2014年2月27日木曜日

【2日目 福江島教会巡り2】想いと祈りの旅 その4 【長崎県 五島 福江島】

福江島、教会巡りつづきです!

四つ目、「三井楽教会」です。
建物正面の陶磁器によるモザイク画が印象的でした。
後、パンフレットには中のステンドグラスが綺麗とあったので見てみたかったのですが、何故か鍵が掛っていて中に入れませんでした。
残念無念…。

五つ目、「貝津教会」です。
写真でもわかるように外観は地味~な教会ですが、中に入ると印象は一変!
木のぬくもりを感じさせる祭壇にステンドグラスから差し込む色鮮やかな光彩が差し込み、なんとも言えない空間が生まれていました。
中の撮影ができない事が一番残念な教会でした。


六つ目、最後の「井持浦教会」です。
ここには日本最古のルルド(聖母誕生の地を模して作られた洞窟)があります。下の写真がそうですね。

建物自体は新しく、古い建物はに台風の被害にあい1987年に建て替えられたそうです。

福江島での教会巡りはこんな感じです。
主だった教会しか紹介していませんが、途中途中にも小さい教会は沢山あり、完全にこの島の人々の生活の一部になっている事が実感できました。

次の教会巡りの続きは長崎本土に戻ってから再開します。


大瀬崎灯台にやってきました。
断崖絶壁と冬の海が重々しい雰囲気を醸し出しています。これはこれでなかなか良いもんですな。
自分は見ていませんが、映画「悪人」のクライマックスシーンの舞台になった場所だそうです。

次回は教会巡り以外の福江島観光をお届けします!

まだまだつづくよ!

2014年2月25日火曜日

【2日目 福江島教会巡り1】想いと祈りの旅 その3 【長崎県 五島 福江島】

さて、今回の旅のメイン「教会巡り」をスタートさせましょう。

最初に断って置きますが自分はキリシタンでも何でも無いです。
なので、巡る教会も風景や景色として綺麗な場所、建物として見応えがある場所を選んでいます。

でも、小学生の頃は親の付き合いの一環で月に2、3回教会のミサに通っていた事があり、今でも「天にまします我らの父よ、――」のような一部のお祈りはそらで唱える事ができます。えへん!

一つ目、「堂崎教会」です。
ゴシック様式の重厚な存在感もさることながら、歴史的にも福江島内への布教の拠点となっていた為、島の教会群の中でもシンボル的な教会です。

中に入ると外界の音は一切聞こえなくなり、ステンドグラスから差し込む様々な色の光りに照らされまさに聖域って感じになります。
こういう建物の重厚さは外界との遮断的な意味もあるのかも知れませんね。

自分も数年振りに、お祈りを唱えてしまいました。

あっ、残念な事にどんな教会も屋内は撮影禁止なので写真はありません。
興味が出た人は是非、自分でこの空気感を味わって下さい。


二つ目、「水ノ浦教会」です!
海辺の小高い丘に建てられた真っ白な教会が印象的です。
天気が良ければ絵になっていただろうな~。

三つ目、「楠原教会」です。
現存する教会の中では一つ目の「堂崎教会」に次いで古い教会だそうです。
こちらもレンガ造りの堂々とした佇まいが印象的でした。

小休止、三井楽地区にある海水浴場に立ち寄ってみました。
さすがに泳いでいる人はいませんね。
天気がイマイチでしたが、さすがの南国、海の綺麗さは抜群ですね。

そろそろ昼時。ここらで昼飯と思っていましたがこの福江島、市街地以外は本当にお店がありません。いまから市街地に戻るのも時間の無駄なので、昼飯抜きで観光続行です!

つづく!!

2014年2月23日日曜日

【2日目 鬼岳と福江市街】想いと祈りの旅 その2 【長崎県 五島 福江島】

2日目です。
今回、五島 福江島滞在はこの1日だけ、明日には長崎に戻る予定なので早朝から動き始めました。

福江港からみた朝焼けです。天気もまあまあかな。気分を盛り上げ、さあ!行きましょう!

福江島のシンボル「鬼岳」にやってきました。
この五島列島は火山列島、この鬼岳は5万年前の噴火でできた山です。
全面芝で覆われていて、その特徴的な風貌は五島列島の中でも異彩をはなっています。

山麓に到着しました。
見渡す限りの草原が広がります。春から夏は緑一色になるそうですが、この時期の一面の黄金色も良いですよね。


標高は315m、20分も歩けば山頂に着きます。
とは言っても福江島では一番高い場所なので、パノラマが楽しめます。
トレッキングコースもちょうどカルデラを一周するような感じなので、ちょっとした空中散歩が楽しめます。

カルデラです。山の真ん中がぽっかりと凹んでいます。
遊歩道はカルデラの中まで続いていて、短いながらも見応えのある風景が広がります。

教会とかの観光施設が開くにはまだ時間があったので、福江市街に戻って市街を散歩してみました。

福江城(石田城)跡の石垣と城門です。
江戸幕府後期に五島藩主によって建てられた比較的新しい城でしたが、明治維新の時に取り壊され、現存しているのはこの石垣と城門だけのようです。
今では城のあった場所には高校があり、なんとこの城門は校門になっています。
なんか、良いですね!

武家屋敷通りです。福江には城と同じように古い石垣がそのまま残されている場所が沢山さります。
今はその石垣に中には普通の一軒家があったり、アパートがあったりとちょっと不思議な感覚になります。

そんなこんなで時間も頃合い、教会巡りに出発しましょう!

--つづく。

2014年2月21日金曜日

【1日目 出発!】想いと祈りの旅 その1 【長崎県 五島 福江島】

2014年も残り後10ヶ月半となってしまいました。月日が立つのも早いものですね!

さて2014年、一発目の旅行記です。
行き先は長崎県、しかも五島列島まで足を運んでみました。

五島列島って聞いてすぐにココだ!って答えられる人は少ないと思いますが、自分にとっては馴染みが深く、一度は足を運んでみたいと思っていた場所でもあります。

今回の旅の目的は世界遺産暫定リストに加わった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」巡りと、ある人物の軌跡を追う事にあります。後者に関しては非常にプライベートなものなのでブログの中でも一切触れる事は無いと思いますのであしからず。

さて、レポート行って見ましょう。

旅立ったのは2月8日、あの関東首都圏に大雪の降った日です。
自分は朝一番の便だったのでどうにか出発できましたが、その次の便以降は全て欠航になっていたようです。
早起きは三文の徳とは当にこの事!

長崎空港からシャトルバスを乗り継いで長崎港にやってきました。

長崎港ターミナルです。
うん、風は強いですが良い天気!今頃関東は大変なんだろうな~(他人事

五島の福江島までのフェリーの「椿号」です。
この時期はオフシーズンなので、一日2便しか出ていません。しかも到着までは4時間掛るので福江島到着は夕方です。移動に丸一日掛るのは初めてかも知れません。

船室です。こういう長時間の船旅は初めてなので新鮮です。絨毯の引かれた場所に荷物を置いて自分のテリトリーを確保するようです。

前から船室の写真とか見てると、どうして椅子とかではなくて、絨毯なんだろう?って思っていましたが、この後にその理由を体感する事になるとは思いませんでした…。

出発!長崎港をバックに船は進みます。
あ~、これは夜景は絶対綺麗だわ。でも今回は夜に長崎市街に行く予定はないのでお預けです。

出発してしばらく立つと天候が荒れてきました。
船もグラングラン揺れてきました。



うっぷ、ゲロゲロ~。
と、吐く事はありませんでしたが、立ったり座ったりしているとすぐに気持ち悪くなってきます。
寝ていればなんともないのが不思議ですね。

あーー、絨毯で寝れるようになっているのはこの為だったのね~。
思ったより船酔いに弱かったのはショックでした。

福江港に到着です。既に時刻は17時少し前、天気が良ければ夕焼けでも撮りに行こうと思っていましたが、あいにくの雨空。

初日はコンビニで夕飯を買ってホテルに早めのチェックイン。

さて、明日はどんな景色に出会えるのかな?

--つづく。