2014年5月30日金曜日

【前篇】ハルヤマ!! その4【長野県 蓼科山(たてしなやま)】

一回「旅食」を挟みましたが、続けてハルヤマ!!その4です!

去年は登山の面白さに目覚めつつも足の不調のせいでほとんど登ることが出来なかったせいか、今年はその反動がすごいです。
4月末ぐらいから週末に特に予定が無く、晴れた場合はほとんど登山に行っています。

いったい今シーズンはいくつの山に登る事になるのやら。
自分の事ながら心配になります。

その3までは比較的低山に分類される難易度のやさしい山でしたが、今回の「蓼科山」は標高も高めで中級に分類されます。

さあ!久々の本格登山いってみましょう!!

標高:2531m
日付:2014/5/17
コース:蓼科山登山口(女神茶屋)→山頂 ピストン
参考:http://www.naganogakuren.net/tozanMap/saniki/05yastugatake/01tateshina/
所要時間:6時間(8:00~14:00)(昼食、休憩含み)

上の写真は麓の白樺湖から臨む蓼科山です。

この蓼科山は八ヶ岳連峰の一番北部に位置しますが、写真のように立派な独立峯で八ヶ岳とは別の位置づけになっています。
もちろん百名山であり、自分にとっては百名山9座目になります。

今回の登山は色々見所が多いので2回に分けて紹介します!

ではスタート!
って言いたい所ですが、実際はいきなりのトラブル。

当初はこの山の北側の大河原峠の登山口スタートする予定でしたが、そこに至るまでの道路が積雪の為通行止め。
急遽、登山口を変更するはめになりました。
5月の中頃と言えども高所はまだまだ雪が残っているようです。

予定より1時間遅れて南側の蓼科山登山口(女神茶屋)からスタートです。

スタートしてしばらくは白樺が立ち並ぶ笹原を歩きます。
登山口の時点で標高は1100m程度なので、少し寒いくらいの澄んだ空気に満たされています。

森の中に入るとまだまだ雪が残っています。
軽アイゼンは持ってきていましたが、傾斜もゆるく踏み固められているので安全と考え、そのまま進みます。

既に背後を振り返ると見応えのある風景が広がります。
後ろにそびえる山々は南アルプスですね。ちょっと雲が覆っているけど綺麗だな~。

岩場が増えてきて傾斜もキツくなってきました。
写真ではわかりにくいですが、この写真はほとんど真上を向いて撮っています。

両手も使ってガシガシ登っていきます。いやはや登山ってホント良い運動になります。

更に標高を上げ2000mを超えた辺りから、白樺の立ち枯れ現象が目立ち初めます。

立ち枯れ現象とはその名の通り、立ったまま枯れてしまった状態で主に酸性雨が原因とされています。

自分が直接手を下した訳ではありませんが、人間としてその一端を担っていると考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになります。


完全に木々が無くなり岩場だけになりました。

足だけで立つのが難しいレベルの傾斜で、間違い無く「コケる=死」になる場所です。
でも、そんな場所にもかかわらず笑顔がこぼれてしまうのは、もう末期なのかも知れません。

もう上を見上げると空しかありません。
山頂まではもう一踏ん張り!がんばろう!

【後篇】につづく!!

2014年5月21日水曜日

旅食シリーズその11 【群馬県 下仁田ねぎラーメン】

忘れた頃にやってくる旅食シリーズ!その11!
自分自身もこのシリーズを忘れていたのは秘密だ!

今回紹介するのは…

「下仁田ねぎラーメン」

道の駅しもにた おれんぢ: 群馬県甘楽郡下仁田町大字馬山3766番地11
http://www.town.shimonita.lg.jp/shoko-kanko/m03/m04/04.html


2012年の群馬県道の駅巡りドライブの時にお邪魔しました。

ベースは基本の醤油ラーメンですが、焼いた下仁田ねぎの甘みとこうばしさがググって凝縮された一杯に仕上がっていました。

下仁田ねぎは生のままでは強烈な辛さがありますが、熱を加えるとどんどん甘くなるのが特徴です。
日本には地名を冠したネギが沢山ありますが、個人的には最も特徴を持ったネギだと思っています。

また、色々な土地で生産を試みたがうまくできずに結局この下仁田町でしか生産できない事もブランド力の強みになっているようです。

やっぱり旅先では、その土地ならではの素材を味わいたいですよね!

最近ではこの店の近くにある藤岡製糸所が世界遺産暫定登録になったようで、もし行く事があれば是非どうぞ!


あなたの旅の手助けになればと思います。
では!

2014年5月15日木曜日

ハルヤマ!! その3【静岡県 天城山】

その3!久々の百名山、静岡県の「天城山」です!
伊豆半島の真ん中辺りにあり、茨城からはちょっと遠いですがGWに実家(神奈川)に戻るついでに足を伸ばしてみました。

標高:1406m
日付:2014/5/3
コース:天城高原ゴルフ場駐車場→万三郎岳→万二郎岳→駐車場(シャクナゲコース反時計回り)
参考:http://www.city.izu.shizuoka.jp/form1.php?pid=2794
所要時間:3時間30分


林の中をもくもくと登ります。
前回の「棒ノ嶺」に比べるとひたすら単調ですが、木々の間から見える富士山が良い感じです。

登りの後半戦はひたすた木の階段を登ります。
う~ん、やっぱり単調ですね。


山頂の万三郎岳です!基本、展望は少ないですが、かろうじて天城高原と相模灘が臨めます。
海が近い山なんで、眼下に広大な海が望めると思っていましたが、ちょっと残念でした。

でも、山頂を後にして隣のピークである万二郎岳を目指す尾根道からは、なかなか良い風景が臨めました。

南方向の下田方面と相模灘を臨む。

今まで通って来た山々を臨む。手前の山の一つ後ろのちょっと尖ったピークが山頂の万三郎岳です。

こんな感じで下山路は気持ちの良い尾根道を進む事ができ、結構楽しめました。

登山道の出口です。
入口の標識の後ろには「おつかれさまでした」って書いてありました。

入った時には全く気付かなかったので、ちょっとほっこりするサプライズでした。


今回も足の異常無く無事終了。
登山に関しては思っている以上に問題は起こらないようなので、更に制限を緩めて本格的に再開しても良さげな気がしてきました。

とりあえず、現在までに登った山は以上です。

天気が良ければあと1山くらい登ろうと思っているので、ハルヤマ!はもう少しつづくかも?

では!また次の山で!!

<オマケ>

帰りに通った伊豆スカイラインの展望台です。富士山~。

2014年5月12日月曜日

ハルヤマ!! その2【埼玉県 棒ノ嶺(棒ノ折山)】

春の山登りシーズン2山目、今回は埼玉県の「 棒ノ嶺(棒ノ折山)」を紹介します。

標高:969m
日付:2014/4/26
コース:河又名栗湖入口バス停付近駐車場→白沢谷登山口→山頂→滝ノ平尾根 経由→駐車場
参考:http://www.hikingmap.jp/hikingmap/bounomine01.html
所要時間:4時間20分

前回の茨城県 加波山から歩行時間プラス1時間程度で、良さげな場所なかな~って探した結果、見つけた山です。

駐車場から白沢谷登山口の間にある有間ダムです。
今日も良い天気!
結構人気のある山のようで登山客はかなり多かったです。

登山口からしばらくは展望の無い林の中を歩きます。木漏れ日が気持ちいいなぁ~。

さて、今回この棒ノ嶺を選んだ理由の一つとして簡単な沢登りができるといったことがあります。

と、いうわけで沢に辿りつきました。
うっしゃ!沢登り開始!


水のせせらぎの中、結構な勾配を全身を使って登ります。
とにかく、冒険心がくすぐられるというか…、面白い!!

2月の大雪の影響でしょうか?ところどころに残雪が残っていました。

林が開けて来て、空が大きくなってきました。
「山頂ではどんな風景が見れるんだろう?」そんなワクワク感も登山の醍醐味です。

山頂なり!大きな一本桜が出迎えてくれました。
秩父の方から来てる人も多く、山頂は人がいっぱいです。


絶景なり!!展望は北側だけですが、かなり広範囲見渡せます。今日は晴れてはいましたが少し白けていて展望はイマイチ。調子の良い日は尾瀬や日光連峰まで見えるそうです。

下山路は行きとは違う尾根道を進みました。
行きの最初に通った有間ダムが眼下に綺麗に見えます。

ゴールにある「さわらびの湯」です。
http://sawarabino-yu.jp/

下山先にこういう温泉施設があるとホント助かります。
汗といっしょに登山の疲れを吹き飛ばしてくれる最高の瞬間が味わえます!

この後にビールでもぐいっと行きたい所ですが、それが出来ないのはマイカー登山の残念なところ。


とりあえず今回も足の異常を感じる事無く無事終了~。
想像より回復が進んでいるようです。

よし!次はもっと距離を伸ばしてみるか!

その3へつづきます。

2014年5月10日土曜日

ハルヤマ!! その1【茨城県 加波山】

春だ!山だ!2014年登山シーズン開幕です!

一昨年(2012年)の屋久島登山をきっかけにハマった登山でしたが、2013年は足の調子が絶不調でほとんど登山は出来ずにもんもんとしていましたが、2014年からは軽い軽登山が出来るまで回復する事ができ、3月の終わりくらいからちょこちょこと登山を再開していました。

本当は登った直後にブログにアップ出来れば良いのですが、色々ドタバタしていてなかなか書く暇がありませんでしたが、少し余裕ができたので「ハルヤマ!」ってタイトルのもと、ここ最近の登山履歴をダイジェスト的にまとめて紹介して行きたいと思います。

ただ、足の調子を伺いながらなので低山中心です。

その1は茨城県の「 加波山」です!

標高:709m
日付:2014/3/22
コース:加波神社真壁拝殿前駐車場→山頂→加波山神社本殿→駐車場(加波山登山ルートの反時計周り)
参考:http://www.kabasan.or.jp/m3/index.html
所要時間:3時間30分

完全地元人用の低山ですね。
筑波山の少し北部に位置し茨城県内ではオススメ登山コースとして紹介されています。

また、自由民権運動の一つであった1884年9月の栃木県令三島通庸等の暗殺未遂事件で首謀者がこの加波山山頂に立てこもった「加波山事件」の舞台になった場所でもあります。

ぶっちゃけ、そういう歴史背景にはあまり興味は無いのでさくっと登ってみたいと思います。

また、これからの登山日記は登山者の役に立てるように、少し詳細に書いて行こうと思います。

駐車場の横にある「加波神社真壁拝殿」です。
なんか、必要以上に豪華絢爛なのが気になります。

では、出発しましょう!
駐車場からしばらく舗装道路を歩くと鳥居が見えてきて、そこから本格的な登山道に突入します。

基本、視界が大きく広がる事はありませんが木々の間から見える風景は良い感じです。

ずいぶんと存在感のある石が鎮座していました。
最初からそこにあったのか?何かの意味を持ってその場所においたのか?はてはて?


低山だけあって気付いたら山頂でした。抜けるような青空の中、パラグライダーが沢山飛んでいて気持ち良さそうでした。
後で知ったのですが、この辺りは上昇気流が発生しやすい場所で全国的にみてもパラグライダーのめっかだそうです。

下山路です。藪の間から筑波山が綺麗に見えました。


とりあえず、足も異常なく無事下山完了。
久々の登山だったので疲れましたが、足に異常が出なかったのが本当に嬉しかったです。
去年の登山では2時間の山行でダメだったので、少しづつながら回復はしているようです。

よし!次回は距離をもう少し伸ばしてみようと思います。

その2につづく!