今回は特に時系列は気にせず気になった所を紹介していきます。
もともと田舎生まれなんでこういう風景は落ち着きますね。
ちなみにこの遠野市は今回の震災で大きな被害を受けた釜石市の隣に位置しているので、支援の基地となっています。
だいぶ落ち着きを取り戻しているとはいえ、ちょっと視点を広げれば傷痕は多く残っています。
自分のこの旅が少しでも足しになればと願っています。
ただの原っぱですが、満60歳を超えると、ここに捨てられて自給自足しながら余生を過ごしたという言い伝えがあります。(遠野物語111話)
乳母捨て山のアレンジみたいなものでしょうか。(どっちが先かはわかりませんが)
元は残酷な話かも知れませんが、今のご時世「立つ鳥跡を濁さず」、この精神が忘れつつあるような気がします。
水木しげる先生書き下ろし!!
水木しげる先生も遠野物語を独自解釈で単行本を出しています。機会があれば読んでみたいですね。
母屋は約200年前の江戸時代に建てられ、後に明治、大正、昭和と増改築が繰り返され、各時代の建築様式が混在する貴重な家として重要文化財になっています。
日本版モンサンミシェルっていった感じでしょうか?
一部震災で崩れたようで、修復中でした。
今回は各スポットで方角を確認しながら、夕陽が綺麗に撮れる場所も探していました。
んで、選んだのが荒神神社です。
うるさいくらいのひぐらしの鳴き声。
でも、落ち着きますね。
普段は仕事に追われいつの間にか沈む夕陽を、たまには何も考えずじっと見てみるのも良いもんですね。
そんなこんなで遠野を巡る今回の旅は終りとします。
「遠野物語を巡る民話と伝承の地」
「いつか見た日本の風景」
この2つの謳い文句に恥じない場所でした。
普段の生活からちょっと抜け出したい、そんな気分になったらまた行きたいと思います。
おわり。
【2011/9/6作成 mixi日記より転載】
0 件のコメント:
コメントを投稿