2019年7月13日土曜日

日本温泉巡り その78 月岡温泉 共同浴場 「美人の泉」【新潟県新発田市】

その78は新潟県新発田市ののどかな田園風景の中にある月岡温泉を紹介します。

この月岡温泉は平地にありながら全国有数の硫黄含有量を誇る濃厚な温泉が湧き、且つ肌に優しい美人の湯として名が知られ、自分も着目していた温泉でしたが、上越国境の山間からは少し離れていたので、なかなか行く機会がありませんでした。
そんな中、前回のブログで綴ったように二王子岳登山に行く事になり、このチャンスを逃すまいとして今回訪れる事に。

月岡温泉の発端は1915年に石油の掘削調査によって偶然的に掘り当てた温泉で、当時は周りに何も無い更地だったそうですが、昭和のバブル経済も手伝い団体客向けの多くの温泉旅館・ホテルが建ち並ぶ一大温泉歓楽街に発展しました。
しかし、バブルがはじけた後は他の温泉地と同じように衰退の一途を辿っていましたが、現在は個人客をメインに取り込むようなイメージ戦略が比較的上手くいったのか、持ち直しているそうです。
それができるのも本物の良い泉質あってのこそですね!

その中で今回紹介するのは日帰り温泉施設の共同浴場「美人の泉」さんです。

登山帰りなので一泊して蕩けたい気分ですが、明日は普通の平日で仕事なので日帰り施設で泣く泣く我慢です…。
やっぱりその温泉地の泉質を味わうなら、まず共同浴場ですよね!

では、新潟を代表する温泉、頂きます!!



むふぅ~~!硫黄臭が堪りません~。(悶絶)
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、本当に綺麗なエメラルドグリーン!びっくり。
似たような泉質としては長野県の志賀高原の「熊の湯ホテル」さんがありますが、濃さでいえば若干こちらが上のような気がします。
完全掛け流しでなく循環と併用しているそうですが、それを感じさせない鮮度を感じこの温泉のポテンシャルの高さが伺えます。

お客さんも観光客よりは地元の方が多く、地元に愛されているな~って感じました。
経験上、観光地のイマイチな泉質の温泉って地元の人はあまりいないので、こういう点からもこの温泉は本物ですね!

自信を持ってオススメできる良泉でした!

以上です。

来訪日:2019/5/12
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.7月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 ・鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
 ・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
 ・万座温泉「豊国館」(群馬県)
 ・熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
 ・白馬鑓温泉(長野県)
 ・塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
 ・吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

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