その3からのつづきです。
最終回にします。
様々な難所を潜り抜けいよいよ山頂目前!
山頂直下の登りです。
ここまで来るとなだらかで、剱岳が「お疲れさん!」って労ってくれてる様な気がします。
山頂!やったぜ!
絶好の登山日和だったこともあり山頂は人でいっぱい!
一般登山道の範疇では日本最難関といわれる剱岳ですが、これだけ多くの人がいるとそんな感じしませんね。
では、大展望を堪能しましょう。
立山連峰方面。
立山の後ろにちょこっと槍が見えます。
鹿島槍、五竜、白馬方面。
雲海の上に名峰が連なってる幻想的な風景でした。
いや~鹿島槍もイケメンですね!
絶景を堪能し下山路につきます。
下山する時には陽も高くなり、昨日は見れなかった室堂平や薬師岳もはっきりと見れました。
下山路と云えどもさすがの剱岳、往路に負けない難所続きでした。
キャンプ場まで下山完了!
キャンプ場近くにある沼に映る剱岳が綺麗です。
キャンプ場に戻って来たのが11時、少し渋滞はありましたが結局6時間掛ってしまいました。
平日にこれなんでシーズン中の土日祭日ではかなり早出しないと剱往復した後、室堂まで戻って下界まで行くのはきついかも。
昼食を取ったあとテントを撤収し室堂まで下山開始!
剱御前小舎に着く頃には剱岳はガスの中。
ホント、ちょうど良いタイミングで剱に登れたようです。
長い長い下りをへて雷鳥沢キャンプ場まで降りてきました。
このキャンプ場は室堂ターミナルから近く、登山者以外のファミリー層とかにも人気があります。
でも、明日からは雨って事でテントは少なめですね。
室堂ターミナルはキャンプ場後ろの山の先。
標高差は200m程度ですが、疲労の蓄積した身体に堪えます。
室堂平には地獄谷といわれる火山活動が活発な場所があり、ターミナル近くの宿泊施設には温泉があります。
その中の一つ「雷鳥荘」のらいちょう温泉に入ってきました。
展望風呂から見える風景です。
泉質も身体にビリビリくる強酸性の本物の温泉。最高だ!!!!!!!!!!
一気に疲労が抜けていくようでした。
無事、室堂ターミナルに到着。
地元の学校のレクリエーションでしょうか?学生で溢れかえってました。
なにはともあれ今回の山行も予定通り無事終了。お疲れ様でした!
ピンポイントで天候に恵まれホント良かったです。
おわり。
最後まで読んでくれた人に感謝!
(追伸)
自分は直接現場を見てないですが、ちょうど同日に中高年の3人パーティーの内2人が遭難&滑落し1人が死亡した事故が起きていました。
本ブログではお気楽に書いてますが、危ない山なのは確かです。
自分も最近は比較的難易度の高い山に行くのも慣れてきて逆に危ない時期かも知れません。
なのでこれからも初心を忘れず、慢心せず、を心掛けて山に挑みたいと思います。
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