去年は登山の面白さに目覚めつつも足の不調のせいでほとんど登ることが出来なかったせいか、今年はその反動がすごいです。
4月末ぐらいから週末に特に予定が無く、晴れた場合はほとんど登山に行っています。
いったい今シーズンはいくつの山に登る事になるのやら。
自分の事ながら心配になります。
その3までは比較的低山に分類される難易度のやさしい山でしたが、今回の「蓼科山」は標高も高めで中級に分類されます。
さあ!久々の本格登山いってみましょう!!
標高:2531m
日付:2014/5/17
コース:蓼科山登山口(女神茶屋)→山頂 ピストン
参考:http://www.naganogakuren.net/tozanMap/saniki/05yastugatake/01tateshina/
所要時間:6時間(8:00~14:00)(昼食、休憩含み)
上の写真は麓の白樺湖から臨む蓼科山です。
この蓼科山は八ヶ岳連峰の一番北部に位置しますが、写真のように立派な独立峯で八ヶ岳とは別の位置づけになっています。
もちろん百名山であり、自分にとっては百名山9座目になります。
今回の登山は色々見所が多いので2回に分けて紹介します!
ではスタート!
って言いたい所ですが、実際はいきなりのトラブル。
当初はこの山の北側の大河原峠の登山口スタートする予定でしたが、そこに至るまでの道路が積雪の為通行止め。
急遽、登山口を変更するはめになりました。
5月の中頃と言えども高所はまだまだ雪が残っているようです。
予定より1時間遅れて南側の蓼科山登山口(女神茶屋)からスタートです。
スタートしてしばらくは白樺が立ち並ぶ笹原を歩きます。
登山口の時点で標高は1100m程度なので、少し寒いくらいの澄んだ空気に満たされています。
森の中に入るとまだまだ雪が残っています。
軽アイゼンは持ってきていましたが、傾斜もゆるく踏み固められているので安全と考え、そのまま進みます。
既に背後を振り返ると見応えのある風景が広がります。
後ろにそびえる山々は南アルプスですね。ちょっと雲が覆っているけど綺麗だな~。
岩場が増えてきて傾斜もキツくなってきました。
写真ではわかりにくいですが、この写真はほとんど真上を向いて撮っています。
両手も使ってガシガシ登っていきます。いやはや登山ってホント良い運動になります。
更に標高を上げ2000mを超えた辺りから、白樺の立ち枯れ現象が目立ち初めます。
立ち枯れ現象とはその名の通り、立ったまま枯れてしまった状態で主に酸性雨が原因とされています。
自分が直接手を下した訳ではありませんが、人間としてその一端を担っていると考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
完全に木々が無くなり岩場だけになりました。
足だけで立つのが難しいレベルの傾斜で、間違い無く「コケる=死」になる場所です。
でも、そんな場所にもかかわらず笑顔がこぼれてしまうのは、もう末期なのかも知れません。
もう上を見上げると空しかありません。
山頂まではもう一踏ん張り!がんばろう!
【後篇】につづく!!
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