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2024年11月24日日曜日

気になっていたあのお山【子持山(群馬県)】

さて、山ノボラーみなさんは「登る山」どうやって決めていますか?

日本百名山だから?写真で見た景色が綺麗だから?誰かに勧められたから?…
人によってその理由は様々だと思いますが、自分は「山登りに行った時に見えて気になった山」というのがあります。

今回ブログで紹介するのはそう言った理由で選んだお山「子持山」です。

前に赤城山や榛名山や武尊山に登った時や、関越道を走っている時に見える岩の塔が気になっており、あれを近くで見たい!って気持ちがあって今回いよいよ登ることに。

ではレポいってみましょう!

「子持山」(1296m)
*登山道から見上げる獅子岩
2024/4/22
コース:子持神社→屏風岩→獅子岩→山頂→浅間→二本木→子持神社

スタートは子持神社手前の駐車場。
最短で山頂踏むならもっと奥の屏風岩近くの駐車場で良いのですが、それだと物足りなさそうだったので子持神社を起点とした周回コースを歩くことに。

そんな自分はレアなのか、駐車場には自分の車が一台だけ。マイナーな山とは言え天気も良いのに少な過ぎやしませんかね…?(汗)

まずは子持神社に安全登山祈願。
季節は春も進んだ4月の終わりでしたが山の中は冷たい空気に包まれていました。

とりあえず車道を歩いて屏風岩近くの登山口へ。
車道途中の駐車スペースにはまあまあ車が止まっていたので登山者はいるようです。
ちょっと安心(笑)

そして、登山口を入るとすぐに屏風岩がドーーン!!
普通のカメラには納まり切れないほどの巨大な垂直の壁が立ちはだかります。
写真では伝えきれないこの迫力は是非生でみて欲しいですね!

屏風岩を後にして樹林帯を登り上がります。
まだ春の初めといった新緑具合ですね。秋は紅葉が綺麗そうです。

しばらく登ると一気に視界が広がり正面に大迫力の獅子岩が望めます。
そうそうこれが見たかった!

子持山は火山の中に残った溶岩がそのまま露出してできた山。
すっと昔はこの山の上に本体となるもっと大きな火山があったと考えるとロマンを感じますよね!

ここから見ると獅子岩には登れそうにもありませんが、側面を回り込むような感じで登山道は続き獅子岩の上部に行く事ができます。


獅子岩上部からは大パノラマが広がりますが、この日は黄砂のせいか遠望はイマイチでお隣の榛名山や武尊山が多少望める程度でした。
うーむ、残念。

ちょっと進んで振り返って獅子岩を見るとこんな感じ。
この方向からだと名前の通り獅子が咆哮しているように見えますね。

獅子岩から子持山山頂までは樹林帯が続きますが、まだ葉が生えてなかったのでチラチラと展望が楽しめました。

子持山山頂!
ありがとうございます。
うーんでも地味!笑

でもちょっと奥に行けば谷川岳方面が望めます。
まだ雪の残った稜線がかっこいいですね。


下山路は浅間山方面へ向かいます。
思ったより広くて歩き易い路で安心して歩けます。
途中にあった石祠がゆるキャラ感あって癒されました。


浅間山です。
特に目立ったピークではありませんが、登りで歩いた獅子岩方面の展望があります。

遠目なのでさすがに最初に感じた迫力はありませんが、山から突出しているあの異様さはやっぱり目を奪われます。


ここから子持神社までの尾根コースは特に見所はありませんが、所々ツツジが咲いて楽しませてくれました。
山と高原の地図だと「登山者少ない」と記載あって、CTも長めだったので路が荒れてるかと思ってましたが、全然そんなことなかったです。
誰かが整備してくれているのかな?

子持神社まで下山してお礼参り。
無事戻って来れました。ありがとうございました。

全体通すと見所は少ないですが、迫力の屏風岩や獅子岩、そこから望める群馬の名山達は一見の価値はあると思います。
思ったより路も整備されているので、あまり混雑してない山をのんびり静かに歩きたい人にはオススメしたい名山ですね!

以上です。
最後まで読んで頂けた方、ありがとう御座いました。

2022年8月23日火曜日

日本温泉巡り その120 霧積温泉「金湯館」【群馬県安中市】

 「母さん僕のあの帽子どうしたでせうね。ええ、夏碓氷から霧積へ行く道で落としたあの麦わら帽子ですよ。」

日本映画好きなら一度は目にした事のあるこのフレーズ。
そう映画「人間の証明」を代表する一文ですが、元があってそれは詩人 西条八十さんの「ぼくの帽子」という作品の一文です。

恥ずかしながら自分は「人間の証明」観てないので、どうしてこの詩が引用されたのかわかりませんが、この詩を読むと、いつかの遠い昔の青空と一緒になにか大切なものを忘れて、その忘れたものさえなにか忘れているような…そんなやりきれない気持ちになってしまうのは気のせいでしょうか…?

さて、前置きはこれくらいにして、今回紹介する温泉はこの詩の舞台となった碓氷峠近くにある霧積温泉「金湯館」になります。

訪れたのは6月初旬。
そろそろ気温も上がり温泉を楽しみにくくなる季節ですが、この「金湯館」は標高約1000mの山の中腹にあるのでこの時期温泉を楽しむにはちょうど良いと考えました。

また、アクセスには一癖あって宿まで一般の車は入る事はできません。
宿泊客は林道終点の駐車スペースに車を停めて30分ばかり山道を登るか、宿に送迎をお願いする必要があります。
(*日帰りの場合は宿の送迎は無いので徒歩限定になります。)

山屋の端くれの自分としては歩いて行く気満々でしたが、この時は途中の林道が工事中で駐車スペースまで車が入れない事から、宿の送迎バスを活用するしかありませんでした。
折角なら鼻曲山登山もしてみようと思ってたのですが、残念…

バスを降りて沢に向かって少しだけ降りると緑の木々の奥にその宿は突然姿を現します。
山の奥にしては非常に立派な建物ですが、所々山小屋の雰囲気を感じて個人的には良い感じです。

チェックインを済ませて楽しみの温泉へGO~!

お湯は僅かな硫黄臭で無色透明のカルシウム硫酸塩泉ですが、炭酸を豊富に含みあっと言う間に身体は泡だらけと、じわじわと沁みる感じが堪りません。

湯船は5人程度入れるかどうかの小ささですが豊富な湯量のおかげで鮮度は抜群。
湯温は38度程度のぬる湯でこの時期なら永遠に入ってられるベストな湯温。
内湯のみのシンプルさですが、外が見える窓は大きく開放感もまあまあですね。

時間もたっぷりあったので新緑と鳥の声を聞きながら最高の温泉時間を満喫しました。

湯冷ましに宿の庭まで散歩。
深い新緑の中、ゴロゴロ回る水車をみてると頭を空っぽにできますね(笑)
やっぱりこういう時間は必要…

世間から離れて山の空気をストレートに感じつつ温泉を楽しみたい方、おすすめです!

(オマケ)
この霧積温泉「金湯館」さんに入る前に、アプト道(旧碓氷線の廃線跡)を歩いてきました。




1枚目写真にあるめがね橋(碓氷第三橋梁)は有名ですが、それ以外のトンネル道や旧送電設備などなど、ちょっとした非日常を感じつつ冒険心をくすぐられる場所が多くオススメなので是非歩いてみて下さい!
小さなお子様は特に楽しめるような気がします。

来訪日:2022/6/4
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2022.8月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2022年5月14日土曜日

日本温泉巡り その117  伊香保温泉「横手館」【群馬県渋川市】

 日本には大きな温泉地がたくさんあります。
有名所では、草津温泉、塩原温泉、下呂温泉、有馬温泉、黒川温泉などなど…
こういった場所では数多くの旅館やホテルが立ち並び毎週のように多くのお客さんが訪れます。
ただ、そういった場所ではその温泉地を象徴する湯が全ての宿泊施設で楽しめるかと言えばNoです。「〇〇温泉」って冠を見て行ったはいいけど、「あれ?ちょっと想像と違うな」って感じた人はいるのではないでしょうか?

個人的には今回紹介する伊香保温泉もその一つかと思います。
伊香保を象徴する湯は鉄分豊富な茶褐色の「黄金の湯」。
ただしこれだけ温泉地の規模が大きくなると源泉を分配・加水・循環したりして使っている宿も多く、源泉そのままを楽しめる宿は限られてしまいます。

じゃあ、本物を見つけるコツは?と言われると、ぶっちゃけ現地に行ってみるまでわからん!と言うしかありません。
宿のHPか何かで温泉分析書でも公開してれば参考になるのですが、そうしてる宿もそんなに多くないですしね…

まあ、ぶん投げ気味の前置きになってしまったお詫びに、伊香保温泉で本物の伊香保の湯が楽しめる宿として「横手館」さんを紹介したいと思います。


「横手館」さんは江戸時代創業の伊香保温泉の中でも老舗中の老舗。
あの石段を登り切った先にある伊香保神社にほど近い場所に在ります。

歴史ある総桧造りの木造建築は印象に残っている方もいるのではないでしょうか。
一見敷居が高く立ち寄り湯はやってないような印象を受けますが、15:00~19:00(受付 18:00まで)と短い時間ですが立ち寄り営業もやっています。

この日、自分は榛名山外輪縦走後に立ち寄らせてもらいました。
では、伊香保の元祖といっても過言ではない湯、いただきます!

日帰りで入れるのは内湯のみですが、析出物たっぷりと年季の入った湯船はまさに老舗の貫禄。そこに注がれるは濃厚に茶褐色に染まり微鉄味のするカルシウム硫酸塩泉と、まごう事なき伊香保の湯。

窓をちょっと明ければ冬の冷たい空気と、アチチの源泉掛け流しが登山後の身体に最高に沁みますわ~~~

また、週末で宿泊客への対応が忙しいにも係わらず、日帰りの自分まで浴場まで案内してくれるサービスも好印象。さすがこんなご時世でも客足が絶えない人気の宿ですね!

今度は絶対泊りできます!!

とは言ってもこの「横手館」さん以外がダメって事はもちろん無く、各宿趣向凝らした湯が楽しめると思うので、自分に合った湯を探して色々巡ってみるのも大きな温泉地の楽しみ方の一つかも知れないですね。

以上です!

来訪日:2021/12/4
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2022.5月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2021年5月27日木曜日

期間限定!残雪の尾瀬「至仏山」【尾瀬 群馬県】

はぁぁぁ~、梅雨ですね。
平年よりだいぶ早く梅雨入りした関東以西。
ここ近年は春や秋の様なちょうど良い季節はあっと言う間に過ぎ去っている気がします。
早く梅雨入りした分早く明ける事を期待したいところですが、結局猛暑が長引くと考えると一概に良い事なのかと考えてしまいますね…

さて、前置きはこれくらいにして、久々の山ブログは4月下旬に登ってきた至仏山を紹介します。
至仏山と言えば燧ヶ岳と対を成す尾瀬の名峰。
実はこの至仏山、雪に覆われた時に登れるのは1年の内でも極めて僅かである事を御存知でしょうか?

至仏山は植生保護の為、雪解けの5月中旬頃から木道が完全に姿を見せる6月末までは登山禁止になります。そして至仏山の登山口である鳩待峠は4月末まで冬季閉鎖。
つまり、雪に覆われた至仏山に登れるのは毎年4月下旬から5月中旬くらいです。

まさに期間限定!
そんな言葉に弱い日本人の心を掴んだ残雪の至仏山(笑)
自分もなんとなく行きたいと思っていたので、チャンスを伺っていたところ今年は天気と休みのチャンスが合い突撃してきたので紹介します!

「至仏山」(2228m)
*尾瀬ヶ原から望む

2021/4/24
コース:鳩待峠→小至仏山→至仏山→山ノ鼻→鳩待峠
累積標高差:±820m

訪れたのは4月下旬の土曜日。
ちょうどその前日に鳩待峠への道路の冬季閉鎖が解除され今シーズンの至仏山開山2日目になります。
天気予報も上々なので駐車場は混むと考え前日の夜11時頃着で行きましたが、駐車場は一見満車。まさかこの時間で停まれる場所を探す羽目になるとは…
どうにか邪魔にならなそうな場所を見つけてほっと一息し仮眠をとって朝起きると…

駐車場は路肩も含めていっぱいっぱい。無茶停めしてる人には係員が戸倉まで戻りシャトルバスを使うようにと誘導していました。
恐るべし期間限定効果…(まあ、自分もその一人なんですがね…)

人混みを避ける山旅を基本とする自分にとっては、こういうたまに人が集まる場所にくると必要以上に疲れてしまいます…(笑)

とりあえず早朝で人はまだまばらなので、混み合う前にレッツクライム!

駐車場すぐ上の鳩待山荘。
関東近くでこの時期にBCできる貴重な山なのでBC勢の方が多いと思ってましたが、登山客と半々くらいですね。

山荘対面にある登山口。
それではよろしくお願いします!


朝陽を背に浴びながら小気味よく樹林帯の中、標高を上げていきます。
雪質は初春らしく溶けては凍るを繰り返してるので表面はガッチガチ。
緩んでいれはツボ足で行ける傾斜ですが、早々にアイゼンを挿着。

スキー板で登ってるBCの人は少し登り辛そうでした。

時折、右側に至仏山の稜線が見えます。
登り易そうなおおらかな山容で癒されますね。

小至仏山手前から森林限界超え。
吹き抜ける春の風が心地良い…  って、もうなんか暑いわ!
太陽の照り返しも強く、絶対日焼けするなこりゃ…

小至仏山は東側斜面をトラバースして進みます。そして、ここから本山旅で一番楽しみしていた景色の白い尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見えてきます。
何度か写真で見かけていつかは拝みたいと思っていたので感無量。

小至仏山を超えると至仏山本峰が目前に。
西側斜面は雪がほとんど無く、剥き出しの蛇紋岩が最初に見たおおらかな至仏山の印象とは異なり荒々しさを感じます。

そしてほどなく至仏山山頂へ。
ありがとう御座います!!


山頂からは武尊山や谷川連峰といった上越国境の峰々の大展望!
まだまだ雪をたっぷり纏ったお姿は雄大そのもの。
うーーん、気持ち良い!

気候もよく山頂でのんびりタイムを満喫しようと思いましたが、登ってきた路を振り返ると次から次へと登山客が押し寄せてくるようなので、そそくさと退散する事に。
まだ、早い時間だしお昼は下山してからでもいいか~

下山は山ノ鼻に向かいました。
ホントに尾瀬ヶ原を従える威風堂々とした燧ケ岳の姿が見事です。

所々地肌が見えますが山ノ鼻までは雪の斜面が繋がっているようなので、大半は尻セードであっという間に滑り降りました(笑)
ただ、それなりに傾斜はあるのでピッケル等でちゃんと速度調整できないと危ないな、とも思いました。
初心者は要注意!(マジで)

尾瀬ヶ原の至仏山側の拠点「山ノ鼻」まで降りてきました。
もちろん山荘も今日から営業ということで歩荷の人も多く、営業開始に向けてドタバタしていました。


このまま鳩待峠に戻るには時間が早いので少々尾瀬ヶ原を散策。
やはり雪解けは早いようで、場所によってはもう水芭蕉のつぼみが膨らんでいました。

実は自分は尾瀬ヶ原は幼少の頃に自治会のレクで来ただけで、山を嗜み初めてからは混雑してる印象があるせいか来たことがありません。
やっぱり水芭蕉や夏の花々に彩られる尾瀬ヶ原を一度は歩いてみないとですね。

この後は山荘前で昼食をとり鳩待峠に向かって下山(登山?)。


前述したようにずっと昔に歩いているので、その時の事を思い出すかな~?なんて期待していましたが、さすがにこれだけ雪が残ってると記憶にかすりもしませんね(笑)

鳩待峠に無事到着。お疲れ様でした!

さて、いつかは登りたいと思っていた残雪の至仏山と尾瀬ヶ原を満喫できて良かった!
とは言え、例年であれば雪もりもりの景色が楽しめたはずだと考えると、ちょっと残念な気持ちもあるので、来シーズン以降にまた、雪たっぷりな時に再訪したいですね!


しかし、あの鳩待峠の駐車場争奪戦はちょっとゲンナリ。茨城からは比較的近い山域ですが、なんとなく人混み苦手な自分としてはやっぱり尾瀬は近くて遠い山域ですね(笑)

以上です。