1年の中でも最も色彩鮮やかになるこの季節、みんさんも色々計画していると思います。
自分もアルプス方面と東北の紅葉を満喫するべく計画中です。
と、次の楽しみにワクワクするのは良いですが、8,9月と多くの山に登れたおかげで写真の整理やブログ(日記)の作成が全然進んでません!
まあ、ほとんど自己満足でやってる事なので無理に書く必要も無いのですが、後から読み直してみると当時の感覚を思い出し面白いものなので頑張って書いて行きたいと思います。
では、今回のお山は~、
「燧ケ岳」(2356m)
*三平下から望む
2017/8/27コース:御池(駐車場)→熊沢田代→山頂(柴安グラ)→(ナデッ窪)→沼尻→長蔵小屋⇔三平下→沼山峠→(バス)→御池
実は尾瀬は初めて。
と、言うとみなさん結構意外な感じを持たれたようで、確かに茨城からは比較的近いし、有名だし、山を始めたなら真っ先に行っていてもおかしくない場所ですよね。
自分も数年前から水芭蕉の季節にテント泊で燧ケ岳と至仏山を一緒に!と心に決めて休みと天気のタイミングが合うのを待っていましたが、不思議なほどその機会に恵まれずに数年が過ぎてしまいました。
まあ、このまま意地で待っていても良かったのですが、先日、尾瀬方面が久々にカラっとした晴天に恵まれるって事で燧ケ岳でも登っちゃおうって事で行ってきました。
茨城からだと高速使うと遠回りになるので全て下道で。それでも3時間半で到着するので近いもんですね。
到着したのは前日の23時頃。かなり広い駐車場ですが半分くらいは埋まっており、さすがは人気の尾瀬。
では、登山開始!
樹林帯の中もくもくと標高を稼ぎます。
盛夏であれば汗だくの状態ですが、この日は予報の通り秋のカラっとした冷たい空気に包まれ良いペースで登れました。
最初の登りを終え、湿原の「広沢田代」に出ました。
おお~、気持ちよい!!
涼しい風と広がる湿原に思わず深呼吸!
朝の空が映りこんだ池塘も綺麗!
そして、再び樹林帯に入り急登を越えると今度は「熊沢田代」という湿原に出ます。
こちらも正面に燧ケ岳を望む素晴らしいロケーション!
尾瀬と言えば尾瀬ヶ原という大きな湿原が有名なので、自分もそれ以外の湿原はあまり着目していませんでしたが、こんなに気持ちよい場所がたくさんあるとは!
尾瀬を見くびっていました。
また、後を振り返ると会津駒ケ岳の大らかな山容が望めます。
またいつかTシャツを買いにまた登りたいですね。
山頂直前の急登ガレ場です。
もう一息!
燧ケ岳、双耳峰の一角「俎嵓」に到着!
山麓は晴天でしたが、山頂付近は至仏山、尾瀬ヶ原方面から雲が掛かり薄いガスの中。
う~む、残念!
そして、山頂の「柴安嵓」へ。
こちらも俎嵓同様、至仏山・尾瀬ヶ原方面の展望はゼロ。
楽しみにしていたので残念無念。
しばらく待ってみましたが抜ける気配は無いので下山開始。
下山は尾瀬沼を望みながらナデッ窪を下ります。
地図ではナデッ窪は難路で登りに使いましょう、って事が書かれていたのでちょっと心配でしたが、大きな岩が多く段差は高いものの、それ程難路って感じはしませんでした。
でも、足を滑らすと大きな怪我に繋がるので注意するべき路なのは間違い無いです。
その後、沼尻平まで降り昼食を取って、尾瀬沼を周遊。
尾瀬沼山荘から望む尾瀬沼と燧ケ岳です。
すっかり雲も取れ、今山頂にいればきっと大展望だったでしょうね。
まあ、山をやってれば良くある事なので、また次に期待しましょう!
最後は大江湿原を通り沼山峠へ。
この真っ直ぐに木道が伸びる大江湿原も気持ち良いですね~。
どこまでも手を広げて歩きたくなる爽快さです!
そして、沼山峠からバスで御池に戻り13時頃には終了。
先にも書きましたが尾瀬は尾瀬ヶ原がメインだと思っていましたが、それ以外にもこんなに気持ち良く歩ける湿原が沢山あるのには驚きました。
また、短い時間でもこれだけ変化に富んだ景色を見せてくれるとは、今まで訪れていなかった事を軽く後悔。
今までスルーしててすみませんでした!
茨城からは比較的近いので、これからは気軽に訪れてみたいと思いました。
以上です!
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