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2017年4月15日土曜日

雪山の核心風景「唐松岳」【長野県 富山県】

首都圏の桜も散り始め、2017年もいよいよ春真っ盛り。
同時に雪山シーズンは終わりを向かえ始め、あの白銀の峰々は来シーズンまでお預けだと思うと寂しい限りです。
でも、日本という世界的に見ても特異な環境により1年という短いサイクルで、緑溢れる山、雪に覆われた山と、同じ山でこれだけ違った姿を楽しめるのは本当に貴重なことだと思うので、これからもこの変化を楽しんでいきたいですね。

そんな中、自分も今シーズンの本格雪山ラストって事で厳冬期北アルプスの人気の山「唐松岳」に登って来たので紹介します!

「唐松岳」(2695m)
*丸山付近より望む

コース:
4/1 八方尾根スキー場駐車場→(リフト)→八方池山荘⇔八方ケルン
4/2 八方池山荘⇔唐松岳→(リフト)→八方尾根スキー場駐車場

唐松岳と言えば冬季北アルプスの人気スポットとして西穂高岳(独漂)と双璧をなす山です。
いずれもロープウェイやリフトを使って一気に標高を上げることができ、手軽に絶景を拝めるのが人気の理由でしょうね。

西穂高岳は先月(3月)に3年越しの登頂を果し、ますます冬山の魅力に気付いた事もあり、そのノリと勢いで唐松岳も行ってしまおう!と思ったのが事の次第です。

初日は午前11時には八方尾根駐車場に到着して、順調にリフトを乗り継ぎ12時過ぎには八方池山荘にチェックイン。
天気予報では午後から晴れると言ってましたが、壮絶な真っ白っぷり。

うーむ、天気の移り変わりや、夕焼けを写真にと思っていましたが厳しそうですね。

しばし山荘で一杯やりながら山ヤの皆さんと話をしたりと時間を潰していたところ、山頂は晴れていて大雲海との情報を入手し、とりあえず行ける場所まで登ってみることにしました。

とりあえず八方ケルンまでやってきましたが、雲を抜ける気配はありません。
時間も夕刻前で、この半ホワイトアウト状態で日が沈んだらヤバそうなので急ぎ退散。

明日は安定の晴れ予報だったので期待して就寝。
おやすみなさい~。



<2日目>

日の出前におはよう御座います!
山荘からちょっと外へ出てみると満天の星に白馬の街の灯りが見え、風も弱く絶好のコンディション!
急ぎ身支度を整えて出発!


朝焼けに染まる地平線と街の灯りを眼下に歩みを進めます。
昨日は全く周りの風景が見えなかった事もあり、徐々に姿を表す山々に大興奮!

 第二ケルン辺りでご来光!
っていうか、鹿島槍と五竜岳のモルゲンを拝むべくこの場所でご来光を待ちました。


登る太陽によって深青からピンク、そしてオレンジへ移り変わる光景は言葉を失わせるには十分過ぎるものでした。

この後も絶景に囲まれながら進みます。
本当に最初から最後までクライマックスとはこの事ですね!

五竜岳と後ろに鹿島槍ヶ岳。

不帰嶮(かえらずのけん)。
冬に通る人いるのかな…?

そして、いよいよ唐松岳頂上山荘のある稜線に到達します。

剱岳、見えたぁーーーー!
うっは~!堪らん!

ちょっとおおげさですが、こんな絶景を自分の目で見られる日が来るとは数年前には想像すらしませんでした。
特に難易度の高い山ではありませんが、雪山の核心風景、ここにあり!って思ってしまう程の迫力があります。

来て良かった!

ほどなくして唐松岳山頂に到着!
ありがとう御座います!

早朝出てきたおかげで、しばし山頂を独占。
360度の大パノラマを満喫できました。

白馬岳方面。

妙高、高妻、戸隠方面

五竜岳方面

剱岳のアップ!
ごちそう様でした!

この後は唐松岳頂上山荘脇で休憩を取って、来た道を下山。

下山路の半ばを過ぎた頃、リフト組みの第一陣が登ってきました。
…って、すごい人数です。
八方池山荘まで人の列が途切れる事がありませんでした。

これにはちょっと引きますね。
体力的には日帰りは十分可能ですが、この人混みに中歩くのはちょっと勘弁してほしいと思いました。
やっぱり自分は山荘泊まりがいいですね。

山荘で一服した後、昼前には帰路に着きました。

この山行以降はしばらくがっつり登れる時間が無さそうだったので、本格雪山はこれが実質最後。
今シーズン雪山ラストは大満足で締めくくることができました!
天気の神様に感謝!


では、簡単に総括。
この唐松岳、天候に恵まれた事もあるでしょうが、基本広い尾根歩きなので比較的難易度が低く、更に最初から最後まで絶景に囲まれているので、本格雪山の出発点にはちょうど良いですね。
ただ、往復時間もそれなりに長く、体力も必要なので自信の無い方は山荘泊まりでのチャレンジをオススメします。
また、滑落の危険は少ないと言っても天候悪化によるホワイトアウトの危険性は結構あると思うので天候判断と、危ないと思ったらすぐに引き返す割り切りは必要です。

みなさんも興味があれば是非チャレンジしてみて下さい。
価値観を変えてしまうような絶景が、そこには広がっていますよ!

以上です!

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