暑いから涼みに山に行こう~、と言っても個人的に2000m以下はご遠慮願いたいレベル。
去年の東京21日連続降雨といい、日本は温帯地域から亜熱帯地域になってしまったというのはあながち嘘でもないのかな。
まあ、そうは言っても晴れ間が続くなら山ヤとしては嬉しい限りで、今年の夏はかなりハイペースで登っており、ブログを更新する暇があまり無いのが辛いところ。
そんな訳で更新が少なくなっていますが、急がずのんびり更新していきますので、忘れないでくれると嬉しいす!(切実)
さて、もう1ヶ月以上前になってしまいましたが、ワタスゲの群落で有名な「田代山」と、そのお隣の二百名山「帝釈山」に登ってきたので、今回はその模様をお届けします。
「田代山(田代湿原)」(1926m)
「帝釈山」(2056m)
2018/6/17コース:猿倉登山口→田代山→帝釈山(ピストン)
ちょうど梅雨のど真ん中のこの時期は山々は様々な花で彩られる季節であり、自分も去年の東北花巡り登山でその美しさに触れてしまった事で、今シーズンも花メインの山行を色々計画していて、この田代山もその一つでした。
コースは田代山林道の終点、猿倉登山口から。
猿倉登山口は田代山への最短の入り口ですが、10km以上のダートを走る必要があります。
ただ、思ったより凹凸は少なくダート道としてはマシな方なので、普通車でも注意してくれば問題無いと思います。
登りは基本樹林帯で単調ですが、さすがは花の季節。
いたる場所に花が咲いており、飽きることはありません。
標高1200mを超え展望が広がり始めると、なんと大雲海!
下界は全く見えないほどの大規模な雲海は久々に見た気がします。
こういう景色をみると夏だなぁ~って思いますね。
…
そして、樹林帯を抜け空が広がると同時に、この山の様相は一変します。
そこに広がるのはまさに空に浮かぶ天空の湿原。
誰もが声を上げて驚く瞬間だと思います。
雲海も相成って別世界感を凄い感じました。
ちなみにこの湿原には木道の周回コースが設けられていますが、木道は狭くすれ違いができない場所が多いので、反時計回りに散策するのがルールになっています。
少し進むと美しい地塘の奥に会津駒ケ岳が望める絶景スポットが。
そして、やはり何よりも驚いたのがこのワタスゲの大群落。
自分の想像を軽く凌駕する群落っぷりで歓声をあげてばかりでした。
この山が一年で一番輝く瞬間に立ち会えた事に感謝ですね!
ワタスゲ祭りを楽しんだ後は「帝釈山」へ向かいます。
基本、展望は無い尾根歩きですが、ちょうど尾瀬ではオサバグサ祭りが開かれている事もあり、オサバグサがたくさん咲いていました。
このオサバグサは日本特産の1属1種なので、見た目は地味めな花ですが、世界的にみれば希少価値のある植物だそうです。
帝釈山山頂到着!
ありがとう御座います!
ちょうど背丈程の木々に囲まれているせいか、大展望とはいきませんが日光連山や、燧ケ岳、会津駒ケ岳が望めます。
田代山の天国っぷりと比較すると、ちょっと寂しい感じですね…。(汗)
この後は再び田代山まで戻り再びワタスゲ天国を堪能すべく木道を一周し下山。
お疲れ様でした。
帝釈山は若干地味さがいなめませんが、田代山のワタスゲ天国は一見の価値があります!
みなさんも来シーズンに如何でしょうか?
以上です!
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