2017年9月6日水曜日

嗚呼、利尻島の日々

前回ブログで利尻山登山の様子はレポしたので、今回は利尻島での絶景やその他もろもろを紹介します!
利尻山登山を考えている方の情報としてお役に立てれば幸いです。

今回、利尻島へは飛行機で。
飛行機から利尻山が見えた瞬間には燃えましたよ!

初日は茨城空港発7時半のスカイマークで新千歳まで、そしてANAに乗り換えて14時半には利尻島へ到着って感じです。
自分の住処から茨城空港までは近いのでドアtoドアで5~6時間で行けるので、2泊3日でも利尻島に滞在できる時間は十分に持てます。
茨城空港は駐車場も無料だし、関東の茨城より在住の方ならオススメの行き方だと思います。(宣伝)

今回の滞在は鴛泊の「ゆ~にキャンプ場」でテント2泊でした。
海やちょこっとだけ利尻山の山頂も見え、なかなかのロケーション。

フリーテントサイトの他、バンガローやオートキャンプ場も併設されていますが敷地は広く大型連休の繁盛記でなければ満杯になる心配も無さそうです。
自分の滞在中はフリーに7張りくらい、ソロ旅行者数人と学生の自転車サークルの集団と、長期滞在の外国人でした。みなさんマナーも良く夜も静かで快適でした。

登山だけ目的なら更に奥に行った「北麗野営場」が良いですが、こっちなら温泉施設もあるし、街に出るのも近いので移動手段が無い場合はこちらが良いと思います。

キャンプ場すぐ横にある温泉施設「利尻富士温泉」です。
キャンプ場利用者はもちろん、地元の方も多く鴛泊地区の憩いの場でした。

ちなみに訪れた日の最高気温は26℃、露天風呂で話した地元の方曰く「今日が一年で一番暑い日」だそうです。
…、やっぱり、日本は広いですね。


鴛泊の観光スポットの「ペシ岬」です。
とりあえず利尻島に来たら登ってけ~ってくらい観光客がたくさんいました。


登山口(?)からの標高差は約100m。
一般の方にはちょっとキツいですが、登りきれば何処までも広がる水平線や礼文島が拝めます。条件がよければサハリンやロシアまで見えると思います。

そして、もちろん利尻山の絶景スポットでもあります。
この天を突き通す様な立派なお姿、お見事!

利尻島の海の玄関口フェリーターミナルの前には、利尻島で唯一まともに営業している食堂があります。
この時期に利尻島に来たら、もちろん食べるのは…

生ウニーーーーーー!!!
エゾバフンウニとムラサキウニのハーフ&ハーフ丼です。

エゾバフンウニはとろけるような食感の中に磯の旨みと甘みが凝縮されたような感じ、ムラサキウニは旨みはエゾバフンウニより少し弱いものの、食べ応えがあり噛めば噛むほど旨みが染み出てきます。

ムッハァァァァ~、さすが日本一のウニと言われるだけあります!
利尻島ありがとう!!!

ちなみにこのターミナル近くの食堂の営業はフェリー就航中の間だけなので時期にもよりますがだいたい9時~17時くらいまで、登山後に食べたい方は頑張って下山しましょう(笑)。


鴛泊の端っこには夕焼けスポットの夕日ヶ丘展望台があります。
ペシ岬より標高差は小さいので体力無い人でもオススメです。
一日目は礼文島に沈む綺麗な夕日が見れました。

…、
そして、夜には…。

満天の星空!!
もう、堪りません!!!

キャンプ場から利尻山方面に歩いて5分くらいの街灯が無くなった場所で撮りました。
普段、高い山でも行かないと見れないレベルの星空が日常の生活圏内で見れるなんて、さすが絶海の孤島ですね!

そんなこんなで初日終了。
訪れて6時間足らずで、もう利尻の魅力を存分に味わえた気がします。



2日目は登山後に食事処を探して鴛泊をフラフラしていると、良い感じに空が染まってきたので、急ぎペシ岬へ。

そこには、燃えるように真っ赤に染まった鴛泊の海と礼文島の姿が…。
こんな日に利尻島にいる事ができて、ホントに良かったです。



最終日、3日目はレンタカーを借りて島内を一周してきました。

鴛泊に近い利尻山展望スポットの姫沼です。
逆さ利尻山が美しい場所ですが、今日は湖面が波打っておりちょっとがっかり。
まあでも、これ以上贅沢言ってはいけませんね。

今日も良い天気なので、このまま島一周の利尻山鑑賞ドライブのスタート!

島の東岸の石埼燈臺付近から見た利尻山です。
こらから見ると岩が多い荒々しい姿で迫力がありますね!

昔はこちらからも登山道が伸びていたらしいですが、崩壊が進み現在は廃道になっているそうです。

利尻山の名展望スポット、オタトマリ沼まできました!
ここからは沼に移る美しい利尻山が…

見えねぇ!!

ちょうどここは鴛泊の逆、利尻島の南側ですが今日はちょうど島の南半分に厚い雲が掛かってしまっているようです。

屋久島もそうでしたが、高い山のある小さな島では対角に位置する場所で全然天気が異なる事はよくあるのでしょうね。

そんな訳で、観光スポットの仙法志御崎公園もどんより曇り空。
やっぱり利尻山が見えないとちょっと寂しい雰囲気が否めませんね。

そして、ぐるっと一周して再び鴛泊へ。
やはりこちらはスッキリ晴天!
不思議なものですね。

この後は食事やショッピングを楽しんで飛行場へ。

とうとう、利尻島を去る時間がきました。

2泊3日と短い間ですが3日とも概ね天気に恵まれて本当に良かったです。
街中にいながら、染まる夕焼けや海、星降る夜空、そういった風景が日常にあるのは本当に素晴らしいと感じました。

また、キャンプ場を拠点にしてたせいかカヌーで海を渡って旅している人や、自転車で日本一周中と、なかなか濃い方々と話す機会もあり、旅先での一期一会も楽しめました。
ただ、夜にやっているお店が無く、2日目の登山後は夕食難民になり、結局コンビニ弁当になってしまった時にはちょっと寂しかったです(笑)。

今回は登山メインになりましたが、今度また行ける機会があれば、やっぱり花の季節に礼文島を歩きながら利尻島を望む旅も計画したいですね!
あとは、ビジターセンターでみた厳冬の利尻山の写真は創玄で壮大でした。今の自分には太刀打ちできない世界ですが、いつかチャレンジできればと思います。

以上です!

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