八ヶ岳に関してはもう何回も紹介していますが、厳冬期の天望荘泊は初めてで厳冬期ならではの景色を堪能できたので紹介します!
「八ヶ岳(赤岳:2899m)」
*地蔵尾根から臨む赤岳
2016/2/11-12
コース:2/11 八ヶ岳山荘前駐車場→(南沢)→行者小屋→(文三郎尾根)→赤岳山頂→赤岳天望荘(泊)2/12 →(地蔵尾根)→行者小屋→赤岳鉱泉→(北沢)→八ヶ岳山荘前駐車場
南沢をへて行者小屋へ。
この日は雲一つない青空、且つ空気も澄んでいて、多分これ以上の好天は無いと思える程のベストコンディションでした。
もちろん自分にとっても八ヶ岳では過去最高の天気だったと思います。
でも、本当に雪が少なかったです。
標高2000mを超えるまで目立った積雪は無し、しかし凍結個所は多く難儀しました。
自分が好きな景色の一つ、文三郎尾根から見た阿弥陀岳です。
下界から見た青空とは全く違う青、八ヶ岳ブルー極まれり!
文三郎尾根の山頂直下の岩稜地帯、今回一番の危険個所でした。
なまじ雪が少ないのでアイゼンが効きづらく、足元不安定でのトラバースは結構恐かったです。
はい、山頂!
北八ヶ岳方面と自分です。
この日は山頂は気温-7℃程度ですが、ほぼ無風で2月にしては異常な快適さ。
嬉しい半面、温暖化の一端だと思うと素直に喜べませんね。
では山頂からの風景を堪能!
北アルプスオールスターズ!乗鞍から白馬まで稜線一望。
富士山、金峰山方面。
奥秩父の方、ホント雪無いな!
浅間、谷川、日光連山方面。
この日の一番のびっくり、さすがに霞んでいますが日光連山まで見えるとは思いませんでした。
過去最高の絶景を堪能して天望荘にチェックイン。
サービスの無料おしるこが嬉しいですね。夏に泊まった時も思いましたが贅沢な山小屋です。
そして、部屋に行ってみると、なんと富士山ビューの窓側!最高だぜ!
こんな景色、どんな高級ホテルにも負けないと思います。
夕飯が終わった後は黄昏タイム。
夕陽自体は阿弥陀岳の陰で見えませんでしたが、夕陽の色に染まった各アルプスの稜線は本当に綺麗でした。
夕方になっても雲一つ無いこんな最高の日に山に居られる事を感謝して就寝。
・・・
おはよう御座います!
2日目になりました。引き続き天気は良いですが少し風が強めです。
でも、やっぱりこの時期にしてはゆるゆるなんで、外に出て御来光タイム!
奥秩父方面から登る朝日と、朝日に染め上がった赤岳です。
ちなみにこの赤岳の名前は、朝日によって赤く染まる事から名付けられたそうです。
その名前の由来になった姿を拝む事ができて感激!
この後は朝食を取って下山開始。
地蔵尾根のお地蔵さん。
天気もよくこのまま硫黄岳まで縦走したい気分ですが、この日は用事があった為地蔵尾根を下り10時半には駐車場に戻って山行終了となりました。
天気にも恵まれ充実した2日間でした!
3回目の厳冬期赤岳でしたが、毎回見える風景や感じ方が違って楽しませてくれます。
やっぱり山は面白い!
以上!
いいなぁ…冬の八ヶ岳空気もすんでて最高でしょうね(*´ω`*)うらやましいです~
返信削除コメントありがとう御座います!
削除冬の武尊山行けるなら赤岳も大丈夫ですよ!是非に!