2015年12月27日日曜日

2015年 総括 「その2 その他色々」【良いお年を!!】


2015年の総括!その2です。
今一番ハマっている登山に関しては前回その1でまとめたので、今回は特にテーマは決めず振り返ってみます。

何回かブログにも綴っている2013年の冬に発症した椎間板ヘルニアですが、おかげ様でかなり良くなってきました。
とりあえず通常の生活の範囲においては発症している事を忘れる事が出来るレベルですが、長時間「走る」という動きに対してはまだ厳しいようです。

それでも発症当時は100mも走れなかったのが、今では10キロ以上は普通に走れるようになり、現在も少しづつ距離は伸ばせています。

でも、フルマラソンを走れた頃に戻れるかは正直微妙な気がしています。

来年は既に地元茨城県のマラソン大会にエントリー(10キロと16キロ)しており、丸3年振りに大会に参戦します!
無事、完走できますように…( ̄人 ̄)


お次は経済というか投資のお話。

実は5年前程からちょくちょく投資をしています。デイトレは会社人である限り無理なんで、分野を選んでのインデックスETFが7割、個別銘柄が3割ぐらいの割り振りで中期的にやっています。

とりあえず毎年確定申告が必要なレベルは儲けさせてもらっており、今年もおかげさまでプラスで終われそうです。

ただ今年はさすがにユーロ危機、上海株の暴落、今現在進行中の原油安とマイナス面が多く、さすがに例年通りとは行きませんでした。
自分も引き際を間違えていたら、結構な損失になってた気がします。

昨年までには素人でもそこそこ勝てる相場でしたが、今年からはちょっと状況が変わってきてるのは間違いないのでアセットアロケーションを見直す予定です。
ただ、自分もそれなりに勉強してきたつもりなんで来年も世界情勢を俯瞰しながら乗り切ろうと思います。


では、最後に毎年Google先生が世界の動きをまとめた動画を公開してるので、それを紹介!

https://www.youtube.com/watch?v=q7o7R5BgWDY

毎年この動画は色々考えさせれます。

今年は「自分が生きる為にしてる事ってなんだろう?」そんな考えてしまいました。

働くこと?

…、ちょっと違う気がします。この問いに答えられる時は来るのかな?



さて、今年のブログもこれで最後にします。

みなさん今年もお世話になりました!
来年も宜しくお願い致します。

良い年越し&正月を!!

2015年12月23日水曜日

2015年 総括 「その1 登山」 【2015年登山ランキング!】

2015年も残すこと後わずかですね。
みなさん、やり残した事はありませんか?あってももうどうしようも無い気がしますが…。

自分の方はあいかわらず良くも悪くも生き方が変わるような変化も無く淡々とした一年でした。
何も無いのが一番平和なのかも知れませんが、人としてレベルアップ出来なかったと考えるとちょっと寂しい気がします。

では、毎年恒例の総括、いってみましょう!

その1は「登山」です。
今年は登山に本格的にハマって2年目でしたが、ある程度こなれてきたおかげで色々な山に登る事ができました。

ざっと、1年の山行を羅列すると…、

1/10 大菩薩嶺
1/24~25 八ヶ岳(赤岳)
2/14~15 八ヶ岳(赤岳)
2/21 開聞岳
3/15 丹沢山
3/21 安達太良山
4/12 飯能アルプス(二子山、伊豆ヶ岳、子ノ権現)
4/29 那須岳
5/16 荒島岳
6/7  磐梯山
6/19 樽前山
6/20 後方羊蹄山
7/11~12 雲取山
7/19 美ヶ原
7/29~8/1 穂高、槍ヶ岳縦走
8/23~24 立山、剱岳
9/5 富士山
9/21 栗駒山
9/22 岩手山
9/23 八幡平
10/3 日光白根山
10/25 甲武信岳
11/22 苗場山
11/28 愛鷹山

いや~、北海道から九州までよく行きました!

この他に地元の低山にも3回程行ってるので、山に籠っていた日数は34日!
一か月以上、山に行ってる事になりますね。
あと1回は登り納めに行くのでもう少し上乗せ予定です。

一般人から見れば異常かも知れませんが、ツイッターとかでフォローしているガチ山ヤの人たちを見てると、これくらい普通の気がしてきます。

最近は山それぞれの個性もわかるようになってきて、ますます楽しくなってきています。
山は無限のコンテンツとは良く言ったものですね。

せっかくなんで、今年登った山で印象に残ったベスト3を紹介!

3位 栗駒山(宮城県・岩手県)

日本一の紅葉と言われるのも納得!深紅に染まった山が絶景でした。
あと、登山口の須川温泉最高。

2位 槍ヶ岳(長野県、岐阜県)

山にハマった人なら誰でも憧れる槍ヶ岳、登れて良かった!
晴天の中歩いた北穂高から大キレットを超えの縦走路、一生忘れないと思います。

1位 剱岳(富山県)

別山から臨む剱岳の圧倒的存在感は今でも鮮明に思い出します。
初見でこれほど心揺さぶられたのは初めてでした。
登頂時も晴天に恵まれ感無量。

あと、剱沢キャンプ場から見た星空は最高でした。

以上です。

来年もガシガシ行きますよ!!

2015年12月13日日曜日

富士山天望登山 【静岡県 愛鷹山(あしたかやま)】

今回は富士山展望で有名な静岡県の「愛鷹山」に登ってきたのでレポします。
二百名山にも選定されています。

昨年のほとんど同時期に同じ富士山展望の毛無山に登っており、なんでしょうね。
この時期は富士山でも見たくなる衝動に駆られるのでしょうか?
その時の模様はコチラです。

愛鷹山 (最高峰は越前岳 1504m)
2015/11/28
コース:愛鷹山登山口駐車場→蓬菜山→越前岳→富士見台→黒岳→駐車場

太平洋側の山なので今の季節は晴天が多くベストシーズン!
そんな訳で朝8時前には愛鷹山登山口の駐車場はほぼ満車でした。

この日は駐車場より先の林道の工事がありトラックが多く入るので不作為に駐車するのを防止する為に誘導係もいました。

駐車場近くの登山口の鳥居です。だいたいの人はここから入山してるようですが、自分はそのまま林道を進み割石峠を目指します。

たびたび枯れ沢を跨ぐのと落葉のせいで意外に道がわかりにくいですね。
マーキングも少なく自分も数回道を外れました。

でも、基本は沢を進むので大きく外れる事は無さそうです。

沢を上りきった先の割石峠に到着。
大きく割れた山の隙間から駿河湾が見えました。


割石峠から越前岳に至る途中のピーク「杓子岳」からの展望です。
狭いピークですが、駿河湾、沼津市街や南アルプスの稜線を望める良い場所でした。

ここから越前岳までは、左手に沼津市街、右手に箱根の山々が望める気持ちの良いヤセ尾根です。
でも、展望のほとんどは木々の間からなので葉が茂る時期はほとんど展望は無い気がします。
これだけ気持ちよく歩けるのはこの時期だけかも知れないですね。

最高峰の越前岳に到着!

ここに来るだけなら十里木高原からのお手軽コースもあるので、人が沢山いました。
ここからの富士山は山頂付近しか見えないので、富士山目的ではイマイチですが、沼津市街と駿河湾の展望は抜群!

越前岳で昼食を取った後は、尾根道を下り富士山展望で有名な黒岳に向かいます。

途中の富士見台からの富士山!
登山道は木々の間からチラチラと富士山が見えるのですが、全体がすっきり見える場所は少ないです。
ここはその一つで、今は無き五十銭紙幣に印刷されていた富士山の撮影場所だそうです。


黒岳に到着しました。
ここからの富士山もお見事!山頂も広く富士山を展望しながらゆっくりのんびりするには今回の山行の中ではベストスポット!

ここにくるだけなら、最初の登山口からも近く初心者もオススメかと。

この後はそのまま下山して終了。

今年は夏の終りに初めて富士山を登ったという事で自信を持って言わせて頂きます。

「やっぱり富士山は登る山より見る山ですね!!」

おわり。

2015年12月7日月曜日

雲上の金色湿原 【新潟県 苗場山】

少し前になりますが、11/22に新潟県の苗場山に登ってきました。

普通ではこの時期ならば日本海に近い高山は雪に閉ざされ、自分も関東周辺の低山にシフトしているはずでしたが、今年は寒気の到来が遅く11月中旬でも冠雪するような雪は無かったのでちょっと遠出して登ってみることにしました。

冬山がまだ経験不足の自分としては、こんな遅い時期でも高山に登れるのはありがたいですが、夏の豪雨等を含めた異常気象と考える複雑な気分です。

では簡単にレポします!

苗場山 2145m
2015/11/22
コース:第二リフト町営駐車場→(祓川コース)→山頂→苗場山神社(ピストン)

コースは新潟県側からの定番、かぐらスキー場の和田小屋からの祓川コースピストンです。

起点となる和田小屋は夏営業が終了し休業中だったせいか、みつまたのペンション群を抜けて山道に入る手前にゲートが設置されてましたが、登山者はOKって事前情報があったので気にせず開けて駐車場まで行って登山開始!

まず、和田小屋手前の駐車場に止めてスキー場を登ります。
全く雪は無く、この時期としてはやっぱり異常ですね。
スキー場関係者はやきもきしてると思います。

スキー場を抜けるとしばらく樹林帯ですが、木道や石の上が凍結していて滑る滑る。

中ノ芝までくると一気に視界が広がります。

後ろ振り返ると雲海が広がっており、谷川連峰を覆い隠そうとしてました。
でも、谷川連峰が雲を堰き止めていて、新潟方面は下界が見えます。
いや~、なんか壮大ですね!

神楽ヶ峰を過ぎると、やっと今回の目的地、苗場山が姿を現します。

この苗場山の姿が見えた時には思わず声を上げてしまいました。
事前情報はほとんど入れて無かったのと、苗場山=山頂の湿原をいう印象が強過ぎた為、こんな壮大な山岳風景に出会えるとは思っていませんでした。

山頂まで短距離ですが気持ちの良い縦走路です。
雲が多く周りの山々は見えなかったのが残念ですが、今日はこの程度は想定済み。

山頂!!



地平線まで広がる金色の平原と、時折顔を出す太陽に照らされキラキラ輝く地糖群が別世界です。

おお~!情報としては知っていましたが、ここまでの規模とは!!
登る前は印象が薄い苗場山でしたが、すいません、舐めていました!

山頂に立つだけではもったい無いので湿原中央付近の苗場山神社まで散策。


青空が広がっていればもっと凄い風景なんでしょうね。ちょいと残念。
でも、群馬県側から雲がわき立っていて、これはこれで幻想的ですね。

休憩中は人も少なかったのでベンチを独占でき、横になってしばし風の音を聞きながら流れる雲を見ていました。

この自然との一体感はたまりません。


だいぶ雲も増えてきてガスも掛り始めたので下山を開始。
そのまま来た道を下山しました。

登る前の印象は薄かったですが、予想以上に楽しめました!!

また、晴れた日に登り直したいと思いましたが、ちょうど自分が登った翌週に冬将軍がやってきて今はもうすっかり雪の中のようです。

また来年!!

以上!

2015年12月1日火曜日

旅食シリーズ その19 【岩手県岩泉町 きびだんご】

登山ブログの合間の旅食シリーズ!
その19!!

今回紹介するのは…

「きびだんご」

2012年の東北復興応援ドライブの時にお邪魔しました。

きびだんごと言えば白くて甘い団子を連想する人が多いと思いますが、ここ岩手県の北上山地では「たかきび」を「きび」と呼んでいて(通常は「いなきび」)、それを団子にして食す文化があります。

「たかきび」を使った団子はほんのり紫色で香ばしく固めで甘みが少ないって事で、おしるこの中に入れて農作業の合間に食べられていたそうです。

そんな風土食を道の駅「三田貝分校」で頂きました。

見ての通り廃校になった学校を再利用して作られた道の駅です。

食堂も学校の机と椅子がそのまま使用されており、懐かしい雰囲気満載です!

では頂きます!

団子も汁も甘さ控え目で素朴な味わい。
団子は固めで食べ応えがあり、結構なボリュームです。
あと、団子には胡桃が混ぜ込んであるようで香ばしさが引き立っていました。

美味しかったです。ごちそう様でした!

旅行先ではホテルや旅館の豪華な食事も魅力ですが、その地方独特の風土食を味わうのも楽しみの一つですよね!

以上。あなたの旅の手助けになればと思います。
ではまた次回!

2015年11月14日土曜日

竹灯りの町 【広島県 竹原市「憧憬の路」】

久しぶりの登山無しの旅ネタです。

先月末(10/31)に広島県竹原市で「憧憬(しょうけい)の路」という町を竹灯りでライトアップするイベントが開催され、それを友人と一緒に見に行ってきました。

この竹原を訪れるのも3回目、初めては2011年に世界遺産である厳島神社に行った帰りに飛行機までの時間調整立ち寄ったのが最初で、その風情あふれる町並みを見学してる中で、そこを舞台にしたアニメがある事を知って帰ってからそのアニメ「たまゆら」を見たところ涙腺にぐぐっときてしまいハマってしまいました。

その劇中でも印象に残った回にこの「憧憬に路」があり、それを実際に見てみたい!って事で2013年に再訪した所、非常に幻想的で見応えのあるイベントですっかりこの町のファンになってしまいました。

そして2年が過ぎましたがその熱は冷めてなく、今年再び来訪となりました。

さて、2015年の「憧憬の路」はどんな幻想的な町並みを見せてくれたのか、さくっと紹介したいと思います!

羽田から朝の便で広島にひとっ飛びしてお昼前には竹原に到着。
とりあえず昼間の町並みを散策。



また来たよ!!いやおう無しにテンションが上がります。


さて、日が沈んできて、竹に灯りが灯り始めました。

何故かフラフラしていた所を地元のおじさんにつかまり、灯りを灯す作業を手伝いました。
なんか自分もこの世界の一員になれか気がしてちょっと嬉しかったですね。

では、憧憬の路を満喫しましょう!!









いや~、あいかわらず綺麗ですね~。

もちろん、規模や派手さは都会のイルミネーションには負けますが、電気の灯りでは表現できないロウソクの暖かい灯りが、古い町並みを照らし出す姿はすごい幻想的です。
個人的にはこっちの雰囲気の方が数倍好きですね!

ちょっと寒かったですけど空を見上げると星も沢山見え、良い日に巡り合えたようです。

満足満足!

ただ、ちょっと人が多過ぎましたね。劇中のゆるやかな雰囲気とはほど遠い感じがしたのは残念でした。
アニメの方も来年の2月に完結って事で、来年はもう少し人手が減ると思うので、その時にまた訪れたいと思ってます。

以上!

え?このカメラ?もちろん自分のです。
これでもいっぱい撮ったので現像しないとね!

2015年11月9日月曜日

晩秋の甲武信岳 【後篇】

【前篇】からのつづきです。

復路は甲武信小屋から十文字小屋をへて毛木平まで戻る縦走路にしました。

最短で下山するなら往路に使った千曲川源流コースをそのまま戻るのですが、登山は楽(らく)するより、楽(たの)しまないとね!

三宝山に到着しました。
ここからはさっき登頂してきた甲武信岳がよく見えます。
標高もちょっとだけ甲武信岳より高いですが山頂は樹林に囲まれていてちょっと寂しい感じ。
この三宝山は埼玉県に位置し、埼玉県の最高峰です。

三宝山を過ぎると、少し登山道が変化します。
いままではずっと樹林帯でしたが、武信白岩山の手前くらいから岩稜地帯になってきます。

正面にあるのが、武信白岩山です。
独標がありますが、今は崩壊の危険があり登頂禁止になっています。

なかなか迫力あって登り応えありそうですね…、ごくり。

…、我慢、我慢。

十文字小屋手前のピーク、大山にきました。
全くノーチェックでしたが、ここからの展望は良かった!

両神山方面

川上村方面の山々

いや~金色に染まった山々が本当に綺麗でした。


帰りはすっかり日も高くなり、カラマツによって黄色一色に染まった世界を堪能しながら下山。
約8時間半の山行でした。

千曲川の源流、極寒の山頂、山から見下ろす下界の紅葉と色々楽しまさせてくれた登山でした。
満足、満足!

おわり。

さて、これで無雪期の2000m以上の登山はほぼ終わりですね。
雪が締まるまでは低山トレーニングに励むとしましょう!