2016年12月27日火曜日

登り登った2016年 【年間山行報告】

2016年もいよいよ大詰め!今年やろうと思っていた目標の半分も出来てない事に絶望している今日この頃みなさま如何お過ごしでしょうか?


…はい、自分の事です。

英語の勉強とかちゃんとやりたかったですね。やっぱりその先の目標が無いとやる気が出ないようです。

まあ、それは置いておいて、毎年恒例の登山振り返りをしようと思います。

登山趣味も本格的に始めて丸3年半経過しました。
今年も大きな怪我や故障無く、一年通して山登りが楽しめたのは本当に感謝です!

では、まず年間山行実績。

・2016/1/2 丹沢(大山)
・2016/1/9-10 西穂高岳
・2016/1/31 蓼科山
・2016/2/11-12 八ヶ岳(赤岳)
・2016/3/21 奥久慈男体山
・2016/3/26 荒船山
・2016/4/15 筑波山
・2016/4/29-5/1 鳳凰三山
・2016/5/14 谷川岳
・2016/5/15 万太郎山 仙ノ倉岳 平標山
・2016/5/21 大峰山(八経ヶ岳)
・2016/6/4 蔵王山
・2016/6/11 焼石岳
・2016/6/26 筑波山
・2016/7/16-17 甲斐駒ケ岳
・2016/7/23 那須岳
・2016/7/30 那須岳
・2016/8/5-6 飯豊山
・2016/8/11-12 笠ヶ岳(北アルプス)
・2016/9/3 磐梯山
・2016/9/10 富士山
・2016/9/25 会津駒ケ岳
・2016/10/16 八幡平
・2016/10/22 間ノ岳
・2016/10/23 北岳
・2016/11/3-4 九重山
・2016/11/5 由布岳
・2016/11/20 宝篋山
・2016/11/23-25 宮之浦岳(屋久島)
・2016/12/3 宝篋山
・2016/12/25 編笠山(八ヶ岳)

とりあえず山行回数は30、入山日数は40になりました。
変態山ヤさんにはまだまだ及びませんが、月3日以上は山に居ると考えると普通の人から見ればドン引きですね。(笑

去年と比較してみてもそれほど変化無いので、今の生活スタイルではこの辺りがちょうど良いのかも。

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では次に、上記の中で特に印象に残った山行ベスト3を発表!

第3位! 「焼石岳」(岩手県)



姥石平に広がる一面のハクサンイチゲを中心に、登山道を彩るミヤマシオガマ、リュウキンカの競演に言葉を失いました。

自然の花畑の美しさと力強さに心動かされた山行でした。

以前はあまり花には興味ありませんでしたが、これ以降ちょっとだけ花に目を向けるようになり、山の楽しみ方のバリエーションを増やすことができました。


第2位!!「飯豊山」(福島県)



2016年最もキツかった山行です。
距離や標高差よりも暑さにやられました。

でも、その先に待っていたのは、どこまでも広がるなだらかな飯豊の稜線、自分1人で独占したテン場で眺めた満天の星空と天の川、朝焼けに染まった草原とニッコウキスゲの花畑の中歩いた主脈縦走と今まで味わった事の無い感動体験でした。

飯豊はイイデ~。


第1位!!! 「谷川岳」 (群馬県・新潟県)
*谷川、万太郎、仙ノ倉、平標山 主脈縦走



栄えある第1位は谷川主脈縦走となりました!!

当日は早朝から谷川主脈を流れ落ちる滝雲の絶景に始まり、午前中いっぱいは大雲海。
視界に入るのは稜線と青い空と白い雲だけ。

本当にファンタジーの世界に来てしまったような感覚で終始テンションマックスで駆け抜ける事ができました!

また、稜線に鎮座する万太郎山、仙ノ倉の堂々する姿もお見事でした。
去年は槍、剱に登っていた事もあり、アルプス至高みたいな価値観になっていましたが、一瞬でその考えは間違っていると痛感させられました。

ホントに山とは奥の深い世界です。


以上です!

山は無限のコンテンツとは良くいったものです。
まだまだ、飽きる気配は全くないので来年もガシガシ登っていきたいと思います!

さて、2016年はこのブログで最後になります。
特にやめるつもりは無いので来年もマイペースで書いていこうと考えていますので来年もよろしくお願い致します。

では、みなさま健康に気を付けて良いお年をお過ごし下さい。

2016年12月23日金曜日

日本温泉巡り その24 【長湯温泉「ラムネ温泉館」 大分県竹田市】

その24、引き続き九州編です!
さすがの温泉県を名乗る大分県って事で良質な温泉がいっぱいあってネタには困りません。

今回はそんな大分県の中でも比較的マイナーな長湯温泉にある「ラムネ温泉館」を紹介します。

って、マイナーって思っていたのは自分だけかな?だったらすみません。

由布岳登山(11/5)の後、長湯温泉にある「天風庵」さんに宿泊した際に、近くにあったので入りに行きました。

老舗温泉街の中にあっては意外性のある外観で童話の世界にあるようなメルヘンチックで、かなりオシャレな感じです。
でも、落ち着いた色合いで街の雰囲気にマッチしているのが不思議ですね。

内装も結構オシャレで都市型SPAを連想させますが、源泉を100%楽しめるようにシャンプー等のアメニティは無く本格派温泉なのが好印象!
でも、身体を洗いたい!って人はアメニティは別売りで、温泉とは別にシャワーもあるので安心です。

では、頂きます!!


シュワワワ~。
おおお、これは凄い!

泉質はラムネ温泉の名の通り、高濃度の炭酸ガスが溶け込んでいる炭酸泉。
入った瞬間身体中が泡まみれでシュワシュワ、過去いくつか炭酸泉(炭酸水素泉)に入ってきましたが、ここが一番強烈でした。

この強烈炭酸を楽しめるのは露天の源泉のみですが、湯温は32℃程度と低め。
冬ではちょっと寒いと思うかもしれませんが、ゆっくり長湯していれば炭酸効果で身体はポカポカ、新感覚でした!

しっかり温まりたい人は、ちょっと炭酸効果は弱くなっていますが、加温された内湯があります。
こちらも十分に炭酸効果を満喫できます。

雰囲気、泉質共に十分過ぎる程満足できる良泉でした!
近くにいった時には是非立ち寄ってみて下さい。オススメです!

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<個人的温泉ランキング> 2016.12月現在

―  1位 籐七温泉「彩雲荘」 (岩手県)
―  2位 吹上温泉「みどり荘」 (鹿児島県)
―  3位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
―  4位 筌の口温泉「新清館」 (大分県)
―  5位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)

<ランキング外 殿堂入りオススメ温泉>
喜連川温泉 「早乙女温泉」(栃木県)
白骨温泉 「泡の湯旅館」(長野県)
入之波(しおのは)温泉 「山鳩湯」(奈良県)
新湯温泉 「霧島新燃荘」(鹿児島県)
野沢温泉 「大湯 他」 (長野県)
那須湯元 「鹿の湯」(栃木県)
蔵王温泉 大露天風呂 (山形県)

2016年12月20日火曜日

晩秋の山旅2016 九州遠征編 その3 【由布岳 大分県由布市】

さて、九州遠征編その3ですが、今回は大分県の有名温泉地「湯布院」のシンボル「由布岳」に登ってきたので紹介します!

当初この遠征は九重山と阿蘇山に登る予定でした。
しかし、10/18に発生した爆発的噴火の影響で阿蘇山のほとんどの場所は立ち入り禁止に。
その代わりとして選んだのが由布岳でした。

本当は熊本地震の応援も兼ねていたので、登れなくとも阿蘇山周辺の散策と温泉巡りをしようかとギリギリまで悩んでいましたが、あまりに天気の良さに、やっぱりガッツリ登りたい!って気持ちの方が勝ってしまい、由布岳の方に舵を切りました。
・・・
熊本県さん、すみません!
また改めて遊びにきます!!


では、由布岳レポいきましょう!

由布岳 (1583m)
*湯布院駅前から望む(登った次の日に撮影)
2016/11/5

コース: 正面登山口⇔西峰→(お鉢周り)→東峰

由布岳はその名の通り湯布院のシンボル的存在。湯布院の街から見ると堂々とした双耳峰がお見事です。
いや~、こんな見事な山、登らない訳には行かないでしょ!!

前日は九重山登山の疲れを黒川温泉で癒して体力は万全。
旅館で朝食をとって10時頃由布岳正面登山口に到着。

登山口対面の無料スペースは既にいっぱいでしたが、有料の方はまだまだ余裕有り。
秋晴れ晴天の土曜だったので空いてるか心配でしたが意外に大丈夫でした。

駐車場から望む由布岳は双耳峰ではなく、綺麗な円錐形。
青い空と相成ってテンションは最高潮。
よっしゃぁぁ!登るぜ~!

登山口からしばらくは草原の中を歩きます。
そよぐ風がホントに気持ちよかったです。この辺りまでは一般人も散策に来ていました。

樹林帯に入ると同時に本格的な登りが始まります。
標高の低い場所ではまだ紅葉も残っていて楽しめました。


中腹を過ぎると一気に視界が広がって、湯布院市街や九重山のパノラマ!
疲れも吹き飛びます!

ただ、この先はあまり見える風景も変わらずひたすらジグザグに登ります。
まあ、こういう円錐形の山は麓からの見栄えは良いですが、登ると単調になりがちですよね。

双耳峰の鞍部のマタエに到着!
ここは登山客がいっぱい。
ここから西峰、東峰に分かれるのですが、最も高いのは西峰なのでとりあえずそっちを目指します。

えええ゛~。

結構キツイ鎖場があります。三点支持はもちろん、ちゃんとルートも考えないと進めないレベルです。距離は短いものの剱や大キレット程度の危険度はあるような気がしました。
観光登山できてた人たちは無理!無理!ってな感じで断念してました。

まあ、とりあえず自分は進みますけどね!

由布岳山頂、西峰踏破!
ありがとう御座います!

湯布院市街のパノラマがお見事!

しばし休憩した後、時計周りに東峰を目指しました。


こちらも細く切れ落ちた稜線、岩場の大きなアップダウンと気の抜けない場所が連続。
勝手に由布岳キレットと名付けて久々に緊張感あふれる登山を楽しめました。
まさか、九重山より由布岳の方が危ないとは思いませんでした・・・。

東峰山頂踏破!
東峰はさっきの鞍部から直登すれば危険箇所は無いので人がいっぱい。

こちらからは別府湾や別府のシンボル鶴見岳が綺麗に見えます。
湯煙上がる別府市街も見えるかな~って思ってましたが、由布岳からは厳しいようですね。

この山頂では地元パーティーが誕生日会を開いており、写真を撮ってあげたのと、自分が茨城から遠征してる事で話が盛り上りしばしの間誕生会に同席させてもらいました。
九州の人たちって他人に対してフレンドリーな感じがして良いですね!

食事美味しかったです!ありがとう御座いました!

良い気分でそのまま来た道を下山しました。

登山口到着。
お疲れ様でした!

3日目もまたまた晴天に恵まれ、九重山に引き続き名峰由布岳にも登る事ができて本当に良かったです。
先にも書いたように由布岳は当初計画に組み込んでいなかったので、ちょっと急ぎ足になってしまったので残念ですが、今度はゆっくり鶴見岳から縦走して別府温泉を満喫ツアーを計画したいですね!

以上です。
これにて九州遠征編は終了。
次回からはいよいよ屋久島編を綴ろうかと思います!

屋久島も九州と言えば九州ですが、まあ別枠って事で。

2016年12月13日火曜日

晩秋の山旅2016 九州遠征編 その2 【九重山】

その1からの続きです!

九重山&法華印温泉満喫ツアー2日目です。

前日は個室パワーもあって爆睡、体力全快ですがすがしい朝を迎えることができました。
もちろん朝風呂も堪能。
ホントもうここは山小屋じゃなくて旅館だろ!!(しつこい)

もう山登りなんて止めて、2、3日住みたいところですがさすがにダメ人間になりそうなので気合を入れて出発!


山荘を出て鉾立峠までやってきました。

横にはこれから登る白口岳、後ろには三俣山。
さすが、九重連山の主峰三俣山。どこから見ても立派ですね。
しかも、今日は雲一つない青空!遠征先でこの天気は本当に感謝です!

本日、初ピーク「白口岳」到着!
奥のが前日登った大船山で、標識のちょっと左には由布岳の頭が出ています。

ちなみに鉾立峠から白口岳までは山と高原地図だと破線ルートですが、ちょっとロープがあるだけで全く危険な箇所はありませんでした。どうして破線ルートにしたのかな?

白口岳からは今日登るピークの稲星山(左)、九州本土最高峰の中岳(右)、そして百名山の久住山(中央)が見えます。

さあ!行きましょう!


稲星山到着!
この稲星山は九重連山の中で最も南側のあるピークなので、阿蘇山、祖母山方面が一望できます。
青空のもと、朝もやの中に浮かび噴煙をあげる阿蘇山が印象的でした。

お次は中岳登頂!
九州本土最高峰!ちなみに九州最高峰は屋久島の宮之浦岳です。

山頂には自分の他、アメリカの方が一人だけだったので片言英語で写真を撮ってもらいました。


中岳から久住山に至る途中の天狗ヶ城から見た硫黄山と御池です。
硫黄山はまだまだ新しい火山で斜面のあちらこちらから水蒸気が出ており、山は生きてるって実感できます。
御池は色彩が失われつつある山の中でひときわ青く輝く姿が印象的でした。

久住山登頂!
百名山ってことで、人がいっぱいいました。
牧ノ戸峠からだと標高差も少なく手軽に来れるもの理由でしょうね。


今日歩んで来た白口、稲星、中岳をみながら昼食休憩。
よく来る地元の人との雑談の中で、これだけ気持ちよく晴れたのは1ヶ月振りとのこと。

本当に良いタイミングで登れたようです。

最後のピークの星生山に到着!
牧ノ戸峠からだと久住山も含めた周回コースで行けるので、思ったより人が多かったです。

星生山からは三俣山を中心に噴煙を上げる硫黄山が豪快に望め、今までの各山頂から見てきた風景の中で一番かっこよく見えました。


ただし!久住分かれからの直登コースは岩場がメインで、場所によっては100m近い断崖近くを通り、更にマーキングも無いのでちゃんとルートを考えながら歩く必要があるので注意です!

では、時間も頃合なので下山しましょう。

下山途中の硫黄山のすぐ横の砂礫地帯です。
色々な姿を見せてくれる山で飽きないですね。

諏峨守越の三俣山への登山口です。
真面目に登る事も考えましたが、旅館のチェックイン時刻を考えるとちょっと余裕が無いので今回はスルー。
また、九重山に来る理由を残しておきました。

この後は半舗装道路や林道をゆるゆる歩いて長者原登山口に下山完了。
ありがとう御座いました!(ペコリ

ちなみに自分は下山した直後、かならず一礼する事にしています。
素敵な感動をもらったお礼と、無事帰してくれた事に感謝の意味を込めて。


では、総括。
九重山に興味をもったのは紅葉真っ盛りの写真を見た時でした。
本当は紅葉シーズンに来たかったのですが、仕事が忙しくこの時期になってしまいました。
でも、逆にこの時期だからこそ法華印温泉での快適な温泉ライフ、静かで荒涼とした九重の峰々を堪能できたと思います。
また、多数のピークが近くに点在する九重ですが、それぞれのピークで見える風景が予想以上に変化に富んでいてたのも楽しかったです。
なにはともあれ、最高の天気の中で遠征登山できた事に感謝ですね。

以上です!


晩秋山旅2016 九州遠征編はあと一回!
その3へつづきます。



2016年12月11日日曜日

晩秋の山旅2016 九州遠征編 その1 【九重山】

さて、すっかり書くのが後手後手になっている「晩秋の山旅2016」ですが、今回からは11月上旬に行ってきた九州遠征、大分県と熊本県にまたがる九重山に登ってきたので紹介しようと思います!

この時期の九州方面は雪の可能性もまだ低く登山として良いシーズンで、更に温泉もベストシーズンなので山&温泉好きとしては最高に魅力的に感じています。
昨年も開聞岳&指宿方面の温泉巡りに来ており極楽浄土だったので、この時期に九州遠征は定番にしたいですね。

温泉については別途「日本温泉巡り」で紹介して行きますので、九重山登山レポいってみましょう!

九重山(最高峰は中岳の1791m)
*星生山頂から望む三俣山(手前)と大船山(奥)

コース
11/3:長者原登山口→(長者原自然研究路)→坊ガツル⇔大船山→法華院温泉山荘(泊)
11/4:法華院温泉→(鉾立峠)→白口岳→稲星山→中岳→久住山→星生山→諏峨守越→長者原登山口

正式には九重山(九重連山)という山は無く、百名山である久住山を主峰に、中岳、稲星山、星生山、三俣山、漁師山、黒岳、大船山、北大船山、平治岳の総称になります。

初日(11/3)は羽田の朝一の便で熊本空港に入り、レンタカーを走らせて長者原登山口に。

長者原登山口です。
到着したのは遅めの11時でたくさんの車がありましたが、駐車場は広めで奥の方に止めれました。
この遠征中は安定して晴れる予報だったので、気分は最高で入山!
今日は大船山への登頂を目指します。


登山口から自然散策路をへて雨ヶ池に。
標高の低い場所でも紅葉は終わりを向かえ晩秋の雰囲気。

雨ヶ池は夏頃までは湿原になっているそうですが、今はもう干上がってしまっています。
きっと雪解け直後は花々が綺麗なのでしょうね。


雨ヶ池越を過ぎて少し下ると、九重山の真ん中であり象徴でもある「防ガツル」に出ます。
ラムサール条約にも登録されている広大な湿原です。

この時期は一面のススキ原になっており、そよぐ風とゆれるススキがなんとも良い風情を感じさせてくれます。
いや~、九重山、良い山です!

下の写真の真ん中のピークが大船山、さあ行きましょう!

大船山への登山道は思ったより急登で、且つ不明慮なので気を付けないと路を外れる場所がたくさん在りました。
御来光目的とかで暗い時に登る際には注意が必要ですね。

樹林帯の急登を抜け段原に出ると一気に視界が広がります。
大船山まであと少し!

うっすら残る紅葉がなんとも風情を感じます。
毎年6月にはこの当りはミヤマキリシマの群落で一面の薄紫色に染まるらしいですが、一回見てみたいですね!

大船山山頂!ありがとう御座います。
日本三百名山にも選ばれています。


山頂からは西側の九重連山や三俣山、北大船山方面の迫力ある火山地形が望めます。
こういうなだらかな山が点在する地形は独特ですね。
この場所だけで1つの世界が構築されている感じ。

今年は紅葉が遅かったので期待していたのですが、さすがにちょっと遅かったみたいですね。
まあでも、こういうくすんだ色彩の山も結構好きなのでOK!

しばし山頂を堪能をして下山しました。

本日の宿泊先の法華院温泉山荘に到着!
坊ガツルの片隅、三俣山の麓にあり、外観から立派です。

この山荘は温泉が売りなので温泉好きの自分としては登山を始めた頃から目を付けており、やっと訪れる事ができました。

チェックインすると明日は平日って事でお客も少なくなんと1人で個室を独占!
畳敷きで布団も完備、廊下にはコンセントもあって、ここまで来ると山小屋よりは旅館ですね。
贅沢過ぎて申し訳なくなるレベルです。

なにはともあれとりあえず温泉!
温泉にはちゃんと脱衣所もあって、本当に旅館の設備。
では頂きます!

・・・
ふっはぁぁ~。やっぱり登山の後の良質の温泉は至福ですなぁ。
とろけます。

泉質は含カルシウム・マグネシウム・ナトリウムの硫酸塩泉。
山荘横の川にあった析出物から濃厚な温泉と思っていましたが、すっきり硬めのお湯で身体の芯から温めてくれる感じ。

浴槽は内湯のみですが、外に出るテラスがあって、そこからは夕陽に染まる大船山と坊ガツルが一望できます。
あ~、もう住みたい。

最高で御座いました!

その後は夕食を取って、談話室で一杯やりながら他のお客さんと雑談。
この雰囲気はやっぱり山小屋ですね。

遠征一日目は大満足でした。
では、おやすみなさい~。

その2に続きます。