2015年11月7日土曜日

晩秋の甲武信岳 【前篇】

先日といっても2週間程前ですが、奥秩父主脈の重鎮「甲武信岳」に登ってきたので簡単にレポします!

甲武信岳
標高:2475m
2015/10/25
*三宝山からみた甲武信岳(バックは富士山)

コース:毛木平駐車場→(千曲川源流コース)→山頂→甲武信小屋→三宝山→武信白岩山→十文字小屋→毛木平駐車場
時間:6:00~14:30

この甲武信岳は山梨県(甲州)、埼玉県(武州)、長野県(信州)の境にありこういう名称になったと言われています。
また、千曲川(信濃川)、笛吹川(富士川)、荒川の源流域であり、個人的な感覚では日本の中心!って感じがして標高や知名度以上に魅力を感じています。

毛木平駐車場を出発してしばらくは千曲川の源流を横目に遊歩道を歩きます。
歩道はすっかり落葉の絨毯。
まだ紅葉は残ってると思っていましたが、山の上はもう終わりのようですね。

沢に朝日が当り始め川がキラキラと輝いています。

ちなみにこの日は今シーズン一番の寒気&西高東低の冬型の気圧配置。天気は良くても稜線は極寒の強風という事で自分も今シーズン初冬装備で臨みました。

この時点でまだ樹林帯の中ですがそれなりに風が強く寒いです。
稜線はどうなってるのかちょっと心配。


千曲川の水源に到着しました。
穴の奥から澄んだ水が湧いています。

このわずかな水源から長野や新潟を貫く大河になると思うと感慨深いですね。

…、ちょっとイケない液体を流したくなった衝動に駆られたのは秘密だ!

稜線に近づくと、頭の上からパラパラと雪のようなものが降ってきました。
強風で飛ばされた霧氷ですね。山の上はすっかり冬の入口です。

稜線に出ると視界が広がります。
あの地平線に浮かぶ圧倒的存在感は富士山!遠くから見るとやっぱり大きいな~。

山頂踏破!

…、寒ーい!!!!手元の温度計は3℃、風速は体感で15m/s以上はありますね。
さすがにここに長時間居れる程のガチ冬山装備では無いんでさくっと展望を楽しみましょう!

八ヶ岳方面

金峰、瑞牆、南アルプス方面

寒いおかげで空気も澄んでおり、南、北アルプスの稜線も臨めました!

展望を堪能した後は山頂直下の甲武信小屋で昼食兼、休憩。
ちょうど前日の宿泊客が掃けた時間帯でまったりしてる感じでした。
小屋閉めは11月下旬ということで、今シーズンもお疲れ様でした!

いざ書き始めると長くなってきたので【後篇】につづきます!

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