2017年5月25日木曜日

夏山はじめ2017 奥武蔵 【武甲山 大持山 子持山 ウノタワ 埼玉県】

個人的には冬の雪山は日も短い中しっかりと短い距離を高密度に登るのに対して、夏山は汗をかきかき長い時間しっかり登るタイプなので、夏と冬では同じ山登りでも基本的に身体の使い方が違う印象を持っています。

その為、いつも春には冬から夏へ身体のスイッチを切り替える為にしっかり汗をかきながらロングコースを歩く事にしています。
そんな訳で今年は奥武蔵の名郷起点の武甲山、子持山、大持山の周回コースを歩いてきたので紹介!

ちなみに一昨年も同時期に同じ奥武蔵の芦ヶ久保から双子山~伊豆ヶ岳~子ノ権現を歩いているので、なんか恒例になりそうな予感。
この辺りはコースが多くエスケープルートも組み易く色々なバリエーションを楽しめるのが魅力ですよね。

では行ってみましょう!

「武甲山」(1304m)
*子持山から望む武甲山
2017/4/30

コース:名郷(駐車場)→妻坂峠→武甲山→子持山→大持山→ウノタワ→鳥首峠→名郷(駐車場)
時間:6:00~14:00

名郷の駐車場に車を止め早朝6時には出発。
日曜日の晴天ですが、自分が一番乗りでした。
武甲山はもちろん武川岳や伊豆ヶ岳、蕨山への起点にできるので混んでいると思っていましたが、そうでもないのかな?
まあ、この辺りは公共交通機関も充実してるし、駐車場争奪戦はそうそう起きないのかも知れませんね。

名郷から妻坂峠までは半分くらいは舗装の林道ですが、渓流の音を聞きながらひんやりした空気に包まれ気持ち良いですね!

妻坂峠を越えて武甲山で一番賑わう登山口の一の鳥居までやってきました。

静かだった名郷に比べここは大賑わい。
7時ちょい過ぎでしたが、駐車場は満車で路駐であふれていました。
流石、秩父のシンボル武甲山、大人気ですね。

登り始めると「不動滝」があり山頂のトイレ用水の運搬ボランティアのお願いがありました。
今日は訓練目的で来た自分としては断る理由はありません!
4リットルの水を担ぎ上げる事にしました。よいっしょ!

登山道は単純なもので樹林帯の中をもくもくと登ります。
所々に「○丁目」って指標がありますが、山頂が何丁目か知らない自分にとっては目安にならないので気分的には逆に疲労を誘うような気がします。


武甲山、山頂!
ありがとう御座いました!
春もやに包まれ、あまり眺望はなかったですが、秩父の町並みは一望でき大満足!
ちっちゃいですが、羊山公園の芝桜も見えますね。
こういう空気を見ると春だな~って感じます。

ここまで約3時間、山と高原地図のCTは4時間半なので良いペースです。
今年もしっかり夏山を楽しめる体力はありそうで一安心。

しばし山頂で休憩をとった後、子持山に向かいます。
武甲山から子持山までの道は展望は少ないですが、陽の光がしっかり届く明るい尾根道で気持ちよく歩けます。

ちょっと道の横をみればたくさんのカタクリが咲いていました。
春ですな~。


子持山山頂、到着!
こちらはツツジがいっぱいあり春色に染まっていました。


続いて大持山!
こちらは広めの山頂で、休憩するには良い場所がたくさん。
大持山の少し手前には展望の広がる場所があり両神山方面の展望がお見事でした!

大持山を過ぎると再び明るく広い尾根が続きます。
傾斜もゆるやかで気持ちよく歩けますね!
トレイルランナーの人たちもいっぱいいました。

ウノタワ到着!

ここは言い伝えによると鵜の神様が住んでいる沼があったが、猟師が誤って鵜を殺してしまった為、沼も鵜と共に消滅してしまったそうです。

確かに沼の後の様にぽっかりと木々の生えて無い場所があり、そういう伝説が伝わるのもわかる神秘的な感じします。

この後は鳥首峠から名郷に戻りました。
時間はまだ余裕があったので蕨山まで行ってみるのも考えましたが、明日は平日で仕事もあるのでここまでとしました。

新緑眩しいしっかり奥武蔵の周回コース楽しませてもらいました!

先にも書いたようにこの辺りの山域は色々なコースが設定でき、遊び方は無限大って感じですよね!
時々、定期的に歩き回りたいと思います!

以上!

2017年5月13日土曜日

日本温泉巡り その34 白馬八方温泉 「みみずくの湯」【長野県白馬村】

その34!
今回紹介するのは白馬八方温泉の「みみずくの湯」さんです。
4月頭に唐松岳登山帰りにお邪魔しました。

白馬八方と言えばスキー場でメジャーな場所ですが、特に良質な温泉が出ているって情報は無かった為、とりあえず登山の汗が流せればいいや~ってくらいな気持ちで探していた所、フォロアーさんからオススメってコメントがあり訪れた次第です。

白馬といえば観光地なので、もっとSPA的な施設を想像してましたが、思ったよりこじんまりとしており、地元の為の共同浴場って感じです。

泉質は無色無臭のアルカリ性単純泉で美肌の湯とよく言われていますが、その多くは特徴無く個人的には正直あまりそそられない泉質です。

ただ、もちろんその中にも湯川内温泉「かじか荘」(鹿児島県)や、鳴子・中山平温泉「しんとろの湯」(宮城県)のように超絶名湯も存在しますが、割合的にはかなり少ない印象です。

さて、この温泉はどっちかな?
頂きます!

ぷはぁ~、登山後の温泉はやっぱり至福だね~。
泉質は上に書いたようにアルカリ性単純泉。残念ながら先に挙げた名湯たちには及ばないですが結構ヌルンヌルンで十分美肌の湯を名乗ってOKな良泉。

あと、この温泉のレベルをぐぐっと引き上げているのが、この露天から見える白馬の山々!!
温泉に肩まで浸かった状態でここまで広がった景色が見えるのは珍しいと思います。
お見事!

泉質、景色共に満足できる良泉でした!
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<個人的温泉ランキング> 2017.4月現在

― 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
― 2位 吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)
― 3位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
― 4位 わいた温泉 「豊礼の湯」(熊本県)
― 5位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)

<ランキング外 殿堂入りオススメ温泉>
喜連川温泉 「早乙女温泉」(栃木県)
白骨温泉 「泡の湯旅館」(長野県)
入之波(しおのは)温泉 「山鳩湯」(奈良県)
新湯温泉 「霧島新燃荘」(鹿児島県)
野沢温泉 「大湯 他」(長野県)
那須湯元 「鹿の湯」(栃木県)
蔵王温泉 大露天風呂(山形県)
塚原温泉 「火口乃泉」(大分県)
湯布院温泉 「庄屋の館」(大分県)
筌の口温泉「新清館」(大分県)
万座温泉「豊国館」(群馬県)
中山平温泉(鳴子)「しんとろの湯」(宮城県)


2017年5月6日土曜日

岩手県の展望台 「姫神山」【岩手県盛岡市】

GWも終盤!すっかり春というか、もう初夏の陽気に包まれて、ちょっと気を抜くと速攻でウトウトしてしまう今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?

今回は4月頭に秋田県の名湯(後生掛・乳頭)に行ったついでに岩手県の二百名山「姫神山」に登ってきたので紹介します!

山ヤとして本来は、行きたい山があって温泉はそのついで、の考え方が普通ですが、自分の場合はその逆、行きたい温泉があって山はそのついでが、がたまにあります。
今回はその代表的なパターンですね。

本当は残雪の岩手山か八幡平をがっつり登る予定でしたが、天候に恵まれたのが茨城に帰る最終日だけになってしまったので、半日程度でさくっと登れる山としてこの「姫神山」を選びました。

久々のユル登山、ゆる~っと紹介します。

「姫神山」(1123m)
*国道4号から望む

2017/4/10
コース:一本杉園地キャンプ場⇔山頂(ピストン)

消去法的に選んだとはいえ、一昨年に岩手山に登った時に「ずいぶん立派な単独峰があるな~」と気になっていた山でもありました。

コースは定番の一本杉園地キャンプ場からのピストンです。
温泉巡りで二日前から秋田・岩手に入っていましたが、気持ちよい青空は今回初めてなのでテンション上がります!

登山口からちょっと登ると、名の由来になっている一本杉がありました。
フム、なかなか立派ですね。

4月の低山とはいえ東北北部の山、ちょっと標高を上げるとまだまだ雪たっぷりです。
チェーンアイゼンを付けてガシガシ登ります。

2時間掛からず山頂到着!
ありがとう御座います!

では、岩手県の展望台の大パノラマを堪能しましょう!

岩手山(真ん中)、秋田駒ケ岳(左)、八幡平(右)の名峰たち!
いや~、岩手山立派です!!

早池峰山方面

七時雨山(ななしぐれやま)方面。
なんか綺麗な名前の山で気になっています。
そのうち登ってみたいですね。

しばし山頂を堪能した後、下山路につきました。

下山中はたくさんの人とすれ違いました。
平日って事で多くは近場の人で、地元にいかに愛されているかがよくわかります。

また、すれ違いの挨拶がてらちょっと話をする機会が多く、自分が茨城から遠征してきてる事を知ると「わざわざ、ありがとう~」ってな感じで喜んでくれたりと、東北の人たちの暖かさをこれでもかと感じる事ができました。

やっぱり東北はいいですね!
最高気分で早春の東北温泉巡り旅を締める事ができました。

以上です!

2017年5月1日月曜日

日本温泉巡り その33 鳴子・中山平温泉 「しんとろの湯」 【宮城県大崎市】

その33!
今回は前回の「高友旅館」に引き続き宮城県鳴子温泉郷の一つ、中山平温泉の日帰り温泉施設「しんとろの湯」を紹介します。

前回の「高友旅館」さんから帰る時に、あと一湯くらい行きたいな~、と考え近場を探した時に見つけて訪れました。
そこらのヌルヌル泉質を売りにしている温泉が裸足で逃げ出す程の本物のヌルンヌルンとの事なので楽しみ!

ほぼ開店と同時に行きましたが、脱衣所はいっぱい。
この温泉の人気の高さが伺えます!

では、頂きます!

引用:http://blog.livedoor.jp/fukenoyu/archives/30794502.html

熱々のヌルンヌルンだあああ!
泉質は無色無臭のアルカリ性高温泉ですが、本当にヌルンヌルン。風呂上がりも天然のローションに包まれている感じで化粧水要らず。これが本物の美肌の湯だと断言出来ますね!

露天が無いのが残念ですが、それ以上に泉質で感動できる良泉でした!

オススメ殿堂入り!!

来訪日:2017/3/20

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<個人的温泉ランキング> 2017.4月現在

― 1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
― 2位 吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)
― 3位 塩原元湯温泉 「大出館」(栃木県)
― 4位 わいた温泉 「豊礼の湯」(熊本県)
― 5位 ニセコ昆布温泉 「鯉川温泉旅館」(北海道)

<ランキング外 殿堂入りオススメ温泉>
喜連川温泉 「早乙女温泉」(栃木県)
白骨温泉 「泡の湯旅館」(長野県)
入之波(しおのは)温泉 「山鳩湯」(奈良県)
新湯温泉 「霧島新燃荘」(鹿児島県)
野沢温泉 「大湯 他」(長野県)
那須湯元 「鹿の湯」(栃木県)
蔵王温泉 大露天風呂(山形県)
塚原温泉 「火口乃泉」(大分県)
湯布院温泉 「庄屋の館」(大分県)
筌の口温泉「新清館」(大分県)
万座温泉「豊国館」(群馬県)
・中山平温泉(鳴子)「しんとろの湯」(宮城県)