い人生なのであまり悲観せずその年その季節をしっかり楽しんでいきたいものですね。

と、少々スケールの大きい前置きになりましたが、今回は温泉巡り その87として2019年11月に訪れた霧島温泉「湯之谷山荘」をお届けします!

「湯之谷山荘」が在るのはその名の通り霧島山の麓。
多くのホテルが立ち並ぶ霧島温泉郷の中心街から少し離れた山間にあります。

個人的には霧島山の温泉と言えば新湯温泉「霧島新燃荘」を筆頭に挙げますが、この「湯之谷山荘」も負けず劣らずの良泉という事で、今回は一泊して堪能することにしました。


入口は鄙びた雰囲気を醸し出していましたが、内装は非常に綺麗で好印象。
外国の方のお客さんも多かったのが意外でしたが、このクオリティーなら安心しておススメできますね!

では、噂の名湯頂きます!!

これはこれは、なかなか良き良き~~

泉質は薄めに白濁し、しっかり硫黄香る単純硫黄泉。
これだけでも十分名湯になりますが、更にこの温泉は一味違います。

写真の奥は熱めの単純硫黄泉ですが、手前の牛乳並みに白濁した湯は高濃度に炭酸が溶け込んだぬる湯の硫黄泉。
そして、真ん中はその熱湯とゆる湯の混合泉と泉質は同じながらも3種の温泉が楽しめる贅沢仕様!
しかも、熱湯とぬる湯の混ざる湯量も湯舟の構造で上手く調整されており、考え抜かれた湯舟には感動さえ覚えました。

いや~、あっぱれです!

こちらは貸し切りの露天風呂。
解放感があまり無いのが少し残念でしたが、建屋から少し離れており、更に貸し切りなので独り占め感が強いのは好印象でした。

ただ、宿泊客なら時間を決めて予約して入れますが、日帰りの場合は追加料金が必要で、更に宿泊客が入ってない場合に限るので日帰りで来る方は要注意です。

噂に違わぬ名湯でした!満足満足~

来訪日:2019/11/17
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2020.1月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・酸ヶ湯温泉 (青森県)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 ・玉川温泉(秋田県)
 ・鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
 ・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
 ・奥鬼怒温泉「手白澤温泉」(栃木県)
 ・万座温泉「豊国館」(群馬県)
 ・熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
 ・白馬鑓温泉(長野県)
 ・塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
 ・新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
 ・吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!