2019年4月18日木曜日

長崎の夜を照らす燈篭たち 【長崎ランタンフェスティバル2019】

今回のブログは久々に山や温泉から離れて2019年2月に長崎県で開催された「長崎ランタンフェスティバル」を紹介します。

もともと写真で見て興味のあったイベントでしたが、この時期は晴れれば雪山、そうじゃなくても雪国温泉巡りを優先していたこともあり、なかなか訪れる機会が無いままでした。
しかし、今年は車の事故のせいで雪道走れる車が無く雪国行けなくなってた事や、飛行機のマイルの有効期限が近づいていた事、更にフェスティバル会場に近い安いホテルが確保できた事が重なり、ちょうど良い機会が重なったので行ってきました。

長崎県は旅行好きな自分の中でも比較的好きな県で、過去は五島列島・雲仙普賢岳・定番観光巡りもしており、訪れるのは4回目。
なので長崎市内の観光は以前一通り見てしまっているので、今回はランタンフェスティバルをメインになります。

昼前の羽田発の飛行機で長崎空港へ、そこからシャトルバスでホテルのある長崎駅前に。
空港から駅前までのバスは長崎新地中華街を経由する時計周りのバスと、長崎大学近くを経由する半時計周りの2系統あります。平常時は前者の方が早く駅や市街地に到着しますが、このフェス期間はメイン会場のある中華街が混雑し、時間帯によっては2時間以上かかる場合もあるという事なので、後者の系統で行くのが確実です。

事前情報通り後者の系統のバスに乗ったおかげでだいたい時間通りに駅前のホテル到着しチェックイン。
今回お世話になったのは「ウィングポート長崎」さん。お祭り期間中でもほぼ平常時の値段(¥8,000ほど)で泊まらせてくれる貴重なホテル。
ざっとみた感じ他のホテルはお祭り期間中の金土日だと平気で1泊2~3万越えだったので、このホテルがどれだけ貴重か分かると思います。
ややメイン会場からは離れてますが、路面電車で3駅程度だし、自分にとっては十分徒歩圏内だったので大助かりでした。

長崎ランタンフェスティバルのメイン会場はめがね橋近くの「中央公園」と、中華街の「湊公園」に2箇所あり、そこには出店や特設ステージで色々な催しが開催されています。
そして、それ以外にも長崎市内街中が様々なランタンで彩られ、街中の至るところで催し物もあり、更にランタンという特性上メインは夜に偏るので満喫したいなら2日間は必要だと思いますね。

ホテルに荷物を置いてまだ明るいですが視察も兼ねてメイン会場の一つ中央公園にやってきました。
そこには巨大なランタンオブジェと、まだ明るいにも係わらず沢山の人が。
これが夜になるとどうなるか本当に楽しみ!

特設ステージからノリノリの音楽が聞こえてきたので行ってみると、変面ショーが始まっていました。
音楽に合わせて目にも止まらぬ速さで仮面が変わっていくショーは最高にクールで自分もすっかり見入ってしまいました。
後で知ったのですが、この変面ショーはフェスティバル中の催し物の中でも人気があるそうです。
最初から良いもの見れました!

その後は中華街方面に向かいながら、ざっくりとお祭りの全体像を把握し、今日(1日目)は中央公園とめがね橋付近を中心に見て回る事にしました。

そして、いよいよ陽が暮れ、お祭り本番!
文章は少なめに写真中心で紹介していきます!


まずは中央公園。
メイン会場の一つだけあって出店も多く凄い賑やかでした。
昼間に見た巨大ランタンオブジェも灯りが灯り迫力マシマシ!

観光名所のめがね橋もランタンで彩られています。
川にもランタンが浮かべられ、その灯りが水面で輝き幻想的な世界を演出しています。
これはため息ものでした…。


川沿いもオブジェがたくさんあり、中でも干支をモチーフにしたオブジェがクオリティも高く印象的でした!

そして、浜町アーケードを散策中にイベントの一つ龍踊りに遭遇!

激しいドラと爆竹に合わせ唸り踊り狂う龍の姿は大迫力。
言葉も無く魅入ってしまいました。

まあ、そんなこんなで1日目終了。
初日から圧倒されっぱなしで大満足!

------------------------------------
(2日目)

さて、2日目。
ランタンフェスティバルメインに来ているとは言っても、正直明るいうちは物足りないので、昼間はプチ観光する事に。
とは言っても先に言ったように主な観光スポットは既に巡ってしまっているので、今回は大浦天主堂付近の町散歩をしてみました。

グラバースカイロード付近の街並み。
坂のある街ってなんか良いですよね。

グラバースカイロードから長崎港方面の眺め。
夜景が最高な気配が漂っているので、ランタンフェスティバルをぶっちして夜に来ようと思いましたが、今回は我慢我慢。

祈念坂。
ちょうど大浦天主堂の裏にあり、石畳の坂道が良い雰囲気です。
最近はアニメ「色づく世界の明日から」で有名になりましたね。
自分も見ていて、ちょっと興味があったので訪れてみました。

大浦展望公園。
夜景が最高に綺麗そう!おそらくかなりのデートスポットかと(笑)

オマケ猫。
大浦展望公園にはたくさん猫がいました。
尾道と言い、どうして坂の街には猫が似合うのでしょう?

そんな感じで、長崎をブラリ街散歩。
起伏が多く色々な視点で街を見れるのと、異国と日本の雰囲気が混じりあって造られる独特の街並みは、歩いているだけでも楽しいですね。



では、夜になったのでランタンフェスティバルに繰り出しましょう!
2日目はもう一つのメイン会場の新地中華街を中心に回ってみました。




新地中華街の湊公園。
ここには数多くのオブジェが飾られ見応え抜群。インスタ映えする場所ばっかりで凄い人だかりでピーク時は歩くのもままなりませんでした…。


同じく湊公園にはイベント会場もあり、常に何かしら催しものをやっていました。
自分も遠目で見ていましたが、日本のとは異なる愛くるしい仕草が特徴的の中国獅子舞と、今時のノリノリの民族音楽に合わせて奏でられる琉球太鼓エイサーは最高に盛り上りました。

まあ、こんな感じに2日間とも天気にも恵まれ長崎ランタンフェスティバルを堪能できました。

いや~、さすが長崎が誇る一大イベントだけあって、街を上げての盛り上がりようは圧倒されっぱなしでした。
街を彩るランタンやランタンオブジェのクオリティー、各イベント会場での催し物、出店の食べ物の美味しさ、全てに本気を感じる事ができる良いイベントです。
これは一見の価値があります!
みなさんも是非如何でしょうか?

ちなみに2020年は1月25日~2月8日の開催が決まっています。
もし計画してみようと思った方は早めの計画を!

ちょっと写真多めの長文になりましたが、最後まで読んでくれてありがとう御座います!
以上です。

0 件のコメント:

コメントを投稿