2017年6月25日日曜日

東北、花の山巡り 「不忘山」【宮城県 南蔵王】

高い山も雪がだいぶ溶けてきていよいよ本格夏山シーズン突入ですね!
ただ、アルプス方面は梅雨明けまでもう少し掛かりそうなので、それまでは東北強化月間!って事で東北主体で攻めています。

また、何度か書いているように昨年の焼石岳で花の魅力に気付いた事もあり、今シーズンは花の山を中心に巡っています。

さて、今回のその1山目、南蔵王の「不忘山」を紹介します。
花の百名山にも選ばれています。

「不忘山」(1705m)
*屏風岳からの縦走路から望む

2017/6/11
みやぎ蔵王白石スキー場→不忘山→屏風岳→芝草平(ピストン)

蔵王と言えばお釜周辺の刈田岳、熊野岳を思い浮かべますが、こちらは蔵王エコーラインを挟んだ南側、南蔵王と言われる山です。
自分もつい最近までは存在さえ知りませんでしたが、ついかツイッター内で見た写真をきっかけに注目度が上がっていた山でした。

スタートはみやぎ蔵王白石スキー場から。
一般的にはエコーラインの刈田岳付近の駐車場からスタートするそうですが、そのコースでは標高差が少なく、しっかり登りたい気分だった自分はこっちから。

気持ちの良い青空ですが、山頂付近は雲が掛かり一抹の不安を感じますね…。

前半はスキー場を登り、途中から登山道へ。
雪解け水のせいか、登山道はぐっちょんぐっちょんで滑りまくり。
予想以上に酷く荒れた道でした。
登りは大丈夫でしたが、帰りは2回ほどすっ転びました。

森林限界を超えた辺りからガスの中。
…
…うん、わかってましたけどね。

不忘山山頂!!
やったーー!まっちろ!(泣

斜面とかにはハクサンイチゲの群落が広がっているはずですが、視界も悪くほとんど見えません!!

終日このままならさっさと下山して温泉巡りに切り替えますが、午後には天気が回復する予報なので、この先行けるとこまで行ってみる事に。


屏風岳を越え、湿原の芝草平に。
ここはチングルマの花畑が広がる場所ですが、ピークはまだ先のようですね。
でも、ところどころ咲き始めていました。

ここで昼食を取っていると、時々陽が射し始めたのでUターンして、再び不忘山方面へ。

屏風岳に戻ってきた頃に下界が見え始め、不忘山までの縦走路も姿を現し始めました。
これなら期待できる!
そんな訳で屏風岳でしばしティータイムで時間を潰し、青空が見え始めた頃に再出発。

そうそう!この稜線を見かった!




そして、不忘山直下の縦走路には往路では見られなかったハクサンイチゲの大群落が広がっていました。
言葉を失うとは正にこのこと。本当に綺麗です!

人の手で作られ整えられた花畑には無い、自然で、力強い美しさを感じる事ができました。

不忘山、ただいま!!
そして、青空ありがとう!!!

山の方は若干ガスが残っていましたが、太平洋方面は大展望。
…
ホント、粘って良かった~。

この後は来た道をそのまま下山して終了。
お疲れ様でした!

さすがは噂に違わぬ花の名山、午前中の残念登山を含めても来て良かったと思える山行でした。
途中にご一緒した地元のメンバーの方曰く、南蔵王の本領発揮はこれからって事でしたので機会を改めまた登りたいと思います!

とは言っても、やっぱりこの時期は天気と休みのタイミングがなかなか厳しいですね。
あと、どれくらい巡れることやら…

以上。

2017年6月14日水曜日

岩の城 「瑞牆山」【山梨県】

6月も中ほど、先日梅雨入りが発表されて山ヤのみなさんがヤキモキする季節が始まりましたが、この季節は緑も花も一番生き生きする季節なので、晴れ間が望めるならどんどん登りに行きたいですね。

さて、今回は梅雨前の5月下旬に登ってきた奥秩父の瑞牆山を紹介します!

「瑞牆山」(2230m)
*みずがき山自然公園から望む
2017/5/20
コース:みずがき山自然公園(駐車場)→(黒森コース)→不動滝→山頂→富士見平小屋→みずがき山自然公園(駐車場)

一般的には富士見平小屋を起点として金峰山とセットで登られる事の多い山ですが、金峰山は2月の厳冬期に登ってしまったので、今回は黒森コースから入っての周回コースで瑞牆山をしっかり楽しむ事にしました。


黒森コースはゆるゆるの林道歩きから始まり、その後は沢沿いを進み標高を上げていきます。通しでみると単調ですが、所々に巨石が鎮座しており、なかなか面白いコースです。

不動滝に到着!
おお~、思ったより立派です。
巨大な一枚岩を流れる水はシルクのようで、涼しげに感じます。
ちょっと屋久島を思い出しました。


不動滝を過ぎると、傾斜も一気にきつくなります。
でも、苔むす森には春の色も付き始め疲れを癒してくれました。

そんなこんなであっという間に山頂!
ありがとう御座います!



高気圧ど真ん中の晴天の中、南アルプス、八ヶ岳、富士山の大パノラマを満喫できました!

下山時は富士見平小屋までの定番コース。
こっちの方が岩がゴロゴロしてて歩きにくいんですね。
岩場が苦手な人は黒森コースをおすすめします。

あと、立派な巨石群が凄い!
フリークライマーたちがカッコよかったです。憧れますね!

いや~、それにしても登ってくる人が多い多い。
学生ぐらいの若いパーティーが多いように感じました。

ほどなく富士見平小屋に到着し、昼食タイム。
この日は昼の時点でテン場もいっぱいの盛況振りでした。

この後は尾根道を下り駐車場へ。
半日ちょっとのお手軽登山となりました。

ちょうどこの時期は仕事で忙しく山にいくのも迷ってましたが、晴天の大パノラマですっきり!やっぱり山は気分を前向きにしてくれますね。
大満足の山行でした!

以上です。

2017年6月8日木曜日

日本温泉巡り その36 乳頭温泉 「鶴の湯」【秋田県】

その36!
前回に引き続き、4月中旬に行ってきた秋田県温泉巡りの2湯目です!

今回は温泉好きなら誰でも一度は入りたいと願う乳頭温泉「鶴の湯」です!
別に温泉好きで無くとも名前や、この写真くらいは見た事あるのではないでしょうか?


そうそう、この雪深い世界に溶け込んだ露天風呂!
日本人なら誰でも憧れるのではないでしょうか?

しかし、最近は人気が出過ぎたせいか土日祝日の日帰りタイムは芋洗い状態で風情も情緒もあったもんじゃ無いって事で自分の中では行くなら泊まりでって決めていました。

とは言っても、普通の休日でも半年前には予約で一杯になるくらいなので、なかなか予約できなかったのですが、運よく日曜の夜に空きを見つけ有給とって行く事が叶いました!

では紹介!

やってきました!乳頭温泉「鶴の湯」!!
残念ながらあの雪深い雰囲気は終わりを向かえつつありますが、江戸時代から続く湯治場としての雰囲気は最高ですね。

ちなみに、ここ「鶴の湯」さんは日帰り客は15時までなのでそれ以降は宿泊客だけになり一気に静かになるので自分も15時頃チェックイン。



大きな建物の中にたくさん部屋がある今時な感じではなく離れが主体で、この温泉郷だけで一つの世界を構築しているような感じが正に秘湯!
温泉と宿泊練を区切るように流れている川が良い感じです。

では、天下の名湯、頂きます!!

あはぁ~うふぅ~~~。
ここが天国でないなら、どこが天国なのでしょうか~。

泉質は綺麗な青白色の含硫黄の塩化物泉。湯温は40度に届かないくらいで長湯に最適。すぐ横を流れる川のせせらぎに耳を傾けながらの雪見露天とは最高の贅沢で御座いました。

こちらは内湯。
みなさん露天に行きがちなので空いていてしばし独泉。
泉質は露天よりも少し濃い目で泉質はこちらの方が上ですね。また開放感は無いものの湯治場の雰囲気は抜群!!

いや~、たまりせんね~。

…
…

夕食を食べ、一杯やってほろ酔い気分で再び露天に入ろうと外にでると月明かりに照らされ、暖かな灯りに浮かび上がる乳頭温泉郷の姿が…。

ここは現世か写世か―。

そんな幻想的な気分の雪月下露天風呂でした。


以上です。
満場一致で殿堂入り決定!
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<個人的温泉ランキング> 2017.6月現在
― 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
― 2位 吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)
― 3位 後生掛温泉 (秋田県)
― 4位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
― 5位 わいた温泉 「豊礼の湯」(熊本県)

<ランキング外 殿堂入りオススメ温泉>
・ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
・喜連川温泉 「早乙女温泉」(栃木県)
・白骨温泉 「泡の湯旅館」(長野県)
・入之波(しおのは)温泉 「山鳩湯」(奈良県)
・新湯温泉 「霧島新燃荘」(鹿児島県)
・野沢温泉 「大湯 他」(長野県)
・那須湯元 「鹿の湯」(栃木県)
・蔵王温泉 大露天風呂(山形県)
・塚原温泉 「火口乃泉」(大分県)
・湯布院温泉 「庄屋の館」(大分県)
・筌の口温泉「新清館」(大分県)
・万座温泉「豊国館」(群馬県)
・中山平温泉(鳴子)「しんとろの湯」(宮城県)
・乳頭温泉 「鶴の湯」 (秋田県)


2017年6月3日土曜日

日本温泉巡り その35 後生掛温泉 【秋田県】

すっかり初夏の陽気で温泉に行く頻度もめっきり減ってしまった今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?

さて、ちょっと前になってしまいますが、4月の中旬に秋田県の温泉巡りに行って来たので今回はその一つ「後生掛温泉」を紹介します!

後生掛温泉は八幡平の秋田県側の麓にありますが、八幡平といえば個人的には日本一…、いや世界一と思っている「籐七温泉」があり、今までこちら方面に行った時には籐七温泉一択でした。

しかし、今回訪れた4月中旬は籐七温泉は冬季休業中って事で、今まで気になっていた「後生掛温泉」に行ってみることに。


4月中旬といえども、さすが北東北の山間部、雪はたっぷりです。
そして、宿の入り口すぐ横には硫黄香る湯気立つ大地が!
温泉好きとしては堪らないシュチュエーションですね!!

建物の外観は工事中というのもありますがプレハブ的感じであまり高級感はありませんが、…

中に入るとびっくり!十分過ぎる程立派なお宿でした。

この日は旅館部の一番安い6畳一間の部屋を予約してましたが、お値段そのままにお部屋のグレードアップしてくれて感謝感激。
従業員の人たちも温かい雰囲気でとても居心地が良かったです。

と、旅館の質は一級品でしたが、本題の温泉はどうでしょうか!?
では、頂きます!

…
…
…あっ、すいません、住んでいいですか?(至福)

泉質は火山泥が混じる単純硫黄泉。ほのかに香る硫黄と天然泥パックのおかげで身体の芯からポカポカ&お肌はツルツル。
籐七温泉よりも少し薄いかなって泉質ですが、そこらの名湯が裸足で逃げ出すレベルの超絶名湯です。

内湯は湯治場の雰囲気も残しつつも、泡風呂、蒸し風呂、泥たっぷり風呂と色々なバリエーションが楽しめる現代SPA要素を取り入れているのはお見事!

でも、露天が狭く物足りないのは残念でしたが、そんなことはどうでも良くなる程高レベルの温泉でした。

こんな名湯に出会えて幸せです!!

…
これから八幡平に来た時は籐七、後生掛、どっちの温泉に入りにいくか毎回悩んでしまいそうです。

久々のベスト5入り!
3位にランクイン!
八幡平周辺、最強過ぎる!!

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<個人的温泉ランキング> 2017.6月現在
― 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
― 2位 吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)
― 3位 後生掛温泉 (秋田県)
― 4位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
― 5位 わいた温泉 「豊礼の湯」(熊本県)

<ランキング外 殿堂入りオススメ温泉>
・ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
・喜連川温泉 「早乙女温泉」(栃木県)
・白骨温泉 「泡の湯旅館」(長野県)
・入之波(しおのは)温泉 「山鳩湯」(奈良県)
・新湯温泉 「霧島新燃荘」(鹿児島県)
・野沢温泉 「大湯 他」(長野県)
・那須湯元 「鹿の湯」(栃木県)
・蔵王温泉 大露天風呂(山形県)
・塚原温泉 「火口乃泉」(大分県)
・湯布院温泉 「庄屋の館」(大分県)
・筌の口温泉「新清館」(大分県)
・万座温泉「豊国館」(群馬県)
・中山平温泉(鳴子)「しんとろの湯」(宮城県)

2017年5月25日木曜日

夏山はじめ2017 奥武蔵 【武甲山 大持山 子持山 ウノタワ 埼玉県】

個人的には冬の雪山は日も短い中しっかりと短い距離を高密度に登るのに対して、夏山は汗をかきかき長い時間しっかり登るタイプなので、夏と冬では同じ山登りでも基本的に身体の使い方が違う印象を持っています。

その為、いつも春には冬から夏へ身体のスイッチを切り替える為にしっかり汗をかきながらロングコースを歩く事にしています。
そんな訳で今年は奥武蔵の名郷起点の武甲山、子持山、大持山の周回コースを歩いてきたので紹介!

ちなみに一昨年も同時期に同じ奥武蔵の芦ヶ久保から双子山~伊豆ヶ岳~子ノ権現を歩いているので、なんか恒例になりそうな予感。
この辺りはコースが多くエスケープルートも組み易く色々なバリエーションを楽しめるのが魅力ですよね。

では行ってみましょう!

「武甲山」(1304m)
*子持山から望む武甲山
2017/4/30

コース:名郷(駐車場)→妻坂峠→武甲山→子持山→大持山→ウノタワ→鳥首峠→名郷(駐車場)
時間:6:00~14:00

名郷の駐車場に車を止め早朝6時には出発。
日曜日の晴天ですが、自分が一番乗りでした。
武甲山はもちろん武川岳や伊豆ヶ岳、蕨山への起点にできるので混んでいると思っていましたが、そうでもないのかな?
まあ、この辺りは公共交通機関も充実してるし、駐車場争奪戦はそうそう起きないのかも知れませんね。

名郷から妻坂峠までは半分くらいは舗装の林道ですが、渓流の音を聞きながらひんやりした空気に包まれ気持ち良いですね!

妻坂峠を越えて武甲山で一番賑わう登山口の一の鳥居までやってきました。

静かだった名郷に比べここは大賑わい。
7時ちょい過ぎでしたが、駐車場は満車で路駐であふれていました。
流石、秩父のシンボル武甲山、大人気ですね。

登り始めると「不動滝」があり山頂のトイレ用水の運搬ボランティアのお願いがありました。
今日は訓練目的で来た自分としては断る理由はありません!
4リットルの水を担ぎ上げる事にしました。よいっしょ!

登山道は単純なもので樹林帯の中をもくもくと登ります。
所々に「○丁目」って指標がありますが、山頂が何丁目か知らない自分にとっては目安にならないので気分的には逆に疲労を誘うような気がします。


武甲山、山頂!
ありがとう御座いました!
春もやに包まれ、あまり眺望はなかったですが、秩父の町並みは一望でき大満足!
ちっちゃいですが、羊山公園の芝桜も見えますね。
こういう空気を見ると春だな~って感じます。

ここまで約3時間、山と高原地図のCTは4時間半なので良いペースです。
今年もしっかり夏山を楽しめる体力はありそうで一安心。

しばし山頂で休憩をとった後、子持山に向かいます。
武甲山から子持山までの道は展望は少ないですが、陽の光がしっかり届く明るい尾根道で気持ちよく歩けます。

ちょっと道の横をみればたくさんのカタクリが咲いていました。
春ですな~。


子持山山頂、到着!
こちらはツツジがいっぱいあり春色に染まっていました。


続いて大持山!
こちらは広めの山頂で、休憩するには良い場所がたくさん。
大持山の少し手前には展望の広がる場所があり両神山方面の展望がお見事でした!

大持山を過ぎると再び明るく広い尾根が続きます。
傾斜もゆるやかで気持ちよく歩けますね!
トレイルランナーの人たちもいっぱいいました。

ウノタワ到着!

ここは言い伝えによると鵜の神様が住んでいる沼があったが、猟師が誤って鵜を殺してしまった為、沼も鵜と共に消滅してしまったそうです。

確かに沼の後の様にぽっかりと木々の生えて無い場所があり、そういう伝説が伝わるのもわかる神秘的な感じします。

この後は鳥首峠から名郷に戻りました。
時間はまだ余裕があったので蕨山まで行ってみるのも考えましたが、明日は平日で仕事もあるのでここまでとしました。

新緑眩しいしっかり奥武蔵の周回コース楽しませてもらいました!

先にも書いたようにこの辺りの山域は色々なコースが設定でき、遊び方は無限大って感じですよね!
時々、定期的に歩き回りたいと思います!

以上!