2021年10月10日日曜日

日本温泉巡り その112 十勝岳温泉「凌雲閣」【北海道上富良野町】

 北海道と言えば九州と同じく多くの火山で成る島。

洞爺湖、支笏湖、屈斜路湖はカルデラ湖であることは有名ですが、函館の北の内浦湾も実はカルデラ跡って知ってましたか?

山や温泉に興味が無かった頃はそんな事全く知らなかった訳ですが、現在はちょっとでも火山っぽい地形を見ると何故か動悸が止まらない身体になってしまいました…ハアハア


そんな北海道なのでもちろん温泉もたくさん!

温泉巡りを生きがいとしている身としては訪れたい温泉を多々ピックアップしており、年一くらいで北海道に行ってますがその広さ故になかなか巡りきれていません。

登山とセットで~、って計画するとあまり広範囲を巡り切れないんですよね…


まあ、大好きな北海道、短期間で一気に巡っても勿体ない気がするので人生かけてのんびり巡ってみようと思います。


さて、今回は久々の北海道の温泉、十勝岳温泉「凌雲閣」さんです!


十勝岳温泉「凌雲閣」さんは十勝連峰の中腹標高1280mにあり北海道で最も高所にある宿泊温泉施設です。


訪れたのは7月下旬。

この時は北海道でも連日30℃越えの記録的な猛暑でしたが、外界から離れた高所のこの温泉は涼しい風が吹いていました。

いや~、この温泉にしておいて正解だったわ~。


十勝岳登山を終えた後15時にチェックイン。

この「凌雲閣」さんの直ぐ近くには富良野岳の登山口もあるので、ちょうどこの時間帯は日帰りの登山客がたくさん訪れており温泉も大賑わい。


折角の良泉なので登山客が引くまでしばし待機。


…では、期待の温泉、頂きます!





浴場は男女に分かれており内湯と露天が一つづつ。

いずれもそれなりに大きな浴槽なので、それなりに人が居ても楽しめそうです。


ちなみに時間帯で男女浴場が入れ替わるので一泊すれば両方楽しめます。


泉質は見ての通り、濃く赤茶色に濁り微酸味を有する含鉄-硫酸塩泉。

やや固めなお湯ですが、じわじわと沁みる感じは鉄系のお湯ならでは。

うーーん、グッド!!


そして、なんといっても露天の解放感が素晴らしい!


主峰の十勝岳は三段山の影に隠れてしまっているものの、上ホロカメットク山から富良野岳に伸びる主稜線が一望!

山に抱かれている感じが最高です。

ここは通年営業なので雪や紅葉も間違いなく素晴らしいでしょうね!


噂に違わぬ名湯でした!


宿のご主人から初夏の富良野岳の花々の良さを力説されたので、この時期にきっとまた再訪したいと思います。


来訪日:2021/7/24

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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2021.10月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
筌の口温泉「新清館」(大分県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

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