2021年3月13日土曜日

年の締めはやっぱり富士山(2020年編)【石割山・御正体山・大平山 山梨県】

 さて、2021年も早3ヶ月…
もう1年の4分の1が過ぎ去ろうとしている事実に少し困惑。
なぜなら年明け早々に腰痛が久々に再発、その後腰痛自体は良くなったものの脚の不調が残り、世間は緊急事態宣言による自粛ムード…
身体の不調や世を取り巻く空気も相成って、物事に対するテンションが上げきれなく年明けスタートダッシュに失敗した感じがしております。

まあ、それなりにいい年齢でこのローテンションが続くと色々不味い気がするので、多少無理矢理にでも自分に発破をかけていかないといけないと思っています。

さて、前置きはこれくらいで、今回の山旅ブログは山梨県の道志山塊の「石割山・御正体山・大平山」を紹介します。

何度かブログでも書いてますが、自分は年の締めの登山として「富士山を愛でる」という目低を掲げており、それを数年前から恒例として続けています。
過去には、毛無山・三つ峠山・黒岳・愛鷹山などに登っており、いずれも好天に恵まれ最高の富士山を拝めています。
さて、2020年はどんな富士山で締めくくれたのか!?紹介していきたいと思います。

「石割山」(1412m)
*石割山山頂から富士山を望む

「御正体山」(1681m)
*日向峰付近から望む

2020/12/26
コース:石割山登山口(赤い鳥居)→石割山⇔御正体山→大平山→登山口
累積標高差:±1400m
移動距離:21.4Km

スタートは石割神社の赤い鳥居前の駐車場。
富士山を愛でるだけなら石割山だけで十分なのですが、それだけではあまりに物足りないので二百名山の一座である「御正体山」まで行ってみようと考え、このコースにしました。

駐車場横の登山口である鳥居を潜ると石割山名物の急階段。
いきなり心拍を上げにくるので、朝弱い方はご注意下さい(笑)

階段を登りきると一段落。
葉の落ちきった木々と山肌に朝日が当り世界がオレンジ色に染まります。
関東らしい冬の乾ききった冷たい空気も気持ち良いですね。

あまり意識はしてなかったのですが、少し頑張れば朝焼けに染まる富士山に間に合いそうなので少々ペースを上げます。

中腹の石割神社です。
その名の通り見事に割れた巨石が印象的。
安全登山の祈願をして早々に先に進みます。

そして、石割山山頂!
おおおーーー!見事な富士山!!ありがとう御座います!
朝焼けのピークにはちょっと間に合いませんでしたが、想像以上に素晴らしい富士山が待っていてくれました。

まだ登山を始めて1時間程度ですが、年の締めに相応しい富士山を見てしまい微妙にやりきった感がでてしまいましたが、この時間に下山しても温泉も観光地もまだやっていないので、とりあえず予定通り御正体山に向かいましょうか…(笑)




石割山~御正体山の凌線はあまり展望の無い樹林帯主体のもっさり凌線。
時折、木々の間から御正体山の山容や相模湾方面が見えますが、正直展望が良い路とは言えません。
でも、風に揺れる木々の音を聞きながら誰もいない静かな山を歩くのは、なんか山に溶け込んでいるような気分になれるので個人的にはキライじゃないですね。

唯一、展望が最高!って言えるのは途中の鉄塔の場所。
少し山に隠れてしまっていますが富士山もばっちり拝め、長い凌線歩きの良い休憩スポットになると思います。

鉄塔を過ぎ再び樹林帯の中を歩き、急登を登りきると御正体山山頂。
ありがとう御座います!
広い山頂ですが、やっぱり展望ありません!(笑)

御正体山はこの先にある道坂峠からのコースがメジャーなので、山頂は多少なりとも人がいるかと思ってましたが、何故か自分だけ…
二百名山でこの時期登るには最適な低山かと思ってましたが、意外に人気無いんですかね…?(困惑)

いつもは人に頼んで撮ってもらってる山頂記念写真も、久々に自撮りで済ませて、早々に帰路につきます。


石割山まで戻ってきました。
これでこの山旅の目的はほぼ達成したので下山しても良いのですが、時間はまだお昼ちょい過ぎと余裕があったんで、更に富士山の好展望地と言われる大平山まで足を延ばしてみることに。

石割山~平尾山まではザレたそこそこ急勾配の道。
上手く勢いを逃がして歩かないと絶対コケるので注意が必要かと感じました。

途中の小ピークの平尾山!
目立ったピークではありませんが、周りはススキ原が広がり高い木々も無く富士山がばっちり拝めます。
昼過ぎということもあり気温もあがりポカポカ陽気。お昼寝でもしたくなりますね~

平尾山を過ぎると別荘地まで標高を落とします。
地図では別荘地内の私道と登山道が重なっていますが、実際は柵がありお互い行き来できないようになっているので注意して下さい。
…別荘からもちょっとしたハイキングで来てもいいのになんでだろう?

別荘地から少し登り返すと大平山山頂になります。
山中湖と富士山が一望できなんとも爽快!気持ち良いですねーーー!
山頂部も非常に広く暖かい季節ならハイカーでいっぱいになるんでしょうね。

富士山とは逆方面に目を向けると今日歩いてきた山々が見えます。
一番奥のピークが御正体山ですね。
こう見るとなかなか立派なピークだったようで(笑)

その後は来た道を戻り石割山をトラバースして石割神社に下山。
お疲れ様でした。

2020年の登り納めも素晴らしい富士山を拝め気持ち良く年越しできました。
さて、2021年はどんな年になるのかな?
また笑顔で登り納めができるように1日1日を大切にまた1年過ごしていきたいものです。
(もう3ヵ月以上過ぎてますが(笑))

以上です。

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