2015年10月28日水曜日

旅食シリーズ その18 【長崎県五島市(福江島) 鬼鯖鮨(おにさばずし】

二回続けての旅食シリーズ!
その18!!

しかも、前回に引き続き長崎県五島市ネタ!

今回紹介するのは…

「鬼鯖鮨」 三井楽水産 
*購入場所は福江港ターミナル内の土産物屋

前回に引き続き長崎県五島市の旅食です。

まあ、要はしめ鯖なのですが、そこは海産物の宝庫の五島列島、ただのしめ鯖ではありません!

特徴としては近海で捕れた新鮮な真鯖を使用するのはもちろん、通常のしめ鯖に比べて旨酢に漬け込む時間を短くしているそうです。

実際に食べてみたところ普通のしめ鯖と比べて魚としての旨味や歯応えがしっかり残っていて食べ応えは抜群!
また、しっかりと押されていて小さいながらも米と魚が高密度に圧縮されボリュームも満天!

これは普通のしめ鯖とは一線を画していますね。
美味かったです!ごちそう様でした!

一応通販でも購入できるようですが、生もので冷凍もしないので配達に2日以上かかる場所は配達できないようです。
配達できない場所に住んでいる人には申し訳ないですが、そういう点はこだわりが感じられて好印象ですね。

是非、現地に行って食べてみて下さい!

以上。あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2015年10月17日土曜日

旅食シリーズ その17 【長崎県五島市(福江島) ハコフグの味噌焼き】

ネタに困った時の旅食シリーズ!
その17!!

今回紹介するのは…

「ハコフグの味噌焼き」

か乃う(長崎県五島市)

2014年冬の長崎県五島列島ふらり一人教会巡り旅の時にお邪魔しました。

自分は別にキリシタンでも何でも無いですが、次期世界遺産候補でもあった長崎の教会史跡群に興味があったのと、個人的な用事も絡めてこの時の旅行先に選びました。

本来、観光としての五島列島は夏の海レジャーがメイン。
自分が行ったのは真冬の2月なので街中も静かなもんでした。

でも、この時期は脂の乗った魚が近海に来るため魚が一番美味いって事を聞き、港近くの郷土料理の居酒屋「か乃う」さんに行ってみることに。

で、地元のお酒「五島焼酎」の肴に選んだのが、この「ハコフグの味噌焼き」!
これはフグ外皮をそのまま容器にして、ほぐした身と内蔵を味噌でじっくり焼き上げた五島の郷土料理です。
ちょっと甘めの味噌の中にプリプリの身と内蔵の苦味が混じり合い酒のつまみとしては絶品!

ごちそう様でした!

店から出るとすぐ前は港、風にのってくるのは潮の香り。
船のエンジン音と港の灯りがなんとも言えない風情を感じます。

なんか感性がすっかりオヤジになってますね。(汗

普段は絶対1人で居酒屋なんて行きませんが、旅行先では結構行ってます。
まあ、たまにはこんなんも悪くはないなぁって感じた一夜でした。


そうそう行ける場所ではないとおもいますが、あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2015年10月11日日曜日

日本温泉巡り その13 【岩手県 八幡平 籐七温泉「彩雲荘」】

久々の日本温泉巡り!その13です。

そろそろ温泉のベストシーズンに突入しますね。今シーズンも懲りずに温泉巡り続けて行きます!

さて、今回紹介するのは八幡平山麓にある籐七温泉「彩雲荘」さんです。
前のブログで綴っていたSW東北紅葉巡りの岩手山登山の帰りにお邪魔しました。

先に書いてしまいますが、この籐七温泉は個人的温泉ランキングの1位にすることにしました!
では、その極上温泉紹介します!

この籐七温泉は日本百名山の一つ八幡平の山麓に位置し、標高は1400mで東北地方で最も標高の高い場所にある温泉です。
もちろん冬季は雪に閉ざされるので行く事ができるのは毎年4月下旬から11月上旬までだそうです。

元々、存在は知っていていつかは行きたいなぁ~と考えていた温泉ですが、たまたまSWの最終日に1部屋だけ空きを見つけた事が切っ掛けで行ってみることにしました。

そんな訳でSWの東北山行はこの温泉に行く事が真の目的でした。

さて、噂に聞く極上温泉を堪能しましょう!

泉質は単純硫黄泉ですが濃さが半端ありません。しかもそれが流れてくるので無く足元からブクブク湧き出ています。よって鮮度が抜群!なんだこの温泉は!!
草津なんて軽く凌駕してます。一瞬で自分の温泉感が覆された気分です。


ロケーションも正面に岩手山を臨み、後ろには八幡平の紅葉の臨める抜群の開放感!
(*写真は別のHPより引用)

さ・い・こ・うです!!

女性の方は一応女性専用湯船はありますが、そこに至るまでは普通の混浴の湯船の間を歩いて行く必要があり実質的にはほとんど混浴。
更に開放感があり過ぎる為、横を走る一般道からも丸見えなのが注意。
でも、湯編み用のバスタオルがあるのでご安心を。

また、夜は街の明かりもほとんど届かないので満天の星空を見ながら温泉を満喫きます。
肉眼で天の川を見ながらの温泉なんて初めてです。凄過ぎる!

ここまででもう何も言う事はありませんが、頑張って早起きすれば…。


温泉入りながら御来光も堪能できます!
後ろの御来光に照らされた紅葉もお見事。

ああああ…、多分ここ以外のどこの温泉入っても満足できない身体になってしまったのでは?
もう、日本温泉巡りも最終回でいいんじゃね?

そんな訳で、泉質・露天の風景・レア度・雰囲気etc 何を取ってもパーフェクトって事で悩む事無くランキング1位認定です!!


(追伸)
このブログを読んで興味を持ってくれた普通の方々に諸注意。
この温泉山荘はあくまで山荘なので、部屋にTVありません、携帯通じません、部屋にトイレありません。廊下はちょっと傾いています。
これら不便さを楽しめる人におすすめします。
これらにクレーム入れるような人は絶対来ないで下さい。

こういう場所はずっと秘湯である事を切に願います。

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ちなみに、ランキングを整理します。

1位 籐七温泉「彩雲荘」 (岩手県)
2位 吹上温泉「みどり荘」 (鹿児島県)
3位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
4位 川湯温泉 公衆浴場 (北海道)*ブログ始める前に行ったので写真無し。
5位 新湯温泉「新燃荘」(鹿児島県)

今シーズンはこのランキングに入りこむ温泉に出会えるのかな?
楽しみだ!

2015年10月8日木曜日

SW 東北紅葉山巡り その3 【3日目 八幡平】

3日目(2015/9/23)は八幡平に登ります!
まあ、登るというよりはハイキングですね。

八幡平
標高:1613m
2015/9/23

コース:山頂レストハウス→山頂→源太森(周遊コース)
時間:8:00~9:30

前日は八幡平山麓「籐七温泉」の極上温泉で連日登山の疲れはすっかり吹き飛びました!

3山目もがっつり!と考えていましたが、さすがにSW最終日なので明日から仕事…、茨城までの道程は約6時間なのでお昼頃には帰路に就きたいと思い、山頂レストハウスからのお手軽ハイキングコースにしました。

事前調査から秋田県側の大沼からのコースが魅力的でしたが、それはまたの機会にって事で。

籐七温泉を後にして山頂レストハウス近くの岩手県側の無料大駐車場に止めます。
山頂レストハウスの駐車場は朝8時半から&有料って事でこっちの大駐車場が空いていればこっちをオススメします。

山頂周りの遊歩道は基本、石畳の舗装路か木道で成っていて登山靴で無くても問題ありません。

山頂!やったぜ!!
展望はありません。展望台がありますが、登ってもそんなに視界は広がりません。

最短コースで歩道を駐車場から20分も歩けば山頂に着きます。百名山の中でもピークハントの低難易度さではトップクラスです。
でも、こういう老若男女、どんな年齢でも行ける山は大切ですよね。

山頂に行くだけでは八幡平に来た意味はほとんど無いんで、八幡沼周囲の高層湿原を通り源太森まで行ってみましょう。

八幡沼を見渡せる展望台に来ました。
雲の上の別世界って言葉がぴったりな気がします。


八幡沼のすぐ横には高層湿原が広がっています。
金色に染まった草紅葉が綺麗ですね~。心地よい風も吹いており本当に気持ちよく歩けました。


小ピークの源太森から見る湿原と、安比岳方面の原生林です。

湿原の雰囲気は尾瀬に似ていますが、尾瀬みたいに高い山に囲まれている訳では無いので、空が広く開放感がすごいです。

山頂レストハウスに戻ってきました。
約1時間半、気持ちの良いハイキングでした。

さて、3回に亘って綴ってきたSW東北紅葉巡りは以上になります。

夏場は北アルプス方面で緊張感溢れる山行を繰り返してきたので、今回のような空や風景を見ながらゆったり登れる登山は久々でした。
やっぱり東北もいいですね!!

また、栗駒山を代表とする紅葉スポットは話に聞く以上です。今回は色付き始めって感じでしたが、それでも十二分に堪能できました。
山全体が染まる紅葉はアルプス方面では見れない風景だと思うので、是非一度は東北を巡ってみる事をオススメします!

以上!
また次の山で会いましょう!!

2015年10月5日月曜日

SW 東北紅葉山巡り その2 【2日目 岩手山】

2日目(2015/9/22)は岩手山に登ります!

岩手山
標高:2038m
2015/9/22
*八幡平アスピーテライン中腹より

コース:焼走り登山口→山頂(お鉢周り) ピストン
時間:5:50→9:20(山頂)→13:40


1日目の栗駒山はゆるゆる登山だったので2日目は少しキツめの山って事で岩手山に。

前回の栗駒山登山の後に温泉でさっぱりし、更に北へ向かい、焼走り登山口の駐車場で連日の車中泊。
本当に寝るだけの装備しか持ってきてないので特にやること無く、満天の星空を肴に軽く一杯呑んでさっさと就寝。

本格的に登山を始めて2年くらいですが最近やっと車中泊でも爆睡できるようになってきました。

おはよう御座います!今日も日の出と同時に起床。
山頂はガスっていますが、まあ朝だけだと思うので気にせず出発!

焼走りコースは最初は「焼走り溶岩流」といわれる大量の溶岩が冷えて固まった場所の横の樹林帯を歩きます。
てっきり溶岩流の中を歩いて行くものと思っていたのですが、違うようですね…

ほとんど景色も変わらないので無心になって進みます。

最初の展望スポットの「第2噴出口」に到着!
噴出口跡らしく周りよりも盛り上っているので、岩手山の全体が見渡せます。
ここから見ると富士山みたいですね。朝にかかっていた雲もすっかり抜けてくれました!

この後は再び樹林帯に戻りますが、次の第1噴出口を通過して斜面のトラバースに入ると一気に展望が開けます。
斜面に広がる紅葉のグラデーションがお見事!八幡平温泉郷の町並みも良くみえます。


途中の平笠不動避難小屋です。後ろにそびえる岩場が印象的でした。
ここから見上げる岩手山は紅葉に染まって綺麗でした。

最後の急登!
森林限界は越えており、絶景の中歩けるので疲れは気になりません!

山頂到着!
山頂で昼食を楽しむ予定でしたが、かなりの強風&極寒なので昼食はあきらめ、さくっとお鉢周りを楽しみましょう!

盛岡市方面

裏岩手連峰方面


山頂はドームの中心に荒涼とした大地が広がっています。
ドームの頂上のケルンがなんかエロいですね。もみもみ。

お鉢周りの後はさっきの避難小屋まで下山して昼食。そしてそのまま来た道を下山しました。
約6時間半の山行でした。

下山した後は登山口のすぐ横にある「焼走り溶岩流」を見に行きました。

この溶岩は登る時に通過した噴出口から噴出したもので、年代は今から約200年前と言われており比較的新しく、学術的にも貴重なものとされています。
なので遊歩道以外は立ち入り禁止で、溶岩の欠片も持ち帰り禁止になっています。

あの噴出口からこれだけの溶岩が流れてくるのはちょっと想像できませんね。
やっぱり自然の力ってすごい!

登山の後は、本日予約を入れていた宿(山荘?)の八幡平の籐七温泉に向かいました。
いや~、この温泉は最高でした!
その感想は追って「日本温泉巡りシリーズ」で紹介したいと思います。

3日目につづく!