宣言してしまった手前半分、あのお花畑を青空の下見てみたい気持ち半分で、まさかの2週連続早池峰山となりました。
往復900キロの岩手遠征を2週連続決行するとは我ながらトチ狂ってると思いますが、2回連続で山容さえ見せてくれないのは流石に悔しいので頑張ってみました!
ある意味前回の続きなので余計な前置き置かずに早速レポいってみましょう!
「早池峰山」(1917m)
*鶏頭山から望む早池峰山(左奥)と薬師岳(右)
2017/7/8
コース:岳駐車場→(シャトルバス)→小田越→山頂→中岳→鶏頭山→岳駐車場
この日も前回と同じフォロワーさんに山頂手前までお付き合い頂きました!
お忙しい中、いつもありがとう御座います!
小田越登山口に到着!
おおおお…、早池峰山が見えてるよ…(泣
もう既にここで感無量。
3回目にして、やっと山容を拝む事ができました。
では、最高の気分で出発!
一合目を過ぎると早池峰の荒々しい山容が目前に。
思ってたより迫力のある山だったんですね!
そして、小田越コースの五合目を過ぎると、そこは花の楽園。
斜面が様々に色に染め上げられていました!
2週連続遠征の疲れなんて一瞬にして吹き飛びました!
来てよかった!
そして、ほどなく山頂へ。
やっと青空の山頂に立つことができました!
空気が澄んでいれば鳥海山や太平洋までの大展望らしいですが、この日下界は35度近い猛暑で空気が霞んでおり、そこまでの展望はお預けでした。
そして、これから進む鶏頭山までの縦走路。
今日はここからが本番!
さあ、行きましょう!
青空のもと、東北らしい伸びやかで大らかな縦走路を進みます。
もう~、堪りませんね!最高です!
しかも、小田越コースに負けないくらいのお花畑が広がっています。
人の入りが少ないのか、登山道にもたくさん咲いており、踏まない様に歩くのが大変でした。
で、ここで200mくらい先にもぞもぞと動く黒い物体を発見。
クマだ!!!!
先行者がいましたが気付いてない様だったので、「クマですよ!!」と呼びかけると一緒に笛を鳴らしました。
クマさんもこちらに気付き、一目散に北側の斜面に走っていきました。
自分たちが進む方向とは逆の方向だったので、しばし様子を見て山行を再開。
フォロワーさんから多いとは聞いてましたが、やっぱり居るもんですね。
これ以降は視界が無くなる場所に入る時は笛を鳴らすようにしました。
そして、中岳の少し手間から樹林帯に入るとともに状況は一変、ハードモードへ突入。
樹林帯の中は倒木とぬかるみの歩きにくい道。
時々、展望は開けるものの、綱渡り的な岩場の連続。
小さな無数のアップダウンと暑さで想像以上に体力をもっていかれました。
最後のピークの鶏頭山へ到着!
後ろを振り返ると早池峰山頂は遥か遠くに。ふひぃぃぃ~(疲労困憊)
これから先は下山のみですが、ここまでで持ってきた水2リットルはほぼ無くなってしまったので、あまり余裕は無さそうです。
休憩もそこそこに下山開始!
眼下の岳駐車場に向かって一気に下ります。
…
…
お疲れ様でしたぁぁ!
どうにか無事下山完了。
いや~、暑かった!!
ゴール直前の水場が天国のように感じました!
結局持ってきた水合わせて5リットルくらいは飲み干しました。
水に関しては去年の飯豊連峰で痛い目みてたはずでしたが、やっぱり猛暑日の2000m以下は想定の倍は必要ですね…、反省反省。
では、総括。
2週連続で遠征してきた早池峰ですが、その甲斐あって早池峰の多くを満喫できた気がします。メジャールートのお花畑はもちろん、あまり人の入りが少ない縦走路の花々も、自然としての美しさと力強さを十二分に見られたのは本当に良かったです。
また、3回目にして初めてその姿を見せてくれた早池峰の山容は感動ものでした!
ただ、縦走路は地図上ではなだらかに下って行くように見えますが、歩き難い樹林帯、無数のアップダウンの岩場と歩いてみないとわからない事が多く、その厳しさは想像以上でした。
涼しい時期ならともかく、この暑さの中では一般登山者の方にはあまりオススメしません。
…クマさんもいたしね!
以上です!
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