2015年1月31日土曜日

初めてのガチ冬山登山 【八ヶ岳】


先日(1/24~25)、初めての本格冬山登山に挑んできました!

それまでの冬山経験としては、2012年にロープウェイを使っての北横岳だけで登山と言うよりはスノーハイキングに近いものでした。

そして昨年、登山にずっぽりハマった身としてはやっぱり本格冬山にも挑戦してみたい気持ちが強くなりました。
ただ、上にも書いたように冬山の経験は皆無、周りにも登山に詳しい人はいないということで今回は登山講習に参加して基礎から学ぶ事にしました。

十年くらい前だったら若さと勢いでどうにかしていたかも知れませんが、もうそんな歳でもないですからね~。

初日は美濃戸口の八ヶ岳山荘に集合して宿泊先の赤岳鉱泉を目指します。
キンッと冷えた空気が身を引き締める感じが良いですね~。

赤岳鉱泉に到着!
アイスクライミングの練習に使われる赤岳鉱泉名物の通称アイスキャンディーが出迎えてくれました。

初日はこのアイスキャンディーを使ってアイゼンワークやピッケルの使い方をしっかり学びます。
今回の講習は講師2人に生徒4人といったほぼマンツーマンです。

命が掛かっているだけあって講師も真剣、ガイドツアーとは全く違う本気の講習です。
この歳でこれだけ怒られるのは新鮮でした。

初日の練習は16時には終了。
この後は山小屋で夕食を取り、参加者で軽く晩酌して21時には就寝。
明日の赤岳(八ヶ岳最高峰)登頂に備えます。


2日目!
初日に勉強した内容をおさらいしながら赤岳を目指します。
時々トレースを外しながら登るのは本格登山講習の証!ホント為になります(汗)。



振り返った瞬間ため息が出ました。
地蔵尾根から見る阿弥陀岳方面(上写真)と、横岳方面(下写真)です。

写真やTVでしか見たこと無い風景が広がっています。

赤岳直下です。山頂までもう少し!


登頂!!!
あっ、下の写真は自分です。

当日は好天に恵まれ山頂からは絶景を拝めました。

権現岳、南アルプス方面

金峰山、瑞牆山方面

阿弥陀岳、北アルプス方面

…最高ですね。

この後は尻セードとかラッセルとか勉強しながら下山。
15時には美濃戸口に到着し解散しました。

こういうのって参加者に一人でも身勝手な人がいると周りが嫌な思いをすることが多いですが、今回はみんな良い人でとても楽しい山行になりました。

ホントにありがとう御座いました!

さて、登山講習参加&本格冬山と自分にとっては初めてづくしの山行でしたが、ホントに勉強になりました。
また、それと同時に自分の足で行ける世界が広がった事も実感でき、これからが更に楽しみになりました。

ただ、他人に見てもらった事で冬にしろ夏にしろ自分はまだまだ登山初心者であることも痛感でき凹んだのも事実なので、これからも慢心せずにレベルアップを図って行きたいと思います!

以上!

<追伸>
今回、講師をして下さった方々には登山の事だけでなく、生き方の指針みたいなのも教わった気がします。
やっぱり登山のプロだけあって風変りな点はありますが、悪い意味では無く、個人の考え方や生き方のポリシーが明確なんだなって感じました。
20年振りくらいに見習おうと思う大人に出会いました。

また近日中に復習をしに八ヶ岳に行こうと思うので会えたら話をしたいですね。


2015年1月20日火曜日

2014年末 山行報告 その2 【神奈川県 金時山 明神ヶ岳 明星ヶ岳】

その2!
2014年登り納めになったのは神奈川県箱根に連なる外輪山の金時山から明神ヶ岳、明星ヶ岳への縦走となりました。

自分の実家は神奈川県にあり、箱根に比較的近いので正月休みで帰省していたついでに登ってみました。

「金時山」 標高:1212m

「明神ヶ岳」 標高:1169m

日付:2014/12/30
コース:小田原駅(バス)→金時登山口(仙石)→金時山山頂→矢倉沢峠→明神ヶ岳→明星ヶ岳→塔ノ峰→箱根湯元駅
7:00~15:00

コースは箱根仙石原にある金時登山口から入り金時山へ登り、明神ヶ岳、明星ヶ岳をへて箱根湯元駅まで戻る長距離縦走。
ちょうど箱根街道の仙石原から箱根湯元駅まで山道を歩いて戻る感じですね。

今回は実家が起点ってことで電車で小田原駅に行き、始発のバスで金時登山口のある仙石に行きます。
公共交通機関が使えると、駐車場に戻らずに済むので縦走し易くていいですね~。


金時山の山頂付近です。少しガスってますが霧氷が綺麗でした。

金時山の頂上!ガスが時々晴れて富士山大展望!!
今年こそは富士山登るぞ~。

金時山を後にして、明神ヶ岳に至る縦走路に入ります。
周りは背の低い笹藪なので視界が広く気持ちよく歩けます。

道もよく整備されているのでトレイルランナーにも沢山会いました。


振り返ると下には箱根の町並みが広がり、後ろには先程登ってきた金時山が見えます。
下の写真の右側の盛り上がった部分が金時山です。

明神ヶ岳の頂上です。
金時山と、その後ろに雲がかかっていますが富士山が見えます。
広い山頂で景色もいいので絶好の休憩スポットでした。

その後の明神ヶ岳から明星ヶ岳への道は基本樹林帯なので展望はありません。

でも、明星ヶ岳では3日後に控えた箱根駅伝の臨時中継所を設営していました。
ちょうどスタッフが休憩していたのでちょっと雑談、なかなか貴重な話を聞けました。

長距離縦走もいよいよ大詰め、箱根湯元駅に向かって下山しましょう!

下山路の途中のピーク塔ノ峰の少し手前からは小田原方面の市街と相模湾が一望できます。
吹き抜ける風が本当に気持ちいい!

そんなこんなで15時に箱根湯元駅に到着。
約8時間のロングトレイルになりました。それなりの速度で歩いていたので距離は20キロ近くあったのかな?
う~ん、GPS機能のある時計がほしくなりますね。

さて、2014年はこの山行で登り納めになりました。
ブログの更新ももう少しリアルタイムで書ければいいのですが、社会人としては難しい所。

まあ、今年もマイペースで行きますのでよろしくお願いします。


2015年1月17日土曜日

2014年末 山行報告 その1 【茨城県 奥久慈男体山】


ちょっと遅くなりましたが、昨年の正月休みを利用して登った山を紹介していきます!
まあ、今更って感じなんで簡単にいきますね~。

その1は「茨城県の奥久慈男体山」!

「奥久慈男体山」
標高:654m
日付:2014/12/27
コース:大円地駐車場→(健脚コース)→山頂→大円地越→駐車場
7:40~10:40

県外の人にとっては、どこ?って感じですが、茨城県在住で登山を嗜む人にとっては有名な山です。
男体山といえば日光のが有名で、比べるのも失礼な気がしますが、一応「奥久慈」の名を冠して区別しているようです。

654mと里山レベルの低山ですが、山頂には絶景が確約できる一等三角点があり、山の西側には高さ300mにもなる岩壁があり、なかなか立派な山容をしています。


登山口に入ってすぐに「健脚コース」と「一般コース」の分かれ道があります。
「健脚コース」は鎖場連続で一気に岩壁を登り切るなかなかハードなコースらしいので、自分はもちろん健脚コース!


確かに鎖場連続ですが、本当に鎖を使わないといけない場所は無く、ちゃんと三点支持を意識していれば全く鎖に頼らずとも登れます。
でも、登ってる!って感じがして楽しいですね。

あっという間に山頂です。


南方向には大平洋、北方向には日光連山や那須連峰が見え(うっすらと)、低山とは思えない絶景が広がっていました。

この後は、一般コースをのんびり下って終了。
たまにはこんなハイキングレベルの山行もいいですね。良い感じに力が抜けました。

下山先の「大円地山荘」のざるそばが絶品でした。
香り高い常陸秋そばはもちろんですが、自家菜園で作った素材の天ぷらが本当においしかったです。

以上!

でも、この山行が2014年の登り納めではありません!
あと一山!

その2へつづく。

2015年1月13日火曜日

雪国温泉巡り その2 【長野県 野沢温泉(2) 温泉街巡り】

その1からの続き!

今回は外湯巡りをしながら散歩した温泉街をちょこっと紹介!


温泉街のメイン通りです。
温泉まんじゅうの甘い香りが立ち込めます。いや~、正統派日本の温泉街!って感じですね。

自分が到着したのは14時頃だったので、宿へのチェックインには早く、スキー客は戻っていないとちょうど人が少ない時間帯でした。

でも、外人さんが多いのにはびっくり。
すれ違う人の3割は外人さんでした。一回道を聞かれたのですが、地図を片手に片言英語で伝えましたが大丈夫だったかな?一緒に付いて行った方がよかったかな?

ちょうど前々日に大雪が降ったようで宿の人は除雪に大忙し。
客として見る分には風情があっていいのですが、仕事としては大変でしょうね。
でも、宿の人の「雪が無くてスキー客が来ないよりは全然いいですよ!」って一言は雪国の力強さを感じました。

温泉街の中にある「麻釜温泉公園」です。
高温の源泉が湧き出ており、当たりは湯けむりに包まれています。

一般に人は源泉に近づくのは禁止されていますが、旅館の人とかは温泉卵や、蒸し野菜を作っていました。
あ~、宿でも取って一杯やりたかったなぁ~。



すっかりと陽も沈んで夜の温泉街になりました。
雪が旅館等の温かな光に包まれ良い感じな雰囲気に。

なごりおしいですが、自分はこれにて撤収です。
今度は登山、もしくはスキーを兼ねてゆっくりと訪れたいですね。

以上!

<追伸>
風呂上がりに雪の温泉街をフラフラしたせいか、次の日から数年振りに風邪を拗らせてしまいました。
冬に温泉巡りをする時には、乾いたタオルを数枚持っていった方がいいかも知れないですね。

2015年1月11日日曜日

雪国温泉巡り その1 【長野県 野沢温泉(1) 外湯巡り】

年も明けて冬本番、何もしたくなるような寒さが日々続いていますが、みなさま如何お過ごしでしょうか?

久々の登山以外の旅ブログになります。

さて、この季節の楽しみと言えば、やっぱり温泉!
冷え切った身体に沁み渡るあの感覚は至福そのものといっても過言じゃないありません。

冬はさすがに登山はそんなに行けないので、余った時間を使って今年は各地の極上温泉(?)を巡ってみようと思います。

今回は長野県の野沢温泉!

行ったのは去年の年末、茨城県からは北関東自動車道から関越道を北上し、新潟県の上越市を経由。
日帰りだったので、往復600キロオーバーの久々のロングドライブになりました。

野沢温泉に入る前に長野県の栄村に立ち寄ってみました。

ここはあの2011年の東日本大震災の翌日に震度6強の大地震に見舞われた場所です。
東日本大震災の規模が大き過ぎた為、ニュースでの取り上げ方も小さく、忘れていた人もいるのではないでしょうか?

東日本大震災の被災地を一通り見てきた自分としては、この栄村も支援したい気持ちがあったので、今回訪れてみました。

でも村は完全に雪に覆われており、震災の爪跡は特に確認できませんでしたが、被災から4年近くになり今現在は支援の手は少なく、実際の復興にはまだまだ遠いと聞きます。

いつも通り自分は地元にお金を落とす事しかできないので、今回は「道の駅 信越さかえ」で散財!

「道の駅 信越さかえ」

栄村産のお米とおやきを買いました。
みなさんも近くに行く機会があれば是非!店先で売っている蒸かし立てのおやきはもちもちで食べ応えもあり絶品でした!

では、目的地の野沢温泉に向かいましょう。

到着~。
早速、野沢温泉を代表する外湯に一つ「大湯」にやってきました。

ここ野沢温泉の楽しみ方に外湯巡りがあります。
外湯とは無料開放されている公衆浴場の事で全部で13ヶ所あり、街のあちらこちらに点在しています。

でも、源泉は非常に高温なので1日で回れるのは4ヶ所程度に留めておいた方が無難です。
自分は5ヶ所巡りましたが、最後の方はフラフラでした。

その内のいくつかを紹介!

「松葉の湯」
個人的には一番泉質が濃いと感じました。沁みます!


「麻釜の湯」
たまたま、中に誰もいなかったので風呂の写真も公開。
風呂はこんな感じにに源泉が掛け流しで、水がでる蛇口と、服を置く場所しかありません。
もちろん、シャンプー等のアメニティも無いので、ちょっと潔癖症の人はダメかもしれないですね。


「熊の手洗湯」
こちらは外湯の中でも比較的低温の源泉を使っていて、唯一長湯が楽しめました。


自分が入った外湯でランキングを付けると、

松葉の湯>>>熊の手洗湯>麻釜の湯=大湯>>横落の湯

ってな感じかな。個人差はあると思いますが参考にして下さい。
いずれも高温泉ならではの沁みる本物の温泉を堪能できます。


その1は以上。
次回は温泉街をフラフラしてきた模様を紹介します!

2015年1月4日日曜日

明けましておめでとう御座います。 【2015年】

改めまして・・・、


みなさま明けましておめでとう御座います!!
本年もよろしくお願い致します。


今年の年賀状は、ちょうど昨年の11月末に山梨県の毛無山から撮った富士山が綺麗だったので、その写真に羊の絵を重ねています。

以前の年賀状はCGで作っていて、それなりに時間を掛けていたのですが、年々簡単になっていますね…。

PCに向かっている時間が少なくなっていますが、今後も既存の絵や写真を使うような事はせずオリジナルのものを作るように心掛けていきたいと思います!

さて、今年も多分山登り中心になると思うので目標というか行っておきたい山を紹介します。

1、穂高岳→槍ヶ岳(大切戸経由):7月下頃
2、富士山:7月上頃
3、利尻岳:8月下頃
4、白馬岳:未定
5、剱岳:未定

いずれも、山ヤにとっては憧れの山ですね。
去年は本格登山元年だったので探り探りでしたが、ある程度感じがわかってきたので今年は高難易度の山に挑戦したいと思います。

とは言っても、上に挙げた山全部に行ったらどえらいお金が掛るので、挙げた内の2つくらいを目標にしたいですね。

今年も登山に偏ったブログになると思いますが、よろしくお願いします。
では~。