2016年2月19日金曜日

ゆるゆる冬登山 【長野県 蓼科山】

先日の厳冬期西穂高岳登山(ピラミッドピーク敗退)ですっかり神経を擦り減らしてしまい、その心を癒しに蓼科山に登ってきたました。

まあ、冬山に関しては命の綱渡り的な事も魅力の一つですが、毎回そんな事やってたらさすがに疲れてしまうので今回は余裕を持ってゆるゆる冬山登山です。

蓼科山(2531m)
*しらかば2in1スキー場から臨む
2016/1/31
コース:蓼科山登山口(女神茶屋)→山頂 ピストン

蓼科山は自分が登山に興味を持ち始めた2014年5月に1回登っており、当時は山頂付近の岩稜地帯でビクビクしてたのは良い思い出です。
ブログでも綴っているので興味がある方はコチラ

そんな訳で登るのは2回目ですが、厳冬期は初めてです。

では、行ってみましょう!

登山口からしばらくは樹林帯ですが、霧氷によって白く染まった白樺林が空の青と相成って綺麗です。

今回はワカンの練習も兼ねていたので、途中までは登山コースを外して新雪と戯れていました。
いや~、ワカンのラッセルも結構疲れますね…。

木々が低くなってきて展望が広がり始めました。
後ろを振り返ると中央アルプスや南アルプスが臨めます。
初めて登った当時はやたら興奮してたのを思い出しました。


雪は全体的に少ないものの、さすがに中盤を過ぎるとすっかり雪の世界。
縞枯れの木々の雪を被った姿はファンタジーの世界みたいですね。

山頂直下の岩稜地帯に来ました。
ここから通常ルートだと山頂の東側を巻きながら山荘に行き、そこから折り返して山頂に行きますが、積雪時には直登できるって事でレッツ直登!

山頂到着!


ふ~、雪が少ないせいかちょこちょこと岩の間に足を取られてしまい意外に難儀しました。

でも、誰も通ってない新雪を登るのも結構楽しいものですね。


山頂に祭られている神社も雪化粧。
この何も無いだだっ広い山頂は蓼科山の魅力です。

山頂ヒュッテは半分くらい雪の中。

天気は良いものの強風でかなりの極寒、あまり長居できないので早々と下山しました。

人気の冬山と聞いていましたが、思ったより人は少なかったので気持ち良く登れました。
危険な場所も少なく、冬山へステップアップしたい人にはちょうど良い難易度だと思います。

以上です!

2016年2月14日日曜日

旅食シリーズ その21 【富山県 西町大喜 富山ブラックラーメン】

ネタはいっぱいあるが書くのがめんどい旅食シリーズ!
その21!!

今回紹介するのは…

「富山ブラックラーメン」

2015年夏の立山-剱縦走の時に仲良くなった地元登山者の方におすすめされて行ってきました。

食べる前は富山ブラックラーメンと言えば名前の通り真っ黒いスープが特徴って事くらいしか知りませんでした。

そして真っ黒いスープと言えば以前京都で食した有名店「新福菜館」の中華そばを連想し、その時は濃厚系が好きな自分としては見た目の割にはあっさりしたラーメンでちょっとがっかりした思い出があり、富山ブラックラーメンもそれ系かな~と思っていました。

でも、その登山者の方曰く、非常に濃厚って事でがぜん興味がわき、剱岳に登ってへろへろだった身体に鞭打って富山では老舗の西町大喜に。

では、頂きます!



くぅ~、濃厚で美味い!
がつんとくる醤油の味!でもちゃんと鶏ガラのこくも感じられる絶妙なバランス。

疲れた身体にはこのジャンク的しょっぱさがたまりませんなぁ~。

ごちそう様でした!美味かったです。


でも、毎日食ったら確実に健康に害を及ぼす塩分濃度ですね…。


以上です。あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2016年2月6日土曜日

日本温泉巡り その14 【栃木県 那須塩原 元湯温泉 「大出館」】

今が絶好の温泉ベストシーズン!日本人に生まれたからには温泉を楽しまないと損ですよ!
そんな訳で、久々の日本温泉巡り!その14です。

今回紹介するのは那須塩原の元湯温泉「大出館」です。

個人的に今までは那須塩原温泉といえば単純温泉、要は無色無臭の特徴の無い温泉でぱっとしない印象でしたが、とある筋から那須塩原の最奥の元湯温泉と言われている場所はスゴイとの情報を得て行ってみる事にしました。

やってきました!大出館。
栃木県でも山奥なので完全に冬景色。雰囲気はいいですね。

この旅館はいくつか特徴の違う源泉が楽しめますが、最も有名でレアなのは「墨の湯」と言われている黒い湯の花が浮かぶ温泉です。
泉質自体は含硫黄ナトリウム塩化物泉ですが、鉄分を非常に多く含んでいるせいでこの色になっているそうです。

では頂きます!


いやはぁ~、最高ですね!
肌にからみつく感じは弱いですが、じわじわ沁みてくる感じは本物の温泉!

源泉温度は50℃前後なので、湯船にたまる頃にはちょうど良い温度になっています。


さて、もう墨の湯だけで十分な感じですが、せっかく来たので絶景露天風呂「岩の湯」にも行ってみました。


こちらは乳白色の純粋な含硫黄ナトリウム塩化物泉です。墨の湯程インパクトは無いですが十分過ぎる程良質な温泉でした。
しかも、見える風景は粉雪の舞う渓流。
いや~、ホント日本人に生まれて良かった!

…堪能しました!

ちなみに、この大出館は全て基本混浴です。
一応、墨の湯は女性限定の時間がありますが、それ以外の時間も普通に女性の人が入っています。

自分が行った時も老若男女様々な人がいました。
逆に女性が多い場合は男の方が遠慮してしまう雰囲気です。

まあでも、こういう場所にいる人ってそういうの気にしない人が多いんで普通に温泉に入りながら雑談できるのは楽しいです。

この「大出館」泉質、露天から風景、雰囲気、いずれを取っても至高の温泉でした!
温泉好きなら一度は足を運んでみる事をオススメします。

駐車場から見た大出館です。静かで良い場所です。

今回の「大出館」、マイ温泉ランキング4位に入れ込む事にしました!

―    1位 籐七温泉「彩雲荘」 (岩手県)
―    2位 吹上温泉「みどり荘」 (鹿児島県)
―    3位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)
NEW!4位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
↓    5位 川湯温泉 公衆浴場 (北海道)*ブログ始める前に行ったので写真無し。