2018年3月29日木曜日

雪庇の稜線 「守門岳」【新潟県】

日本一の雪庇のできる山、そんな文言を見てから気になっている山がありました。
それは、新潟県にある二百名山の「守門岳」です。

ただ、豪雪の新潟県で巨大雪庇ができる時点で過酷な環境であり、他の有名な山に比べて情報があまり無かったので勝手に難しい山だと思い込んでいました。
しかし、フォロワーのDaiさんの「守門岳に行こうと思います!」の一言を見て、ちょっと真面目に調べてみたところ、思ったより登り易そうな山のようなので、Daiさんをお誘いして一緒に登ってみる事になりました。

では、レポいってみましょう!

「守門岳」(1532m)
*大岳より望む。
2018/3/3
コース:保久礼登山口林道除雪最終地点→保久礼小屋→大岳(ピストン)


コースは冬の定番の保久礼登山口に至る林道の除雪最終地点から。
この除雪最終地点には車が6台程度おけるスペースがありますが、6時にはいっぱいでした。
最終地点手前には所々路駐できるスペースがありますが、この時期は雪壁が崩れるようなリスクもあるので駐車場争奪戦は激しそうです。
また、周りには民家等は無く、本来はここまで除雪する必要はありませんが、登山者の為に除雪してくれてるということなので、ありがたい事です。

とりあえず6時前にDaiさんとも合流でき、いざ出発!!

除雪でできた壁を乗り越えるとそこは雪の世界。
本日の新潟は久々の高気圧ど真ん中の晴天ということで、雲一つ無く、風も弱い最高のコンディション!
朝の深い青に染まった雪原がなんとも美しい。

前日まで雪が降っていましたが、朝からの好天のおかげで先行者も多くトレースもばっちり。
トレースが無い場所はワカンをつけてても膝まで埋まるラッセルだったので、遠慮無くトレースを追わさせて頂きました。(笑)

保久礼小屋までは樹林帯が多いですが、陽の光が木々の間に差し込み、雪原を照らす風景は幻想的ですね。

プチ雪庇ができている尾根路もあり、稜線の巨大雪庇に期待が膨らみます!!

保久礼小屋に到着。
ここまで約2時間経過。ふむ、思ったより掛かりますね。



小屋を過ぎると展望も広がり始めおおらかな尾根道をひたすらまでに登ります。
朝方はほぼ無風だったのですが、尾根に出ると結構風が出てきました。
風に舞う雪煙がキラキラしてて綺麗です。


後を向くと新潟市街や上越国境の峰々の大展望!うっすらとですが佐渡島まで見えました。
こんな絶景を見れば疲れなんて吹き飛びますね。
新潟在住のDaiさんも久々の好天で大喜び、2人そろってテンションMAX!

最初の稜線のピーク「大岳」に到着!

本峰「守門岳」方面です。
どっさり雪を纏った姿は大迫力!ここ数日の風雪のおかげで巨大雪庇もしっかり拝めました。
山全体が日本海からの強風を受けてるのがよくわかります。
たかが1500mちょっとの山ですが、このスケールは凄い!!

福島方面の展望もお見事!
雪庇の向こうに御神楽岳や飯豊連峰が望めます。
本当に良い日に登れてよかったです。

さて、この後は稜線を歩き守門の本峰に行くつもりでしたが、大岳まで思ったより時間が掛かったので、あの守門までのアップダウンを残り時間で歩き通す事は出来ないと判断。
まあ、それでも行ける場所までは行ってみようと決めて先に進んでみました。

大岳から大きく標高を下げて振り返ると、大岳にできた巨大雪庇が。
今まであの近くをフラフラしていたと思うとゾッとしますね。
今日は天候もよく、よく見れば雪庇の部分とそうでない部分が分かるので安心して進めましたが、天候が悪く視界が悪い時には本当に危ないと思います。

とりあえず、大岳と守門岳の鞍部まで降り切りました。
これ以降の登り返しはガッチガッチのアイスバーンになっており、しっかりとしたアイゼンとピッケルが無いと無理そうなので、ここで引き返す事にしました。

鞍部は風の通り道でなかりの強風。
スカブラの模様がなんとも芸術的です。

この後は来た道をそのまま下山。

下山中には次から次へBCの人たちが登ってきます。
自分には縁の無い山でしたが、Daiさん曰くこの辺りではメジャーな山でよくBCツアーも組まれているそうです。
二人でスキーで下っていく人たち羨ましく思いながら、もくもくと下山しました。

以上です。

関東の人間にとってはあまり縁の無い守門岳でしたが、登ってみると意外に登りやすく、更に稜線を覆う巨大雪庇や、新潟や上越・福島の峰々の大展望と1500m程度の山にしては見所満載で楽しめる山でした。
大岳までで標高差1000mを越えるので、雪山としてはちょっと体力が入りますが、雪がしまっていれば初心者でも問題無いと思います。

また、今回ご一緒したDaiさんはツイート通りの好青年で終始楽しい山旅にする事ができて本当に感謝です。
新潟方面に行った時にはまた一緒に登りましょう!

2018年3月28日水曜日

日本温泉巡り その52 奥日光湯元温泉「湯守釜屋」【栃木県】

その52です。
春の陽気が混じり始め温泉シーズンも終わりを迎えつつあり、ちょっと寂しさを感じる今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?

しかし、今シーズンは山登りより温泉巡りや旅に重点を置いたせいか、たくさんの名湯に出会えて楽しいシーズンでした!
おかげで紹介したい温泉ストックがたくさんあってブログを作成するのも大変ですけどね!

さて、今回紹介するのは奥日光湯元温泉の「湯守釜屋」さんです。
この奥日光湯元温泉も前回の「ひらゆの森」と同じく、過去数回訪れていましたが温泉巡りシリーズを始める前だったのでブログに綴るのは保留にしていましが、今回久々に訪れたので改めて紹介します。

奥日光湯元温泉には数件の宿泊施設や旅館がありますが日帰り入浴の受付時間が短い場所が多く、日帰り登山の後に行ける場所は限られてしまいます。
でも、この「湯守釜屋」さんは20時までOKなので比較的行きやすい場所です。
(*宿泊客が多い連休中等は断られる場合もあるので要確認!)

では、久々の名湯、頂きます~!


はあぁぁぁ~、やっぱり良いわぁ~。

泉質は含硫黄・硫酸塩・炭酸水素塩温泉。しっかりと硫黄香る白濁のお湯。phはそれほど低く無いので、同質のお湯に比べると肌への当りはまろやかです。
湯船は小さめの内湯と露天だけですが、この源泉の良さを最大限生かそうとしている姿なので、個人的には好印象です。

この日は運よく自分1人だったので、冬の澄んだ青空をボケ~と見ながら最高の温泉時間を満喫出来ました。

極上オススメ入り!

尚、日光湯元温泉は施設毎にお湯の質のバラツキが少ないので、どれに入っても満足できると思います。
都心からも近いのでしっかり温泉気分を味わいたいならオススメの温泉地ですね!

以上。

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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2018.3月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 4位 野地温泉ホテル(福島県)
 5位 後生掛温泉 (秋田県)
 
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2018年3月21日水曜日

日本温泉巡り その51 平湯温泉「ひらゆの森」 【岐阜県】

その51!
前回に次いで平湯温泉の紹介です。
この「ひらゆの森」は平湯温泉で唯一の一般向けの日帰り温泉施設です。
自分も過去訪れていましたが、この温泉巡りシリーズが始まる前だったので写真等も無く紹介していませんでしたが、久々に来訪という事で改めて記事として綴る事にしました。

訪れたのは1月下旬のちょうどお昼頃。

過去訪れたのは夏と秋で、いずれも交通整理の人がいる程の盛況ぶりでしたが、今回は冬ということもあり比較的空いているようです。

平湯の温泉施設としては近代的で食事処やカフェ、お土産物屋等もありどんな人も抵抗無く入れる施設になっています。

では、肝心の温泉はどうでしょうか?
頂きます!!



やっぱ、ええわ~。
泉質は前回紹介した「平湯の湯」とは全く異なり、硫黄香る薄い白色の塩化物泉。更にしっかりと湯の花が浮かび個人的にはかなり好みの泉質。

内湯は大きめのが1つですが、露天風呂は6つもあり、お客さんが多くてもそれほど込み合う感じがしないのが好印象。

泉質も最高ながら、温泉施設としても快適そのもので自分としては一般の人にも自信を持ってオススメできる数少ない場所だと思います!

極上名湯オススメ入り!

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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2018.3月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 4位 野地温泉ホテル(福島県)
 5位 後生掛温泉 (秋田県)
 
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2018年3月20日火曜日

冬の山形雪巡り「山寺・月山志津温泉「雪旅籠の灯り」」【山形県】

さて、ここ最近は気温の高い日も続き、すっかり春めいてまいりました。
山ヤの皆様は厳冬期楽しめましたか?

自分は例年と比較すると、山は月1回くらいに止め、旅や温泉をメインに楽しんでいた気がします。まあ、雪山は夏に比べると危険が多く疲れてしまうので、それくらいの頻度がちょうど良いかも知れません。

今回のブログも登山では無く、雪国旅として2月下旬に友人と山形県に行って来た模様を簡単に紹介したいと思います。

...

初日はゆっくり朝に茨城を立ち、昼食後に山形の名勝「山寺」に。
「静けさや、岩に染み入る、蝉の声」で有名な山寺なので一般の方も一度くらいは聞いた事あると思います。
社仏に疎い自分ですが、山の斜面に立ち並ぶ寺群はそそられるものがあり一度は訪れたいと思っていました。
訪れるとしたら、芭蕉の句にある夏か、水墨画の世界と言われる冬かと思っていたので、今回は良いタイミングでした。

山寺の最も下にある立石寺本堂です。
真冬で雪多めなので観光客は少ないかと思っていましたが結構いました。
さすが、山形を代表する観光地ですね。

頂上の奥之院に通じる登山口。
これ以上登るとしたら凍結路や雪に対する備えが必要なので、普通の人はここまで。

しかし、自分は登る気満々!
友人は山とは無縁ですが御朱印集めをやっており、それを餌に一緒に登らせる事にしました。
もちろん、友人にはチェーンアイゼン、自分は6本爪アイゼンを装備して準備万端!レッツクライム!

中腹の仁王門です。
ここまではずっと階段ですが、階段が隠れる程度には雪が踏み固められており、やはり滑り止めが無いと危ない感じ。
クラ○ツーリズムの団体さんが滑り止め無しに手すりにつかまり踏ん張りながら登っていましたが、あれはリスク管理が問題視されるレベルだと思いますね。

また、寺の関係者が頑張って人力で氷を削り除雪している姿を見て本当に大変だと感じました。
観光客の安全の為にお疲れ様です!


仁王門を越えると、社寺が点在しており、御朱印が3つほどもらえたようです。
ただ、奥之院だけは冬季休業中で残念無念。

山寺の写真でよく見かける納径堂です。
しんしんと降る雪がなんとも風情を感じます。静寂も合わさって身が引き締まる感じが堪りませんね。

展望スポットの五大堂までやってきました。
ここからは山寺の門前町と神室岳等の展望が広がるはずですが山々は雲の中。
でも、そこに在る世界はまさに水墨画、この時期一番見たい景色に出会えました。



山寺をあとにして、今旅の目的地「月山志津温泉」に向かいます。
今回の旅のメインの目的はこの月山志津温泉で開催される「雪旅籠の灯り」というイベントです。

実は今回が初めてでは無く、5年前に一回訪れており、なかなか雰囲気があって楽しいイベントだったので再訪となりました。

ここ月山志津温泉は積雪量が5mを超えるような有数の豪雪地帯。
その豪雪を生かして「春の訪れと共に姿を消してしまう、冬だけの雪でできた宿場町」。
そんなコンセプトのイベントです。

冬だけに現れて、春が来ると消えてしまう…、そんな儚い感じが自分の感性に刺さりました。

現地に近づくと、温泉街手前には駐車場待ちの車の列。
5年前にはこんな列は無かったので、ずいぶんと知名度が上がったようです。
自分たちは温泉旅館に宿泊するのでVIP待遇。列の横を抜けて早々に現地入り。
いや~、VIPって気分が良いですね!(笑)

では雪旅籠の灯りを満喫しましょう!




いや~、やっぱり良い雰囲気ですね。
雪で再現された宿場街の中には雑貨やお土産物屋、有志で作られた展示物があり、柔らかな蝋燭の灯りで照らされ幻想的です。


また、ちょっと今時っぽくBarもあり、氷のテーブルを囲みホットワインや、ホットウィスキーを楽しめ、大人の一夜を過ごせる場所もあります。

関東の人間にとってはこれほど別世界感を味わえる場所もそうそう無いと思います。
オススメの雪国イベントです!

イベントが終わった後は友人と旅館で一杯やりながら雪国の夜は更けていきました。


2日目は酒造や温泉等を巡りながら茨城に戻りました。
まあ、それは温泉巡りで紹介したいと思いますので、また次の機会に…

以上です!

イベント自体は2月の最終週の週末と3月始めの週末だけと短い期間なので、もう今シーズンは終わってしまいましたが、もし興味があれば来年如何でしょうか?
車で行き辛い人は、寒河江駅からシャトルバスや、最近はバスツアーもあるので是非ご検討下さい。

2018年3月18日日曜日

全国極上温泉マップ

HMS-Hiroの薦める全国極上温泉マップです!
皆様の旅の助けになれば幸いです。

 

赤マークは自信を持って薦める極上温泉。
オレンジは赤に比べれば次点ですが、十分にオススメできる名湯です。(ネタ的温泉もあります。)

<採点基準>
泉質、環境(ロケーション)を5点満点で評価。
開放感があるロケーション、濁り濃い目の温泉を好む傾向にあり。

基本、3点スタートですが紹介している時点で十分名湯。
より自分に好ましい点があれば加点、惜しいと感じる点があれば減点しています。

<注意事項>
★現在、新型コロナ禍にて営業形態が大幅に変わっている可能性があります!行かれる際は確認を怠らないよう注意下さい。
*参考までに日帰り受付時間を書いておきますが、常に最新にするのは無理なので、訪れる時には必ず各自確認して下さい。
秘湯は冬季や平日の臨時休業は珍しくありません。
*参照リンクは自分のブログです。
*温泉巡りのブログ作成時にマッピングしていきます。

2018年3月8日木曜日

氷の神殿「雲竜渓谷」【栃木県日光市】

雲竜渓谷といえば2011年に「山と渓谷」にて紹介された以降、ここ数年で一気に認知度が上がったスポットです。
紹介された直後は、一般的な登山道として整備が不十分だったり、路肩にあふれた車によって工事車両や緊急車両が通れなくなったりする駐車場問題等が散見され問題視されていましたが、ここ近年はツアーガイドが組まれたり鉄道各社が観光資源として取り上げたりと、かなり一般化されてきた印象です。

自分も去年までは取り巻く環境がグレー的な空気があったので遠慮していましたが、今シーズンはだいぶオープンになってきた感じがしたので行ってみる事にしました。

「雲竜渓谷」
*氷のカーテンと雲竜爆
2018/2/10

「雲竜渓谷」があるのは日光連山の一つ「女峰山」の中腹、標高約1500m地点。
日光東照宮の裏手の稲荷川沿いを通る林道からアクセスします。

基本林道は狭く、林道終点の駐車スペースも限りがあり上記のような駐車場問題もあるので、日光東照宮の大駐車場か、日光駅からタクシーでアクセスした方が良いと思います。

林道終点、いわゆる登山口です。
ちょうどこの週末は次週からの気温上昇を考慮すると、氷爆が楽しめる今シーズン最後の週末になりそうだったので既に日の出前に車はいっぱい。
タクシーもどんどん上がってきており、この日は大賑わい間違い無し。

ここから渓谷への道程は夏道のハイキングコースと工事用車道の林道コースに分かれますが、ハイキングコースの事前情報があまり無く、ほとんどの人は林道コースに行っているので自分も林道コースにしました。

長い林道でしたが、朝日が少しづつ差し込む光の移り変わりを楽しみながら飽きずに歩けました。

洞門岩という場所までやってきました。
これ以降も林道は続いていますがそのまま林道行くと渓谷までかなり遠回りなので、ここから渓谷に入るのが一般的みたいです。
後から来たツアー団体も全てここから入っていました。

降りた先の渓谷は広めで真ん中に沢が流れており、数回の渡渉が必要になります。
雪や氷で足場も不明確なので、バランス取り用にストックとかあった方が良さそう。

先に進むと登山道らしいロープ場とかもあります。

更に少し山道を歩き、再び林道と合流。

そして、その林道からゴールの雲竜渓谷に降りるこの急な階段がこのコースの一番の危険箇所。
この日は雪も柔らかくステップがしっかり出来ていたので大丈夫でしたが、降雪直後や凍結している場合にはアイゼンをしっかり効かせて登り降りする必要がありそうなので要注意!

そして、この階段を下り少し進むと谷が狭まり雲竜渓谷の入口に到着します。

入口にはぶ厚い氷爆が鎮座。
いや~、厚さも幅もご立派!



そして、更に進むと、氷の神殿と言われる氷爆群が広がっています。

少しずつ染み出した水が連日の寒さで凍結し、更にその表面を流れる水が凍結するを繰り返して生まれる氷爆は今にも地面を突き刺さそうとするかの如くそこに連なっています。
中には地面まで到達し、立派な氷柱と化しているものもあり、氷爆の博物館といった様相です。

自然の造形美はやっぱり奥深いですね。
さすが、人気スポットになるだけの事はあります!

氷の神殿の正面の急登からは雲竜渓谷のボス「雲竜爆」への道が伸びています。

ここは傾斜もきつく凍結箇所も多かったので、アイゼンを持って無い人は途中で引き返していました。自分はもちろんフル装備だったので、迷うことなく突撃!

思ったよりあっさり到着してしまいましたが、完全凍結した雲竜爆は大迫力。

自分としては、まともな氷爆を見たこと自体が初めてだったので圧巻でした。
こんなにも巨大にずんぐりむっくり育つとは、いやはや自然のパワーは凄い!

ちょうど滝の下は広く平坦なスペースが広がっているので、ここで昼食を取りました。
そして、来た道を戻り今回の山行は終了となりました。

1年の中でも最も寒くなる1月下旬から2月の上旬だけの貴重な自然の造形美が見れて本当に良かったです!

ただ、周りを見ると思ったよりヘルメットの着用率が低い事に驚きました。
自分が行った時には気温が高かったせいか、氷爆が落下し、周りの人が危険になる瞬間も目撃しました。
写真にある氷爆が頭の上に落下したら、命の危険があることは誰の目で見ても明らかなのに、もう少し危機感を持って欲しいですね。

自治体としては今でも入って欲しくないのが正直なところなので、おそらく一回でも死傷事故があれば立ち入り禁止になってもおかしくないと思います。

自分の命を守るのもそうですが、何かあった時、そのせいで周りの人も楽しめ無くなる事があるのを忘れずにいて欲しいと切に願います。

以上です!