ガスの中とりあえずピークハントした後は小屋でビールを買って、晩酌兼、夕飯!
小屋でビールを買って、ゴミは持ち帰り(有料で引き取り)と聞いた時は、アレ?って思いましたが、本来はそれが普通ですよね。
北アルプスとかのサービス満点の小屋に慣れていた自分に反省。
陽も傾き始めた頃にはガスも抜け絶景が広がりはじめました。
ほろよい気分で夕焼けを堪能する為に再び山頂へ。
写真では表現しきれませんが、草原とそこに飛びかうトンボたちが夕陽に照らされキラキラと輝いていて幻想的です。
今日も素敵な一日をありがとう御座いました。
夜は満点の星空!!星降る夜とは当にこの事でしょうね。
あまりに綺麗だったので、岩を積み上げ即席の三脚で星空撮影をしてみました。
カメラはGRで、星空撮影は初めてでしたが結構うまく撮れました!
この日はほとんど風も無く、寒くもなかったのでテントから半分顔を出して星を見ながら就寝。
いや~最高でした。
<2日目>
おはよう御座います!
飯豊本山頂上から御来光です。
御来光の後は大日岳方面に向かって主脈稜線のお散歩に。
本当は最高峰の大日岳まで行ってみるつもりでしたが、昨日登ってきた道程を考えると下山と言えどもかなりの標高を登る事になるのと、昨日以上に気温が上がりそうなのを考慮して途中の御西岳までのピストンとしました。
朝日に照らされた草原とニッコウキスゲの群落が輝いていてホントこの世のものとは思えない程綺麗でした!
昨日は日帰りでスピードハイク or トレランしている人も結構いましたが、こういう風景を見ないのは勿体ないと思います。
稜線散歩の後は朝食を取り下山開始。
…
…
とはいっても、予想通り下山も相当ハード。
登りの度に「これは下山じゃなくて、登山だよ!」って愚痴をたれっぱなしでした。
稜線を抜けてからは暑さとの戦い、最終的には水4リットルを飲みほしました。
今思えば下山した後もしばらく体温が高い状態が続いていたので、ちょっとした熱中症になりかかっていたように思います。
危ない、危ない。
では、総括。
さすが、東北アルプスで東北最難関と言われる飯豊山。危ない場所は無いものの、核心部に至るには相当ハードに感じました。でも、辿りついたその先はどこまでも広がるなだらかな草原の稜線と、色彩鮮やかな花々と、その苦労に十二分に応えてくれる風景が待っていました。
8月でこれほどなのですから、花の最盛期の6月下~7月上はどんな世界が広がっているのか、これは是非見ておかないとと感じました。
ただ、猛暑日にこのレベルの登山は若干危なさも感じたので、今後の反省としたいと思います。
以上!
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