昨年まではどうにか年の終わりにはブログも追い付いていましたが、今年はもう無理そうです。まあ、睡眠時間を削って作成すれば不可能では無いですが…、たかだか自己満足にそこまでやる必要も無いので、引き続きマイペースでいきたいと思います。
今回紹介する山旅は10月中旬の晩秋の北海道遠征で登ってきた「樽前山」です。
この樽前山、実は2回目で1回目は2015年の春、羊蹄山登山のついでに登っていました。
その時はガッスガスで溶岩ドームでさえ拝めない残念登山だったのでブログにしませんでした。
で、リベンジとなる今回、3年越しの溶岩ドームを見れたかどうか!?
レポいってみたいと思います!
「樽前山」(1041m)
注)最高点は溶岩ドーム上なので到達不可。歩行最高点は外輪山ピークの東山(1022m)*西山から望む溶岩ドーム
2018/10/13
コース:7合目駐車場→西山→東山(外輪山時計回り)→7合目駐車場
この樽前山は新千歳空港から車で40分と近く、羽田発の早朝便に乗ってレンタカーを借りれば10時頃には登山口に到着できます。おまけに定番の山頂含みの外輪山一周コースなら4時間あれば十分なので、北海道についたその日のうちに山旅が満喫できるオススメの山です。
まあ、ただ唯一心配なのが7合目駐車場に停めれるかどうかなんですけどね…。
予定通り10時ちょい過ぎに到着!
とりあえずギリギリセーフで7合目駐車場に停める事ができました。
この駐車場には登山シーズンの土日祝日には係員がいて交通整理をしています。この7合目駐車場が満車の場合は手前の五合目ゲートが閉じられ入れなくなり、夏のピークには駐車場待ちの列ができるそうです。
でも、その場合は7合目登山口まで40分掛かりますが五合目ゲート付近に路駐して徒歩で向かうといった手段もあるそうです。
この日も係員が居て交通整理をしていましたが、ラッキーな事に早朝登山者が帰ったところに入れたようです。
五合目から歩くのも想定していましたが、どうにかそれは回避。
では、さくっと準備を整え登山開始!
紅葉にも期待していましたが、山の上の紅葉はほぼ終わってしまっていたようです。
樽前山はまだまだ噴気を上げる立派な火山。ちゃんと登山届けを提出しましょう!
まずは外輪山をトラバースしながら標高を上げていきます。
7合目スタートなら樹林帯はほとんど無く、少し登るだけですぐに森林限界突破!
山の方はまだまだ出来て間もない火山なので荒涼とした斜面が広がり、後ろには支笏湖方面の展望が広がります。
10月半ばの北海道にしては暖かい日だったのでちょっと遠望は弱かったですが、到着して早々に北海道らしい雄大な景色で大満足!
1時間も登れば外輪山の稜線に到着。
そして、溶岩ドームがひょっこり。やっと拝む事ができました…。
ここから反時計周りに行けば歩行最高点の東山まですぐですが、天気も良いので時計回りにのんびり外輪山一周する事にしましょう。
外輪山の稜線を歩き始めると、もうそこは別世界。
火山独特の不毛な大地を進むにつれ、溶岩ドームもその全貌が姿を現します。
豪快に噴気を上げる姿を見ていると地球の鼓動が聞こえてきそう。
本当に見渡す限り岩と砂ばかり、「地球のかさぶた…」そんな言葉が自然と出てきました。
外輪山の小ピーク西山に到着。
ここには火山観測所もあり広々としているので、良い休憩スポット。
自分もここで昼食休憩にしました。
西山からは樽前山から連なる風不死岳や苫小牧市街の展望が広がります。
また、羊蹄山もちらりと。3年前はお世話になりました。(ペコリ
今日は山頂付近はガスっているみたいですね。
西山を後にして、今度は東山に向かって更に外輪山を進みます。
こちら側は先ほどまで歩いてきた東側に比べると植物が多く、雪解け直後の5月にはお花畑が広がるそうです。それも見てみたいですね~。
そして、風不死岳の分岐の少し手前から溶岩ドームを見ると何かを連想するそうですが…、さて、何に見えますか?
…
そう、「鬼」だそうです。
確かにドームにそびえる2本の岩がツノを連想させますね。
そう言われると、なんとも禍々しい姿に見えてきます。
東山の手前で後ろを振り返ると、風不死岳のまでの稜線が望めます。
外輪山の分岐から風不死岳山頂までは往復で約4時間。早朝より臨めば十分到達可能ですが、今回はさすがに無理。また機会があれば登ってみたいですね。
そして、歩行最高点の東山に到着!
ありがとう御座いました!
お手軽に登れる山だけあって、家族連れや半分私服のような人たちもいて、賑わっていました。
相変わらず溶岩ドームは元気。
…朝より噴気が増えてない?
この後は登ってきた道に再び合流して、そのまま下山。
お疲れ様でした。
下山後、丸駒温泉に向かう途中の支笏湖湖畔からみた樽前山(奥)と風不死岳(手前)です。やっぱり独特な山ですね~。
これだけお手軽に登れて、且つ、地球は生きているって事を体感できる山はそうそう無いと思います。先にも書いたように、新千歳空港からも程近いので北海道に来た時は是非立ち寄ってみて下さい!
以上です。
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