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2019年9月14日土曜日

日本温泉巡り その81 さんない温泉ヘルスセンター【青森県青森市三内】

青森県の温泉と言えば酸ヶ湯、嶽、浅虫、恐山と多くの良泉がありますが、実は街中に一部界隈では青森最強(最凶?)と名高い温泉があるそうで…、個人的には今回の青森温泉巡りで最も期待していた温泉をその81として紹介したいと思います。

それは…、さんない温泉ヘルスセンター!

その名の通り青森県青森市三内に在り、青森ICや有名観光地の三内丸山遺跡と程近くアクセスは抜群。本当にこんな街中に良泉が湧いているのか心配になります。

外観や内装は写真の通り昭和の香りがプンプン。
24時間働けますか世代の方々が仕事終わりに大挙して訪れる光景が目に浮かびます。
(そんな時代知りませんが(笑))

では、噂の最凶温泉、如何なものか!いざ参る!

場内に入ると強烈な硫黄の臭いと湯気が立ち込めます。
更に、湯船・壁とあらゆる場所に温泉成分が痛いくらい大量に付着しており、臭い・見た目でこの温泉が半端無さがいきなり体感できます。

お湯はやや緑がかった濃い白濁で、けっこうな塩味を有する含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。
源泉温度は46℃とアツ湯の源泉掛け流しですが、大きな湯船と豊富な湯量で場所によっては適温。

あああああ~、沁みるわ~~。

街中でこんなガツンと来る温泉が楽しめるとは思いもしませんでした。
青森市民が羨まし過ぎます!

夏って事であまり長湯できませんでしたが、また冬に再来したいと思うには十分過ぎる名湯でした!オススメです!!

(追伸)

先にも述べたように青森県が誇る観光地「三内丸山遺跡」のすぐ近くなので、もし機会があれば訪れてみて下さい!
ただ、本当に濃厚で雰囲気も香ばしいので、人は選ぶかも知れませんが…(笑)

来訪日:2019/7/5
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.9月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 ・鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
 ・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
 ・万座温泉「豊国館」(群馬県)
 ・熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
 ・白馬鑓温泉(長野県)
 ・塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
 ・吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2019年9月3日火曜日

梅雨の切れ間の緑の楽園「八甲田山」【青森県】

あれやこれやと時は過ぎ、もう初秋ですね。
今夏は初の海外トレッキングや色々とイベント尽くしであまりブログを書く時間も無く、ネタがたくさん溜まっています。
まあ、ネタがあるっていうのは幸せな事だと思うので、この幸せを維持できるように日々を重ねていきたいものです。

さて、今回は前々回の青森温泉巡りの際に登ってきた「岩木山」の次の日に登ってきた「八甲田山」を紹介します!

「八甲田山」(1585m)
*毛無岱より望む大岳
2019/7/7
コース:酸ヶ湯温泉→仙人岱→大岳(山頂)→毛無岱→酸ヶ湯温泉

八甲田山と言えば、映画化もされた雪中行軍遭難事件のおかげで山屋はもちろん、一般人でもどちらかと言えばネガティブなイメージを持っていると思います。
自分も家族に「八甲田山行ってくる!」って言ったら「そんな危ない場所大丈夫!?」って心配されました。

もちろん、厳冬期は危ない山なのは間違いありません。
しかし、雪が無くなった八甲田山は穏やかそのもの。更に花の楽園と聞いていたので、初夏に登ろうと決めており、今シーズン訪れた次第です。

コースは定番の酸ヶ湯温泉から。

先ほど「花の季節に登る!」と豪語してましたが、実のところ本当の理由は、酸ヶ湯温泉の予約が取れたから(笑)
そう、酸ヶ湯温泉と八甲田山は二つで一つ!どっちを外しても来る意味は無いのです!!(暴言)

まあ、酸ヶ湯温泉は温泉巡りシリーズでしっかり紹介しますので、今回は八甲田山レポ行ってみましょう!

登山口には有名な「日本山脈縦走起点」って標識がありますが、歩き切った人いるのかな?
っていうか正式なルートってあるんでしょうか??

まずは、仙人岱に向かって地味な樹林帯が続きます。
朝方は雨が降っていたので登ろうかどうかも悩んでいましたが、朝食をとってる時にチラッと青空が見えたので決行。
しかしその後、状況は悪化し小雨&強風&ガッスガス。
まあ、展望無くても花が楽しめればいいや!って気分を切り替え歩みを進めます。


地獄湯の沢沿いまで来ると急に硫黄の臭いが立ち込めます。
八甲田山は単独の山ではなく、18のも成層火山と熔岩円山で構成される火山群の総称。
この場所では否応無しにそれを思い起こさせてくれます。
でも、そのおかげで酸ヶ湯や谷地、蔦といった良質の温泉が楽しめるのでありがたいことです。

高層湿原の仙人岱までやってきました。



そこはチングルマやイワカガミ等、初夏を代表する花々が所狭しと咲き乱れる花の楽園でした。
今初夏シーズンはあまり天気に恵まれず花に関してはあまり楽しめず悶々としていましたが、この風景のおかげでかなり救われましたね。

そして、大岳に向かって最後の登りを登っていると、急に陽が差し込み始めます。
…!!!、来たか!!!

八甲田山最高峰、大岳山頂!
そして、青空!!
ありがとう!……ありがとう御座います!!(涙)

西側にはやや雲が残ってしまいましたが、東側は岩木山まで望める展望が広がりました。

山頂部にはお花畑もあり、のんびりコーヒーブレイクでもしたかったのですが、この日の山頂は時折耐風姿勢が必要なくらいの爆風(笑)
そそくさと退散する事にしました。


大岳を下り上毛無岱にやってきました。
ちょうどワタスゲのシーズンでかわいいもふもふが湿原ところ狭しと風にそよいでいました。

…天国かよ…。

久々の晴天&緑の楽園に思わずそう呟いてしまいました。

上毛無岱の端っこから下に広がる毛無岱を望みます。
この毛無岱は広大な湿原が階段状に連なるなかなか珍しい地形。
いや~雄大ですね!!

毛無岱からは先に登ってきた大岳が望めます。
ここまで晴れてくれて感謝感謝です。

この後は一回樹林帯に戻り酸ヶ湯温泉まで下山。
もちろんこの後は本旅5回目(笑)の酸ヶ湯のお湯を頂き、茨城までの帰路に着きました。

梅雨真っ盛りの東北旅でしたが、岩木山、八甲田山ともに山頂部では晴れ間をもらい楽しい山旅になりました。
いずれも山も四季折々の風景が楽しめる山なので、また季節を変えて登りにきたいものですね!
もちろん温泉とセットで!!(笑)

以上です。

2019年8月27日火曜日

日本温泉巡り その80 古遠部温泉【青森県平川市】

やっと猛暑も峠を越え、秋の気配を感じ始めた今日此の頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?
秋の気配を感じ始めたって事は…、そう!温泉シーズンの開幕です!!(大興奮)

夏も決してオフシーズンって訳では無いのですが、ここ数年の猛暑ではさすがの自分でも温泉から足が遠のいており、最近は硫黄の香りが恋しくてしょうがありません…。
早く涼しくな~れ!

とは言っても紹介したい温泉のストックがまだまだあるので、本格温泉シーズン突入前にさくっと紹介していきたいと思います!

さて、その80は7月初旬に行ってきた青森県温泉巡りの一つ「古遠部温泉」さんです!

在るのは秋田県との県境にほど近い青森県平川市。
国道282号線から山合いに入りしばらく進むと昔ながらの簡素な温泉宿が見えてきます。

平川沿いに位置し山々に囲まれ、聞こえるのは川のせせらぎと初夏らしくハルゼミの大合唱。まさに世間から隔離された秘湯の趣が最高です。
久々に感じた東北らしさに嬉しくなってしまいました。

では、温泉マニア絶賛のお湯、如何なものか、いただきます!!

泉質はわずかに錆臭、塩味・鉄味のするやや緑掛かった赤茶色の含石膏弱食塩泉。
見ため通りミネラル分たっぷりで湯船も析出物たっぷり!
肌当りはやや硬めですが、沁みる感じは本物。

はぁぁぁ~、沁みるわ~。

そして、特筆すべきは半端無い湧出量!
毎分800Lと言われる豊富な湯量のおかげで湯船の中のお湯は新鮮そのもの。
湯船からダバダバ溢れたお湯が川の流れのように床を流れていきます。

この温泉では、この床を流れる豊富なお湯を床に寝転がって楽しむ「トド寝」と言われる入浴法があるそうなので、自分も試してしました。


…うん、これは人をダメにする(断言)

平日ということもあり他にお客も居なかったのを良い事に、トド寝を満喫。
やや熱めのお湯も床を流れる事で程よく冷え適温に。
…これは、永久の時を過ごせますね(笑)

とは言え、それほど大きな空間では無いので、他にお客のいる時は迷惑にならないようにしましょう!

良泉でした!

聞くところによると一時は廃業も考えていたこの「古遠部温泉」ですが、多くの温泉ファンの声に支えられ今も頑張って営業を続けているそうです。
その為、今後もずっと続けていけるかと言うと、跡継ぎの問題等で現実的には難しいようです。

きっと今後はそういう理由で廃業する温泉はどんどん増えると思いますが、自分の力ではどうしようも無いですね…。
ただ、このブログを通じて1人でも多く足を運んでくれる人がいれば、その流れを少しでも遅らせる事ができると思うのでこれからも良い温泉に出会えればどんどん紹介していこうと思います!!

来訪日:2019/7/5
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<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.8月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 ・鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
 ・新湯温泉 共同浴場(栃木県)
 ・万座温泉「豊国館」(群馬県)
 ・熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
 ・白馬鑓温泉(長野県)
 ・塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
 ・吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2019年8月7日水曜日

津軽の国は雲の下「岩木山」【青森県】

さあ、梅雨も明けて2019年の夏山シーズンもいよいよ開幕!
みなさま安全第一で今シーズンも楽しみましょう!

しかし、前のブログにも書きましたが、今梅雨の週末雨の狙い撃ちはひどかったですよね。自分も6、7月は東北花巡りを計画をしていましたが、今年は延期に延期を重ねいつの間にか7月に…
このままでは今年の花シーズン、全く山に登らず終わってしまうのか!?と危機感を覚えたので、少しくらい天気が悪くもいいや!って気持ちを切り替え7月頭の週末に東北北部の青森県に突撃してきました。

青森県は過去写活で津軽半島・下北半島に訪れていますが、今の「山と温泉」メインで訪れるのは初めて、よって気分は初青森(笑)。
温泉に関しては別途「温泉巡り」で紹介しますので、今回は「岩木山」レポをお届けします。

「岩木山」(1625m)
*県道30号(岩木山環状線)より望む。
2019/7/6
コース:岩木山神社←(百沢コース)→山頂 ピストン

岩木山は青森県最高峰であり、津軽富士と言われるように綺麗に裾野を広げる円錐形の単独峰。写真では上部に雲が掛かっていて全貌は見えませんが(申し訳ない!)、以前津軽半島を訪れた時には綺麗に見えており、山に興味が無かった自分でもよく覚えていました。

コースは岩木山神社からの百沢コース。
岩木山には岩木山スカイラインと言われる8合目まで通っている有料道路があり、それを使えば片道一時間くらいの登山でピークハントは可能。
ただ、自分としては山に登る理由はピークハントだけでは無く、山そのものはもちろん、その山を取り囲む人々の営みを感じる事も目的なので、岩木山を御神体とする岩木山神社をスタートとするクラシックコースの百沢コースを選びました。

入口から5分くらい石畳を歩くと本殿があります。
天気はあいにくの霧に包まれた小雨模様ですが逆にそれが神秘的で気が引き締まります。
本殿はまだ開門していなかったので、門の外から安全登山の祈願をしていざ出発!

神社からはしばらく杉林を歩きますが、すぐに岩木山百沢スキー場に出ます。
オフシーズンはキャンプ場とかになるので夏休みや紅葉の時期は賑わいそうですね。

しかし、天気予報の晴れを信じて出発しましたが、ガスは濃くなる一方…、本当に晴れてくれるか心配になってきました…。

スキー場の途中から登山道に入り、本格的な登りがスタート。
むせかえる様な濃い緑の中標高を上げていきます。

要所要所に名前が付いたスポットがありますが、特に見所はありません(笑)
基本樹林帯で展望も無いので、修験者の路らしく無我の境地で登っていきます。


とは言っても、初夏の東北らしく花々が彩りを添えてくれます。

本コースのおよその中間地点の焼止まり避難小屋までやってきました。
この辺りから展望が広がるスポットがあり、そちらに目を向けると…。

雲海と眩しいくらいの澄んだ青空が!!
やったーーー!抜けた!!
今までのガスガス樹林帯からの開放感、最高!!

遠くに雲に浮かぶ山々は方向からいって白神山地でしょうか。

さて、工程上半分以上きているとは言え、百沢コースの核心部はここから。
「坊主ころがし」と言われる沢を跨ぎながらの岩場登りが始まります。


避難小屋からすぐに沢に取り付き登りが始まります。
上を望むと7月初旬でもまだまだ雪が残っており、水量もそこそこ。
沢靴を用意するほどではありませんが、滑りやすい場所も多かったのでなかなか神経を使います。


しばらく進むと沢は雪渓に覆われ始めます。
もちろん夏道は雪渓に隠れわかりません。更に雪渓の崩壊が進み場所によってはかなり危険な状態。
雪渓の状態と、いざ踏み抜いても被害が少ない場所を見極めつつ、更に迂回できそうなら迂回しつつと、時間を掛けつつかなり慎重に進みました。

「坊主ころがし」も終盤になると、しっかりとした雪渓に。
こうなってしまえば崩壊の心配は無いので、今まで遅れた分をカバーする為にガシガシ登ります。
雪渓を登っている時はガスガスですが、これは空気が雪渓によって冷やされたもので、ここだけとわかっているので気にしません!

苦労した「坊主ころがし」もあと少し!
予想通りガスも少なくなり青空が広がってきました。

「坊主ころがし」のゴールと同時に岩木山の立派な岩峰が姿を現します。
山頂はまだ先ですが、まるで山頂に立ったかのような爽快感。
抜けるような青空と爽やかな風が堪りません。
やっと東北の空気に触れる事ができたような気がしました。


そして、横に目を向けるとミチノクコザクラの群落が広がっています。
このミチノクコザクラは岩木山を代表する花で、岩木山と秋田県北部の極めて一部にしかない固有種で、他のコザクラ系よりも一回り大きく群落を作りやすい特徴があるそうです。

今回の岩木山登山の目的に一つがこの花に出会う事だったので出会えて良かった~。

この後の山頂までも所々咲いていましたが、群落でこれだけ多く咲いていたのはココだけでした。

鳳鳴ヒュッテにてメジャールートと合流し、更に山頂に向かって進みます。

百沢ルートでは誰一人出会いませんでしたが、メジャールートには人がいるわいるわ。
…うん、まあ、いいけどね。

山頂に向かって最後の登り。
これだけの日の光を浴びるのは本当に久々のような気がします。


下界は相変わらず大雲海。
以前訪れた事のある津軽平野と半島を展望したかったのですが…、う~む残念。
でも、梅雨真っ只中これだけの景色が見せてくれたので文句はありません!感謝!

程なく岩木山山頂到着。
ありがとう御座いました!!

山頂で昼食を取り下山開始。
スカイライン8合目方面に下り、バスで神社に戻ろうかな~、なんて手抜きも考えましたが、今回の山旅は春に痛めた脚の調子を見るのも目的だったので、できるだけ長めに歩く為、そのまま来た道を下山しました。

岩木山神社本殿まで下山完了!
無事の下山と、脚の痛みがほとんど出なかった事に感謝しに神社でお参り。
お疲れ様でした。

下山する頃には岩木山神社は大賑わい。マイナーな神社かと思っていましたが、思ったより有名なんですね。

およそ9年前、津軽半島の旅の時には登ろうとなんて全く考えず見上げていたこの岩木山。
当時はまさか自分がここまで山にハマってしまうとは…、時と人の心は移ろ行くものとはいいますが、こういう形で岩木山と再開するとは感慨深いものです。
何年先になるかわかりませんが、再び岩木山と対面する時にはどんな自分になっているのかな?

以上です!