2014年12月28日日曜日

2014年総括! 【登り登った一年】

2014年ももうすぐ終了!!
今年も良い意味でも悪い意味でも大きな出来事なく無事過ごす事ができました。

今年も世界で起こった出来事をGoogle先生がナイスな映像にまとめてくれたので紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=DVwHCGAr_OE

毎年、このシリーズを見ると、自分はどんなに小さくてもいいから世界を回す歯車になれているか?って自問自答してしまいます。


さて、今年はブログの傾向からみても一目瞭然、「山」にハマった一年でした。

そんな訳で、今年登った山を書き出して見ましょう!

1. 加波山(茨城県 709m 3/22)
2. 棒ノ嶺(埼玉県 969m 4/26)
3. 天城山(静岡県 1406m 5/3)
4. 筑波山(茨城県 877m 5/11)
5. 蓼科山(長野県 2530m 5/17)
6. 安達太良山(福島県 1700m 5/31)
7. 鳥海山(山形県・秋田県 2236 6/21)
8. 早池峰山(岩手県 1917m 7/5)
9. 筑波山(茨城県 877m 7/12)
10. 武尊山(群馬県 2158m 7/27)
11. 美ヶ原(長野県 2034m 7/31)
12. 木曽駒ケ岳(中央アルプス 長野県・岐阜県 2956m 8/2)
13. 金時山(神奈川県 1212m 8/14)
14. 焼岳(北アルプス 長野県・岐阜県 2444m 8/28)
15. 西穂高岳(北アルプス 長野県・岐阜県 2909m 8/28)
16. 乗鞍岳(北アルプス 岐阜県 3026m 8/30)
17. 霧ヶ峰(長野県 1925m 9/14)
18. 雌阿寒岳(北海道 1499m 9/21)
19. 日光白根山(栃木県・群馬県 2578m 10/4)
20. 八ヶ岳(長野県・山梨県 2899m 10/10)
21. 皇海山(栃木県 2144m 10/17)
22. 両神山(埼玉県 1723m 11/2)
23. 筑波山(茨城県 877m 11/14)
24. 筑波山(茨城県 877m 11/16)
25. 毛無山(山梨県 1964m 11/23)
26. 奥久慈男体山 (茨城県 654m 12/27)


…いや、なんかすいません。
筑波山のようにご近所で散歩気分で登っている山を含めても、ちょっと異常ですね。

去年、椎間板ヘルニアのせいで身体を動かす事がほとんでできなかなった反動がここまで強いとは。
最初はリハビリ目的でしたが、ある程度動かせる事がわかってくると止まらなくなってしまったようです。

限界まで自分を追い詰めたい欲求と、綺麗な風景を見たい欲求がちょうど満たされるのが「登山」だったようですね。

しかし!これだけ登っても飽きるどころか、ますます「山」が好きになる自分がいます。
来年はもっともっと先に進んでみよう!そこにはまだ見たことない景色が広がっているはずだから。

…でも、さすがに回数は自重して、量より質の登山を心がけようと思います。


(追伸)
今年のブログはこれで最後になります。

読んで頂いたみなさん、ホントにありがとう御座いました!
最近はアクセス数もちょっと増えてきてうれしい限りです。

来年もよろしくお願い致します。

2014年12月23日火曜日

がんばれ白馬村! 【2014年長野県北部地震 復興祈願】

2014年11月22日 長野県の北部に位置する小谷村、小川村を中心にマグニチュード6.7の大地震が襲いました。
死者はいなかったのは幸いでしたが、多くの住宅が被害に遭い今現在も100人以上が避難生活を送っています。

中でも比較的人口が多く、被害の大きかった村に白馬村があります。
この白馬村は誰もが認める名山の一つ「白馬岳」を従えており、その登山基地にもなっているので登山家の間では有名な村です。

で何故、今頃その話を持ち出してきたかというと…、

この地震が起きる前にその白馬村とアウトドアショップ好日山荘がコラボしたキャンペーンがあり、その時に応募したTシャツが当たったからです。

Tシャツにデザインされているのは白馬村のゆるキャラ「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」(長げぇ!)です。
個人的には脱力系の顔とよくわからんキャラ設定がハマり、ゆるキャラの中ではかなりのお気に入り。
公式サイトはコチラ

このキャンペーンの企画をやっていた頃は、こんな事になるとは思ってもいなかったでしょう。
Tシャツが当たったのも何かの縁だと思います。

「白馬岳」は自分もいつかは登りたい山の一つになっているので、冬は実力的に無理で今すぐ!って訳にはいきませんが、来年の夏には復興支援の意味も込めて優先的に登りに行きます!

がんばれ白馬村!がんばれ村男III世!!
いち早い復興をお祈りします。

2014年12月12日金曜日

最近気になっているモノ 【蟲師(漫画 アニメ)】

久々の雑記って事で「最近気になっているモノ」を紹介しま~す。


今回は「蟲師(むしし)」!

原作は1999年から月刊アフタヌーンに連載されていて、2008年に終了しています。
初アニメ化は第1期として2005年の半年間放映され一回終了しましたが、2014年の今現在「蟲師 続章」として放映中です。

なんか改めて説明文書いていると、こんな古かったんだってしみじみ感じます。

もともと、月刊アフタヌーンは学生時代から購読していて原作はお気に入りだったので全巻(10巻)初版で持っていましたが、アニメを見たのは最近始まった「続章」からです。

で、このアニメがあまりにも自分が想像していた通りの世界観を再現していて感動。
勢いで一期もBD-Boxを購入してしまいました。


話の内容としては…、う~ん、自分のボキャブラリーではうまく説明出来そうにも無いんで公式の説明文を貼っておきますね。

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「蟲」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。
本来棲む世を隔てたヒトと蟲とが重なるとき、人智を超えた妖しき現象が生まれ、ヒトは初めてその存在を知る。全ての生命は、他を脅かすために在るのではない。ただ、それぞれが在るように在るだけ。
こうした「蟲」とヒトとをつなぐ「蟲師」であるギンコが、旅の途中で様々な人々とそれに関わる蟲達に出会ってゆく。

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まあ、ぶっちゃけ「蟲」といわれる複雑怪奇なモノとヒトが織りなす、時には心が温かくなり、時には背筋がゾッとするような物語っていったところでしょうか。

個人的には面白い、面白くないとは別の次元で、ただ単に「引き込まれる」作品です。

興味が出たら是非に!!

最後にアニメ「蟲師 続章」のOPを貼って置きますね。
最近は仕事を終えた週末に酒を片手にこのアニメを見るのがマイブーム。

2014年12月6日土曜日

旅食シリーズ その14 【秋田県岩城町 天鷺(あまさぎ)プラムワイン】

ネタが無い時の旅食シリーズ!
その14!!

今回紹介するのは…



「天鷺プラムワイン」

2014年の6月、秋田県と山形県にまたがる鳥海山に登りに行った時の帰りに秋田県の「道の駅 岩城」で購入しました。


以前、自分はワイン=ぶどうだと思っていた事もあり、プラムのワインって見た時「???」って感じでした。
でも、その土地ならではのブランドを味わうのも旅の醍醐味なので迷わず購入。

帰って早速飲んでみると…、

!!!!!

むっちゃ、旨い!

普通のワインに比べると新鮮な果実味がしっかり残っていてプラムの絞り立てジュースを飲んでいるように感じます。
でも、その裏にはしっかりとお酒としての旨味もあり、果実とお酒が変に複雑にならず素直に混ざり合ってるような印象を受けました。

ストレートに「お酒」が好き!って人には物足りない(あっさりし過ぎている)と思いますが、あっさり甘口のお酒が好きな人は絶対にオススメです!

あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2014年11月29日土曜日

富士山大展望! 【山梨県 毛無山】

2014年ももうすぐ12月、2000m以上の高い山はすっかり雪に覆われて初心者山ヤにとっては縁の無い世界になってしまい、寂しい限りです。

でも、この季節だからこその風景を見せてくれるものもあります。

その一つはやっぱり富士山!
夏の荒涼とした富士山も良いですが、見て楽しめるのはやっぱり山頂に雪を冠するこの季節かな~って思います。

という訳で今回は、山に登って富士山を綺麗に見る!って企画を立ててみました。

候補地はいくつかあったのですが、比較的空いてそうで登り堪えのある富士山の西側の朝霧高原にある「毛無山」に登ってきました。
ちなみに日本200名山にもなっています。

「毛無山」
標高:1964m
日付:2014/11/23
コース:駐車場(臨時無料)→(不動の滝 経由)→山頂→大見岳→タカデッキ(Uターン)→(地蔵峠 経由)→駐車場
7:00~15:00

富士山好展望といっても山頂までは基本樹林帯なのですぐに拝める訳ではありません。
しかも、標高差約1100m!それを一気に登り切るのでなかなかハードな山です。

しかし、その辛さを乗り切った先には…、

富士山大展望!!
冬ならではの透き通った空気と晴天のおかげで最高の眺望が広がります。

今まで見てきた富士山の中で一番綺麗だと思いました。

山頂まではあと少しなので、更に歩みを進めます。

西側の斜面は既に雪が積もっていました。
まあ、これくらいなら問題無し!

山頂です!
沢山の人が富士山を眺めながら休憩していました。

この山頂で十分に富士山は堪能できるのですが、この先に大見岳というもう一つピークがあります。

大見岳の山頂はほとんど展望はありませんが、そこに至る道が…、

こんな感じに富士山展望の縦走路になっており、とても気持ち良く歩くことができます!
やっほーい!!

毛無山山頂に着いた時点で結構疲れますが、是非この大見岳までは行ってほしいですね。

簡単ですが、以上!

ちなみに富士山はまだ登った事はありません。
TVとかであの人の多さを見ると、ちょっとなぁ~、って感じで足が遠のいてしまいます。

でも、日本人としては登っておくべき山なのは間違いないので来年の山開き早々に登ろうと画策しています。


さて、12月の週末は予定が詰まっていて2014年の本格登山も多分これが最後。
なので、登山ネタはしばらくお休み。のんびりしようと思ってます。


次回の登山予定は年明けの1月末!
そう、厳冬期の登山に挑戦したいと思います!

本気かよ俺!?

2014年11月19日水曜日

光の地平線 【筑波山 ナイトハイク】

先日(11/14)、以前から興味のあった夜登山、いわゆるナイトハイクを筑波山でやってきました。

ナイトハイクとは夜景や夕焼け、朝日などを目的に難易度の低い山に夜登る事です。

筑波山はもともと山頂近くまでケーブルカーや、ロープウェイが通っています。
平日は18時頃までですが、土日祝日は21時頃まで運行しており、誰でも気軽に夜景を楽しめるスポットになっています。

でも、そこは人混み嫌いな自分。
夜景を独り占めするべく、平日のロープウェイ等が止まった後に決行!!


スタート地点は「つつじヶ丘駐車場」、自分が駐車場に到着したのは19時。会社が終わって速攻で準備して来たらこの時間になっていました。
期待した通りお客さんはもう一人もいません。

さあ、行きましょう!

(1時間後)
…山頂到着!



うおおおお!凄いぜ!

この筑波山より関東平野に向かっては高い山はいっさいありません。
つまり、東京はもとい、関東平野の全ての夜景が見えます。

あまりに見える範囲が広すぎて、あれが何の建物とかはいっさいわかりませんが、光の数に圧倒されます。
光の地平線、そんな言葉が思い浮かびました。

目を凝らすと辛うじて、スカイツリーや東京タワーが認識できます。
さすがに超望遠レンズが無いと写真に収めるには難しそうです。

山頂の筑波山神社本宮です。
夜見ると何か幻想的ですね。

千葉方面の夜景と星空です。
空気の澄んでいるこの季節だからこその絶景ですね!


結局、山頂で写真を撮っている間に5人の人と会いました。
自分も含め、みんなモノ好きですね~。


初めてのナイトハイクでしたが、絶景を見れたこともありとても楽しかった!!

夜の登山道を一人で歩くのは新鮮ですが、本当にライトが当たっている場所しか見えないので危険度は3倍増しって感じ。

あと、時々草むらの中から感じる別の生き物の気配は心臓に悪いです。
ある程度行き慣れた山なら大丈夫ですが、初めての山でナイトハイクはNGですね。

また、週末とかにテンション上げたい時にやってみようと思います!
さすがに週明けや中日にやる気力は無いですが…。

写真を撮る時間を除けば往復2時間でいけるので、機会があれば是非!!
少しでも山登りの経験があれば楽勝だと思います。

2014年11月15日土曜日

【その4 最終回】 八ヶ岳大縦走!! 【2日目 赤岳 阿弥陀岳】

その3からつづきです!

おはよう御座います!2日目になりました。

朝日を拝もうと5時に起床しましたが、ちょうど太陽が上がる所に分厚い雲…。
山で朝を迎えるのも3回目ですが、まだ、ちゃんとした朝日は見れていません。
今回もお預けのようです。

朝食は夕食と同じくバイキング!ご飯の他にパンまで選べる贅沢仕様でした。

6時半には出発!一泊した赤岳天望荘を背にして再び赤岳山頂を目指します。
赤岳天望荘は良い山小屋でした。少し贅沢過ぎるのが良いのか悪いのか?
厳冬期も営業しているようなのでレベルアップしたらまた訪れたいですね。

再びやってきました、赤岳山頂!
昨日は雲が掛っていた南アルプス方面が良く見えます。手前にあるのが八ヶ岳で最も南に位置するピークの権現岳です。

朝靄の中に富士山が幻想的に浮かび上がっています。
晴れた日のすっきりくっきり見えるのもいいですが、こういうのも雰囲気があっていいなぁ~。

山頂を後にして、阿弥陀岳に向かいます。
赤岳と阿弥陀岳の間にある中岳から臨む阿弥陀岳です。
八ヶ岳は一つ一つのピークに特徴があって面白いですね。

阿弥陀岳直下の登りです。
はっきり言って昨日から通ってきた道で一番危険だと思いました。
これくらいの傾斜はめずらしくないですが、とにかく足場が崩れやすい!一歩一歩確認しながら進む必要がありました。

とりあえず到着!
山頂からは赤岳に負けず劣らずのパノラマ風景が広がります。
とは言っても、赤岳からそんなに離れていないので見える風景はそんなに変わらなかったですが…。

これにて、今回の縦走で登るピークは全て達成!
後は気を付けて下山しましょう。

下山路から見える硫黄岳(左)と横岳(右)です。
下から見る横岳は断崖絶壁ですごい迫力です。あんな場所の稜線を歩いてきたって考えると、ちょっと優越感にひたれます。

下山路の中間地点にある「行者小屋」です。
土曜日&快晴って事で午前中にもかかわらずテントが凄い数になってます。
ここの山小屋では、なんと「おでん」が売っています。車じゃなければビールとおでんで祝杯をあげたいところですが、我慢我慢。

この後はもくもくと樹林帯を2時間程度歩いて駐車場に到着。
今回の山行も無事終了!!

今回、八ヶ岳登山は初めてでしたが、比較的手軽に本格アルプスの縦走気分を味わう事ができ非常に楽しかったです。
首都圏からのアクセスも良く、人気の理由がわかったような気がします。

でも、今回は南側のみで八ヶ岳の半分も登っていません。
今年はもうすぐ冬に突入してしまうので無理ですが、来年は北方面、できれば南北通しての大縦走をやってみたいと思います。

以上!
次はどこに登ろうかな~?


2014年11月12日水曜日

【その3】 八ヶ岳大縦走!! 【赤岳天望荘】

その2からの続きです!

最高峰の赤岳を制覇した後に向かった「赤岳天望荘」はこんな山小屋。
風力発電機が並ぶ姿はちょっとカッコイイと思いました。

ちょっと余裕のある計画過ぎたのか、予定より1時間半も早く、14時にはチェックイン。
山小屋って最低限の電気しか使えないのでTVといった娯楽設備はありません。

でも、山の上にいるって事自体が娯楽みたいなものなんで全然OKですけどね~。

外のベンチでゴロゴロしたり、たまたま談話室に居合わせた人たちと山談義をしたりと結構楽しいものです。

ちなみに寝る場所はこんな感じ。人が多い時には布団一枚に2人みたいにすし詰め状態になりますが、今回はかろうじて布団一枚に一人を維持できました。

でも、すぐ隣に見知らぬ他人が寝ている環境はまだ慣れませんね~。どこでも寝れるタフさを身に付けたいものです。


そろそろ陽が沈みます。
夕日に照らされた山小屋や、八ヶ岳の山々が綺麗!


お楽しみの夕食!
しかもこの「赤岳天望荘」の食事は日本の山小屋で唯一の食い放題!バイキング!!!
内容も山小屋とは思えないクオリティーで美味でした。

食堂の窓から見えるのは夕日の色に染まった雲海に浮かぶ北アルプスの稜線。
3000m近い高所から見る世界は本当に何もかも綺麗です。
この感動をみんなに味わってもらいたいなぁ~。

街にも灯りが灯り始めました。この街は諏訪市ですね。

ふと横を見ると、熱心に写真を取っている若い兄ちゃんがすごい絵になりそうだったのでちょっと盗み撮り。

自分ももう少し若い内からこういう事が出来ていれば、今とは全然違う人生を送っていたのかなぁ~、って考えてほんの少しだけ寂しくなりました。

雲に覆われて夕陽は見えませんでしたが、ちょうど御嶽山の方向に沈みます。
雲が燃えるように染まっていくのが印象的でした。

この後、そのまま厚い雲に覆われて星空は見えず、寝ることにしましたが…、

隣のおっちゃんのいびきがすごくて、るっせぇな!って心の中でどなりつつも、いつの間にか就寝。
1日目終了、おやすみなさい~。

2日目につづく!

2014年11月10日月曜日

【その2】 八ヶ岳大縦走!! 【1日目 ② 横岳 赤岳】

その1からのつづきです!

硫黄岳から横岳までは気持ちいい稜線歩きが続きます。
ちょっと雲が出てきましたが、稜線を境に右(東)側は曇り、左(西)側は晴れといった山ならではの風景が広がります。

横岳の直前からはちょっと危険地帯に入ります。
写真のように切れ落ちた崖っぷちを鎖を頼りに通る場所もありますが、最近はすっかり慣れてしまい恐怖心も出てこなくなりました。

でも、慣れてきた時が一番危ないのはわかっているので、慢心せずに一歩一歩行きましょう。

横岳到着!
遠くから見ると狭いように感じましたが、それなり広い山頂でした。

ここで、ちょっと遅めの昼食休憩を取り八ヶ岳最高峰の赤岳を目指します。


赤岳まではそれなりに危険なガレ場が続きます。落ち着いて行きましょう!
でも、やっぱりパノラマ風景の稜線歩きは楽しいなぁ~。

赤岳登頂!
山頂手前は急登で結構ハードでした。

山頂からは360度の大パノラマが広がります。

今日、歩んできた硫黄岳から横岳までの稜線です。思ったより楽でしたね。最近の連続山登りのおかげで基礎体力が上がっていることを実感。

瑞牆山、金峰山といった甲府方面の山々。ここら辺を登るのは来年かな。

そんな感じに山頂を堪能した後は、今来た道をちょっと戻って宿泊先の「赤岳天望荘」にチェックイン。

山小屋での一夜の模様は次回!

つづく。

2014年11月7日金曜日

【その1】 八ヶ岳大縦走!! 【1日目 ① 硫黄岳 他】

1カ月程前ですが山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳を縦走してきました。

行ってきた直後にブログを更新できればいいのですが、写真の整理に時間が掛るのと、その時間がある休日には別の山に行っていたりして更新が後手に回っています。

まあ、でもこのブログに関しては閲覧者もそんなにいませんし、自分が後から見直す為の日記みたいなもんなので気にせずさくっと紹介していきます。

「八ヶ岳」
標高:2899m
日付:2014/10/10~11
コース:
<1日目>
美濃戸(やまのこ村駐車場)→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→赤岳天望荘(一泊) 6:00~14:30
<2日目>
赤岳天望荘→赤岳→阿弥陀岳→行者小屋→駐車場 6:30~13:30
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%B6%E5%B2%B3

八ヶ岳は3000m近い峰々が連なり、各アルプスほどではないですが人気のある山塊です。
東京からだと中央道で甲府を過ぎた当たりから右手にどっしりと佇んでおり知っている人も多いと思います。

今回、自分が縦走して来たのは南八ヶ岳方面。
硫黄岳から入り、主稜「赤岳(2899m)」から阿弥陀岳まで抜ける今までで最も長い距離を縦走をしてきました!

計画段階では自分の脚力でぎりぎり日帰りが可能だったので日帰りを計画していましたが、それだと時間に追われ景色を楽しめなさそうだったので、途中の山小屋に一泊する事に。

では、スタート!

…とは言っても、細かく紹介するとかなり長くなりそうなんで、最初の樹林帯は省略して稜線の縦走部分からスタートします。

登山口を出発しておよそ3時間半、最初のピーク「硫黄岳」に到着!!


ここの見所は上の写真の爆裂火口跡の絶壁!すごい迫力に呑まれそう。

天気も最高でした。
秋らしく空気も澄んでいて北アルプスの稜線が端から端までしっかり見えました。

いつも言っていますが、山に登っているとこういう瞬間が最高です。
イヤな事も、悩んでいる事も全て忘れる事ができる、山に登るのは麻薬みたいなものだって言われていますが、その通りだと思います。

奥に見えるのは、先月に多くの犠牲者を出した「御嶽山」です。
時々、噴煙が上がっているのがわかります。


そして、この硫黄岳から東を見ると、今回縦走する全てのピークが見えます。
普通の人にはどこを歩くのか、わかりにくいと思うのでちょっと写真に落書きしてみました。

こんな感じに縦走します。

今いる硫黄岳をスタートして、1日目は横岳を超え、最高峰の赤岳を制覇した後、ちょっとUターンして赤岳の下にある「赤岳天望荘」に一泊。
2日目は、もう一回赤岳に登って、中岳を経由して阿弥陀岳を制覇して下山って計画です。

これから、どんな冒険が待っているんだろう?って考えるとワクワクが止まりません。

さあ!行くぜ~!。

つづく。

2014年11月1日土曜日

あ~した天気になあれ!【登山と天気予報】


登山が趣味になってからというもの、週末の天気が気になり過ぎて仕事が手に着かない今日この頃、みんさん如何お過ごしでしょうか?

今まで自分にとっての天気予報と言えば、傘を持っていくかいかないか、洗濯ができるかできないかぐらいの判断材料でしたが、登山が趣味になってからはだいぶ意味合いが違ってきました。

登山の場合は天気が生死に直結するので、晴れか雨かはもちろん、カミナリ発生の可能性の有無や、風向きや風速等の情報も加味する必要があります。

例えば、高気圧は中心から時計周りに外側に向かって風が吹くので、同じ高気圧圏内でも中心よりも東側か西側かでも状況は変わってくるとか…。

そんなこんなで、温度の分布と天気図さえあればだいたい晴れるのか曇りなのか雨なのかぐらいは判断つくようになってしまいました。

とは言っても毎日、天気図とにらめっこしてオリジナル天気予報をしても時間の無駄なので結局はネットの情報に頼っています。

で、せっかくなんで自分が比較的重視している天気予報サイトを紹介しま~す。


1、気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/index.html

基本ですね。ざっくりと一週間の予定を立てる時に参考にしています。4日後以降の天気は±1日程度のずれはありますが、おおまかな天気の流れはかなりの精度だと思います。

2、GPV気象予報
http://weather-gpv.info/

直前~3日前の天気はこれを参考にしてます。時間単位の雲、雨、気温、風向きの分布が見れるので詳細な計画を立てる際は助かります。
個人的には無料で見れる天気予報サイトでは最強かと。
ただ、5日後以降はかなりズレる傾向があるように思えます。

3、ヤマテン
https://i.yamatenki.co.jp/member/mt_select.cgi

でも、最終的にはこれで判断する事が多いです。
有料ですが、山専門もプロが運営しているので、山頂付近での気温や風速も予報してくれます。精度もかなり良いです。
でも、2日前からの予報しかしてくれないので登山を実施するかしないかの最終判断にしか使えないのがネック。


以上!
最後のヤマテンは普通の人には必要ないですが、GPVとかは旅行とかスポーツとかイベントのある時に詳細な計画を立てる参考になると思うのでおすすめです!

では~。

2014年10月23日木曜日

僕が登山にハマった理由


「どうして、そんな登山にハマったの?」
最近、多方面より聞かれるようになったんで説明しておこうと思います。


以前の自分の趣味はCGを使った映像制作やDTPで、ちょうど友人たちがクラブイベントや自主制作CDを出していたので、その中で使う映像やCDジャケットの制作をやっていました。

そんなインドア趣味をやりつつもフルマラソンの自己記録更新を目標に日々ランニング、そして合間を縫って綺麗な風景を写真に収める旅に出掛けていました。

まあ、今考えても常に目標があった充実した日々だったと思います。



そして、そんな日々を完全に変えてしまったのが、去年(2013年)の年初めに発症した「椎間板ヘルニア」です。

最もひどい時には、走る事はもちろん座っている時にも痺れや痛みを感じ、上に書いた趣味が全て出来ない状態になってしまいました。

そして、そんな状態が約半年。
精神的にもかなり不安定だったのを覚えています。


で、やっと回復の兆しが出てきたのが2013年の年末、走るのはまだまだ無理でしたが1時間程度のウォーキングは可能になり、定期的にウォーキングをするようになりました。
ただ、ランニングの様に記録に挑戦する訳では無く、見慣れた風景の中をもくもくと歩くのはつまらないものでした。

そこで目を付けたのが「山」。
最初は地元の1000mにも満たない低山でしたが、体の回復と一緒に登れる山もレベルアップする中で、山の上でしか見られない風景や空の色、そして登頂した時の達成感に完全に魅了されていき、ずっぽりハマってしまった訳です。


まあ、もともと体を悪くする前から自然の風景をカメラで撮る事が好きでしたし、
後は「一回ハマり出したら止まらない」自分の性格も大きな要因だと思います。


とりあえず、今は山に登っている時が一番楽しく、当分この趣味は続くと思いますので、みなさん生温かく見守っていて下さい。

ではでは。