なんなやかんやで毎年恒例になりつつある鳴子温泉旅。昨年までは3月に宮城県で開催される「東北風土マラソン」に合わせて訪れていましたが、今年はタイミングが合わずマラソン大会は未参加で、合わせて鳴子も行かずじまいになると思ってました。
しかし、4月初旬の地元のマラソン大会で左足をガチで痛めてしまい、心と脚の湯治先として鳴子を訪れる事に。
今回訪れたのは鳴子と言っても東鳴子温泉。
以前、同じ東鳴子の高友旅館さんに宿泊し鄙びた雰囲気と濃厚タール臭の黒湯にノックアウトされてしまった事もあって再び訪れた次第です。
ただ、今回は高友旅館さんではなく、それと同じくらい名湯と名高い「いさぜん旅館」さんにやっかいになりました。
東鳴子温泉は本元の鳴子温泉より今でも湯治場の雰囲気を色濃く残しており、この「いさぜん旅館」さんも昭和16年開業と言う事で佇まいはまさに昭和。
今回は湯治錬に宿泊って事で部屋も必要最小限。
この「何もしない時間」を「何も無い空間」で過ごすのは本当に贅沢だと思います。
では、早速「いさぜん旅館」さん自慢のお湯を頂きましょう!!
「いさぜん旅館」さんには4つの湯船がありますが、最も人気なのがこの混浴の「炭酸泉(上)」と「鉄鉱泉(下)」です。
両方とも同じ部屋の中にあり壁一枚で仕切られていますが、それぞれ源泉は異なり、「炭酸泉」の方はこの旅館独自の源泉でやや黒味でタール臭がありラジウムを多く含むナトリウム-炭酸水素塩泉。
「鉄鉱泉」の方もナトリウム-炭酸水素塩泉ですが、旅館独自の源泉と東鳴子の共同源泉である東鳴子重曹泉との混合になっています。
「炭酸泉」の方は「鉄鉱泉」に比べタール臭も濃く濃厚でまるで薬液に浸かっている気分。デトックス効果が高いのも頷けます。でも、意外にさっぱりとした肌当たりで個人的には高友旅館さんのお湯よりも好みかも…。
湯温もややぬる湯って事で永遠に入ってられます。
はぁぁぁ~、たまらん!
このままウトウトしたい気分ですが、温泉成分が濃く15分以上の入浴は控えた方が良いとの注意書きがあるので残念気分で退散。
そして、そのまま「鉄鉱泉」の方へ。
こちらは旅館オススメの入り方にも書かれているように、「炭酸泉」の後に上がり湯として入るのがオススメだそうです。
確かにタール臭はするものの「炭酸泉」よりさっぱりしており、また熱湯なのでスッキリできますね。
この組み合わせは最強です!
良泉なり!
さて、残り二つは男女で入れ替わる「大豪寺の湯」と「ノンちゃんの湯」。
自分は「大豪寺の湯」の時に頂きました。
こちらは旅館共同で管理して共同浴場にも引かれている東鳴子温泉の代表的な源泉、東鳴子重曹泉そのもの。
先の湯船よりも広く新鮮が源泉がダバダバ掛け流されています。
湯温も高くガツンと東鳴子のお湯を堪能できます!オススメ!
いずれも、旅館独自の源泉と共同の源泉を上手く使っており、東鳴子のお湯を存分に満喫できる良いお湯でした!
やっぱり東鳴子は最高です!!
(オマケ)
なぜが旅館には多くのネコが徘徊しており、旅館のエントランスにはもちろん、隙があれば客間にも入ってきます。
自分も何度か部屋に入られたり、入浴を観察されたりと今までにない経験をさせてもらいました。
温泉もそうですが、ネコネコしたい方にもオススメの旅館です(笑)
来訪日:2019/4/20
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.5月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
5位 野地温泉ホテル(福島県)
<超絶名湯オススメ温泉(圏外)>
・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
・後生掛温泉 (秋田県)
・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!
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1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
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