6回目!最終回にします。
今回の旅の最終目的地「仏ヶ浦」にやってきました。
この「仏ヶ浦」があるのは下北半島の左側の海沿いにあります。
下北半島の左側は山岳地帯になっているので、山の斜面がそのまま海に接して断崖絶壁になっています。
なんで、陸地からこの「仏ヶ浦」行くのは一苦労、崖に出来た急な階段を20分程下る必要があります。
こんな感じの階段を下って行きます。
帰りの事を考えるとちょっとブルーになりますね。
でも実際は隣の港町から船で直接入る方法が一般的のようで、観光客の多くはそっちで来ているようでした。
ここもなかなか見応えのある風景が広がっていました。
学術的には岩石が気の遠くなるような長い時間波風の浸食を受けてできた地形で海蝕崖地形と呼ばれるそうです。
ある探検家がこの奇岩、巨岩が立ち並ぶこの風景を、仏が立ち並んでいるようだと例えたのは「仏ヶ浦」の由来だそうです。
少し離れた展望台からは全体像が見渡せます。
こう見ると歩いて行ける所はほんの一部だったようですね。やっぱり船に乗るのが正解だったのかな?
でもショッピングもしたいし、飛行機の時間もあるし、またの機会ということで…。
そんなこんなで今回の旅も無事終了。
簡単に総括します。
最初は下北半島と言えば地味な印象しかなく、「行きたい!」っていう気持ちはあまりありませんでした。
たまたま、水曜日にネットを見ていた所「横浜町の菜の花が満開」っていう記事を見つけて、且つ週末の天気が「晴れ」だった事で、「うっしゃー!いったれ!!」となってしまったのが発端でした。
結果としては今までのマイ旅ランクでも5位前後になり、他人にすすめられるレベルでした。
あまりに急だったので、あまり前知識が無かったのも感動を引き上げた要因かもしれません。
最初の印象通り下北半島は「地味」でした。
でも、空と山と海、そして人、それら全てに「感動」できるものがありました。
おわり!
さて、次はどこに行こうかな?
(もう、決まってるけどね!)
2013年6月24日月曜日
2013年6月21日金曜日
津軽海峡夏景色【青森県 下北半島ぐるり一周ツアー その5】
すっかり世間は梅雨本番になってしまいましたね。
来るべき夏本番を見据えて、今のうちのんびり体力温存といきましょう。
さて5回目です。
2日目になりました。
旅館の朝食もその日の朝に捕れたイカづくしのメニューで大満足!
お世話になりました!
1日目に結構満足のできる写真が撮れたので2日目は比較的のんびり行く事にしました。
自分の場合は天気次第では旅の途中、同じ場所に行く事は結構あります。
よく晴れ男と言われますが、裏ではそれなりに苦労しているのです。
2日目の第一の目的地、本州の最北端の「大間崎」を目指します。
下風呂温泉郷から大間崎までは海沿いをドライブできます。
2日目の絶好の旅日和、海も空も青いです!朝からテンションマックス!!
やってきました最北端!
北海道までおよそ17キロって事で目と鼻の先ですね!
でも、ちょっと低い雲に隠れて見えませんでした
「大間崎」と言えばマグロの一本釣りで有名ですが、マグロのシーズンは秋から冬でこれまたシーズンオフでした。
人混みが苦手なのであえてシーズンオフを狙う事が多いですが、こういう時にはちょっと残念に思います。
保存の効くマグロの甘露煮を買って帰りました。
短いですが今回はきりが良いのでここまで。
次回は最終回!最後の目的地の「仏ヶ浦」をお届けします!!
場所:
日本, 青森県下北郡大間町大間
2013年6月18日火曜日
本州最北端の温泉郷【青森県 下北半島ぐるり一周ツアー その4】
4回目!旅と言えばやっぱり温泉!
自分で言うのもなんですが、温泉の重要度が年々上がっていくのは年をくった証拠なんでしょうね…。
今回は本州の最北端に来ているということで折角なんで本州最北端の温泉郷に一泊してみることにしました。
その名も「下風呂温泉郷」です。
今回、お世話になったのは「さが旅館」さんです。
http://www.shimohuro.com/
おせじでも綺麗で高級感がある宿とは言い難いですが、笑顔がすてきで話上手な女将さんとアットホームなサービスのおかげで気持ち良くのんびり過ごすことができました。
ちょっと奮発して津軽湾と陸奥湾の海の幸フルコースを頂きました!
この時期はウニが旨いって事でウニづくしでした。
今でも思い出すとニヤニヤ出来る程美味しかったです。じゅるり。
食後に酔い覚ましに近くの港まで散歩にいきました。
漁から戻る漁船のエンジン音と夕焼けがなんとも言えない風情を感じます。
この時期はまだオフシーズンって事で旅行客も少なく、静かでゆったりとした時間が流れていきます。
7月に入るとイカ漁がシーズンになり、夜になると津軽湾が漁船の光で埋め尽くされる「漁火(いさりび)」といわれる幻想的な風景が見れるようですが、残念ながら今回はお預けです。
小さい温泉郷ですが、世俗から離れてのんびりしたい人にはオススメです。
なかなか気軽に行ける場所ではありませんが…。
今度は是非「漁火」のシーズンに来てみたいですね。
次回はからは2日目。いよいよ本州最北端の地「大間崎」をお届けします。
つづく!!!
自分で言うのもなんですが、温泉の重要度が年々上がっていくのは年をくった証拠なんでしょうね…。
今回は本州の最北端に来ているということで折角なんで本州最北端の温泉郷に一泊してみることにしました。
その名も「下風呂温泉郷」です。
今回、お世話になったのは「さが旅館」さんです。
http://www.shimohuro.com/
おせじでも綺麗で高級感がある宿とは言い難いですが、笑顔がすてきで話上手な女将さんとアットホームなサービスのおかげで気持ち良くのんびり過ごすことができました。
ちょっと奮発して津軽湾と陸奥湾の海の幸フルコースを頂きました!
この時期はウニが旨いって事でウニづくしでした。
今でも思い出すとニヤニヤ出来る程美味しかったです。じゅるり。
食後に酔い覚ましに近くの港まで散歩にいきました。
漁から戻る漁船のエンジン音と夕焼けがなんとも言えない風情を感じます。
この時期はまだオフシーズンって事で旅行客も少なく、静かでゆったりとした時間が流れていきます。
7月に入るとイカ漁がシーズンになり、夜になると津軽湾が漁船の光で埋め尽くされる「漁火(いさりび)」といわれる幻想的な風景が見れるようですが、残念ながら今回はお預けです。
小さい温泉郷ですが、世俗から離れてのんびりしたい人にはオススメです。
なかなか気軽に行ける場所ではありませんが…。
今度は是非「漁火」のシーズンに来てみたいですね。
次回はからは2日目。いよいよ本州最北端の地「大間崎」をお届けします。
つづく!!!
2013年6月16日日曜日
冬を越えた野生の岬【青森県 下北半島ぐるり一周ツアー その3】
さて3回目。初日最後のスポット「尻屋崎」にやってきました。
ここは国定公園に指定されており、その理由の一つとしてここにしかいない固有種である「寒立馬」が放牧され保護されている場所だからです。
冬季は一部を残して完全に閉鎖されていますが、夏場は一般に解放されています。
しかし、夏場でも夜間は閉鎖され、昼間でも出入りが管理されている事でこの馬の重要性が感じられます。
尻屋崎灯台と寒立馬です。
やっと訪れた夏の陽気が嬉しいのか、活発に走りまわっていました。
ある程度は人間に慣れているようで逃げるような事はありませんが、一線を越えると威嚇されます。
自分もその一線を見つけるまで何回が追っかけられました。
全く勝てる気がしないんで全力逃げましたけどね!
元々は農用馬でありガタいの良さはすごいです。
冬場は強烈な寒風が吹きすさぶ環境を乗り切ってきた威厳というか力強さをビリビリ感じます。
ちょうど5月は出産シーズンって事で仔馬も見る事ができました。
まだまだ歩くのがままならないようで、歩いては寝ての繰り返しでした。
一時期は9頭まで減少し絶滅も危ぶまれましたが、徹底した管理で現在は30頭まで回復したそうです。
これからもずっと守っていきたいですね。
次回は、今回の旅の宿泊地であり本州最北端の温泉郷「下風呂温泉郷」を紹介します!
久々の長期連載になりそうですが、お付き合いくれれば幸いです。
つづく!!
ここは国定公園に指定されており、その理由の一つとしてここにしかいない固有種である「寒立馬」が放牧され保護されている場所だからです。
冬季は一部を残して完全に閉鎖されていますが、夏場は一般に解放されています。
しかし、夏場でも夜間は閉鎖され、昼間でも出入りが管理されている事でこの馬の重要性が感じられます。
尻屋崎灯台と寒立馬です。
やっと訪れた夏の陽気が嬉しいのか、活発に走りまわっていました。
ある程度は人間に慣れているようで逃げるような事はありませんが、一線を越えると威嚇されます。
自分もその一線を見つけるまで何回が追っかけられました。
全く勝てる気がしないんで全力逃げましたけどね!
元々は農用馬でありガタいの良さはすごいです。
冬場は強烈な寒風が吹きすさぶ環境を乗り切ってきた威厳というか力強さをビリビリ感じます。
ちょうど5月は出産シーズンって事で仔馬も見る事ができました。
まだまだ歩くのがままならないようで、歩いては寝ての繰り返しでした。
一時期は9頭まで減少し絶滅も危ぶまれましたが、徹底した管理で現在は30頭まで回復したそうです。
これからもずっと守っていきたいですね。
次回は、今回の旅の宿泊地であり本州最北端の温泉郷「下風呂温泉郷」を紹介します!
久々の長期連載になりそうですが、お付き合いくれれば幸いです。
つづく!!
場所:
日本, 青森県下北郡東通村尻屋
2013年6月14日金曜日
北の果ては現世の果て【青森県 下北半島ぐるり一周ツアー その2】
2回目です!
さあ、下北半島最大の名所「恐山」にやってきました。
恐山に入る所に「三途の川」がありました。
…
なんか渡っちゃいかん気がしたので途中で渡るのをやめておきました。
(渡らないでも恐山に入ることはできます。)
入口である「山門」です。
この風車!恐山って感じですね!
恐山と言えば「イタコ」ですが、近年は高齢化が進み普通の時にはいないそうです。
今は年に一回の「大祭」の時限定で降霊をやっているようです。
試しに親父を降ろしてもらおうと思っていたのですが残念です。
本尊を後にすると火山岩でできた「地獄」と言われている景色が広がります。
あちらこちらで火山ガスが噴き出ており、硫黄の臭いで覆われています。
天気も良くて風も心地良いのですが、なにかおどろおどろしい雰囲気に包まれているのは気のせいでは無いと思います。
しばらく地獄を歩くと視界が広がり釜臥山(かぶせやま)を望む宇曽利湖(うそりこ)湖畔に出ます。
こちらは地獄と対比され「極楽」と呼ばれています。
「極楽」とは言ってもこの宇曽利湖は火山でできたカルデラ湖で現在も活火山であり水質は強酸性。
なので、生物もほとんど生息していないそうです。
この綺麗で透明な水は言ってしまえば死の水。見た目とは裏腹に死の世界を暗喩しているの恐山らしいのかも知れません。
この恐山もパーツはいくつかある霊場と変わらないのですが、山奥にあるカルデラ湖といった世間とは隔離された場所にあることで、独特の世界を築いており、それが人気の理由なのでしょうね。
予想以上に見るべきものはありました。
次回は更に北上して「尻屋崎」をお届けします。
つづく…
さあ、下北半島最大の名所「恐山」にやってきました。
恐山に入る所に「三途の川」がありました。
…
なんか渡っちゃいかん気がしたので途中で渡るのをやめておきました。
(渡らないでも恐山に入ることはできます。)
入口である「山門」です。
この風車!恐山って感じですね!
恐山と言えば「イタコ」ですが、近年は高齢化が進み普通の時にはいないそうです。
今は年に一回の「大祭」の時限定で降霊をやっているようです。
試しに親父を降ろしてもらおうと思っていたのですが残念です。
本尊を後にすると火山岩でできた「地獄」と言われている景色が広がります。
あちらこちらで火山ガスが噴き出ており、硫黄の臭いで覆われています。
天気も良くて風も心地良いのですが、なにかおどろおどろしい雰囲気に包まれているのは気のせいでは無いと思います。
しばらく地獄を歩くと視界が広がり釜臥山(かぶせやま)を望む宇曽利湖(うそりこ)湖畔に出ます。
こちらは地獄と対比され「極楽」と呼ばれています。
「極楽」とは言ってもこの宇曽利湖は火山でできたカルデラ湖で現在も活火山であり水質は強酸性。
なので、生物もほとんど生息していないそうです。
この綺麗で透明な水は言ってしまえば死の水。見た目とは裏腹に死の世界を暗喩しているの恐山らしいのかも知れません。
この恐山もパーツはいくつかある霊場と変わらないのですが、山奥にあるカルデラ湖といった世間とは隔離された場所にあることで、独特の世界を築いており、それが人気の理由なのでしょうね。
予想以上に見るべきものはありました。
次回は更に北上して「尻屋崎」をお届けします。
つづく…
場所:
日本, 青森県むつ市大畑町 恐山
2013年6月12日水曜日
春芽吹く本州北の果て【青森県 下北半島ぐるり一周ツアー その1】
やっぱり旅は最高だぜ!!
いきなり結論から入りましたが久々?に本格旅行に行って来ました。
本格梅雨入り前に一回どっかいっておきたいな~って考えた結果、一泊二日で本州最北端の青森県下北半島をぐるり一周してみることにしました。
この下北半島は有名所としては「恐山」ぐらいしか思いつかない人が多いと思います(自分もそうでした)。
しかし、新緑眩しいこの季節、想像以上に壮大な風景を見せてくれたこの下北半島をがっつりお届けしていきたいと思います。
1回目は下北半島の付け根にあり、入口である「横浜町」をお届けします。
この横浜町の名所は「菜の花畑」です。
さて、今回のツアーの一発目、どんな風景が広がっているのでしょうか。
そこには、まさしく「絵で見たような菜の花畑」が広がっていました。
作付面積は120ha(東京ドーム25個分)だそうです。
まあ、そんなことはどうでもいいと思える程雄大な風景が広がっています。
本来の最盛期は5月の中旬、その時に合わせて「菜の花フェスティバル in よこはま」が開かれていますが、今年は5月の頭にしばらく寒気が居座ったせいか今が最盛期になっていました。
フェスティバルの時はマラソン大会も開催されているようなので機会があれば是非参加したいですね。
この景色の中を疾走できるなんて最高だと思います。
さて、幸先良いスタートを切った今回の旅。
次回は三途の川を渡りに行きたいと思います。
ではでは。
つづく…
いきなり結論から入りましたが久々?に本格旅行に行って来ました。
本格梅雨入り前に一回どっかいっておきたいな~って考えた結果、一泊二日で本州最北端の青森県下北半島をぐるり一周してみることにしました。
この下北半島は有名所としては「恐山」ぐらいしか思いつかない人が多いと思います(自分もそうでした)。
しかし、新緑眩しいこの季節、想像以上に壮大な風景を見せてくれたこの下北半島をがっつりお届けしていきたいと思います。
1回目は下北半島の付け根にあり、入口である「横浜町」をお届けします。
この横浜町の名所は「菜の花畑」です。
さて、今回のツアーの一発目、どんな風景が広がっているのでしょうか。
そこには、まさしく「絵で見たような菜の花畑」が広がっていました。
作付面積は120ha(東京ドーム25個分)だそうです。
まあ、そんなことはどうでもいいと思える程雄大な風景が広がっています。
本来の最盛期は5月の中旬、その時に合わせて「菜の花フェスティバル in よこはま」が開かれていますが、今年は5月の頭にしばらく寒気が居座ったせいか今が最盛期になっていました。
フェスティバルの時はマラソン大会も開催されているようなので機会があれば是非参加したいですね。
この景色の中を疾走できるなんて最高だと思います。
さて、幸先良いスタートを切った今回の旅。
次回は三途の川を渡りに行きたいと思います。
ではでは。
つづく…
場所:
日本, 青森県上北郡横浜町大豆田
2013年6月3日月曜日
旅食シリーズ その6【常陸大黒ロールケーキ】
旅食シリーズ その6!!
今回紹介するのは…
「常陸大黒ロールケーキ」
お菓子の麻呂宇土:茨城県久慈郡大子町池田728
http://www.maroudo.net/
今回は「旅食」というよりは地元食の紹介です。
地元といっても自分の家からは同じ茨城県でも2時間くらい掛るんで普通の人にとっては十分に旅かも知れませんね。
茨城県大子町にあるお菓子屋さん「麻呂宇土」で売っています。
特徴はケーキの中にゴロリと入っている「常陸大黒」という花豆の一種です。
茨城のオリジナルブランドでアントシアニンは普通の黒大豆の3倍入っているのが売りなようです。
クリームを中心とした洋菓子の甘さの中にフワリとした和の甘さが広がる味わいはなんとも言えない美味しさです。
あなたの旅の手助けになればと思います。
では!
今回紹介するのは…
「常陸大黒ロールケーキ」
お菓子の麻呂宇土:茨城県久慈郡大子町池田728
http://www.maroudo.net/
今回は「旅食」というよりは地元食の紹介です。
地元といっても自分の家からは同じ茨城県でも2時間くらい掛るんで普通の人にとっては十分に旅かも知れませんね。
茨城県大子町にあるお菓子屋さん「麻呂宇土」で売っています。
特徴はケーキの中にゴロリと入っている「常陸大黒」という花豆の一種です。
茨城のオリジナルブランドでアントシアニンは普通の黒大豆の3倍入っているのが売りなようです。
クリームを中心とした洋菓子の甘さの中にフワリとした和の甘さが広がる味わいはなんとも言えない美味しさです。
あなたの旅の手助けになればと思います。
では!
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