とは言っても、早池峰山に2回登っているので実質3山ですが、花のピークも過ぎこのシリーズもラストにします。
もう少し巡ってみたかったのですが、やっぱりこの時期は休みと天気のタイミングが難しいですね。
さて、今回の秋田駒ケ岳は以前フォロワーさんが上げてくれたムーミン谷の写真を切っ掛けに俄然興味が出ており、今シーズン行きたい山の優先候補に上げていました。
ただ、茨城から片道500キロと遠いだけになかなか踏ん切りがつきませんでしたが、前回の「早池峰山リベンジ」の次の日がそのまま好天に恵まれたので、このチャンスを逃すまいと次の日仕事だという事を忘れて、気合一発!登ってきました!
では紹介!
「秋田駒ケ岳」(1637m)
*アルパこまくさ駐車場から望む
アルパこまくさ駐車場→(バス)→八合目→男岳→ムーミン谷→横岳→男女岳→八合目→(バス)→アルパこまくさ駐車場
前日は旅館泊まりだったので、八合目駐車場をのんびり10時頃スタート。
本当はこの山行は計画していなかったので旅館泊まりにしてたのをちょっと後悔。
早朝スタートできれば乳頭山までの縦走を考えていましたが、今回は八合目ピストンとしました。
八合目でもう既に森林限界は超えており、いきなり田沢湖を望みながらのパノラマ路!
暑いことは暑いですが、日本海に近いせいか、昨日の早池峰に比べ涼しい風が吹き抜けていきます。
いや~、最高に気持ち良い!!!
ミヤマキンバイ(?)が斜面を彩り風に揺れる姿は天国ですね!
もう、最初からテンション上がりまくりです。
阿弥陀池までやってきました。
この池周辺もチングルマが凄い聞いていましたが、この周辺のチングルマはもう花弁を落とし綿毛になっていました。
個人的にはこの綿毛の状態も結構好きです。
最初のピーク男岳への稜線へ出ました。
どの登山道でも花に囲まれ本当に綺麗な山ですね。
そして、この稜線から見下ろすと、秋田駒ケ岳を代表する景観、通称ムーミン谷が広がっています。
特徴的な形の小岳を有するカルデラ地形で、この谷にはチングルマのお花畑が広がっているとの事。
谷が目的地になる山も珍しいですよね。楽しみ!
ムーミン谷は後のお楽しみという事で、最初のピーク男岳に到着!
秋田駒ケ岳の最高点ではないですが、展望はここが一番ですね!
眼下に広がる田沢湖ブルーが眩しかったです。
では、男岳をあとにしてムーミン谷へ!
ムーミン谷へは結構標高を下げるので体力無い人は気合で頑張りましょう!
そして、そこには想像以上のチングルマのお花畑が広がっていました。
凄い!凄い!年甲斐も無く大興奮。
自然にこれだけの群落があるなんて奇跡に近いのではないでしょうか?
本当に来て良かった!
ムーミン谷を満喫した後は、砂礫を登り返し阿弥陀池に戻ります。
大きくない山塊ですが、様々な姿を楽しめますね!
砂礫にはコマクサの絨毯が広がっており、これも素晴らしかったです!
そして、秋田駒ケ岳の最高峰男女岳に行ってピークハント完了!
ありがとう御座いました!
この後は来た道を戻り八合目駐車場からバスにて下山。
およそ4時間のお手軽登山となりました。
いや~~、花の百名山筆頭にも挙げられる秋田駒ケ岳、その理由が十分過ぎる程理解できました。固有種は少ないものの、これだけ高密度に高山植物が咲き乱れる山は、ここだけではないでしょうか。
短時間ではありましたが、この満足度はそうそうありません。
この山には、この自然をいつまでも残したいと本気で思わせてしまう力を感じました。
…
…
先にも書きましたが、今シーズンの東北花巡りはこれにて終了~。
これからはアルプス方面にシフトしていきたいと思います。
不忘山、早池峰山、秋田駒ケ岳といずれも素晴らしい山に出会えて幸せでした。
とはいっても、東北には森吉山、神室山、栗駒山、などなど…。
まだまだ花の名山がたくさんあるので、来シーズンもどんどん行きたいと思います!
以上!
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