2012年7月28日土曜日

【投石平まで】いざ宮之浦岳へ!【屋久島冒険記 その6】


6回目です!そろそろ飽きてきた人もいるかも知れませんが、お付き合い頂けると幸いです。
でも、もっと書きたいこといっぱいあるんですけどね!


花之江河を過ぎてしばらく歩くと「黒味岳」への別れ道になります。
ここ「黒味岳」は宮之浦岳まで行けない人でも、頂上から屋久島連峰を一望できる人気スポットです。

自分がスタートした淀川登山口からでも往復6時間と無理のないプランで行けるのでおすすめです。
自分も宮之浦岳まで行くのが難しいと判断した場合はこの「黒味岳」までにする予定でしたが、体力的にも天候的にもイケイケなので、そのまま直進です!


森林限界突破!!
屋久島の森林限界はおよそ1700mだそうです。

ここまで来ると地面は土よりも岩場が多くなってきます。

普通の山だったら森林限界を超えると乾燥した大地になることが多いのですが…


屋久島の山はこのようにあっちこっちで水が流れています。
しかも、登山道自体が小さい沢になっていて多くの道で、人の通る道=水の通る道 になっています。

流れている水も無色透明ですごい綺麗で、気分的にも涼しくなり気持ちよく歩くことができます。
でも防水のシューズは必須ですね。

前にも書きましたが、基本岩で形成されている屋久島は水自体吸収しにくく、このように山の上の方から一気に海に向かって流れて行きます。
これら小さい沢が集まって最初に紹介した「千尋滝」や「大川の滝」となり、下流域に豊かな自然をもたらすのでしょうね。


ロープ場です。ほぼ垂直上昇です。
ここら辺からは所々で待ち構えています。

ちょっと怖いけど、まさしく冒険してる!って感じがして楽しくてしょうがないぜ!!だって男の子だもん!


「投石平」に到着しました。
ここは岳の岳の間に挟まれた数少ない平坦な場所で、更に視界も一気に広がるので休憩スポットして人気です。

そして、初めて最終目標の「宮之浦岳」を視認できる場所でもあります。

ここから岳から岳へと渡り歩く縦走の始まり!
ゴールまであと少し!

つづく。

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