2023年12月16日土曜日

日本温泉巡り その128 豊富温泉「ふれあいセンター」【北海道豊富町】

 さて、2023年も残り半年程度。
以前は週一程度で更新してた本ブログも今では月一以下…
まあ、原因は山と温泉一辺倒でのマンネリ化なので何か新しい事を初めてみたいところではありますが、この歳になると新しい事始めるハードルのなんて高い事か(笑)
まあ、性格上なにか始めるにはハードルは高いですが始めてしまえば熱量は凄いので、無理してなにかしようとはせず、今は休息期間として自然に身を任せてみようと思います。

では、今回は温泉巡りその128として、北海道豊富町にある豊富温泉「ふれあいセンター」を紹介します。

豊富温泉はいくつかの温泉宿(施設)が軒を連ねる温泉郷としては、日本最北端にあります。自分も以前から存在は知っていたのですが流石に遠く、なかなか踏ん切りがつかず保留状態でした。
でも、ある時に3連休にも係わらず豊富温泉で屈指の人気を誇る「川島旅館」さんの予約に空きがあるを見つけてしまい「こりゃ行くしかない!」となって、訪れる事になった次第です。

最短アクセスであれば稚内空港からレンタカーが一番楽なのですが、冬の稚内空港は就航率が低く11月いえど少しリスクがあると考え、長距離運転を要しますが旭川空港からレンタカーにしました。

旭川空港から車で約4時間。
やっとこさ到着!豊富温泉!!
日本最北端の温泉郷だけあって、なんか凄いところまで来た感でテンション高め(笑)

温泉郷といってもこじんまりとしており、営業中のお宿は3軒程度。
昔は賑わっていたのかなー、って思うと寂しさを感じてしまいますが、個人的には観光客であふれているよりは良いと思ってしまいます。

宿泊は「川島旅館」さんですが、やはり最初は共同入浴施設の「ふれあいセンター」さんへ。ちょうどお昼どきだったので施設内は非常に賑わっていました。

では、最北温泉郷の湯いただきましょうー!

湯は濃厚に黄茶白濁で強い石油臭と鉄臭のする、含よう素-ナトリウム-塩化物泉。

風呂場に入った瞬間に立ち込める石油臭と、湯船にがっつりついた析出物がいやおう無しにこの湯がホンモノとわかります。
お湯の表面には薄っすら油の膜が張っていますが、入ってみると油っぽさは微塵も無く、肌はつるつる。
湯温はややぬる湯なのでじわじわと沁みる湯温と、心地良い石油臭を感じつつ最高の温泉時間を満喫できました。

日本最北端というプレミアムな場所で、こんな極上湯に出会えるとは思ってませんでした。
本当に来て良かったです!

なかなかに行き難い温泉郷ですが、この湯の為にここまでくる価値は十二分にありますね!
今まで保留にしてた事を軽く後悔しました。

近くには、利尻富士を望むオロロンライン、サロベツ湿原等、北海道の魅力を感じられる観光スポットもあるので、みなさんも是非どうぞ!
オススメです!



来訪日:2023/11/4
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.12月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
・豊富温泉「ふれあいセンター」(北海道)
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
強首温泉「樅峰苑」(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
栃尾又温泉「自在館」(新潟県)
熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
白馬鑓温泉(長野県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2023年11月23日木曜日

日本温泉巡り その127 強首温泉「樅峰苑」【秋田県大仙市】

みなさま、お久しぶりです!
最後のブログ更新から約4ヵ月も経ってしまいました…
特に書くネタが無くなったって訳では無いのですが、ちょっと間を空けてしまうと書き始めること自体にハードルが出来てしまう感じですね。

特にアフィで稼いでいる訳でも無いですし、自分の日記程度の位置づけなので、正直いつ止めても良いのですが、やっぱり10年以上続けていたのを惰性で止めるのはやっぱり癪なので引き続き頑張ってみたいと思います。

では、今回は温泉巡りその127で秋田県大仙市の強首温泉「樅峰苑(しょうほうえん)」を紹介します。

訪れたのは秋の始まりを感じさせる10月上旬。
白神岳登山に向かう途中に寄り道して立ち寄らせてもらいました。

外観は社寺建築を思わせるような風貌で、温泉宿としてはちょっと珍しいタイプですが、それもそのはず。
元々は温泉とは無関係で、そもそもは江戸時代にここら一帯の名主だった小山田家の邸宅だったのが始まり。そして、今の建屋は大正時代に強首大地震で倒壊した後に建てられたものになります。
今では当時としては珍しい念入りな耐震構造を取入れ、それを成す巧の建築技術が認められ平成11年に登録有形文化財に指定されています。

じゃあ、温泉はどこから?って調べてみると、昭和になって石油掘削のボーリング調査をこの一帯で行ったところ、たまたまこの邸宅の敷地内から温泉が湧出した事で、使われなくなった邸宅をそのまま温泉宿として使うようになったそうです。
そう考えると、温泉が発掘できなかったら、この貴重な建築も無くなっていたのかも知れませんね。

温泉偉い!(笑)

歴史を紐解くのはこのくらいにして、評判の温泉いただきます!

あ、やばい。最高です。

注がれる湯は薄く茶色に濁り、強い塩味鉄臭を有する含ヨウ素強塩化物泉と極上。
湯船は総ひのき造りで、上品なひのきの香りと濃厚な温泉の香りが合わさって、最高の湯浴み空間を演出してくれています。
湧出温度は49度と熱めなので、やや熱湯ですが源泉そのものを味わえるのはなんとも贅沢。

いやー、久々に感動温泉に出会えました!

今回は日帰りなので入れたのはこの内湯だけですが、宿泊客専用に露天風呂もあるそうで…
うーむ、入りたいぞ。

貴重な登録有形文化財に泊まれるという希少性、そして極上の温泉。
サービスや食事もなかなか評判良さそうなので、今度は是非泊りで訪れたいですね!

以上です。

来訪日:2023/10/7
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.11月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
・強首温泉「樅峰苑」(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
栃尾又温泉「自在館」(新潟県)
熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
白馬鑓温泉(長野県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2023年7月9日日曜日

日本温泉巡り その126 栃尾又温泉「自在館」【新潟県魚沼市】

さて、2023年もいよいよ夏本番!
温泉巡りも流石にこの時期はお休みです。冷鉱泉やヌル湯を主体に巡るってのもアリなのですが、あまりの暑さにフットワーク自体重くなってる感はありますね。

今の内にできるだけ貯めてる温泉ネタは放出していきましょう!

では今回ブログは早春にスキーと合わせて行ってきた栃尾又温泉「自在館」さんを紹介します。

栃尾又温泉はデトックス効果の高い希少なラジウム(放射能)泉が湧く温泉地で、その中でも「自在館」さんは築100年を超える老舗でありながら若い方へのアプローチに力を入れており、最近ではなかなか予約の取れない人気宿になっています。
自分も一度は行きたい温泉&お宿だったので、ちょこちょこチャンスを伺っていたところ、運よく土曜日の空きを見つけたので訪れる事ができました。

栃尾又温泉は奥只見湖の新潟県側で奥只見シルバーラインの入口近くにあります。

本館の外観は老舗とは思えないモダンで近代的な作りですが、ちょっと奥を見ると歴史を感じさせる建物が連なってます。数年前から小規模のリニューアルを繰り返しており、今現在も生まれ変わってる真っ最中ですね。

内装も非常に綺麗で旅館という和の雰囲気をしっかり感じさせつつ今時の洋風さも取り入れており居心地の良い空間が演出されています。なかなか良いセンスですね!
貸切風呂は内湯が2つ露天が1つあり、チェックインと一緒に希望時間を指定するので良い時間に取りたい場合は早めのチェックインをオススメします。

いつでも入れる大浴場は新館(男女別)と旧館(男女交代制)があり、温泉だけでもなかなかの充実度。どこから入ろうか迷ってしまいますね。

とは言え、やはり最初は最も歴史のある旧館の大浴場「したの湯」に行ってみることに。
では、頂きます!

タイル造りの湯船の真ん中からこんこんと湧き出る湯。
薄っすらと湯を照らす電球の灯り。
入ってる人はみんな目を閉じて微動だにせず、まるで寝ているよう。
なんとも言えない独特の世界が広がっています。

大浴場は広めで10人くらいは余裕を持って入れそうですね。

湯は無色透明で無味無臭の単純弱放射能泉。湯温は36度程度とかなりのヌル湯。
デトックス効果を高める為に1~3時間程度の長湯が推奨されているという事で自分もその慣習に習って夕食ギリギリまで浸かってみました。

最初は冷たく感じますが、30分も入っていると身体の奥がじんわり熱を帯びてくる感じがしてきます。スキーの疲れもあったのか、うっつらうっつら夢見心地で時間だけが贅沢に流れていきます。
出た後はもちろん即効性のある効果を感じる事は無いですが、長期で湯治すれば何か変化が出てくる感覚は感じ取れました。
さすが昔から霊泉として言い伝えられてきた湯ですね!


こちらは貸切の内湯と露天。
貸切時間は1時間なので長湯は無理ですが、大浴場よりやや熱めで普通の温泉感覚で楽しめます。露天は川沿いにあるのでロケーションも最高ですね!

あと、自在館さんは温泉の他に衣食住全てで健康な身体作りを意識しており、夕食も「一汁四菜」を基本としたメニューとなっています。
見た目は質素ですが、食材の良さが最大限引き出した料理ばかりで自分の中では今までの旅館飯の中でもトップクラスに満足できました。

湯自体はインパクトに欠けるものですが、長湯で湯治というしっかりとしたコンセプトがあり、湯治風情を感じさせつつも今時の清潔感のある空間造り、そして湯治に習った健康的で高クオリティーの料理。
温泉宿として求められる全てのものがここまで上手くまとまっている宿はそうそう無いと思います。

かなりオススメ!
また、再訪したい宿になりました。

*日帰り入浴は土日休日繁盛記は受付無し。
平日も予約制なので宿に問い合わせ下さい。

来訪日:2023/4/1
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.5月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
・栃尾又温泉「自在館」(新潟県)
熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
白馬鑓温泉(長野県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2023年5月21日日曜日

日本温泉巡り その125「柚木慈生温泉」【山口県山口市】

 さて、我が家の周りの田植えがほぼほぼ終わりを迎える5月下旬。
これから梅雨という一休みもありますが、いよいよ夏シーズン到来。
冬ももちろん好きですが、気兼ね無くどこにでも行ける夏が始まると思うとやっぱりワクワクしますね。
今シーズンはどこに行こうかな!

さて約2ヵ月ぶりのブログは昨年末の山口県温泉巡りで行ってきた「柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん)」さんを紹介します。

残念ながら山口県は日本の中でも温泉のイメージがあまり無い都道府県の一つ。
そういうイメージのせいか、旅好きな自分でも未だに訪れた事が無い県でした。
でも、秋吉台や下関など温泉目的以外でも行って観たい場所はあったので今回の旅を企画した次第です。

ただ、いざ行くと決めて温泉について色々調べてみると、興味ある温泉が出るわ出るわで、やっぱりイメージだけで後回しにしてたのはダメですねと反省。

その中でも今回紹介する「柚木慈生温泉」さんは旅中に最も良泉だと感じた湯です。


山口市街より東に車を走らせ約40分。
特に山の奥でも無い道沿いにその温泉施設はあります。外観は鄙びた商店兼民家のような佇まいで「あれ、本当にここだよね?」って感じで、看板が無ければ完全にスルーしてしまいそうです。

では、山口県唯一無二の良泉、いかがなものか頂きます!!

湯船は4人も入ればいっぱいのシンプルな内湯のみ。
泉質は薄く黄濁しわずかに錆臭・硫黄臭のするナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
そして、豊富に炭酸ガスを含んでおり、入るとあっと言う間に身体中は泡だらけ!
源泉は冷鉱泉なので湯船の中にお湯を入れる事で温度調整してますが、温泉の成分やシュワシュワ炭酸を最大限生す為にぬる湯になっているのが好印象。

身体から弾ける炭酸とミネラル豊富なお湯のおかげでぬる湯であっても身体は芯からポカポカ…

はぁーーー、これは極上と言うほか無いですね。
1時間近くものんびり入ってしまいました。

最初は加水加温してると知ってあまり期待してませんでしたが、そもそも加水して薄めないと身体に負担が掛かる程の濃い温泉だと聞いてなるほどなと感じました。

山口県内で一番の温泉と挙げる人が多いのも納得の極上湯でした!
温泉好きならこの湯だけの為に山口県に行くのもありですよ!

来訪日:2022/11/4
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.5月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2023年3月21日火曜日

日本温泉巡り その124 「斜里グリーン温泉」【北海道斜里町】

 さて、2023年も春に向かって一直線!って季節になりそろそろ温泉ハイシーズンも終わりを迎えそうな今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか。

今季の温泉巡りは新規開拓よりは過去巡った良泉を再訪する機会が多かったのですね。
まあ、これだけ日本全国の温泉行ってれば新規開拓もなかなか難しい段階に来ているようです…

さて、今回の温泉巡り その124は2022年の秋に北海道旅で行ってきた「斜里グリーン温泉」さんを紹介します。
*公式HPは無さそうなのでリンクはありません。

斜里と聞いてまず思いつくのが「知床の玄関口」ってイメージで「温泉」というイメージを持ってる人は少ない気がします。
まあ、確かに自然湧出の温泉はありませんが実は掘削系モール泉の宝庫。
探せばなかなかなの良泉を楽しめる隠れた温泉地でもあります。

今回紹介する「斜里グリーン温泉」さんはその中でも歴史が古く長い間地元の人に親しまれている代表格と言えます。

外観は温泉施設ってよりは地域の公民館って感じ。
小規模ながら宿泊もやっているようですが、詳しくはわかりません(笑)

中に入ると、もう完全に昭和。
TVからローカルニュースが流れる中、タバコの匂いが沁みついた休憩所で地元のおっちゃん・おばちゃん達が色褪せたソファーに座って井戸端会議。
観光で来てるような人は自分以外皆無。
色々な意味でワクワクドキドキが止まりません(笑)

さて、肝心なお湯が如何でしょうか?
ではいただきまーす!

大きな内湯に源泉かけ流しで豊富に注がれる湯は薄い赤茶色で微草臭のナトリウム-炭酸水素塩泉のモール泉。
道東南部の方に湧く薬草臭のする濃厚モール泉よりはあっさりしていますが、びっくりしたのはそのヌルヌルっぷり。
ヌルヌル温泉といえば美肌の湯で例えられるアルカリ系がほとんどなので、モール泉との組合せは珍しいと思います。
湯温は結構高めでヌルヌル&アチチ&モール泉のコンボは他には無い新体験でした。

日本の北の最果てに近い街、タイムスリップしたかのような昭和の世界、古き湯けむり風情ここに極まれり…
これはちょっと癖になりそうですね…

北国、人情、温泉そんな言葉に心が揺れる方に是非オススメしたいです!笑

来訪日:2022/10/8
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.3月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!