さて、山ノボラーみなさんは「登る山」どうやって決めていますか?
日本百名山だから?写真で見た景色が綺麗だから?誰かに勧められたから?…
人によってその理由は様々だと思いますが、自分は「山登りに行った時に見えて気になった山」というのがあります。
今回ブログで紹介するのはそう言った理由で選んだお山「子持山」です。
前に赤城山や榛名山や武尊山に登った時や、関越道を走っている時に見える岩の塔が気になっており、あれを近くで見たい!って気持ちがあって今回いよいよ登ることに。
ではレポいってみましょう!
「子持山」(1296m)
*登山道から見上げる獅子岩
2024/4/22
コース:子持神社→屏風岩→獅子岩→山頂→浅間→二本木→子持神社
スタートは子持神社手前の駐車場。
最短で山頂踏むならもっと奥の屏風岩近くの駐車場で良いのですが、それだと物足りなさそうだったので子持神社を起点とした周回コースを歩くことに。
そんな自分はレアなのか、駐車場には自分の車が一台だけ。マイナーな山とは言え天気も良いのに少な過ぎやしませんかね…?(汗)
まずは子持神社に安全登山祈願。
季節は春も進んだ4月の終わりでしたが山の中は冷たい空気に包まれていました。
とりあえず車道を歩いて屏風岩近くの登山口へ。
車道途中の駐車スペースにはまあまあ車が止まっていたので登山者はいるようです。
ちょっと安心(笑)
そして、登山口を入るとすぐに屏風岩がドーーン!!
普通のカメラには納まり切れないほどの巨大な垂直の壁が立ちはだかります。
写真では伝えきれないこの迫力は是非生でみて欲しいですね!
屏風岩を後にして樹林帯を登り上がります。
まだ春の初めといった新緑具合ですね。秋は紅葉が綺麗そうです。
しばらく登ると一気に視界が広がり正面に大迫力の獅子岩が望めます。
そうそうこれが見たかった!
子持山は火山の中に残った溶岩がそのまま露出してできた山。
すっと昔はこの山の上に本体となるもっと大きな火山があったと考えるとロマンを感じますよね!
ここから見ると獅子岩には登れそうにもありませんが、側面を回り込むような感じで登山道は続き獅子岩の上部に行く事ができます。
獅子岩上部からは大パノラマが広がりますが、この日は黄砂のせいか遠望はイマイチでお隣の榛名山や武尊山が多少望める程度でした。
うーむ、残念。
ちょっと進んで振り返って獅子岩を見るとこんな感じ。
この方向からだと名前の通り獅子が咆哮しているように見えますね。
獅子岩から子持山山頂までは樹林帯が続きますが、まだ葉が生えてなかったのでチラチラと展望が楽しめました。
子持山山頂!
ありがとうございます。
うーんでも地味!笑
でもちょっと奥に行けば谷川岳方面が望めます。
まだ雪の残った稜線がかっこいいですね。
下山路は浅間山方面へ向かいます。
思ったより広くて歩き易い路で安心して歩けます。
途中にあった石祠がゆるキャラ感あって癒されました。
浅間山です。
特に目立ったピークではありませんが、登りで歩いた獅子岩方面の展望があります。
遠目なのでさすがに最初に感じた迫力はありませんが、山から突出しているあの異様さはやっぱり目を奪われます。
ここから子持神社までの尾根コースは特に見所はありませんが、所々ツツジが咲いて楽しませてくれました。
山と高原の地図だと「登山者少ない」と記載あって、CTも長めだったので路が荒れてるかと思ってましたが、全然そんなことなかったです。
誰かが整備してくれているのかな?
子持神社まで下山してお礼参り。
無事戻って来れました。ありがとうございました。
全体通すと見所は少ないですが、迫力の屏風岩や獅子岩、そこから望める群馬の名山達は一見の価値はあると思います。
思ったより路も整備されているので、あまり混雑してない山をのんびり静かに歩きたい人にはオススメしたい名山ですね!
以上です。
最後まで読んで頂けた方、ありがとう御座いました。