まあそもそも東北や北海道にかまけていた自分のせいなんですけどね。
あと、やっぱり人混みが苦手な事もあり、ハイスーズンの人気の山は意図的に避けてしまう傾向にあります。
でも、人手のピークも一段落つく9月、週末に久々の晴天に恵まれるという事で北アルプスでも人気の白馬岳に行ってきました!
今回は山小屋泊で白馬三山と温泉好きとしては以前から注目していた白馬鑓温泉に行ってきたので、その模様を2回に分けてお届けします!
「白馬岳」(2932m)
*杓子岳手前から望む朝日に照らされる白馬岳
9/9:白馬八方(駐車場)→(バス)→栂池高原→(ゴンドラ他)→自然園駅→白馬大池→山頂→白馬頂上宿舎(泊)
9/10:→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉→猿倉→(タクシー乗り合い)→白馬八方
白馬と言えば猿倉からの大雪渓登りが有名ですが、冬山もやる自分にとっては雪渓よりは白馬大池やそこから白馬岳に延びる稜線を歩きたかったので栂池高原スタートに。
そして、やっぱり白馬鑓温泉は外せないとなると、ゴールは猿倉にする必要があったので、白馬八方に車を止めバスで栂池高原まで行き、帰りもバスで猿倉まで戻ってくる計画を組みました。
白馬八方のバスターミナルです。
当日、白馬の街はガスの中。上を見ると青空がうっすら見えるので山の上は心配無さそうで一安心。
始発バス待ちで結構人が並んでましたが、9割の人は猿倉行きのバスでした。
ここから栂池高原に行く人は少なそうですね。
栂池高原からロープウェイ・ゴンドラを乗り継いで栂池山荘・ヒュッテに到着。
もっと、山小屋している場所かと思っていましたが、立派ですね!
ちょっとした高原ホテルにも見えます。
では登山開始!
天気も最高、行ってきます!
スタートの標高が高いおかげで早々に高い木々は無くなり目指す白馬岳が見えました。
いや~、あの白い岩稜の山々、まさしく北アルプスって感じでテンションあがります!
しかし、やっぱり人気の山。
人が多くてなかなか自分のペースで歩けません。
まあ、でもこんな良い天気に慌てて行くのも野暮なので、のんびり行きましょう。
最初の登りを越えると天狗原という湿原に出ます。
草々が小金色になっており、秋の始まりを感じますね。
また、ちょうど木道の整備をしているようで、たくさんの補修用資材が置かれていました。
自分たちが安全な山旅が出来るものこういう人たちの仕事あっての事なんでしょうね。
お疲れ様です!頑張って下さい!!
この後は登り再開。
雪渓を越えてどんどん進みます。
そして、登りきると白馬乗鞍岳。
広々としておりこの開放感が堪りませんね!
そして、白馬大池に到着。
大池に映りこむ白馬岳へ続く山々と青空が美し過ぎます。
このコースを選んで良かったと思える瞬間でした。
白馬大池にてちょっと早めの昼食。
池に面したテント場は快適そう。ここを目的として一泊するだけでも十分満足できそうですね。
白馬大池を過ぎて小蓮華山へ続く稜線を歩きます。
自分が進む道がどこまでも望める、北アルプスらしい絶景ですね。
小蓮華山に到着しましたが、ちょうど東側から雲が沸いてしまい、楽しみにしていた小蓮華山からの白馬岳は望めず。
でも、西側は雪倉岳とそれに至る稜線の大展望。
いつか雪倉岳や朝日岳も蓮華温泉起点の周回で歩いてみたいと思っています。
小蓮華山を後にして白馬岳に向かいます。
白馬岳への稜線も雲多めでしたが、これも夏のアルプスらしい風景なんでしょうね。
白馬岳山頂到着!!
ありがとう御座います!
しかし、上には空が広がっているものの、周辺には雲がモクモク。
山頂からの大展望は見られず残念無念。
プチ傷心の気分で今日の宿泊先「村営白馬頂上宿舎」にチェックイン。
白馬山荘とどっちに泊まるか悩みましたが、白馬山荘は大規模で快適そうですが、なんか山小屋らしく無いというか、贅沢過ぎる感じがしたのでこちらを選びました。
あと、2014年の白馬村を襲った地震の事もあり村営に泊まる事で地元を応援したいという気持ちもありました。
宿舎に荷物を置き早速一杯やろうとビールを買って外に出たところ、雲が抜けてきているではないですか!!
急ぎビールを空にしてほろ酔い気分で再び山頂へ。
そこには流れる雲の中に鎮座する杓子岳、白馬鑓ヶ岳の姿と、白馬の街並みが広がっていました。
凄い迫力!うむ、満足!
この後は宿舎にて前回の妙高山の時に出合ったフォロワーのしゅーたんさんと偶然にも再開し、再び楽しい山談義。
楽しい夜を過ごせました。
さて、明日は白馬鑓温泉を経由して猿倉に下山します。
その模様は次回!
…つづく。
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