2015年12月7日月曜日

雲上の金色湿原 【新潟県 苗場山】

少し前になりますが、11/22に新潟県の苗場山に登ってきました。

普通ではこの時期ならば日本海に近い高山は雪に閉ざされ、自分も関東周辺の低山にシフトしているはずでしたが、今年は寒気の到来が遅く11月中旬でも冠雪するような雪は無かったのでちょっと遠出して登ってみることにしました。

冬山がまだ経験不足の自分としては、こんな遅い時期でも高山に登れるのはありがたいですが、夏の豪雨等を含めた異常気象と考える複雑な気分です。

では簡単にレポします!

苗場山 2145m
2015/11/22
コース:第二リフト町営駐車場→(祓川コース)→山頂→苗場山神社(ピストン)

コースは新潟県側からの定番、かぐらスキー場の和田小屋からの祓川コースピストンです。

起点となる和田小屋は夏営業が終了し休業中だったせいか、みつまたのペンション群を抜けて山道に入る手前にゲートが設置されてましたが、登山者はOKって事前情報があったので気にせず開けて駐車場まで行って登山開始!

まず、和田小屋手前の駐車場に止めてスキー場を登ります。
全く雪は無く、この時期としてはやっぱり異常ですね。
スキー場関係者はやきもきしてると思います。

スキー場を抜けるとしばらく樹林帯ですが、木道や石の上が凍結していて滑る滑る。

中ノ芝までくると一気に視界が広がります。

後ろ振り返ると雲海が広がっており、谷川連峰を覆い隠そうとしてました。
でも、谷川連峰が雲を堰き止めていて、新潟方面は下界が見えます。
いや~、なんか壮大ですね!

神楽ヶ峰を過ぎると、やっと今回の目的地、苗場山が姿を現します。

この苗場山の姿が見えた時には思わず声を上げてしまいました。
事前情報はほとんど入れて無かったのと、苗場山=山頂の湿原をいう印象が強過ぎた為、こんな壮大な山岳風景に出会えるとは思っていませんでした。

山頂まで短距離ですが気持ちの良い縦走路です。
雲が多く周りの山々は見えなかったのが残念ですが、今日はこの程度は想定済み。

山頂!!



地平線まで広がる金色の平原と、時折顔を出す太陽に照らされキラキラ輝く地糖群が別世界です。

おお~!情報としては知っていましたが、ここまでの規模とは!!
登る前は印象が薄い苗場山でしたが、すいません、舐めていました!

山頂に立つだけではもったい無いので湿原中央付近の苗場山神社まで散策。


青空が広がっていればもっと凄い風景なんでしょうね。ちょいと残念。
でも、群馬県側から雲がわき立っていて、これはこれで幻想的ですね。

休憩中は人も少なかったのでベンチを独占でき、横になってしばし風の音を聞きながら流れる雲を見ていました。

この自然との一体感はたまりません。


だいぶ雲も増えてきてガスも掛り始めたので下山を開始。
そのまま来た道を下山しました。

登る前の印象は薄かったですが、予想以上に楽しめました!!

また、晴れた日に登り直したいと思いましたが、ちょうど自分が登った翌週に冬将軍がやってきて今はもうすっかり雪の中のようです。

また来年!!

以上!

2015年12月1日火曜日

旅食シリーズ その19 【岩手県岩泉町 きびだんご】

登山ブログの合間の旅食シリーズ!
その19!!

今回紹介するのは…

「きびだんご」

2012年の東北復興応援ドライブの時にお邪魔しました。

きびだんごと言えば白くて甘い団子を連想する人が多いと思いますが、ここ岩手県の北上山地では「たかきび」を「きび」と呼んでいて(通常は「いなきび」)、それを団子にして食す文化があります。

「たかきび」を使った団子はほんのり紫色で香ばしく固めで甘みが少ないって事で、おしるこの中に入れて農作業の合間に食べられていたそうです。

そんな風土食を道の駅「三田貝分校」で頂きました。

見ての通り廃校になった学校を再利用して作られた道の駅です。

食堂も学校の机と椅子がそのまま使用されており、懐かしい雰囲気満載です!

では頂きます!

団子も汁も甘さ控え目で素朴な味わい。
団子は固めで食べ応えがあり、結構なボリュームです。
あと、団子には胡桃が混ぜ込んであるようで香ばしさが引き立っていました。

美味しかったです。ごちそう様でした!

旅行先ではホテルや旅館の豪華な食事も魅力ですが、その地方独特の風土食を味わうのも楽しみの一つですよね!

以上。あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2015年11月14日土曜日

竹灯りの町 【広島県 竹原市「憧憬の路」】

久しぶりの登山無しの旅ネタです。

先月末(10/31)に広島県竹原市で「憧憬(しょうけい)の路」という町を竹灯りでライトアップするイベントが開催され、それを友人と一緒に見に行ってきました。

この竹原を訪れるのも3回目、初めては2011年に世界遺産である厳島神社に行った帰りに飛行機までの時間調整立ち寄ったのが最初で、その風情あふれる町並みを見学してる中で、そこを舞台にしたアニメがある事を知って帰ってからそのアニメ「たまゆら」を見たところ涙腺にぐぐっときてしまいハマってしまいました。

その劇中でも印象に残った回にこの「憧憬に路」があり、それを実際に見てみたい!って事で2013年に再訪した所、非常に幻想的で見応えのあるイベントですっかりこの町のファンになってしまいました。

そして2年が過ぎましたがその熱は冷めてなく、今年再び来訪となりました。

さて、2015年の「憧憬の路」はどんな幻想的な町並みを見せてくれたのか、さくっと紹介したいと思います!

羽田から朝の便で広島にひとっ飛びしてお昼前には竹原に到着。
とりあえず昼間の町並みを散策。



また来たよ!!いやおう無しにテンションが上がります。


さて、日が沈んできて、竹に灯りが灯り始めました。

何故かフラフラしていた所を地元のおじさんにつかまり、灯りを灯す作業を手伝いました。
なんか自分もこの世界の一員になれか気がしてちょっと嬉しかったですね。

では、憧憬の路を満喫しましょう!!









いや~、あいかわらず綺麗ですね~。

もちろん、規模や派手さは都会のイルミネーションには負けますが、電気の灯りでは表現できないロウソクの暖かい灯りが、古い町並みを照らし出す姿はすごい幻想的です。
個人的にはこっちの雰囲気の方が数倍好きですね!

ちょっと寒かったですけど空を見上げると星も沢山見え、良い日に巡り合えたようです。

満足満足!

ただ、ちょっと人が多過ぎましたね。劇中のゆるやかな雰囲気とはほど遠い感じがしたのは残念でした。
アニメの方も来年の2月に完結って事で、来年はもう少し人手が減ると思うので、その時にまた訪れたいと思ってます。

以上!

え?このカメラ?もちろん自分のです。
これでもいっぱい撮ったので現像しないとね!

2015年11月9日月曜日

晩秋の甲武信岳 【後篇】

【前篇】からのつづきです。

復路は甲武信小屋から十文字小屋をへて毛木平まで戻る縦走路にしました。

最短で下山するなら往路に使った千曲川源流コースをそのまま戻るのですが、登山は楽(らく)するより、楽(たの)しまないとね!

三宝山に到着しました。
ここからはさっき登頂してきた甲武信岳がよく見えます。
標高もちょっとだけ甲武信岳より高いですが山頂は樹林に囲まれていてちょっと寂しい感じ。
この三宝山は埼玉県に位置し、埼玉県の最高峰です。

三宝山を過ぎると、少し登山道が変化します。
いままではずっと樹林帯でしたが、武信白岩山の手前くらいから岩稜地帯になってきます。

正面にあるのが、武信白岩山です。
独標がありますが、今は崩壊の危険があり登頂禁止になっています。

なかなか迫力あって登り応えありそうですね…、ごくり。

…、我慢、我慢。

十文字小屋手前のピーク、大山にきました。
全くノーチェックでしたが、ここからの展望は良かった!

両神山方面

川上村方面の山々

いや~金色に染まった山々が本当に綺麗でした。


帰りはすっかり日も高くなり、カラマツによって黄色一色に染まった世界を堪能しながら下山。
約8時間半の山行でした。

千曲川の源流、極寒の山頂、山から見下ろす下界の紅葉と色々楽しまさせてくれた登山でした。
満足、満足!

おわり。

さて、これで無雪期の2000m以上の登山はほぼ終わりですね。
雪が締まるまでは低山トレーニングに励むとしましょう!


2015年11月7日土曜日

晩秋の甲武信岳 【前篇】

先日といっても2週間程前ですが、奥秩父主脈の重鎮「甲武信岳」に登ってきたので簡単にレポします!

甲武信岳
標高:2475m
2015/10/25
*三宝山からみた甲武信岳(バックは富士山)

コース:毛木平駐車場→(千曲川源流コース)→山頂→甲武信小屋→三宝山→武信白岩山→十文字小屋→毛木平駐車場
時間:6:00~14:30

この甲武信岳は山梨県(甲州)、埼玉県(武州)、長野県(信州)の境にありこういう名称になったと言われています。
また、千曲川(信濃川)、笛吹川(富士川)、荒川の源流域であり、個人的な感覚では日本の中心!って感じがして標高や知名度以上に魅力を感じています。

毛木平駐車場を出発してしばらくは千曲川の源流を横目に遊歩道を歩きます。
歩道はすっかり落葉の絨毯。
まだ紅葉は残ってると思っていましたが、山の上はもう終わりのようですね。

沢に朝日が当り始め川がキラキラと輝いています。

ちなみにこの日は今シーズン一番の寒気&西高東低の冬型の気圧配置。天気は良くても稜線は極寒の強風という事で自分も今シーズン初冬装備で臨みました。

この時点でまだ樹林帯の中ですがそれなりに風が強く寒いです。
稜線はどうなってるのかちょっと心配。


千曲川の水源に到着しました。
穴の奥から澄んだ水が湧いています。

このわずかな水源から長野や新潟を貫く大河になると思うと感慨深いですね。

…、ちょっとイケない液体を流したくなった衝動に駆られたのは秘密だ!

稜線に近づくと、頭の上からパラパラと雪のようなものが降ってきました。
強風で飛ばされた霧氷ですね。山の上はすっかり冬の入口です。

稜線に出ると視界が広がります。
あの地平線に浮かぶ圧倒的存在感は富士山!遠くから見るとやっぱり大きいな~。

山頂踏破!

…、寒ーい!!!!手元の温度計は3℃、風速は体感で15m/s以上はありますね。
さすがにここに長時間居れる程のガチ冬山装備では無いんでさくっと展望を楽しみましょう!

八ヶ岳方面

金峰、瑞牆、南アルプス方面

寒いおかげで空気も澄んでおり、南、北アルプスの稜線も臨めました!

展望を堪能した後は山頂直下の甲武信小屋で昼食兼、休憩。
ちょうど前日の宿泊客が掃けた時間帯でまったりしてる感じでした。
小屋閉めは11月下旬ということで、今シーズンもお疲れ様でした!

いざ書き始めると長くなってきたので【後篇】につづきます!