2023年5月21日日曜日

日本温泉巡り その125「柚木慈生温泉」【山口県山口市】

 さて、我が家の周りの田植えがほぼほぼ終わりを迎える5月下旬。
これから梅雨という一休みもありますが、いよいよ夏シーズン到来。
冬ももちろん好きですが、気兼ね無くどこにでも行ける夏が始まると思うとやっぱりワクワクしますね。
今シーズンはどこに行こうかな!

さて約2ヵ月ぶりのブログは昨年末の山口県温泉巡りで行ってきた「柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん)」さんを紹介します。

残念ながら山口県は日本の中でも温泉のイメージがあまり無い都道府県の一つ。
そういうイメージのせいか、旅好きな自分でも未だに訪れた事が無い県でした。
でも、秋吉台や下関など温泉目的以外でも行って観たい場所はあったので今回の旅を企画した次第です。

ただ、いざ行くと決めて温泉について色々調べてみると、興味ある温泉が出るわ出るわで、やっぱりイメージだけで後回しにしてたのはダメですねと反省。

その中でも今回紹介する「柚木慈生温泉」さんは旅中に最も良泉だと感じた湯です。


山口市街より東に車を走らせ約40分。
特に山の奥でも無い道沿いにその温泉施設はあります。外観は鄙びた商店兼民家のような佇まいで「あれ、本当にここだよね?」って感じで、看板が無ければ完全にスルーしてしまいそうです。

では、山口県唯一無二の良泉、いかがなものか頂きます!!

湯船は4人も入ればいっぱいのシンプルな内湯のみ。
泉質は薄く黄濁しわずかに錆臭・硫黄臭のするナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
そして、豊富に炭酸ガスを含んでおり、入るとあっと言う間に身体中は泡だらけ!
源泉は冷鉱泉なので湯船の中にお湯を入れる事で温度調整してますが、温泉の成分やシュワシュワ炭酸を最大限生す為にぬる湯になっているのが好印象。

身体から弾ける炭酸とミネラル豊富なお湯のおかげでぬる湯であっても身体は芯からポカポカ…

はぁーーー、これは極上と言うほか無いですね。
1時間近くものんびり入ってしまいました。

最初は加水加温してると知ってあまり期待してませんでしたが、そもそも加水して薄めないと身体に負担が掛かる程の濃い温泉だと聞いてなるほどなと感じました。

山口県内で一番の温泉と挙げる人が多いのも納得の極上湯でした!
温泉好きならこの湯だけの為に山口県に行くのもありですよ!

来訪日:2022/11/4
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.5月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!