2016年8月21日日曜日

深き山 【飯豊山 福島県】 その1

8月ももうすぐ終わり、みなさん夏山楽しんでいますか!?
自分の方はおかげ様で7月中旬くらいから毎週のように山に籠る事ができ満喫しております。

おかげで山行ブログを更新する暇が無く、ネタが溜まる一方です。
まあ、ブログなんで自己満足なんで何時止めても良いのですが、後から読み直すと面白いし、良い思い出記録になっているので、遅れても更新は続けて行きます。

そんな訳で久々の更新は、8/5~6に行ってきた飯豊山を数回に亘って紹介します!

「飯豊山」 2105m
*写真は本山小屋付近から臨む大日岳と主脈

2016/8/5-6

8/5 弥平四郎登山口→(上ノ越)→本山小屋(テント泊)⇔飯豊本山山頂
8/6 本山小屋⇔草月平→(上ノ越)→ 弥平四郎登山口

コースは福島県側の弥平四郎登山口から本山小屋でテント泊の一泊二日、基本は飯豊本山までのピストンで余裕を見て最高峰の大日岳も視野に入れることにしました。

本来は山形県側から福島県側に抜ける(またはその逆)ような主脈縦走をするのが一番飯豊山を堪能できるのでしょうが、公共交通機関も使い難く、登山口間の移動だけでも1日以上掛りそうだったので今回は見送りました。

西会津PAで車中泊をして、朝5:30頃弥平四郎登山口に到着。

前日の内に登山口まで来ちゃうのが理想ですが、道路が未舗装の場合は明るくなってから通るようにしています。暗い状態でのダートは色々危ないですからね。

登山口から道は二つに分かれ、前半に一気に急登して稜線に出る巻岩山経由と、最初は平坦で後から急登する祓川小屋経由のコースがあります。
自分は性格上、最初にイヤな事は済ましたいので前者を選択。

さあ、スタート!

いきなり、稜線の上ノ越までノンストップの急騰が始まります。
当日は猛暑日だった事もありスタート時も結構な高温、いきなり汗だくに。


上ノ越まで上がってしばらく稜線を進むと木々の間から左手に飯豊山主脈が姿を現します。右手には磐梯山と吾妻連峰と広い景色の中気持ち良く歩けます。
…とは言っても日が射すとと半端無く暑く、早くも疲れが見え始め、少しペースダウン。

本日の行程の約半分、三国小屋に到着!
下山する人と、これから登る人がちょうど集まってたくさんの人が休憩していました。

自分も荷をおろして長めの休憩を取っていると、小屋番の人からみんなにプチトマトの差し入れ。飯豊山の小屋番の人は良い人が多いって聞いていましたが、ホントですね。
疲れた身体に嬉しいサプライズでした。

三国小屋から見たこれから向かう種蒔山への稜線です。その奥の奥に飯豊本山がちょこっと顔を出していますね。
想像以上にアップダウンがキツそうで、まだまだ遠いなぁ~。
気合い一発!


正面に飯豊本山を見ながらの解放感にある稜線ですが、とにかくアップダウンが多い!
おまけに登れど登れど標高がなかなか上がらず精神的に堪えます。
でも、さすがは花の飯豊山、8月と言えども登山道彩る花々は多いので癒されます。

切合小屋に到着!

ここに来るまで苦労している割には三国小屋からほとんど標高は上がっていません。
いや~、飯豊はキツと聞いていましたが、噂に違わないハードさです。

切合小屋を過ぎ飯豊本山直下にやってきました。
しかし、山頂方向は午後から湧いてきた雲に隠れてしまっています。
本来はがっかりするところですが、太陽が出ていると半端なく暑いので、ここは恵みの曇りってことで歓迎!

本山小屋直下のテン場に到着!!!はひぃ~。
まだ、山頂までは少しありますが、この重装備から解放されると思うと嬉しくてしょうがないです。

小屋にテン場料(¥500)を払いテント設営。
山と高原地図にはテン場は記載されていませんが、テント泊は公認の様です。

平日ってこともあり、主脈稜線が一望できる一等地を確保!
最終的には自分も含めテントは3張りのみ。静かなテント泊をすることができました。
(*写真は2日目です。)

テント設営後ガスが抜けるまで休憩していましたが、その気配も無いのでとりあえずピークハントに本山頂上にまで行く事に。
本山小屋から頂上までは、ほとんどアップダウンも無く気軽に行けます。

本山小屋周辺には飯豊山固有種のイイデリンドウをたくさん見かけました。
フォロアーさんの言っていた通り、花の副片が開かず、垂直に立ちあがっているのでちょっと他のリンドウと雰囲気が違います。
最近はちょっと花にも興味が湧き初め、こういった違いが理解できると嬉しくなります。

飯豊山頂上!やったぜ!
山頂は見た通り濃いガスの中で周りの風景はお預けでした。

大日岳まで行く事も想定していたのでまだ時間は早めですが、暑さのせいで予想以上に疲労も溜まっていて、更にガスの中って事で今日はここまでとしました。

帰ってから調べてみたら、標高差は1500m程度ですが、累積は2200m程度。
どうりで疲れた訳です。

長くなってしまったので、今回はここまで。
続きは次回に!

その2へ、つづく。

2016年8月1日月曜日

雨雨雨、そして空 【甲斐駒ケ岳 南アルプス 黒戸尾根】

さあ!いよいよ梅雨明けして盛夏到来!
山ヤのみなさん、今シーズンも安全第一で夏山を楽しみましょう!

さて、少し遅れてしまいましたが梅雨明け前の7/16・17に南アルプスの甲斐駒ケ岳に登ってきたのでその模様をレポします。

「甲斐駒ケ岳(2967m)」
2016/7/16-17
コース
7/16 白州観光キャンプ場駐車場→(黒戸尾根)→七丈小屋(テント設営)⇔山頂
7/17:七丈小屋→(黒戸尾根)→白州観光キャンプ場駐車場

甲斐駒ケ岳といえば北沢峠から登るのが一般的ですが、今回はこれからの夏山本番に向けてのテン泊装備トレーニングも兼ねてキツめの黒戸尾根コースを選出。
あと、首都圏からは仙流荘に行くよりアクセスが容易っていうのもあります。

そんな気軽に選んだ黒戸尾根コースですが、正直ここまでハードとは…。

前日夜に登山口で車中泊し、当日は雨の音で目が覚めました。
当日の山の天気予報は晴れ時々霧だったので、登っている間に止むだろうと考え予定通り出発!

しかし、スタートの標高が低いせいか気温、湿度共に高く、フードを被るとサウナ状態で汗が止まりません。
おかげでレインウェアの中はもう汗か雨なのかどうでもよくなるほどグチョグチョ。

登り始めて2時間程度で心が折れる寸前。
引き返す理由を常に考えていました。

刃渡りまでやってきましたが、雨は止むどころか時々強まる感じ。
ここまでに2組の途中撤退するパーティーに会いました。

自分の方はトレーニングと割り切り、覚悟完了。
登頂は無理だとしてもテン場の七丈小屋までは行く事に。

5合目小屋跡を少し過ぎた場所にある吊り橋です。
ここまででかなり疲労が溜まっていますが、本当の地獄はここからでした。

永遠に続きそうな急勾配のハシゴ、クサリ場の連続。
ソロテン泊装備でここからは本当にキツかった!今となっては苦しいとか辛いとか考えると足が止まりそうなので、もうただただ無心に足を前に出していた事しか覚えていません。
(写真の下山時のです。登っている時はカメラを出す気力も無かったです…)

そんなこんなで、テン場に到着&設営しやっと一息。
でも、天気は雨のまま。

設営してテント内でゴロンとした時には今日は絶対動かないと誓いましたが、昼飯くって1時間もボケ~としてると意外と元気が出てくるもので、山頂から下山中の日帰り強者の「山頂は晴れてますよ!」の一言で今日中の登頂を決意。

サブバックに荷物を詰め、気合い一発!
さあ、行こうか!

8合目を過ぎた頃に雨は止みましたが、相変わらず濃いガスの中。
本当に晴れてるのかな?と心配になった頃に砂浴びしてる雷鳥先輩と遭遇!


疲れを忘れて見入ってしまいました。砂浴びしてる姿を見れたのは初めてだったので嬉しかったです。

そして、山頂目前でやっと青空が!!
標高差2200mの達成感と今まで感じた事ない疲労感が入り混じって、山の上ではいつもの青空が今回は特別な青空に見えました。

甲斐駒ケ岳登頂!!やったよ~(疲労困憊)

ちょっと前まで感じていたじめじめした世界とは別世界、カラッと涼しい風とぽかぽかした陽の光が天国です。


ただ、本当に雲の高さ=山頂の高さ、なので周りの山岳風景はお預けでしたが、空と流れる雲の中に身を置いていると空と一体になったような不思議な気分になります。

テント泊で時間に余裕があったので16時頃までゴロゴロのんびり過ごしました。
最後の30分くらいは自分1人になり、人気の百名山の山頂を独り占めと貴重な経験をしました。

あ~、これで景色が見えれば最高だったのになぁ。

この後はテン場まで撤収し、完全にバタンキュ~。




<2日目>
おはよう御座います!
起きた直後はガスの中でしたが、下山の準備をしてるとガスが抜け鳳凰三山が雲海に浮かんでいる絶景が見えました。

こんな絶景が見えるテン場だったんですね!
最後の最後に見れて良かった。

下山する前にもう一回山頂に行ってみようと思いましたが、山頂付近はガスの中&午後より雨予報だったのでそのまま下山を決定。



山の中腹付近は晴れていたので、登りの時には見えなった風景や大雲海を楽しみながらのんびり下山しました。

11時前に駐車場に着。
お疲れ様でした!

さて、今回の雨のソロテン泊装備の雨の黒戸尾根ですが、ぶっちゃけもう二度とやりたくありません。
雨っていうことで体力的にというか精神的に辛かったです。

初めての甲斐駒は辛い思い出になってしまったので、天気の良い日に思い出を上書きしにリベンジします!

以上。


…もっと、体力つけないとなぁ~。

2016年7月24日日曜日

リベンジ登山 【登り直したい山】

山ヤのみなさんは悪天で途中敗退したり、登ったは良いけどガスにまかれ展望がなかったりと残念な結果になった登山がそれなりにあると思います。
そうした山に対してはいつかはリベンジしたいと思う人は多いと思います。

自分も本格的に山にハマって4年目という事もあり、リベンジしたい山も結構増えてきたので、今回は趣向を変えて自分がリベンジしたい山を紹介します。

「上州武尊山」
2014/7/27 武尊高原川場キャンプ場からのピストン



登山当日はかなりの高温&ガス(軽い雨)で、当時は体力もそれほど無かったせいかとにかくにキツかった思い出しかありません。
更に剣ヶ峰までひたすらスキー場脇の樹林帯で、ずっと何で登っているんだろう?とひたすら自問自答してた記憶が残っています。

ただ、一瞬ガスの抜けた山頂から見えた急峻な剣ヶ峰の姿が唯一の救い。

今ならば大した事無いコースなので、当時からどのくらいレベルアップしてるか確認も兼ねてリベンジしたいですね。


「鳥海山」
2014/6/21 鉾立からのピストン



こちらも当時の体力としてはCT9時間はかなりの冒険でした。また、茨城在住としては初めての東北遠征登山だったのですが、山行中は基本ガスの中。
更に、大雪渓でガスにまかれた時には軽く恐怖しました。

しかし、下山途中には晴れ間が出てその全容に美しさに感動し、リベンジを誓ったのは良い思い出です。

また、この山行を切っ掛けに地図読みの勉強を始めたので、これはこれで良い経験。

山頂からみる日本海の絶景を拝む為にリベンジ!


「焼岳」
2014/8/28 中の湯ルート→西穂山荘⇔西穂高岳→上高地下山



初めての北アルプス!そして山小屋泊!と活き揚々と挑んだ山行でしたが、どんより曇り&ガスのせいでほとんど展望は無し、がっかり加減は半端ありませんでした。
今となっては焼岳から見えるであろう穂高岳や槍ヶ岳は登ってしまっていますが、自分にとっては北アルプス原点って事で、当時を振り返りながら登り直したいですね!


「屋久島(宮之浦岳)」
2012/7/15 淀川登山口からピストン



ここは途中敗退した訳でも、天候に恵まれなかった訳でもありません。
でも、登り直したい欲求は一番大きいです。

当時は山以外の自然が豊富な観光地をカメラに収めるのがライフワークでした。
この屋久島を訪れたのも世界遺産の一つというのが理由でした。

なので、山の楽しみ方を知らずに若さに身を任せて淀川登山口からの最短コースを駆け抜けてしまったのが今となっては非常にもったい無いと後悔しています。

山の自然を楽しめるようになった今であれば、当時の10倍は楽しめるような気がします。

今度は2泊くらいのテン泊で木々の鼓動、風や水の音を全身で感じながら再び登ってみたいですね!


以上!
山はもう一回行ったからいいや、って考え方はもったい無いと思います。
理由は様々ですが、リベンジ登山どんどんやって行きたいですね!


2016年7月10日日曜日

旅食シリーズ その24 【奈良県 柿の葉寿司(中谷本舗)】

お久しぶりの旅食シリーズ!その24

今回紹介するのは…

「柿の葉寿司」

2016年5月の奈良県への出張&八経ヶ岳登山の時に頂きました。

この「柿の葉寿司」はその名の通り、一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけた押し寿司の一種です。
なんでも柿の葉には殺菌作用があり、保存食として優秀だったので、大峰山や熊野への修験者たちが持っていく事が多い事からこの辺りの郷土料理になったそうです。

特に吉野の辺りではあっちこっちで柿の葉寿司が売っており、あまりの多さに少し引くくらいでした。

自分は奈良県自体訪れるの初めてだったので駅で見かけた際に買って、宿泊先で夕飯として速攻で食べてしまいました。

その後に、そんな歴史的背景を知り、ちょっと後悔。
更に、次の日の八経ヶ岳登山の際に山頂で弁当として食べている人の姿を見て、あー、これが「柿の葉寿司」の本当の食べ方なんだな、って感じました。

旅先の料理はその地域特有の味を楽しむのもありますが、食べ方や食べるタイミングが重要なのも結構あり、この「柿の葉寿司」もその一つですね。

みなさんも食べる時はハイキングや散歩のお供にして外で食べてみて下さい。
より美味しく食べられる事間違いないと思います。

以上です。あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!



2016年7月3日日曜日

日本温泉巡り その18 【山形県 蔵王温泉 大露天風呂】

本州はすっかり梅雨空が続くようになってしまった今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?

天気がイマイチで山登りには不向きなこの季節にこそ、温泉巡りって行きたいところですが、ここ数年は6月でも気温は高めで温泉に気持ちよく入るには難しくなっているのが寂しい限りです。

早く涼しい季節になれ~、と思いつつ、日本温泉巡り その18 いってみましょう!

今回紹介するのは「蔵王温泉 大露天風呂」です。

以前から目は付けていましたがなかなか行く機会に恵まれず後回しになっていましたが、先月に新車を買った友人が東北にドライブ行きたいって事で、誘われついでに立ち寄ってみました。

さて、噂に効く名湯如何なものでしょうか。
頂きます!

泉質は含硫化水素強酸性緑ばん明ばん泉、ほんのり青白く硫黄の香り。
そして、phは1.4とかなり酸性よりなので身体にピリピリと染みる感じは強めです。
しかもヌルンヌルン。

・・・
・・・本物だ!!!

また、小さな渓谷にあり、緑に囲まれ自然と一体になれる雰囲気が最高ですね!

更に源泉の温度は54度と熱めですが、湯船が渓谷の高度差を活かして段々に複数あって、下の湯船に行くほど温度は低めになっており、好みに合わせて選べるのも感心しました。

泉質、ロケーション共に文句のつけようがありません。
あっぱれ!

ただ、残念ながらこの露天風呂は冬季(11月中から4月上)は閉鎖してしまうそうです。
温泉が一番気持ちよく入れる時期に入れないのはもったいないですね・・・。
でも、紅葉の時期は最高なのは間違いないのでまた秋に入りに行きます!

今回のこの「蔵王温泉 大露天風呂」は個人的温泉ランキングの5位にあった「北海道 川湯温泉」を抜いて5位にランキング入りさせる事にしました!
川湯温泉とは泉質は似たような感じですが、露天の景色が蔵王温泉の方が上なのが理由です。

以上!

<個人的温泉ランキング> 2016.7現在
― 1位 籐七温泉「彩雲荘」 (岩手県)
― 2位 吹上温泉「みどり荘」 (鹿児島県)
― 3位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
― 4位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
↑  5位 蔵王温泉 大露天風呂 (山形県)

*巡り数も増えてきて5位以内に入らない温泉でも紹介できないのはもったいない超絶名湯たちをオススメ温泉として記載します。参考にしてくれれば幸いです。

<ランク外 オススメ温泉>