2018年5月30日水曜日

日本温泉巡り その59 鳴子温泉「早稲田桟敷湯」【宮城県】

その59!前回から続いて鳴子温泉よりお届けします。
今回は鄙びた雰囲気が売りの鳴子温泉の中でも少し特異な日帰り温泉施設「早稲田桟敷湯」を紹介!

鳴子にあって何故早稲田?って疑問に思って調べてみると、なんでもこの湯は早稲田大学の学生たちによってボーリングされた温泉だそうです。
当時は木造のこじんまりとした建物で「早稲田湯」の名で親しまれていたようですが、平成10年に早稲田大学の手によってモダンな石造りの建物にリニューアルされたとの事で、総早稲田大学プロデュースな温泉です。

建物はやはり鳴子温泉の中では特異なベージュ色の石造りで形も前衛的。
掲げられている暖簾もおしゃれ。

場所は公共大駐車場の目の前で、更に駅からも歩いて5分くらいなので非常にアクセスは良い感じです。

では、学生が若気の至り?で掘り当てた温泉、頂きましょう!

湯船は木製ですがその他は石造りで非常の天井が高く、室内ですが開放的な空間が演出されています。
また、湯船に注ぐ湯の音が高い天井のおかげか良く響き、なんとも心地よい雰囲気です。

泉質はわずかに湯の花浮かぶ薄い濁り湯ですが、硫黄の香りはしっかりの含硫黄塩化物泉。
ただ、湯温はかなり熱く、のんびりゆったりとはいかず短時間でガツンと効かせるタイプでした。

今まで入ってきた鳴子の湯とはちょっと違う感じですが、もともと泉質の種類が多岐にわたる鳴子なので、こういう温泉あっても不思議じゃないですね。
いやはや、鳴子は奥が深いです。

営業時間も9時~22時で比較的寄り易い、皆さんも鳴子に来た時は是非!

以上です。

来訪日:2018/3/25
------------------------------------------------------
<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2018.5月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 4位 野地温泉ホテル(福島県)
 5位 後生掛温泉 (秋田県)
 
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2018年5月19日土曜日

日本温泉巡り その58 鳴子温泉「東多賀の湯」【宮城県】

さあ、年に1回の鳴子の時間だよ~!
って事で今年も行ってきました鳴子温泉。

来訪は4年連続となりますが、ここ2年は3月終わりに宮城県登米市で開催される「東北風土マラソン大会」出場とセットになってます。
作年は三連休の中日で遠慮無く泊まれましたが、今回は普通の日曜日に開催だったので泊まるかどうか悩みましたが、折角なので有給を取って楽しむ事にしました。

当日はマラソン大会を終えて疲れた身体を引きずってそのまま鳴子へ。

今年は「東多賀の湯」!
お世話になります!!

場所は主要国道の47号に面しており大きな看板もあって目立ちます。
ただ、駐車場は狭く止められない場合は、温泉街奥の公共大駐車場から歩いて行く事になりそうです。

「東多賀の湯」のすぐ横には「西多賀の湯」もあり、こちらも名湯と聞いていましたが、立ち寄り湯は15時までで今回は間に合わず…、残念!
まあ、その代わり「東多賀の湯」を満喫しましょう!

旅館自体は小規模で8部屋くらい。
湯治場的な雰囲気が強く残っている雰囲気は個人的には落ち着きます。
まだ肌寒い季節だったのでコタツは正義!

では早速、噂の名湯頂きましょう!

あひゃぁぁぁぁ~!
いや、もう、なんか最高?

マラソン大会で疲れた身体もあってか全身が悶絶。
息を吸い込むと硫黄の香りでいっぱいに。
温泉好きなら、この瞬間は堪らないでしょう!

泉質は含硫黄-硫酸塩・炭酸水素温泉で本当に綺麗な白濁硫黄泉。
湯船は2m四方くらいで狭めですが、大量の源泉がおしげも無く注がれ新鮮そのもの。
源泉自体は透明ですが、空気と触れるとすぐ白濁するみたいです。

 洗い場の析出物たっぷりのケロリンの桶が良い味出しています。

この後は食事後に一回、晩酌後に一回、朝に一回と4回も入ってしまいました。

満場一致で極上名湯入り!
こんな温泉に出会えて幸せです。

来訪日:2018/3/25
------------------------------------------------------
<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2018.5月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 4位 野地温泉ホテル(福島県)
 5位 後生掛温泉 (秋田県)
 
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2018年5月17日木曜日

ここは東京の奥の奥「雲取山」【東京都 埼玉県 山梨県】

自分は「さあ!これからは夏山シーズンだ!」と思う頃に秩父や奥多摩方面に少し長めに歩きに行くのが恒例になっています。
理由としては本格的に夏山を歩き始める前の体力測定。
冬山でもそれなりには歩いていますが、やはり安全を見て短めの工程になりがちなので、改めて確認して置きたいって感じですかね。

今シーズンは当初は秩父方面に行こうと思ってましたが、奥多摩小屋が今シーズン限りで閉鎖って情報があり、噂の五十人平に一回くらい泊まってみたいと考え、雲取山方面にしました。

ではレポいってみます!

「雲取山」(2017m)
*七ツ石山から望む

コース:
(一日目)奥多摩湖(駐車場)→六ツ石山→鷹ノ巣山→七ツ石山→奥多摩小屋(テン泊)⇔雲取山
(二日目)奥多摩小屋→七ツ石小屋→鴨沢登山口→(バス)→奥多摩湖

実は雲取山は2回目。
初めては2015年、三峰神社から雲取山荘テン泊でピストンしましたが、両日供にどよどよ曇空でぶっちゃけイマイチ山行だったのでブログ作成はおろか写真の整理もしていません。(ヒドイ!)

なので、今回は奥多摩方面から入るのは決定事項でしたが、定番の鴨沢からだと日帰りコースなので、長めに歩くって目的を加えて奥多摩湖から入ることに。

奥多摩湖に車をデポして、まずは六ツ石山へ。

林道を登った六ツ石山登山口付近では奥多摩湖が俯瞰できます。
良い天気で今回の山旅に期待が膨らみますね!

と、気持ち良い気分もどこへやら。
六ツ石山までは標高差900mの急登。久々のテント泊装備がなかなか堪えます。

山頂の少し手前になると木々もまばらになり日が射す広い尾根道に。
朝方の涼しい風が心地良い。

最初のピーク六ツ石山!
ここまで標高差900をテント泊装備で約2時間。
うん、まあまあかな。今シーズンも夏山を楽しめる体力はありそうで一安心。

ここから雲取山までは石尾根と言われる縦走路が続きます。
では稜線歩き、楽しんでいきましょう!


縦走路は多くの場所で展望が開け、富士山や南アルプスの大展望!
そう、これこれ!夏山の稜線歩きのわくわく感を久々に思い出しました。

2つめのピーク、鷹ノ巣山!
六ツ石山では誰とも会いませんでしたが、ここは沢山の人で賑わっていました。

更に、人だけでなく虫のいっぱい。
そう、これこれ…、夏山の虫のうっとおしさを久々に思い出しました…。

まだまだ尾根路は続きますが標高差100m弱のアップダウンの繰り返しが続き、じわじわと疲れが溜まっていきます。
しかも、この日下界は夏日だったので山の上もそこそこ気温も高く汗だくに。
最初は全ピーク踏破!って息巻いていましたが、途中の高丸山は巻かさせて頂きました…。

上の写真の巻き道はツツジが群生しており、咲けばさぞ見事なツツジ回廊になるでしょうね。

そんなこんなで七ツ石山到着!
六ツ石、鷹ノ巣ときて若干デジャビュ感が強くなってきました。
一息入れたいところですが、良いテントスペースを確保する為にも先を急ぎましょう!

山頂からは最終目的地の雲取山が見事に望めます。
…まだ結構登り返しが多そうですが、もう一息!

そして、七ツ石山を下りきって少し進むと、奴が姿を現します。

イエーイ!ダンシングツリー!!
ナイスな腰使い!
今までは写真でしか見たことなかったので、密かに今回の山行で出会える事を楽しみにしていました。

本日の幕営地、奥多摩小屋前の五十人平に到着。
まだ正午くらいでしたが、既に良いポジションは埋まりつつあったので、自分も急ぎ場所を確保!

そこそこ展望もある良い場所が確保できました。

そして、この後すぐに、前日になんとなく会えたら良いね~って目印を教えあっていたフォロワーのモゲさんと、そのお知り合いでヤマレコの重鎮sakurayukiさんと遭遇。

モゲさんはなんと百名山を全山踏破済みで、sakurayukiさんもおこじょのぬいぐるみを片手に毎週のように山に登っており、お二人とも行動力に満ち溢れた方々でした。

お二人は雲取山は明日にして早速宴席を始めようとしていましたが、自分は今日中に登っておきたかったので、一時だけお別れ。
速攻で登ってくるので待ってて下さい!!


雲取山に向かっての最後の登り。
振り返ると今まで歩いてきた稜線が広がり、雲取山の代表的な風景が広がります。

山頂到着!
ありがとう御座います!
前回はガスガスで拝めなかった展望も望め大満足!

テン場に戻ると登山道の端にもテントが立ち始めてテント村の様相。
まだまだ増えそうで最終的にはどんなになってしまうのだろうとドキドキしてきました。

この後は再びモゲさんとsakurayukiさんと合流し晩酌スタート!
どうして山で会う時は初めての人でも気兼ねなく色々話ができるのでしょうね?
やっぱり好きな物が同じなので安心感があるのだと思います。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎ山に夜が訪れます。
ストロング系を3本空けたモゲさんがウトウトし始めたのを切っ掛けに宴はお開き。
お互いのテントに戻りました。

自分のテントの横は大学の山岳部の新歓登山だったようで、新入生たちの自己紹介で盛り上がっているのを聞きながら、自分にもこんな時期があったのかな~なんてちょっとアンニュイになりつつも、いつの間にか就寝…。

Zzzzzz…。

2日目!おはよう御座います!
天気も良く御来光を拝みに雲取山に登っている人がたくさんいました。

ふと見ると昨日宴会したモゲさんもsakurayukiさんのテントは無く、二人とも既に発たれたようです。
お別れの挨拶ができなかったのはちょっと残念でしたが、またきっとどこかの山で会えそうな気がします。

 自分は午前中までに下山する必要があったので、山頂までは行かず途中のピークから富士山の見納め。
やっぱり澄んだ空気と朝焼けの色は良い風景を生み出しますね。

…では撤収しましょう。

途中、七ツ石小屋に寄り道しましたが、もくもくと降り続け8時くらいには登山口に到着。
お疲れ様でした!

鴨沢バス停で1時間くらい待たなければいけない感じでしたが、駅から来た臨時便が帰りも乗せてくれたおかげで奥多摩湖には予定より40分ほど早く到着できました。
ありがとう御座います!

やっとこさ晴天の中、奥多摩の主脈の一部を歩くことができました!
アルプスみたいな派手さは無いものの、山そのものと向き合いながらゆっくり歩くには良い山域だと思います。
改めて時間を作って山梨県から入って金峰山、甲武信ヶ岳を絡めつつ奥多摩駅まで歩ききる奥秩父~奥多摩主脈縦走をやってみたくなりました。

以上です!

2018年5月8日火曜日

日本温泉巡り その57 松之山温泉「鷹の湯」 【新潟県十日町市】

夏の足音が近づき、暖かい日が日に増えてきている春も終盤、みなさま如何お過ごしでしょうか?

…って、文章の書き出しもパターン化してきていますね…。
今後ブログを続けるには本や他のブログでも読んで語彙力を上げないといけない気がしてきました。

まあ、とりあえずそれは置いておいて本題、温泉巡り、その57!
今回は新潟県十日町市の松之山温泉「鷹の湯」を紹介します。

やってきたのは2018年の3月。
松之山温泉は有馬・草津と一緒に日本三大薬湯の一つと謳っています。
(三大薬湯は調べ方によって、色々出てくるのはご愛嬌ですが…)

当初は強烈な油臭が売りの共同露天風呂の「翠の湯」を目的としていましたが、向かっている途中で「翠の湯」は昨年閉鎖されたと知り失意の底に。
しかし、その遺伝子を継ぐ日帰り温泉施設の「鷹の湯」があるって事で訪れてみました。


松之山温泉自体は200m程度の道に旅館等が連なる非常に小規模な温泉地で「鷹の湯」はその真ん中くらいにあります。

ただ、駐車場は狭く止められない可能性が高いので「鷹の湯」まで歩いて5分くらいの温泉街入り口の大駐車場に停めて歩いて行った方が良いと思います。

では、三大薬湯と謳われているお湯、頂きます!

引用:http://www.matunoyama.net/02_onsen.html

熱い!沁みる~!!

やはり特徴的なのは濃厚な油臭、そして強烈な塩味!
色は薄い翠色ですが、まるで醤油に入っているかの様。

湯温もかなり熱く、熱さと湯の濃さでクラクラしてきます。

泉質は含ホウ酸塩化土類食塩泉で、なんとホウ酸含有量は日本一との事。
ホウ酸と言えば殺菌効果が高いので日本三大薬湯と言われるのも納得のお湯ですね!

湯船はゆったりと10人程入れる内湯と、その半分くらいの露天が一つづつ。
この日は開店間も無い時間に行ったせいか地元の方で大賑わいでした。

あっぱれ!!良いお湯でした!
極上オススメ入りです!

来訪日:2018/3/4
------------------------------------------------------
<超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2018.5月現在
 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
 2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
 3位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
 4位 野地温泉ホテル(福島県)
 5位 後生掛温泉 (秋田県)
 
その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

2018年5月1日火曜日

鹿島槍と五竜に抱かれて「遠見尾根」【長野県 北アルプス】

雪山を本格的に初めた人の多くが歩く尾根として唐松岳に至る「八方尾根」があります。
自分もその1人で、去年初めて八方尾根を歩き、鹿島槍や五竜のモルゲンロートや剱岳の勇姿にえらく感動しました。
その最中に他の人から八方尾根のお隣に「遠見尾根」があり、そこも冬に歩ける場所で、且つ、鹿島槍や五竜が見事に望めるという事を聞き、ちょうど八方尾根から1年後の今回、遠見尾根を歩いてみる事にしました。

*小遠見山から望む鹿島槍ヶ岳(左)、五竜岳(右)
2018/3/31
コース:アルプス平駅→小遠見山→中遠見山→西遠見山の手前(ピストン)

遠見尾根は五竜岳に至る尾根ですが、五竜に到達するには途中でテント1泊が前提になります。
まだ自分は冬季にテント泊できる実力はなかったので、今回はピークハントは無しで日帰りで歩ける場所まで行ってみることにしました。

スタートは白馬五竜スキー場。
早朝営業もやっているので朝から賑やかです。
でも、さすがに3月も終わりとなると下の方はだいぶ雪が少なくなっています。

遠見尾根の入口へはゴンドラの五竜テレキャビンで向かいます。
この時期のテレキャビンの運行は8時15分からでしたが、30分くらい前から行列が出来ています。
この土日は好天に恵まれそうなので、登山客の多くはテント泊装備。
いや~みんな凄いな~。

そして、テレキャビンに乗ってアルプス平駅に。
ここで既に妙高、雨飾等の上越の峰々や、白馬の街並みと絶景が!
先日までは晴れていてもモヤっとしていたのですが、今日は比較的空気が澄んでいるのでスッキリ風景が広がっています。

尾根の入口には、ここからもう少し登りますが、ちょっと下った場所にあるリフトを使えばショートカットできるので遠慮無く使いました。

尾根の入口ゲレンデトップから入山!
雪もだいぶ緩んでおり、アイゼンも役に立た無さそうだったので、滑り止め無しで登り初めます。

登り始めてすぐに広めの平地の地蔵ノ頭に出ます。
ここには多くの遭難者の慰霊碑が立ち並んでいます。

「ここから先はいつ死んでもおかしくない世界」
そんな山の厳しさを再認識させられました。

…しばし、手を合わせて黙祷。
では、先に進みましょう!

小遠見山までは所々狭くはなるものの、基本広い尾根歩きで危険箇所はありません。
スキーのシュプールも沢山走っており、BCなら気持ちよく滑れそうです。

尾根の右側には白馬三山をバックに八方尾根が一望できます。
目を凝らせば登山者もチラチラと。
八方尾根も今日は大賑わいでしょうね。

そして、小遠見の手前で前日になんとなく合えたら良いですね~、的なユルい約束をしていたフォロワーの清宮さんに遭遇。
過去に自転車で日本一周をやった事があるアクティブな好青年で、今日は尾根でソロテンして五竜岳を目指すとの事。
いや~、その行動力は凄い!
その若さを吸い取りたかったので、途中までご一緒させて頂きました(笑)。


小遠見山に到着!
鹿島槍ヶ岳、五竜岳の二大名峰が立ち並ぶ様は素晴らしい!
青木湖等の大町方面の展望も広がります。

この小遠見山をゴールにするお手軽トレッキングで来る人も多いのも納得の絶景でした。

では、まだまだ時間も余裕があるので中遠見山を目指します。

小遠見を過ぎると痩せた尾根や雪庇もあり、また所々クラックも生じていたので、気をつけて進みます。
まあ、そうは言っても八方尾根とまではいかなくとも比較的安全な尾根だと思います。

そして、右側には鹿島槍ヶ岳の北東壁のカクネ里雪渓が大迫力に望めます。
この雪渓は2018年1月に新たに氷河認定された場所で、国内で6箇所ある氷河の一つになり、今後より人気スポットになりそうな予感。

中遠見山に到着!
ありがとう御座います!

ピークより丘って感じです。標識もまだ雪の中のようで見当たらなかったですが、地図上ではこの付近ですね。

さて、当初のゴールはここまでですが、清宮さんの「更に先に行くと鹿島槍の双耳峰が綺麗見えますよ!」って情報で、更に先に進んでみることに。

西遠見山への登りの手前の緩やかな広い尾根までやってきました。
ここにテントを張る人が多いようで、清宮さんもここで幕営するとの事。


確かに左手に双耳峰を携えた鹿島槍、正面に大迫力の五竜岳が一望でき、絶好のテント適地ですね!天気に恵まれれば最高の景色が拝めそうです。

自分もここで引き返すことに決め、清宮さんと記念に一枚。
楽しい山旅をありがとう御座いました!

下山はそのまま来た道を戻りました。
写真の一番奥のピークが最初の小遠見山です。
八方尾根と違ってアップダウンがあり、五竜まで時間が掛かるのも納得。

そして、そのままゲレンデトップまで下山完了。
お疲れ様でした!

今まで冬山テント泊は難易度が高く遠慮していましたが、清宮さんと話したり、これだけ多くの人が遠見尾根でテン泊している姿を見ていると、だいぶ敷居が下がったように感じました。
来シーズンは冬季五竜岳踏破に是非チャレンジしてみたいですね!

でも、まだ必要な装備もあるし経験も足りないのは間違い無いので、まずは八ヶ岳辺りで冬季テン泊慣れした後に挑んでみたいと思います!

以上です。