2011年8月31日水曜日

【銀河鉄道の夜】岩手の夏は「夏」だった【その1】

8月も終わってしまいますね。 
みなさん今年の夏は如何でしたか? 

最近は猛暑のせいであまり出掛ける気にもならないのが残念です。 
なんか四季にプラスして猛暑の季節が加わって五季になって、日本の夏らしい夏は秋の風が交るこの時期になっている、そんな錯覚に陥ります。 

さて、毎年この時期にちょっとした連休があり、どっかに出掛けるのが恒例になっています。 
今年も例にもれず出掛けてきました。 

今回の目的地は岩手県の遠野。 

何故ここを選んだかの理由は前の日記を読んでください。 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1766557354&owner_id=6961863 

ではレポ行ってみます! 

茨城を出発したのが前日のよる19時、東北道を疾走しておよそ6時間の道のりです。 
深夜に現着して車中泊の予定です。 
目的地は遠野市より30キロばかり南にある「道の駅 種山ヶ原」。 

2時半に到着。 
ん?ちょっと早いんでは?と思った方はするどい! 
ここでは仮眠を取るのと、もう一つ目的がありました。 

それは「星詠み(星空撮影)」に挑戦すること! 
星空撮影は初めて! 

そもそもココ種山ヶ原は物見山と呼ばれ宮沢賢治がよく訪れていた場所だそうです。 
かの有名な「銀河鉄道の夜」もここから見た風景や星空がベースとなっています。 

そんな場所ならさぞかし綺麗な星空が見えるだろう、と思い今回の挑戦に至った次第です。 

道の駅には外灯があって無理なので、更に山の方に向かって車を走らせます。 
しばらく行くと灯りが全く無くなるのでナビの地図頼りでしたが、途中から地図にも表示されない所に突入。 
かなり怖くなってきたんで適当な空き地を見つけて準備開始。 

車のライトを消すと、久しぶりに本当の「闇」に包まれました。 
高度計だと標高は700m、近くに街も無いので本当に真っ暗です。 

やっとこさ目が慣れてきました。 
天気は…、ん~あいにくの曇り。星はあんまりみえません。 
でも、こんな機会めったにないんで1時間程度粘ってみました。 

すると、雲の流れたその先には… 


… 
いやはや、すごいですわ。星雲(天の川?)まで見れるとは。 

しばらく眺めていると距離感というか平衡感覚が変になってきて無重力空間にいるような感じになってきます。 


これが宮沢賢治が愛した星空なんでしょうか。 

中央下側にオリオン座があるので、その右上の明るい星は木星でしょうか。 
(日記書きながら調べたんで間違ってたらごめんなさい) 


何枚かに流星も写ってました。 
(左側、多分ペルセウス座流星) 


朝焼けと星空のコラボ、朝のマジックタイムって言ったところでしょうか。 
こんな写真が撮れるとは思っていませんでした。 

やっぱり星空撮影は場所選びが全てですね。 
あとはカメラと三脚さえあればここまで撮れるのがわかりました。 

そんなこんなで5時半くらいまで撮影に明け暮れてしまいました。 

なんか到着早々にやりきった感が出てしまいましたが、少し寝て遠野に行きまーす。 

では、おやすみなさい~ Zzzz 


つづく。


【2011/8/31作成 mixi日記より転載】

2011年8月23日火曜日

夏の終わりに





今週末、今年の夏最後のお出掛けに行ってきます。 

場所は岩手県の遠野。 

そう、「遠野物語」柳田國男 著 で有名なところですね。 
その内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる神、そして行事など多岐に渡り、もともと日本各地に伝わるそれら民話や伝承を文学として昇華させたものが「遠野物語」です。 
そのせいで遠野は妖怪やお化けといった日本のアヤカシの聖地になってしまったようです。 

そんな古き良き日本の裏と表を未だ残すこの場所に行ってみたくなりました。 


っていうのが理由半分。 

あとの半分は、大学の頃好きだった女性がコッチ方面の話が大好きで、遠野物語の事を本当に楽しそうに話していた姿をふと思い出したのがきっかけ。 

こういう話はめったにしませんが、いい感じに酔っているのでなんとなく。 

まあ、遠い(片道600キロ)ですがのんびり行ってきます。 


【2011/8/23作成 mixi日記より転載】

2011年8月21日日曜日

【伊豆編】夏色彩夏 ナツイロアヤカ【その2】

その2です。 
今回、お届する南伊豆は自分の生まれ故郷であり、小学校2年の夏まで過ごした自分の原点とも言える土地です。 
およそ十年前に最後に住んでいた祖父も亡くなり、お墓自体も現在の実家の近くに移動してしまった為、ほとんど来る機会が無くなってしまいました。 

自分は小学校が3回変わっている転勤家族だった為、地元という概念が希薄です。 
良い意味で捕えれば地元がたくさんあるって事もあって、近いうちに自分が住んでいた土地を巡りたいな~って思っていました。 

そんな時に祖父が生きていた頃に何回か遊びに来た事のある月十☆くん発案もあって、久々に足を運んでみました。 

今回も写真と一言の簡易verでお届します。 


子供の頃、よく泳ぎに行っていた田牛(とうじ)。 
まず知っている人以外は来ない(来れない)穴場。砂浜ではありませんが綺麗で良いですよ。 
昔はサザエやアワビをその場でとって網焼きにして食べてました。今は乱獲のせいかほとんど見かけなくなりました。 
(ん?俺も原因か??) 
親父に泳ぎをしこまれたものココ。 


通っていた小学校。 
正確にはこの建物が立つ前の木造校舎の頃に通っていました。 

あれ?校庭こんなに小さかったっけ?? 


下賀茂の中心を流れる川。 
よくここで遊んでいました。 
あの頃よく遊んでいた友人達はどうしているのかな。 



自分が住んでいた場所は正確には南伊豆の下賀茂。 
その下賀茂入口にひまわり畑がありました。 
夏ですね。 

本当は午前中に到着してゆっくり思い出巡りしたかったのですが、渋滞に巻き込まれ到着は午後。 
夜からの予定もあったので、かなり駆け足な原点回帰でしたが、良い感じに思い出が蘇ってきました。

ちなみに住んでいた家は現在売出し中。 
なんか複雑な気分ですね。 

さて、8月ももう終盤です。 
あと1回ぐらいどっか行こうと思っています。 

では~。


【2011/8/21作成 mixi日記より転載】

2011年8月17日水曜日

【仙台編】夏色彩夏 ナツイロアヤカ【その1】

夏の色はやっぱり夏の彩で。 
昔に比べて空の青さが弱く、白っぽくなってきているような気がする今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか? 

申し訳ない!北海道レポからずいぶん経ってしまいました!! 

今年の夏は節電スケジュールの影響で8月に入ってからは細かい連休が多く北海道旅行の直後なんてなんのその、あっちこっちに出かけていましたが、 
レポをサボっていました…。 

レポするにもなんかもう遅すぎるな~って事で写真とその写真についての一言で簡単にまとめて行きたいと思います。 

【仙台編】 

マイミクの月十☆菜芹夜くんと仙台に繰り出してきました。 
観光で被災地支援の一環です。 


仙台といえば「伊達正宗」! 
最近は歴女ブームで女子に人気のようですが、男からみても戦国武将はヒーローです! 


青葉城(仙台城)跡からみた仙台市街。 
初のパノラマ撮影。最近のコンデジは機能が豊富ですね。 
画質はアレですが、記録としては十分かと。 


仙台夜景です。 
市街は予想以上ににぎやかでびっくりしました。 
この勢いで新しい宮城県を作っていってほしいですね。 


牛たん。 
仙台は初めてだったのでこういうちゃんとした牛タン定食は初めて。 
何気に選んだ店が牛たん発祥の老舗でびっくり。 
あまりのおいしさに2度びっくり! 
これを食べに片道3時間もアリじゃね? 


2日目に訪れた松島。 
良い意味でも悪い意味でも松島は松島でした。 


海沿いということもあり、付近の建物の1階はほぼ壊滅だったようです。 
でも、この松島独特の多くの小島のおかげで、津波はかなり弱まってくれたそうです。 

観光名所に救われた観光地。 
早い完全復旧を願っています。 

今度来る時は朝焼けを狙ってみたいな。 

仙台は以上! 

次回(その2)は伊豆をお届します。


【2011/8/17作成 mixi日記より転載】

2011年8月1日月曜日

【最終回 夢から現へ】知床旅日記 その9【3日目】

3日目は雨音によって目が覚めました。 
初日に引き続き雨の知床です。 

昨日の奇跡のような天気が夢じゃなかったんじゃないかと心配になりましたが、しっかりカメラには写真が残っていたので一安心。 

今日の帰りの飛行機は14時半なので、そんなに余裕はありません。 
天気がよければ多少の無茶にはなりますが摩周湖辺りまで行ってみようと思っていましたが、それは中止して、買い物しながらのんびり戻ることにしました。 

ちょっと遅めの朝食をとったあと、近くの道の駅が開店するまで、ホテルで朝風呂入ったりして時間を潰してました。 

さあ、時間も頃合い出発しましょう。 
2日間お世話になりました!! 

近場の道の駅に開店と同時に乗り込みます。 

この道の駅には北海道各地のスポットのライブ映像が見れるコーナーがあって何気に覗いてみたところ… 

マジ?晴れてるよ! 

初日に諦めた小清水原生花園や朝日ヶ丘展望台が晴れ渡っているではありませんか! 
晴れてるといってもあくまでこれは雲の切れ目。いつまで持つかわかりません。 

買い物なんかしている場合じゃねぇ! 

大した考えもの無く商品を購入し、全力で現地に向かいます。 

まず、小清水原生花園! 
間に合った!! 



うん!やっぱり空があると栄えますな! 

この勢いで朝日ヶ丘展望台! 
うっし!間に合った。 




This is 北海道! 
そう!これが撮りたかったんだよ!!(涙 

楽しい時間は過ぎるのが早いですね。あっという間に飛行機の時間になりました。 

こんなに「あー帰りたくねぇ!」って思ったのは初めてかも知れません。 


でも、新しい夢を見る為には一回目を覚まさないといけないんだよなぁ。 
しょうがない、現に戻りましょう! 

そして、また楽しい夢をみれますように。 


おわり。 


<総評> 
いやー、北海道最高! 

この一言に尽きますが、日記としては楽しい事や良かった事をメインに書いているので、あまり感じられないかも知れませんが、天気には相当やきもきさせられました。 
特に初日の雨模様には相当イライラしてましたね。 
北海道の中でもこの知床は売りが自然だけあって、天気が悪かった時のがっかり感は半端ないような気がします。 
行く方はそれを覚悟の上計画を練っておいた方がいいかも知れないですね。 

あと、今回達成できなかったものとして、ヒグマ、夕陽、星空がありますが、そのやり残したもののおかげでまた来たいと思っているもの事実です。 

なんにせよ、不満もありましたがそれ以上に満足感が強くすごい楽しい旅になりました。 

以上! 
最後まで読んでくれたみなさんに感謝!


【2011/8/1作成 mixi日記より転載】