2018年10月31日水曜日

北アルプスの展望台「高妻山」【新潟県 長野県】

高山では初雪の報告が聞かれるようになり、日に日に冬の深まりを感じる今日この頃みなさま如何お過ごしでしょうか?

さて、ブログの作成もすっかり後手後手になってしまい、今回の山旅レポは2ヶ月も前になってしまいました。
2019年になる前にどうにか追い付きたいところですが・・・
あまり間が空いてしまうとブログを書く気持ちも衰えてしまいそうなので気合入れ直します!

「高妻山」(2353m)
*一不動避難小屋付近より望む
2018/8/18
コース:戸隠キャンプ場登山者用駐車場→一不動避難小屋→五地蔵山→山頂→(弥勒尾根)→駐車場

今回のレポは戸隠連峰の最高峰「高妻山」。
見る場所によっては非常に整った山容をしており「戸隠富士」とも言われています。

訪れたのはお盆の連休も終わった8/18。
この日は8月にしては珍しくカラっと冷たい空気に包まれ最高の登山日和に。
自分はこの週末はお盆の東京離島旅の疲れも残っていたで、家でのんびりする予定だったのですが、あまりにも山に登らないといけない天気だったので、急遽行先を考えこの「高妻山」に。

スタートは定番の戸隠キャンプ場前登山者用駐車場から。
夏の登山シーズン真っ只中の百名山なのでいっぱいかと思っていましたが、朝6時前で比較的余裕がありました。
しかも、この日スタート時の気温は3℃。8月とは思えません。

でも、戸隠キャンプ場にはテントがいっぱい。
さすが人気のキャンプ場!標高高めで夏でも涼しく、迫力ある戸隠連峰を望め、サイトも綺麗なので人気があるのも納得!
今度、黒姫山や飯縄山に登りに来る時にはベースキャンプを張ってのんびりしたいなぁ~って思いました。

キャンプ場内の登山道は牧場を突っ切る場所もあり、牛さんがお出迎え。
おはよう御座います。ちょっとお邪魔しますよ~。ガン見されてちょっと怖かったです(笑)

登りは一不動避難小屋までの直登コース。
小さな沢沿いを進むので、水音が心地良いコースでしたが、増水時はちょっと注意ですね。


途中には滑滝を登ったり、大きな一枚岩のトラバースがあったりと変化があって楽しいです。

ほどなく一不動避難小屋に到着。
重厚な石造りで中もそこそこ綺麗なので抵抗無く活用できそう。

避難小屋から高妻山に向かって稜線を進むと木々の間から目指す高妻山が見えてきます。
こちらから見ると急峻で整った山容がカッコイイ!百名山の貫禄は十分ですね!

弥勒尾根との合流地点の五地蔵山山頂からはスタート地点の戸隠牧場や飯縄山方面の展望が広がります。
そして、なんとこの日は富士山まで!(写真の中央やや右側)


五地蔵山を過ぎると正面に高妻山本峰、左手には戸隠山の峰々が望める稜線歩き。
ドシンと鎮座する高妻山のおかげで気分も盛り上ります。

九勢至を越えると山頂への最後の登り!
ここはなかなかの急登で頑張りどころ。気合一発!

高妻山山頂!
ありがとう御座いました!


澄んだ空気のおかげで北アルプスのほとんどのピークが見える稜線の大展望!
自分も含め山頂に居た人たちみんなで山座特定に勤しんでいたのが印象的でした。

妙高、火打山方面もお見事!
いや~眼福眼福。

この後は山頂で少し早い昼食を取り下山開始。

下山は弥勒尾根を利用。
黒姫山方面を展望できる気持ちよい尾根道で、遠くは草津白根や苗場山まで見通せました。

ホント今日は8月とは思えない素晴らしい景色を見せてくれました。
登って良かった!

そして、13時半前には下山完了。
お疲れ様でした!
朝には静かだった戸隠牧場は大賑わい。牧場に来たらなんか買わないといけない気がするソフトクリームで下山後の栄養補給。うまうま。

高妻山は当初は戸隠山と一緒に登るつもりでした。でも、山と高原地図のCTが比較的長めだったのと、単純にアリの綱渡りが怖いって理由で今回戸隠山はスルーしましたが、予想以上にCTが巻けそうなことがわかったので、次回は戸隠山からの縦走にチャレンジしてみたいですね!

以上です。

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