2012年7月27日金曜日

【花之江河まで】いざ宮之浦岳へ!【屋久島冒険記 その5】


さあ、いよいよ宮之浦岳に向かってスタート!!
屋久島の中でも宮之浦岳を含むいくつかの岳は「奥岳」と言われ、海岸側からは拝むことはできません。
まさに秘境って感じでわくわくしますね。

しばらくはうっそうとした森林の中を歩きます。
前日の雨の影響でしょうか?ちょっと耳を澄ますと木からしたたる水の音、流れる水の音が聞こえます。
普段は気にもしない音ですが、こういう所で聞くと特別な感じがします。


樹齢はまだまだ若いですが、普通に見れば十分に巨木になる屋久杉があっちこっちにあります。

40分くらい歩くと初めの山小屋「淀川小屋」に着きます。
中に入ると食べ物の匂いが残っていたので泊まっていた人もいたようですが、既に出発してしまった後のようです。

淀川小屋の近くには「淀川」が流れています。





いやはやホントに綺麗ですね。
差し込んできた朝日に照らされキラキラしています。



淀川を過ぎてしばらく行った所の展望台です。
もう、いつの間にか雲の上に出ていたんですね。



宮之浦岳までのおよそ中間地点の「花之江河」に到着しました。
既に標高は1600m、ここは日本で最も南にある高層湿原です。

もともと岩が中心の土地にかろうじて育った植物の枯れたものが雨水に流され気の遠くなるような年月を掛けて窪地に堆積して湿原になったと言われています。
春先には多くの高山植物が咲き、色鮮やかになるそうです

ふ~、しばし休憩。
ちょうど高い木々も無くなり山から涼しい風が吹いてくるので絶好の休憩スポットです。

ここまでは登山口から標高差の少なく、ハイキング気分で来れるのでシーズン中はここ目的くる人もいるそうです。

さて、登山としてはここから本番。
行きまっせ!!

つづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿