自分の方はおかげ様で7月中旬くらいから毎週のように山に籠る事ができ満喫しております。
おかげで山行ブログを更新する暇が無く、ネタが溜まる一方です。
まあ、ブログなんで自己満足なんで何時止めても良いのですが、後から読み直すと面白いし、良い思い出記録になっているので、遅れても更新は続けて行きます。
そんな訳で久々の更新は、8/5~6に行ってきた飯豊山を数回に亘って紹介します!
「飯豊山」 2105m
*写真は本山小屋付近から臨む大日岳と主脈
2016/8/5-6
8/5 弥平四郎登山口→(上ノ越)→本山小屋(テント泊)⇔飯豊本山山頂
8/6 本山小屋⇔草月平→(上ノ越)→ 弥平四郎登山口
コースは福島県側の弥平四郎登山口から本山小屋でテント泊の一泊二日、基本は飯豊本山までのピストンで余裕を見て最高峰の大日岳も視野に入れることにしました。
本来は山形県側から福島県側に抜ける(またはその逆)ような主脈縦走をするのが一番飯豊山を堪能できるのでしょうが、公共交通機関も使い難く、登山口間の移動だけでも1日以上掛りそうだったので今回は見送りました。
西会津PAで車中泊をして、朝5:30頃弥平四郎登山口に到着。
前日の内に登山口まで来ちゃうのが理想ですが、道路が未舗装の場合は明るくなってから通るようにしています。暗い状態でのダートは色々危ないですからね。
登山口から道は二つに分かれ、前半に一気に急登して稜線に出る巻岩山経由と、最初は平坦で後から急登する祓川小屋経由のコースがあります。
自分は性格上、最初にイヤな事は済ましたいので前者を選択。
さあ、スタート!
いきなり、稜線の上ノ越までノンストップの急騰が始まります。
当日は猛暑日だった事もありスタート時も結構な高温、いきなり汗だくに。
上ノ越まで上がってしばらく稜線を進むと木々の間から左手に飯豊山主脈が姿を現します。右手には磐梯山と吾妻連峰と広い景色の中気持ち良く歩けます。
…とは言っても日が射すとと半端無く暑く、早くも疲れが見え始め、少しペースダウン。
本日の行程の約半分、三国小屋に到着!
下山する人と、これから登る人がちょうど集まってたくさんの人が休憩していました。
自分も荷をおろして長めの休憩を取っていると、小屋番の人からみんなにプチトマトの差し入れ。飯豊山の小屋番の人は良い人が多いって聞いていましたが、ホントですね。
疲れた身体に嬉しいサプライズでした。
三国小屋から見たこれから向かう種蒔山への稜線です。その奥の奥に飯豊本山がちょこっと顔を出していますね。
想像以上にアップダウンがキツそうで、まだまだ遠いなぁ~。
気合い一発!
正面に飯豊本山を見ながらの解放感にある稜線ですが、とにかくアップダウンが多い!
おまけに登れど登れど標高がなかなか上がらず精神的に堪えます。
でも、さすがは花の飯豊山、8月と言えども登山道彩る花々は多いので癒されます。
切合小屋に到着!
ここに来るまで苦労している割には三国小屋からほとんど標高は上がっていません。
いや~、飯豊はキツと聞いていましたが、噂に違わないハードさです。
切合小屋を過ぎ飯豊本山直下にやってきました。
しかし、山頂方向は午後から湧いてきた雲に隠れてしまっています。
本来はがっかりするところですが、太陽が出ていると半端なく暑いので、ここは恵みの曇りってことで歓迎!
本山小屋直下のテン場に到着!!!はひぃ~。
まだ、山頂までは少しありますが、この重装備から解放されると思うと嬉しくてしょうがないです。
小屋にテン場料(¥500)を払いテント設営。
山と高原地図にはテン場は記載されていませんが、テント泊は公認の様です。
平日ってこともあり、主脈稜線が一望できる一等地を確保!
最終的には自分も含めテントは3張りのみ。静かなテント泊をすることができました。
(*写真は2日目です。)
テント設営後ガスが抜けるまで休憩していましたが、その気配も無いのでとりあえずピークハントに本山頂上にまで行く事に。
本山小屋から頂上までは、ほとんどアップダウンも無く気軽に行けます。
本山小屋周辺には飯豊山固有種のイイデリンドウをたくさん見かけました。
フォロアーさんの言っていた通り、花の副片が開かず、垂直に立ちあがっているのでちょっと他のリンドウと雰囲気が違います。
最近はちょっと花にも興味が湧き初め、こういった違いが理解できると嬉しくなります。
飯豊山頂上!やったぜ!
山頂は見た通り濃いガスの中で周りの風景はお預けでした。
大日岳まで行く事も想定していたのでまだ時間は早めですが、暑さのせいで予想以上に疲労も溜まっていて、更にガスの中って事で今日はここまでとしました。
帰ってから調べてみたら、標高差は1500m程度ですが、累積は2200m程度。
どうりで疲れた訳です。
長くなってしまったので、今回はここまで。
続きは次回に!
その2へ、つづく。
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