2019年2月23日土曜日

日本温泉巡り その72 新安比温泉「静流閣」【岩手県八幡平市】

えーと、車が事故りました…。
このブログを読んでくれている人たちの多くはご存知と思いますが、2018年の年末に実家に帰省中にオカマを掘られ今現在代車生活です。
こちらは信号待ちで完全に停止中だったので過失0で金銭負担はありませんが、その後の処理や次の車の手配等色々面倒です。
なかでも、夏タイヤの代車しか借りれなく今冬に予定してた冬山や雪国温泉巡りはほぼ流れてしまい、機会損失を考えると相当なもんですね。

まあでも、普段は選択肢にならないような場所に足を運ぶ機会もできたとポジティブに考えるようにしましょう!

では近況はここまでにして、温泉巡りその72は岩手県八幡平市にある新安比温泉「静流閣」を紹介します!

訪れたのは少し前の2018年5月。
岩手県への仕事の出張に託けた八幡平ドラゴンアイ見学と自分が神温泉と崇める籐七温泉一泊のついでに訪れました。
その模様はコチラ

自分が八幡平に来た時は籐七温泉で温泉欲は100%満たされるので普段車で来た時は籐七温泉の余韻のまま帰宅する事が多いのですが、この時は新幹線を使って来ており、帰りの時間まで少し余裕があったので、たまには新規開拓しようと思って見つけた温泉です。

外観は庶民的なリゾートホテルって感じで、何も事前情報が無いと良い温泉があるようには見えませんが、日本有数の塩分濃度を誇る強塩泉って事なので期待は膨らみます。

では、ご賞味!!


おおお…、ピリピリするぜ!
身体を包むピリピリ感と析出物たっぷりの湯船が本物の証。
硫黄泉が主体の八幡平周辺の温泉と一線を画しておりちょっとびっくりです。
この手の温泉はボーリングしている事が多いので、ここもそうなのかな?

この大浴場の内湯は「金の湯」と呼ばれ、もう一つ化石海水を利用源泉の「銀の湯」がありますが、そこは宿泊者限定の貸切風呂と言う事で入れず。


あと、大浴場には露天がありますが、ここは普通の無色透明のお湯。
露天から見渡す緑の木々は気持良いのですが、源泉じゃないのがちょっと残念…。
でも、源泉を薄めて使うのでは無く、源泉は源泉でしっかり楽しんでもらおうって気持の現れだと思うので好印象です!

以上です。
オススメできる良泉なので、八幡平周辺に訪れた時には是非足を運んでみて下さい!
また、近くに安比高原スキー場もあるので、スキー目的の宿泊も良いかもですね。

来訪日:2018/5/26
------------------------------------------------------
<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2019.1月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
 4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 5位 野地温泉ホテル(福島県)
 
<超絶名湯オススメ温泉(圏外)>
 ・登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
 ・後生掛温泉 (秋田県)
 

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2019年2月11日月曜日

年の瀬富士山2018【御坂山地 黒岳 釈迦ヶ岳】

みなさま、お久しぶりです!
昨年末からの仕事のドタバタも一段落ついたので、久々のブログ更新となります。
普段は天気の悪い休日とかに書き溜めて定期的に放出しているのですが、さすがに今回はストックも切れ、一ヶ月放置となってしまいました。
年間36記事(一ヶ月3更新)を目標にしていましたが、今年はちょっとキツイかな~。

まあ、慌てても誰が得する訳もないのでマイペースでやってきましょう!

さて、今回紹介する山旅は2018年の登り納めとなった御坂山地の「黒岳」「釈迦ヶ岳」となります。
自分はここ数年は登り納めは「富士山を見事に拝もう!」をコンセプトにして山を選んでいます。
過去には朝霧高原の「毛無山」、愛鷹山、三ツ峠山に登っていますが、いずれも天気に恵まれ見事な富士山が拝めており、今回もどんな富士山に出会えるか楽しみです。

「黒岳」(1792m 御坂山地の最高峰)
*釈迦ヶ岳より望む黒岳(真ん中のピーク)
2018/12/24

起点は「すずらんの里入口」バス停近くの駐車スペース。
黒岳のピークハントだけなら更に林道を進んだ先に駐車場がありますが、今回は稜線歩きがしたかったのでここを起点とした周回コースとしました。

…っていうか人がいないっすね。
あまり使わない場所なのかな?

そして、駐車スペースから道を挟んだすぐ近くにある登山口から大石峠へ。


大石峠までは特に危ない場所も無く、ふかふかの落ち葉で埋まった尾根路を直登。
特に見所は無いですが、この時期ならではの冷え切って張り詰めた空気が心地良いです。
後ろを振り向くと木々の間から朝日に照らされた甲府盆地方面に面した山々が見えます。
ちなみに写真で一番高いピークが今回の山旅の最後のピークの釈迦ヶ岳です。

そして、大石峠まで登り切ると…

いきなり大勝利!!
最高の富士山が出迎えてくれました。

まだ今回の山旅の2割もこなしていませんが、結構満足してしまいました(笑)
…とりあえず、気を引き締めて先に進みましょう!


木々の葉が落ち切ったこの時期、大石峠から黒岳までは右手に富士山と河口湖が望める気持良い縦走路。
アップダウンはそこそこありますが、景色が良いおかげで疲れを感じる事なく気持ちよく歩けます。


途中の新道峠の近くには第一、第二展望スポットがあり、富士山と河口湖と富士吉田の街並みの絶景が広がります。
個人的にはこの第二展望スポットからの景色がコースで一番だと思いました!

いや~、今年の締めもしっかり富士山拝めて良かった!!

展望スポットからは間も無く黒岳山頂に到着。
ありがとう御座いました!!

黒岳山頂自体は木々に囲まれ展望はありませんが、河口湖方面にちょっとだけ下ると…、

富士山どーーん!
先ほどの展望スポットより少しだけ視界が狭いですが、十分と言って良いほどの富士山が拝めます。

右手には今まで歩いてきた大石峠からの縦走路もばっちり!
こんな風に山頂から歩いてきた路を望めるって良いですよね。

黒岳の後は釈迦ヶ岳に向かう為に、日向坂峠に向かって標高を下げます。
落ち葉に覆われた広い尾根道でちょっと迷いやすい場所もあったので、マーキングをちゃんと確認しながら進みましょう。

日向坂峠の林道を横切ると釈迦ヶ岳まで再び登りの始まり。
黒岳からは標高で400m近く降ろされているので、ここからがこのコース一番の頑張りどころ!

そして、登り返すこと約1時間で釈迦ヶ岳山頂到着!


山頂からは、南アルプス(上の写真)や、八ヶ岳・金峰山(下の写真)や甲府盆地の大パノラマが広がっています!
これは最高ですね!!ヤッホーーーー!!

最初のコース設定では富士山側の稜線だけ歩いて、この釈迦ヶ岳は登る予定にありませんでした。
でも、後から気になってしまい土壇場で登る事にしましたが、それが大正解!
登って良かった!

その後は釈迦ヶ岳で昼食をとり下山開始。

釈迦ヶ岳登山口まで降りてきて今回の山旅も無事終了です。
お疲れ様でした~。

今年も最後に見事な富士山を拝めて満足な登り納めとなり大満足でした!
黒岳からの富士山はもちろんですが、釈迦ヶ岳からの南アルプスや奥秩父方面の展望もお見事で、この御坂山地なかなか面白い山域のように感じました。
今回行くことが出来なかった十二ヶ岳や鬼ヶ岳のように、気になるピークはまだあるので、今年(2019年)末の富士山展望登り納めはまたこの山域を訪れてみたいですね。

以上です。