今シーズンもガシガシ行きますよ~。
…
って、気分良くシーズンインしたかったのですが、今年の梅雨はなぜか週末ばかり頑張ってくれてるおかげか6月はあまりお山に行けず、脚はもちろん気分もお山から遠ざかってしまっています。
ただ、脚も未だ本調子では無いので良い休足期間になっているとはいえ、ちょっと複雑な気分ですね…。
まあ、そのうち勝手にテンションも戻ってくると思うので、今のうちブログの方を進めてしまいましょう。
今回紹介するのは5月上旬に二人の山友さんと登ってきた「二王子岳」。
二王子岳は新潟県新発田市にあり、飯豊連峰の西に位置する日本二百名山です。
まだまだ残雪深い飯豊連峰が一番綺麗に見えるこの季節を狙い撃ちして登ってきました。
ではレポ行ってみましょう!
「二王子岳」(1420m)
*月岡温泉付近の水田地帯より望む
2019/5/12コース:二王子神社⇔山頂(ピストン)
スタートは定番の二王子神社から。
(ってここ以外にコースあるのかな?)
登山口の神社は立派で駐車場も広くトイレもあり、ちょっとしたテン場もあり申し分ありません。
場所が場所だけにもっと山々してると思ってましたが、意外に人の手が入ってますね。
さすがは新潟の人たちには愛されてきたお山です。
では、クライムオン!
木々の間から差し込む光と、沢のせせらぎが気持良く良い気分で登っていきます。
あと新緑が本当に綺麗!
普段ペースを上げがちな樹林帯ですが、今回一緒に登った山友さんの一人はこの二王子岳と結婚してるといっても過言では無い地元の方。
この二王子岳にある動植物の話を聞いたり触ったりと非常にスローペースで登ってきます。
4合目付近の一王子避難小屋。
厳冬期も登ってる人は少なくないのは、こういうちゃんとした小屋があるからなんでしょうね。ありがたいことです。
避難小屋からちょっと横道に逸れると水芭蕉の群落地があります。
清らかな雪解け水のもと、元気いっぱい咲いていました。
4合目を過ぎる樹林帯も残雪いっぱい。
夏道もほとんど隠れてしまっているので、夏道は気にせずどんどん登ります。
5合目以降は木々も減り気持ち良い空が広がります。
あとは山頂に向かってひたすら登るのみ!残雪を踏みしめ、えんや~こりゃ!
やっとこさ二王子岳山頂が姿を現します。
山友さんは「五合目過ぎればすぐですよ~(笑)」とか言ってましたが、「まだまだ先じゃねぇか!」って心の中で叫んでました。
やっぱり青空のもと雪を踏みながら登るのは爽快!
今冬シーズンは正月の車の事故から始まり、初春のマラソン大会での膝の負傷と、なにかと雪山と縁が少なく悶々としたシーズンになってしまいましたが、この山行のおかげでスッキリできました。
そして、いよいよ稜線に出ると…
飯豊連峰がドーーーン!
ひゃぁぁぁ~最高!長い道のりの疲れが吹き飛ぶこの感覚久しぶり!
東北のアルプスといわれる飯豊連峰の重量感が感じられる良い景色です。
そして、山頂に到着。
ありがとう御座いました!
春の涼しい風が吹きぬけお昼寝でもしたい気分でしたが、前半のんびりし過ぎたせいか、もう13時過ぎ。休憩もそこそこに帰路に着きます。
最後に山頂からの飯豊をパノラマでドーーン!
飯豊本山から大日岳、北股岳、朳差岳と主なピークはほとんど見えてると思います。
飯豊には以前登っていますが、この絶景を見たおかげで、また登りたい欲が沸々と湧いてきました。
帰路では、登りでは春霞のせいではっきり見えなかった越後平野に広がる水田が綺麗に見えました。
飯豊のパノラマに劣らずこちらも絶景ですね!
泊まりでくれば夕日に照らされた水田群も最高に綺麗なんでしょうね。
そして16時前に下山。
二王子神社にも無事下山の感謝のお参り。
お疲れ様でした!
下山後、帰り道に水田に映った二王子岳が綺麗だったのでパシャリ。
新潟の方以外にはなじみの薄い山と思いますが、越後平野から望む二王子岳の存在感はなかなかのものです。
きっとこの風景は新潟の方々には毎年繰り返される日常なのでしょうが、この広大な水田地帯は二王子岳や飯豊の雪解け水あってこそのものであり、自分にとってこの風景は、山あってこそ人間に営みが成り立つ事を思い出させてくれる大切な風景に見えました。
更に、今回お付き合いして頂けた現地の山友さんには、山の見方(食欲的に(笑))か変わる程興味深い話を聞けて貴重な時間になりました。
ありがとう御座いました!
また、今後ともよろしくお願いします。
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿