2019年1月20日日曜日

日本温泉巡り その71 本沢温泉「雲上の湯」・天狗岳 【八ヶ岳 長野県】

さて、今回紹介する本沢温泉は山好きで温泉好きなら知らぬ人はいないと言える有名な山のいで湯です。

とは言ったものの、恥ずかしながら自分が存在を知ったのは山を始めて数年後。
その時点で八ヶ岳のピークはだいたい登っており、行ってみたいなぁ~と思いつつもなかなか切っ掛けが無いままでいました。

ただ、温泉好きとしてはこのままではいかん!と感じ、登山は2の次で温泉メインの計画で訪れてみることに。

そんな訳で今回のブログは「温泉巡り」シリーズとなっていますが、半分は登山の話も絡めたいと思います。

登山口は稲子湯の先のみどり池ゲート前からスタート。
ここから本沢温泉まで最短なら3時間あれば十分ですが、温泉を最高に気持ちよく入る為に東天狗岳に登るプランにしました。

途中に立ち寄った「しらびそ小屋」です。
ここは登山口からほど近いので縦走目的で使うことは無いと思いますが、食事(おやつ)が美味しい、かわいいリスが遊びにくるといった特徴があり、人気の山小屋。
すぐ横のみどり池と静かな森に囲まれ非常に良い雰囲気なので、自分も時間を作ってのんびり泊まりに来たいですね。

中山峠を過ぎ天狗岳直下へ。
この日は霧氷ができており、風が吹いて舞い散る霧氷はキラキラしててなんとも綺麗でした。


東天狗岳山頂なう!
この日は抜けるような青空で八ヶ岳の峰々はもちろん、南から北アルプスまでばっちり!

また、このピークも踏むのは3度目。
雪山を始めた頃にビクビクしながら登ったのは良い思い出です。

さて、とりあえずピークを踏んだからには気持ちはレッツ温泉!
本沢温泉に向かって今日一番のハイペースで下山開始!(笑)

そして、12時半頃には本沢温泉に到着!
テント泊の受付を済まして、色々注意事項を聞いていると衝撃の事実が。
「すみません。テント泊だと内湯は一回だけなんですよ。」

…え?マジですか?

あまりにもショックだったので、いつ入るかは保留にして入浴券(木製)だけ受け取ってじっくり検討する事にしました。

でも、名物野天風呂の「雲上の湯」は入り放題なので、とりあえず野天風呂へ!
では憧れの野天風呂、頂きます!!


はぁぁぁぁ~、山やってて良かった~~~。

硫黄岳の迫力の爆裂火口を望みながら、堪能する白濁濃厚硫黄泉は幸せそのもの。自然との一体感も半端なく、当に山の恵みを体感できます。
先に入っている人が3人程いましたが、ちょうど出るところで、ありがたい事にこの名物温泉を独泉することができました!

しかし…

…寒い!!

まあ、11月終わりの標高2000m越えは普通に氷点下。
温泉につかっている身体はポカポカですが、温泉の蒸気が髪の毛で凍る程度には極寒。
源泉温度は40度くらいで完全掛け流しなので、正直いうとこの時期はちょっとキツイかも…。
おかげで温泉から出る勇気がなかなか出ず1時間半も湯ったりしてしまいました。(笑)


どのタイミングで入ろう?って思っていた山荘の内湯ですが、野天風呂から出る時に冷えきった身体を暖め直す為にそのまま突撃!

内湯は野天風呂とはまた違い、湯船にミネラル系の析出物たっぷりの茶褐色の温泉。
源泉温度は野天と同じ40度くらいですが、室内にあるのでちょうどいいくらい。
こっちも文句なしの極上温泉です!!

内湯のお陰で身体もぽかぽかでテントに戻り、普段よりちょっと豪華な山飯をいただき、シュラフでぬくぬくしている内にそのまま就寝してしまいました。

そして、次の日の早朝…

再び懲りずに野天風呂へ!
クソ寒いけど、気持ち良い~。(変態)

硫黄岳のモルゲンに期待してましたが、この時期は方向が合わないようです。

身体中に硫黄の臭いを沁みこませて帰路につきました。


いや~、満足満足。
オフシーズンのおかげで人気の温泉を思う存分堪能する事ができました。

今まで、山好き・温泉好きを謳っておきながら本沢温泉に訪れていなかった事をちょっと気にしていましたが、これで堂々と名乗る事ができます!

以上!

来訪日:2018/11/24~25
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.1月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(圏外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2019年1月9日水曜日

日本温泉巡り その70 松島温泉「乙女の湯」 【栃木県さくら市】

2019年最初の温泉巡りブログ!
今年も良泉探して駆け回りますので、今後ともよろしくお願い致します。

今年は温泉マップを見て頂くとわかるように関西~中国・四国方面がほとんど未開なので、その辺りを攻めてみたいな~って考えていますが、遠くてアクセスが悪い場所が多いのでどこまで巡れるやら?ちょっと心配です。

まあ、その前に去年巡った温泉を紹介しないとですね…
では、今回その70は栃木県の松島温泉「乙女の湯」を紹介します!


在るのは栃木県さくら市。自分の好きな喜連川温泉のちょっと北側に位置します。
周りは田園地帯で、幹線道路からも離れているので静かな雰囲気です。

オープンからちょうど1時間後くらいの午前11時に訪れましたが、駐車場はそこそこの入りで人気の高さが伺えます。

外観は特に特徴の無い日帰り温泉施設って感じです。また、温泉施設以外にも宿泊錬があるようです。

では、人気と噂の温泉、頂きます!


おおぅ~、ヌルヌルンだ~。
泉質は無色無臭のアルカリ性単純温泉ですが、この肌にまとわりつく感じは特徴的。自分の中でヌルヌル温泉と言えば鹿児島の吹上温泉や、宮城の中山平温泉を推しますが、この松島温泉はそれに近いなかなかのヌルヌルっぷり!
源泉温度は40度程度で掛け流しなので湯船に入る頃には若干のぬる湯になっていますが、それが自分にとっては永遠に入っていられるベストな温度でかなり好印象!

これからは喜連川温泉とセットで来たい良泉でした!

以上です。

来訪日:2018/12/2
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.1月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(圏外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2019年1月5日土曜日

2019年スタート!【今年登りたい山】

みなさん、明けましておめでとう御座います!
今年もまた1年、本ブログ「Active & Creative -あくくり-」をよろしくお願い致します。

2012年から始めたブログもいつの間にか7年目。
よくこんなに続けていられるものかと、自分でもちょっと驚いています。

これもひとえに読んで頂けている皆様のおかげです。
ありがとう御座います!


では、恒例の「今年登りたい山」を紹介します。
ただ、去年は「登りたい山」として紹介した山旅がことごとく悪天で流れてしまったので、少し遠征計画を立てるのを怖がってます。

でも、そんな事言っていたらいつまで経っても行けないので、天気の神様を信じて今年も計画をどんどんブチ込んで行きますよ!

幌尻岳(北海道)

去年は9月初旬に計画してましたが、台風の影響で断念。
しかも、そのまま決行していたら北海道地震に見舞われていたので運が良かったのか、悪かったのか…。
今年は被災地応援も兼ねて再び計画します!
…ナキウサギに逢いたい!

大峯奥駈道「吉野山~熊野本宮大社」(奈良県・和歌山県)

最近になって興味がむくむくと湧いてきたコース。
百名山って事で八経ヶ岳はすでに登っていますが、後から調べれば調べる程、なんて無意味な事をしてしまったのだろうと感じずにはいられません。
歩き切るには1週間程度必要ですが、今年のGWは10連休!
このチャンスを生かしたいですね。

海外登山(???)

シャモニー行きたいなぁ~、ドロミテ行きたいなぁ~、エベレスト街道歩きたいなぁ~…。
なんて、最近は2日に一回はネットで調べるようになった海外登山(トレッキング)。
現時点ではどこ行こう、決めて動いている訳ではありませんが、チャンスを伺いつつ仕事の空きがあればねじ込んでみようと思っています。


…てな感じで紹介しましたが、さてさてどうなるかな?
いずれにしろ、2019年はちょっと仕事が忙しくなりそうなので、山に行く回数自体減る予感がしていますが、量より質を心がけて1山1山をしっかり楽しんでみたいと思います!

みなさまも今年1年、安全・健康を第一にアクティブに過ごしましょう。

それでは改めて…、
2019年もよろしくお願い致します!!