さて、今回紹介する本沢温泉は山好きで温泉好きなら知らぬ人はいないと言える有名な山のいで湯です。
とは言ったものの、恥ずかしながら自分が存在を知ったのは山を始めて数年後。
その時点で八ヶ岳のピークはだいたい登っており、行ってみたいなぁ~と思いつつもなかなか切っ掛けが無いままでいました。
ただ、温泉好きとしてはこのままではいかん!と感じ、登山は2の次で温泉メインの計画で訪れてみることに。
そんな訳で今回のブログは「温泉巡り」シリーズとなっていますが、半分は登山の話も絡めたいと思います。
登山口は稲子湯の先のみどり池ゲート前からスタート。
ここから本沢温泉まで最短なら3時間あれば十分ですが、温泉を最高に気持ちよく入る為に東天狗岳に登るプランにしました。
途中に立ち寄った「しらびそ小屋」です。
ここは登山口からほど近いので縦走目的で使うことは無いと思いますが、食事(おやつ)が美味しい、かわいいリスが遊びにくるといった特徴があり、人気の山小屋。
すぐ横のみどり池と静かな森に囲まれ非常に良い雰囲気なので、自分も時間を作ってのんびり泊まりに来たいですね。
中山峠を過ぎ天狗岳直下へ。
この日は霧氷ができており、風が吹いて舞い散る霧氷はキラキラしててなんとも綺麗でした。
東天狗岳山頂なう!
この日は抜けるような青空で八ヶ岳の峰々はもちろん、南から北アルプスまでばっちり!
また、このピークも踏むのは3度目。
雪山を始めた頃にビクビクしながら登ったのは良い思い出です。
さて、とりあえずピークを踏んだからには気持ちはレッツ温泉!
本沢温泉に向かって今日一番のハイペースで下山開始!(笑)
そして、12時半頃には本沢温泉に到着!
テント泊の受付を済まして、色々注意事項を聞いていると衝撃の事実が。
「すみません。テント泊だと内湯は一回だけなんですよ。」
…
…え?マジですか?
あまりにもショックだったので、いつ入るかは保留にして入浴券(木製)だけ受け取ってじっくり検討する事にしました。
でも、名物野天風呂の「雲上の湯」は入り放題なので、とりあえず野天風呂へ!
では憧れの野天風呂、頂きます!!
はぁぁぁぁ~、山やってて良かった~~~。
硫黄岳の迫力の爆裂火口を望みながら、堪能する白濁濃厚硫黄泉は幸せそのもの。自然との一体感も半端なく、当に山の恵みを体感できます。
先に入っている人が3人程いましたが、ちょうど出るところで、ありがたい事にこの名物温泉を独泉することができました!
しかし…
…寒い!!
まあ、11月終わりの標高2000m越えは普通に氷点下。
温泉につかっている身体はポカポカですが、温泉の蒸気が髪の毛で凍る程度には極寒。
源泉温度は40度くらいで完全掛け流しなので、正直いうとこの時期はちょっとキツイかも…。
おかげで温泉から出る勇気がなかなか出ず1時間半も湯ったりしてしまいました。(笑)
どのタイミングで入ろう?って思っていた山荘の内湯ですが、野天風呂から出る時に冷えきった身体を暖め直す為にそのまま突撃!
内湯は野天風呂とはまた違い、湯船にミネラル系の析出物たっぷりの茶褐色の温泉。
源泉温度は野天と同じ40度くらいですが、室内にあるのでちょうどいいくらい。
こっちも文句なしの極上温泉です!!
内湯のお陰で身体もぽかぽかでテントに戻り、普段よりちょっと豪華な山飯をいただき、シュラフでぬくぬくしている内にそのまま就寝してしまいました。
そして、次の日の早朝…
再び懲りずに野天風呂へ!
クソ寒いけど、気持ち良い~。(変態)
硫黄岳のモルゲンに期待してましたが、この時期は方向が合わないようです。
身体中に硫黄の臭いを沁みこませて帰路につきました。
いや~、満足満足。
オフシーズンのおかげで人気の温泉を思う存分堪能する事ができました。
今まで、山好き・温泉好きを謳っておきながら本沢温泉に訪れていなかった事をちょっと気にしていましたが、これで堂々と名乗る事ができます!
以上!
来訪日:2018/11/24~25
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.1月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
5位 野地温泉ホテル(福島県)
<超絶名湯オススメ温泉(圏外)>
・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
・後生掛温泉 (秋田県)
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